劔・立山 1泊2日

2019年07月30日(火) ~ 2019年07月31日(水)

• GPS: 28:26
• 距離: 17.5km
• 登り: 2,074m
• 下り: 2,069m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:46

距離 4.3km 登り 513m 下り 412m

10:40 立山室堂バスターミナル
10:48 みくりが池
11:04 11:05 雷鳥荘
11:19 11:20 浄土橋
12:49 12:50 剱御前小舎
13:26 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 11:19
• 休憩: 0:54
• 合計: 12:13

距離 13.1km 登り 1,560m 下り 1,659m

2:53 剱沢キャンプ場
2:58 剱澤小屋
3:25 3:26 剣山荘
3:49 3:51 一服剱
4:39 4:40 前剱
4:53 4:54 前劔の門
5:16 5:18 平蔵の頭
5:29 5:31 カニの横バイ
5:46 5:48 カニのハサミ
5:56 6:07 剱岳
6:15 6:16 カニのハサミ
6:24 6:26 カニの横バイ
6:39 6:41 平蔵の頭
6:57 前劔の門
7:06 7:07 前剱
7:41 7:43 一服剱
7:58 8:00 剣山荘
8:17 8:19 剱澤小屋
9:11 剱沢キャンプ場
10:36 10:38 剱御前小舎
11:07 11:10 別山南峰
11:53 真砂岳
12:55 12:57 富士ノ折立
13:09 13:11 大汝休憩所
13:24 13:25 立山
13:36 13:45 雄山
14:23 14:24 一の越山荘
15:06 ゴール地点立山室堂バスターミナル

天候

1日目：曇り　ときどき　小雨　2日目：曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

富山駅から室堂まで、アルペン　ルートを往復。
大人（片道）：3,630円　（往復）：6,710円
富山地方鉄道で特急利用の場合は+230円

コース状況／危険箇所等

剱岳はコースを示すペンキがわかりにくい。コースは山頂近くでは登りと下りに分かれているのだが、これもわかりにくい。もっとも渋滞している場合は、わかりやすかったのかもしれません。

その他周辺情報

下山時、立山駅の乗り継ぎはの電車の本数が限られていて、あまりよくありません。
室堂で手に入るルートガイドには、電車の時刻まで記されているので、これを参考にして、高原バスの便を選んだほうが良い。１時間ほど、暑い立山駅で待たされてしまった。

写真

7/30 7:06

夜行バスで富山駅に到着。
この時、帽子をバスに置き忘れるという痛恨のミス。
到着は地方鉄道とは反対側の北口でした。

7/30 7:35

朝食は立山そば。最後に食べたのが学生時代なので、約40年ぶりでした。

7/30 7:35

蒲鉾に「立山」とありました。

7/30 7:45

富山地方鉄道にて、まずは立山駅へ。

7/30 9:08

立山駅からは、美女平までケーブルカーで上がります。
美女平は海抜977m。

7/30 10:01

高原バスからの車窓。餓鬼のたんぼと呼ばれる池塘が点在する「弥陀ヶ原高原」。晴れていると、富山湾まで見えるのですが。

7/30 10:31

立山「室堂」バスターミナルに到着。
室堂はまだ先です。

7/30 10:38

ここで、これから歩くための水をゲット。今日は2時間30分くらいなので、1Lだけ汲みました。

7/30 10:43

みくりが池。
近くのみくりが池温泉では入浴も可能です。

7/30 10:53

まずは雷鳥沢まで下っていきます。

7/30 11:07

地獄谷は現在硫化水素濃度が高いため、立ち入り禁止に泣ています。7-8年前に来たときは、見学できました。見ておいて良かった！

7/30 11:20

雷鳥沢のテン場からは上りになります。

7/30 12:45

ひたすら上ること1時間30分。ようやく剣御前小屋が見えてきました。

7/30 12:57

剣御前小屋からは下りで、剣沢小屋まで40分。

7/30 13:12

雪渓を渡り、テン場まであと少し。

7/30 14:54

広いテン場で、設営場所は選び放題。お目当ての剱岳にはガスがかかっています。

7/31 3:36

2日目は朝3時前に出発。
渋滞が嫌だしね。
剱山荘のちょっと上からクサリ場が始まります。

7/31 4:23

一服劔を越えてしばらくすると、ようやく日の出を迎えます。

7/31 4:43

けっこうコースに幅があり、暗い状態でルートを見出すのに難儀しました。

7/31 4:46

平蔵の頭のクサリ場。
ガスがあるせいか、高度感も感じず、難なく通過。

7/31 5:20

相変わらずのガス。

7/31 5:21

カニのたてばいに到着。
息を整えてから、チャレンジ。
一番乗りなので、渋滞はありませんしね。

7/31 5:26

立ち上がりは岩に打ち込まれたボルトから。
ステップがないところにはボルトが打ち込まれていて、途中は特に難しくありません。

7/31 5:49

たてばいのあとさらに30分。
ようやく山頂の祠が見えてきました。

7/31 5:53

剱岳山頂。ここまで約3時間。
20分ほど待ちましたが、展望に恵まれず下山開始。

7/31 7:29

1時間ちょっとで一服劔まで戻ってきました。
ただし下山路も難路で、時間がかかりました。ちなみに「カニのよこばい」を通った記憶がありません。

7/31 7:37

剱岳を振り返ると、少しガスが薄れてきました。

7/31 7:52

剱山荘と、その奥には剣沢小屋。バックは別山です。

7/31 8:20

剣沢小屋から剱岳を振り返ると...なんと、晴れているではありませんか。

7/31 8:39

テン場に戻ると、剱岳にはまたガスがかかり始めていました。

7/31 9:30

テントを撤収して、今度は立山を目指します。

7/31 10:23

剣御前小屋手前から振り返ると、剱岳はすでにガスの中。

7/31 10:42

剣御前小屋で小休憩ののち、別山を目指します。

7/31 10:54

別山山頂のケルン。
ガイドツアーの方と遭遇して、真砂岳への道を教えていただきました。

7/31 11:35

真砂岳へのコルから、別山を振り返ります。

7/31 11:56

真砂岳を過ぎた稜線から、目指す立山三山。稜線に取り付いて以来、立山山頂部にはずっとガスがかかていましたが、少し晴れてきたようです。

7/31 12:58

疲労困憊ののち、ようやくたどり着いた富士の折立。

7/31 13:19

最高峰大汝山から、雄山神社が見えました。

7/31 13:25

雄山神社まであとわずか。

7/31 13:37

神社の裏から、回り込んで。

7/31 13:38

雄山山頂に到着。

7/31 13:40

7/31 14:16

下山路から室堂を眺めます。

7/31 15:17

3泊4日の日程を短縮して、室堂に下山。
体力低下を痛感しました。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

孤独のハイカー

計画は
1日目：室堂BT→剣沢キャンプ場
2日目：剣沢キャンプ場→剱岳→剣沢キャンプ場→雄山→五色が原キャンプ場
3日目：五色が原キャンプ場→薬師岳→薬師峠キャンプ場
4日目：薬師峠キャンプ場→折立登山口

2日目と3日目の日程がきついなあと考えていましたが、案の定2日目でリタイア。5日目には後輩の披露宴があり、どうしても帰郷しなければならず、立山・剱岳のみで、縦走を中止することになってしまいました。

今シーズン初のテン泊で、荷物を背負いきれなかったことが、もっとも大きな要因だと考えていますが、天候不順で2か月ほど山から遠ざかっていたこと、荷物を絞り込まなかったことも、原因と思われます。

携帯を3台持って、バッテリパックを3個、ガス切れも困るのでガスをカートリッジにフル充填。水も3L持ち、劔のためにヘルメットも...。初日の登りで早くもバテバテ。剱岳の往復はアタックザックで重量は大したことなかったのですが、何せコースが険しくて......。
テン場に戻った時点で、テント撤収＝荷重が5倍。早々に縦走はあきらめ、立山周回に変更。でも、落ちた体力は覆せずに、真砂手前で亀の歩みに。何とか周回はこなしましたが、2日目の行動時間が12時間オーバー。

薬師への道を雄山から眺めましたが、聞いていたのよりも遥かに厳しそうでした。もっとも薬師岳には2回ほど登っているので、立山からのルートを歩き、コースをつなぐことにこだわらなければ、再度挑戦する気もあまり感じません。

まあ、体力低下にもかかわらず、2日で立山・劔を歩き切ったことを褒めることにしましょう。