奥穂高岳、涸沢岳、上高地BTより涸沢経由
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 1,940m
- 下り
- 1,930m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:23
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:15
天候 | 小雨⇨晴れ⇨曇り⇨雨⇨曇り時々小雨と晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢の下の雪が例年より少し多いようです。 |
写真
感想
憧れの穂高、そして昨年蝶ヶ岳から眺めて感動した槍穂高連峰に、初めて行って来ました。連休絡みでバス、山小屋等が混み合うのを避けるため、1日前倒しで都合を付けて木曜日の深夜バスで上高地に入りました。
天気予報はあまり良くなかったですが、本州南岸に比べて北アルプスは、大きな崩れもなく、梅雨明け前なので快晴というわけにはいかないが、まずまずの天気だったと思います。
横尾から先は未知の領域でしたが、特に涸沢の手前の雪渓には予想外で難儀しました。アイゼンまでは必要ないと思いますが、ストックはダブルで使用した方がいいと思います。
涸沢ヒュッテは、予想通り(予定通り)空いていて、部屋でもテラスでもゆっくりのんびりできました。ただ、朝焼け前に起きれなかった事が残念でした。
涸沢ヒュッテに連泊して、身軽に奥穂高岳までピストンして来るか、重いザックを背負って登り穂高岳山荘に宿泊するか、天候や小屋の混み具合いを考え悩み、結論が出ないまま、どちらにも宿泊可能なように、重いザックを訓練と思うようにして、全て背負ってヘルメットを被り、二日目の出発をした。
ザイテン取付までのルートは、パノラマコースを選択したが残雪が多く、涸沢小屋脇を周るコースの方がわかりやすく、他の人達の多くがそちらを選択していた。
穂高岳山荘に着くと、途中、青空も見え隠れしたが、天気も心配されるので、休憩もそこそこにサブザックに必要なものだけ詰め、ザックをデポさせてもらい山頂を目指すことにした。
登頂した時、山頂は運よく空いていて、写真を撮って貰ったご夫婦と3人で360度の展望を満喫できました。薄曇りながら、近くは吊尾根から前穂高岳に続く稜線、ジャンダルムから西穂高岳に続く稜線、涸沢岳、北穂高岳から槍ヶ岳に続く稜線、見下ろす上高地、河童橋に大正池、遠くは、雲の上に浮かぶ富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山に乗鞍岳。最高、大満足でした。
穂高岳山荘まで戻り、昼食にラーメンを食べた後、まだ、天候が崩れていなかったので涸沢岳へ登りました。片道30分弱だったので油断したわけではないが、疲れが溜まっていたようで、結構ききました。そのため、明日の朝の天気が気になりますが、これから涸沢まで下りず、初めの予定通り穂高岳山荘に宿泊する事に決めました。
自分の感覚だと穂高岳山荘まで登って来るには2日はかかり、連休初日でもそんなに混雑しないと思っていたが、3時近くになると、色々な方面から一気に登って来る健脚者達でいっぱいになり、食事も2回制でした。(布団は1人1枚使えました。)
でも、涸沢ヒュッテや涸沢小屋は、もっと混雑していたようです。
夜間、雨が屋根を打つ音が激しい時があり、翌朝の出発時刻、服装、下る時間のペース配分、予約してあるバスの時間など考えてしまいあまりよく眠れませんでした。あと、両方の小屋ともに夜中も寒く感じませんでした。
朝5時からの並んだ順の朝食を早めに並び済ませ、5時半前に出発、小雨でも吹き付ける中、引っかかると危ないのでゲーターは巻きませんでしたが、オーバーパンツは履きました。
ザイテンまでは順調に下りましたが、その下のガレている所から脚にきました、バランスを崩しかけストックを岩に強く当てたら、1本先が折れてしまいました。(軽いカーボンのトレラン用のストックで、購入する時に石井スポーツのおじさんに「トレッキングで岩などに強く当てるとすぐに折れますよ。」と言われたが本当に一回目で折ってしまった、がっかり。)
涸沢ヒュッテの下の雪渓に苦労している人が多かったが、自分もしんどかった、軽アイゼンを持っているのだから装着すればよかったと後から思う。ストック1本もつらかった。
その後は順調に上高地BTまでたどり着き、無事、初めての2泊3日の山行が終わりました、本当にお疲れ様でした。(今までで一番疲れた。)
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