美濃戸口から阿弥陀岳を周回
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- GPS
- 11:49
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,080m
- 下り
- 2,141m
コースタイム
- 山行
- 10:55
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 13:05
天候 | 高曇り→時々ガス→14:40から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場代を払ってもトイレ代\100を要求されます。 でも駐車券で\500のコーヒーを飲めるので、お得かも。 コーヒーマシンにお代わり自由と書かれてました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・御小屋尾根は立ち止まるとアブなどの羽虫がまとわりつく。 15℃でこれだったので、晴れると大量に来るかも。 自分はハッカ油と防虫ネットで防御しました。 ・阿弥陀岳の御小屋尾根側、中岳側とも落石が発生しやすいので注意。 ヘルメットがあるといいと思います。 自分は中岳側に降りるとき、後続者から軽く当てられました。 |
その他周辺情報 | 最寄コンビニ:セブンイレブン 信州原村店、美濃戸口から10km |
写真
曇り空と寝不足でテンション上がらず。
1.5か月振りの山行だからか、体がキツさを忘れかけている。
雨が降り出したら撤収しよう、とか考える
「(山頂で)待ってます」と言われたが、イヤイヤ遅いですからと返事。
この岩場を通らず左側に巻くこともできるが、そちらはそちらでガレ気味。
途中から天気予報を教えてくれた単独女性(軽井沢在住とのことで仮に軽井沢さん)と一緒に下る。
お互い下山が苦手、同じ場所(黒百合ヒュッテの先の苔岩)で転んだ話などで盛り上がる。
装備
個人装備 |
■登山道具: 25Lザック(モンベル)
ザックカバー
トレッキングシューズ(モントレイル)
ヘッデン
熊避け鈴
コンパス
山行計画の地図
ストック
ヘルメット
■衣類:帽子(ワークマン)
半袖シャツ(ワークマン)
アームスリーブ(ワークマン)
ハーフパンツ(モンベル)
SKINS
セミフィンガーレスグローブ(ワークマン)
レインウェア(ワークマン)
■食料:アミノバイタル
カロリーメイト
噛むブレスケア
■飲料系:水500ml(ペットボトル)×2
水300ml(サーモス)
コーラ(200ml)
ポーションコーヒー×2
クリープ
■衛生関係:目薬
鎮痛剤
ビオフェルミン止瀉薬
ポケットティッシュ
滅菌ガーゼ
ハッカ油
■その他:スマートフォン
スマートフォンの予備バッテリー
サングラス
サングラスのポーチ
デジタルカメラ
デジカメの予備バッテリー
デジカメのポーチ
財布
老眼鏡
ミニカッター
爪切り
鍵
保温マグカップ
プラスプーン
ヤマレコバッチ
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感想
入梅後、ほとんどの土日は曇りか雨で身内のイベントが続いたこともあり、山に行かなくなってしまった。
お陰で(?)お腹には脂肪という子供がすくすくと宿ってしまい…。
・3連休で雨が無い予報はこの日だけ
・ヤマテンの予報は弱い高気圧あり、高曇りで夜までは天気が持ちそう
・奥秩父はにわか雨の予報有なのでやめた
・車を使える。帰宅は遅くていい。
・八ヶ岳で阿弥陀岳は登ったことない
・早朝に自宅を出発して美濃戸から周回だと下山完了が夜になる。できるだけ早く登山を開始しないと。
という訳で、車で美濃戸に前泊して阿弥陀岳→赤岳を周回することにしました。
八ヶ岳や南北アルプスでは大抵CTをオーバーするので、CT×1.1倍の時間で山行を計画。
当日、深夜に美濃戸に到着したら、窓を目張りして布団を敷いて飲酒して就寝。
うん、完璧だ!
しかし、駐車場に入ってくる車のエンジン音やドアの開閉音であまり眠れず…。
寝不足でスタートすることになりました。
■美濃戸口↑阿弥陀岳登山口
別荘地を通る舗装路。曲がり角には道標あり。
登山口は下記に「数台の駐車スペースがありますから、ここから出発するのもOKです。」とありますが、禁止されていました。
http://www.japanesealps.net/yatsugatake/amidadake/okoyaone.html
■阿弥陀岳登山口↑御小屋山↑不動清水分岐
緩い登り。
並行する南沢とは植生が異なり、苔はゼロ。
シャクナゲが多い普通の登山道。
寝不足と曇り空でテンションが上がらず、雨が降り出したら帰ろうなどと考えがながら登った。
■不動清水分岐↑岩場手前
ずーーーっと直登。
ギャップが大きく手を使って登る場所もあり。
甲武信ヶ岳の近丸新道のような感じ。
■岩場↑岩場を登り切った場所
本日の核心部。森林限界を超え、やっとテンションが上がって来た
ヘルメットを被った。
引き続き、ずーーーっと直登。
平坦な場所は覚えている限り一か所だけ。
ロープは5、6か所。
結び目は無いが、無くても不便は感じなかった。
岩場は手足を掛ける場所は豊富にあり、角度が緩やかなので恐怖は感じなかった。
■阿弥陀岳頂上
岩場で「待ってます」と言ってくれた方が食事していたので、声を掛けて横に座りアミノバイタルとコーラで食事しつつ会話。
諏訪在住の気さくな方で、会話が弾んだ。
長野住みなので、北アルプスなども気軽に行けるとのことで、羨ましい。
穂高岳のナントカ岩にアタックする前のトレーニングの為に来たとか。
眼下に見えるVRの南陵を使って阿弥陀岳を登ったこともあるそうで。
前泊であまり眠れなかったこと、富士山のギュウギュウ山小屋でも眠れなかったことなどを話したら
「神経質なんじゃない?(笑)」
ハイその通りw、子供の頃から親に言われてました。
細かいことが気になる人はアウトドア、あまり向かないですね…。
自分の性分と折り合い付く範囲で楽しむしかないと、最近思ってます。
ピストンで美濃戸まで帰るとのことで心を動かされたが、岩場の下りは難儀しそうなこと、周回が好きなのでお別れ。
とても楽しかったです、ありがとうございました。
当初は中岳→赤岳と登って地蔵尾根で行者小屋に下る予定だったが、赤岳がガスに巻かれ登っても面白くないのでやめ、中岳のコルから行者小屋に下ることにした。
■阿弥陀岳↓中岳のコル↑中岳
中岳のコルへ下る途中、後続者から「ラク!」の声。
振り返って確認しようとしたが間に合わず、左肘に石が軽く当たった。
軽く傷んだ程度で怪我無し。
やっぱここは、ヘルメットを被るべき場所ですね。
当初は中岳のコルから行者小屋に下るつもりでしたが、中岳は簡単に登れそうで、今はガスに巻かれていない。
赤岳は登ったことがあるが中岳は無いので、ピストンで登ることにした。
中岳で出会った(コルでもお見かけした)単独女性から「雨の降り始めが夕方から15時に変わった」と聞き、あわよくば赤岳も…と考えていたがスッパリやめ、文三郎尾根で行者小屋に下ることにした。
■中岳↓↑文三郎尾根↓↓行者小屋
中岳を降りてから、文三郎尾根までかなりの登り返し。
文三郎尾根を下っている途中で先ほどの単独女性(仮に軽井沢さん)と合流。
下山が苦手な話、黒百合ヒュッテ近くの苔岩でお互いコケた話、荒船山の話、浅間山の話(裏コースをご存じだったのには驚き)、地元は神奈川県ということで丹沢の階段の話などしながら下ったら行者小屋まであっという間に着いた。
■行者小屋
赤岳鉱泉へ行くという軽井沢さん。
何でも泊まる予定だったがキャンセル、しかし申し訳ないので食事と買い物をしていくとか。律儀な方だ。
軽井沢さんと別れ、行者小屋でトイレ。
そのまま出発しようとしたが、他の方が食べていた丼物を目にして匂いを嗅いだら食欲が湧いてしまい、カモシー丼を注文。
アミノバイタルだけでは足りなかったようだ。
食べ終わったら雨が降り出した。
湧き水をペットボトルに詰め、美濃戸へ向け再出発。
■行者小屋↓南沢↓美濃戸
マーカーやロープで以前より迷いにくくなっていた。
途中で一回休憩して長袖シャツを脱ぎ、給水。
苔が美しいが、相変わらず2hの歩きは長い。後半は飽きた。
美濃戸で給水。
ここからは頭上をカバーする木が無いのでレインジャケットを着てザックカバーを装着。
■美濃戸↓美濃戸口
林道。
道は舗装化が進み未舗装の場所でもギャップが少なくなっていた。
駐車場に着いたら車で寝るつもりなので、急がずダラダラ歩き。
南沢でも抜かされた、5本指靴を履いたトレランナー達に抜かされた。元気だな~。
所々にピンクマーカーから始まる登山道(?)があったが、はっきりショートカットと分かる道だけ使った。
美濃戸口に到着したら駐車券を使ってサービスのコーヒーをもらった。
■下山後
・疲れたし眠いのでこのまま運転は危険
・駐車料金は支払い済みなので駐車していてもOK
・帰宅はいつでもいい
・中央道に乗り0時を過ぎて自宅近くのICを出れば、深夜料金になり30%オフ
なので車内で仮眠。
目的を果たした安心感と落ち着く雨音で今度はすぐに眠れて、夜に帰宅しました。
体調と天気はイマイチでしたが未踏だった阿弥陀岳を無事登頂でき、楽しい会話もでき、久々にリフレッシュできました。
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