東天井岳と横通岳【日本百高山】中房温泉から一の沢登山口へ。 コマクサをはじめ多くの高山植物を楽しみながら歩くことができました。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,882m
- 下り
- 2,082m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:26
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:09
写真データを基に山行記録を作成しました。
天候 | くもり時々霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
5:03 6:20 ■一ノ沢登山口−南安タクシー4800円(渋滞なし)ー穂高駐車場 常念乗越で南安タクシーへau携帯予約(0263)72-2855 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道・河原などで岩場の浮石がありました。 ■砂地には、コマクサが咲いていました。標高2700mあたりの砂礫地の登山道が続くおかげか、数多くのコマクサを楽しめました。満開でした。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
笛
GPS
保険証
携帯
時計
タオル
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感想
穂高駐車場に到着したら、車からスマホ充電ケーブルを抜いて・・・と思いながらも、気がついたのは、5:03のバスに乗車し、次の停留所「穂高駅」についてからでした。スマホを見ると残量76%との表示。GPSでの軌跡を残しながらのフル活用をするには、グローバルモードでも容量不足の恐れがあるため、現在位置確認や下山時の連絡用にしか使えないだろうという判断から、グローバルモードをオンにしたうえでシャットダウンしました。大天荘で充電ケーブルを借りて、スマホの充電ができるかなと思い、尋ねたところライトニングケーブルは、置いていないという話でした。というわけで・・・ 天候以上に寂しい山行のスタートととなりました。
常念・大天井といった山域登山は、
2012.9.16常念岳 一の沢登山口 常念岳往復 10時間山行
2017.9.10−9.11 燕岳・大天井岳 中房温泉登山口 1泊2日山行
以来です。
その時に、「機会があれば横通岳と東天井岳に登ってみたい。」という思いが生まれました。また、日本百高山ハンターとしても貴重な一日2座登頂が可能な山域です。
当初は、7/27〜28で地元鳳凰山縦走(夜叉神峠から赤抜け沢の頭経由広河原へ)を予定していましたが、台風の接近で団体行動として歩くには、危険なことから行動日程を別の機会として、7/28〜29で北アルプスに入山することにしました。sanon先輩に未踏の2座の話をしたところ「中房温泉⇒燕山荘⇒大天井⇒東天井⇒横通⇒常念⇒一の沢」ルートで話しがまとまり、二人して初ルートを南下することにしました。sanon先輩は、大天井岳にも登られ、そのうえ、常念岳も登頂意欲満々でしたが、合戦尾根・大天荘への登りで大きく離されるなど、力不足を痛感していました。
大天荘から常念乗越間ですが想像以上に素晴らしく、山の険しさは、それほどでもなく、チングルマの花時となる雪解け時期の気候が残っているせいか、さわやかな山行を楽しむことができました。真っ青な青空の下ならさらに素晴らしかったことでしょう・・・。[悔しい] 砂地の登山道には、いたるところでコマクサを眺めることができました。白い花では、ハハコ、アオノツガザクラ、キバナシャクナゲ、ゴゼンタチバナ、ハクサンイチゲ、イワツメクサ、コバイケイソウ・・・。黄色い花では、キンポウゲ、シナノキンバイ、ニッコウキスゲ、タカネスミレ・・・。赤紫色では、チシマギキョウ、ヨツバシオガマ、コケモモ、イワカガミ、ハクサンチドリ、クルマユリ。青紫色では、マツムシソウ。気づいただけでも20種ほどの花を見ることができました。また、大天荘南側の岩場では、霧の中でしたが雷鳥の親子の戯れを見ることも出来ました。この山域へは、常念から燕岳へ歩かれる方とのすれ違いもありました。次は、秋晴れを期待して紅葉シーズンに歩いてみたいと思います。
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