笠ヶ岳 笠新道〜クリヤ谷 中尾高原口から

2019年08月06日(火) [日帰り]

• GPS: 16:20
• 距離: 22.4km
• 登り: 2,384m
• 下り: 2,377m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:37
• 休憩: 0:05
• 合計: 0:42

距離 3.3km 登り 175m 下り 22m

23:17 中尾高原口バス停
23:22 宝山荘別館
23:41 新穂高温泉無料駐車場
23:46 23:51 新穂高温泉バス停
23:52 新穂高登山指導センター
23:59 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)

日帰り

• 山行: 14:02
• 休憩: 1:31
• 合計: 15:33

距離 19.1km 登り 2,199m 下り 2,365m

0:03 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
0:17 お助け風穴
0:30 中崎橋
0:39 0:43 笠新道登山口
4:14 4:26 杓子平
6:09 笠新道分岐
6:18 6:19 抜戸岳
6:34 分岐指導標（仮称）
6:37 笠新道分岐
7:31 7:32 抜戸岩
8:18 8:21 笠ヶ岳山荘
8:40 9:39 笠ヶ岳
11:19 雷鳥岩
11:35 11:43 クリヤの頭
12:25 12:27 最終水場
14:48 クリヤ谷渡渉地点
15:34 15:35 中尾高原口バス停
15:36 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中尾高原口駐車場　
※奥飛騨さぼう塾のトイレは夜間使用できません。

コース状況／危険箇所等

◼️笠新道　
・急登ですが特に危険と感じる箇所はありません。
・序盤に倒木で崩れた道もありますが、整備されているので慎重に進めば問題無し。
・杓子平上部はガレ場ザレ場が多く落石、スリップに注意。
◼️抜戸岳〜笠ヶ岳　
・アップダウンはありますが、痩せ尾根も無く、眺望の良い稜線。
◼️クリヤ谷
・山頂からしばらくは尾根伝いのガレ場ザレ場。落石、スリップに注意。
・その後はクリヤノ頭まで尾根西側のトラバース道。
　道迷いの心配はありませんがヤブが濃く足元が見にくいので要注意。
　濡れた岩や木の根が多くスリップしやすい。
・クリヤノ頭からの下りは最初は急。徐々に傾斜は緩やかになるがヤブも濃くなる。
　また倒木で塞がれた登山道の迂回路が2ヶ所あり。下部の方はかなり歩き辛い。
・沢沿いの道はアップダウンが多く湿った場所も多くスリップしやすい。
・渡渉地点は4ヶ所。増水時は要注意。
　特に一番下、穴滝上部の渡渉地点は命に関わるので降雨後は状況を見極め慎重に。

※クリヤ谷は天候状況を確認した上で、上りで利用するのが無難。

写真

8/5 23:17

中尾高原口駐車場に車を置いて新穂高へ

8/5 23:37

深山荘前の駐車場には満車看板が出ていましたが、まだ何台かは停められそうな雰囲気。

8/5 23:47

登山指導センター　
日付が変わる直前で誰もいません。

8/6 0:39

笠新道入口
急登のはじまりo(゜▽＾)ノ

8/6 2:06

オオバギボウシとクガイソウの競演

8/6 2:07

シモツケソウ

8/6 2:09

アザミ

8/6 2:18

杓子平中間地点　
初めて登った時には絶望的な気分に。日帰りでは山頂に辿り着けないかもと(笑)

8/6 2:55

クルマユリ　
コオニユリに似ていますが葉は輪生

8/6 3:05

ゴゼンタチバナ

8/6 3:33

ミヤマアキノキリンソウ

8/6 3:42

漆黒の背景に夜の花が美しい。
最近ご無沙汰ですが（都会の）夜の蝶も見たいです(笑)

8/6 3:53

ハクサンフウロ

8/6 4:04

槍ヶ岳〜北穂高岳　
北穂の上にオリオン座が！
翌年の星空ダイジェストを編集するまで気が付きませんでした。

8/6 4:11

ニッコウキスゲ　
これだけは青空の下で見たい！

8/6 4:18

槍ヶ岳　
山荘の明かりが見えます。

8/6 4:19

槍穂高のシルエット

8/6 4:22

エゾシオガマ　

8/6 4:26

杓子平、標柱が新しく！
足元を確認しながらで5時頃着を想定。景色や花など立ち止まる要素が少なく早めに到着。　

8/6 4:28

笠ヶ岳　
山肌がハッキリ見えますが、実際はもっと暗いです。

8/6 4:29

山頂付近にライトの光が見えます。

8/6 4:34

チングルマの果穂　
お花は終わりですか〜(-_-;)

8/6 4:36

槍穂高のシルエット
杓子平標柱付近からは見えないので少し移動しました。

8/6 4:37

太陽は槍ヶ岳付近から昇りそうですが、日の出を待たずに先へ進みます。

8/6 4:37

西鎌尾根

8/6 4:37

笠ヶ岳のモルゲンロート

8/6 4:46

乗鞍岳と御嶽山

8/6 4:48

ミヤマゼンコ？
ハクサンボウフウかな？

8/6 4:48

モミジカラマツ

8/6 4:54

左は笠ヶ岳

8/6 4:55

8/6 4:57

西穂独標〜御嶽山

8/6 4:58

ミヤマダイコンソウ

8/6 5:04

コバイケイソウの撮影場所は至る所に。

8/6 5:06

チングルマ　
まだ花が残っていました(^_^)

8/6 5:07

山頂に日が射しました。

8/6 5:13

杓子平はコバイケイソウ祭り

8/6 5:16

ミヤマダイモンジソウ

8/6 5:27

オオヒョウタンボク

8/6 5:39

杓子平にも少しずつ日が射してきました。奥にはクリヤノ頭や錫杖岳が見えます。

8/6 5:44

ハクサンイチゲ

8/6 5:45

タカネヤハズハハコ

8/6 5:46

ヨツバシオガマ

8/6 5:47

青空に映える白！

8/6 5:47

コバイケイソウの周りにはミヤマダイコンソウ

8/6 5:50

ベニバナイチゴ

8/6 5:59

チングルマの果穂

8/6 6:10

笠ヶ岳の前に抜戸岳へ。
杓子平では今年初めてオコジョを見かけました。ただ撮影はできませんでした(T_T)

8/6 6:13

ハクサンシャクナゲ

8/6 6:14

オンタデ

8/6 6:19

ここが山頂

8/6 6:21

ここから見る笠ヶ岳も好きです。

8/6 6:21

なぜなら右側に名コンビ白山＆別山も見えるから(^_^)

8/6 6:36

笠新道分岐から双六方面　
ここの標柱も新しい。

8/6 6:47

杓子平と穂高連峰

8/6 6:48

ミヤマリンドウ　
内側に黒い斑点があればタテヤマリンドウ

8/6 6:49

チシマギキョウ　
イワギキョウとの違いは花冠の毛

8/6 7:04

この稜線上から見る笠ヶ岳はとてもカッコいい！

8/6 7:20

南アルプス

8/6 7:21

富士山も

8/6 7:24

抜戸岩の手前から

8/6 7:24

個人的にはここから見る笠ヶ岳が一番！

8/6 7:27

抜戸岩から笠山頂

8/6 7:38

播隆平が見えてきました。

8/6 7:42

振り返ると槍の刃先

8/6 7:45

播隆平の池の周りにもコバイケイソウ！　
ちなみに左は緑ノ笠（2654）、右側にはクリヤ谷ルートも一部。

8/6 7:54

キャンプ指定地

8/6 7:56

ビールを冷やすのにもってこいの残雪。いつまでもつのか？

8/6 7:58

サヨナラ　
今日はクリヤ谷で下山なのでテン場には戻りません。

8/6 8:01

人によってはどうかな？(笑)

8/6 8:02

岩にはエールが

8/6 8:10

笠ヶ岳山荘

8/6 8:11

ニホンザル　
山荘スタッフが常設の双眼鏡で観察していました。

8/6 8:12

日向ぼっこ

8/6 8:22

山荘でTシャツを購入し山頂へ

8/6 8:37

山頂の前にまずは参拝

8/6 8:38

笠ヶ岳山荘　
山頂からは見えません。

8/6 8:38

それでは山頂へ　
先客は2名

8/6 8:40

山頂到着、この後しばらく貸切状態。
新しい山頂標柱はまだ固定されていないので、もたれ掛かると倒れます！

8/6 8:42

抜戸岳方面

8/6 8:42

槍穂高連峰

8/6 8:42

南アルプス、中央アルプス方面

8/6 8:43

乗鞍岳、御嶽山方面

8/6 8:43

白山連峰

8/6 8:43

黒部五郎岳、薬師岳、剱立山、雲ノ平

8/6 8:43

赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳、野口五郎岳　
手前には三俣蓮華岳、双六岳

8/6 8:44

笠ヶ岳〜抜戸岳稜線、西鎌尾根、燕岳稜線

8/6 8:44

槍ヶ岳　
北鎌尾根、西鎌尾根、中崎尾根

8/6 8:45

南アルプス

8/6 8:45

中央アルプス

8/6 8:45

乗鞍岳、御嶽山

8/6 8:46

槍ヶ岳山頂

8/6 8:46

北穂高岳山頂

8/6 8:46

奥穂高岳山頂

8/6 8:47

ジャンダルム

8/6 8:47

西穂高岳山頂

8/6 8:47

焼岳山頂

8/6 8:47

富士山

8/6 8:57

笠ヶ岳Tシャツで自撮り。
新旧の山頂標柱の間で

8/6 9:07

キアゲハ

8/6 9:39

クリヤ谷へ

8/6 9:51

まずは尾根伝い、次はトラバース道に

8/6 9:54

抜戸岳からのコースと比べクリヤ谷のコースから眺める笠ヶ岳は色々な変化を楽しめます！

8/6 10:00

8/6 10:09

8/6 10:09

下は穴毛谷

8/6 10:14

ハロ　
天気も下り坂か？

8/6 10:36

尾根西側のトラバース道。右側の雷鳥岩に続きます。

8/6 11:02

振り返って笠ヶ岳。右端はビバーク適地。先に下っていた方が休憩していたので撮影は端っこだけ。

8/6 11:17

雷鳥岩　
縄張りもぼちぼち解除されているので、見張りに立つオス雷鳥はいません。

8/6 11:19

クリヤノ頭の奥には焼岳

8/6 11:41

クリヤノ頭の西側を巻くとザレ場の下り

8/6 11:47

ニッコウキスゲ

8/6 11:47

やはり青空がいいですね！

8/6 11:51

8/6 12:01

8/6 12:08

オオバギボウシ

8/6 12:16

クルマユリ

8/6 12:19

タテヤマウツボグサ

8/6 12:34

水場　
冷たくて美味しい水

8/6 12:38

トリカブトと虫（シマハナアブ？）のホバリング

8/6 13:38

錫杖岳と烏帽子岩　
上空でゴロゴロと嫌な音が( ; ゜Д゜)

8/6 13:55

タマガワホトトギス　

8/6 14:05

上部から二つ目の渡渉地点　
一つ目は撮影していません。

8/6 14:10

三つ目の渡渉地点

8/6 14:14

錫杖沢出合　
右へ進めば錫杖岳へ

8/6 14:15

ガチな岩ヤと沢ヤが集う山です。

8/6 14:45

穴滝上部の最終（上りでは最初の）渡渉地点　　
増水時はかなり危険⚠️

8/6 15:27

登山道入口に到着　
熱中症寸前でヘロヘロです(>_<)

8/6 15:33

ここから中尾高原口駐車場までの距離でさえしんどい。新穂高に車を置かなくて良かったと心の底から思いました。

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

よりみち

私にとっては試練の山、笠ヶ岳。
今回で5回目の登頂でしたが、またしても雷鳥には会えませんでした(T_T)
もちろん試練の本質はそこではありませんが f(^_^)

1回目は日帰りで笠新道ピストン。
2ヶ月振りの山行で何度も足が攣りながらどうにか登頂。ヘロヘロの状態で下山。
そもそもブランク明けに日帰りで登る山ではありませんでした。

2回目は双六でテン泊後に立ち寄り、笠新道で下山。
山頂までは特に問題はなかったのですが、下山時に水の補給を忘れ脱水症寸前に。

3回目は笠ヶ岳でテン泊。クリヤ谷から登り小池新道で下山。
テン泊装備でクリヤ谷の登りはかなりキツかったのですが、特にトラブルは無し。
唯一まともな山行(笑)

4回目は日帰りで笠新道ピストン。
杓子平の雪渓で尻セードをして遊んでいたら、ピッケルでパンツを破く(>_<)

そして今回はクリヤ谷の下りで熱中症寸前になり亀の歩みに。
加えて右膝に鈍痛と前回痛めた右足首をさらにひねる(>_<)
とどめは左拇趾付け根にも痛みが発生(T_T)

私は暑さにとても弱いので8月にはほとんど山に登らないのですが、
この時期に長時間の山行は無謀(-_-;)…行動時間が短い西穂高岳にすべきでした。

試練というより自爆山行か…