会津駒ヶ岳-中門岳-キリンテ【酷暑のお盆はナイトハイク】

2019年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: 10:02
• 距離: 29.6km
• 登り: 2,030m
• 下り: 1,926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 2:57
• 合計: 10:03

距離 29.6km 登り 2,030m 下り 1,935m

2:39 スタート地点
2:45 村営グラウンド
2:49 2:50 会津駒ヶ岳登山口
3:11 3:20 会津駒ヶ岳滝沢登山口
3:45 3:46 ヘリポート跡
4:20 4:29 水場
5:46 7:10 駒の小屋
7:26 7:32 会津駒ヶ岳
8:14 9:02 中門岳
9:47 10:03 駒の小屋
10:59 11:02 大津岐峠
12:38 会津駒ヶ岳キリンテ登山口
12:42 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

◆アクセス、駐車場
▼道の駅尾瀬檜枝岐
・東北道・西那須野塩原ICより約90km。慣れていない人は夜間の運転は大変かもしれません（私は50回は走っているかな）
・車中泊者も多く、2時半到着時で7割ほどの駐車率
・テニスコート前駐車場はざっと見た感じ数台停まっていました
・で、皆さん一番関心のある滝沢口の駐車場ですが、3時10分で10台ほどと、お盆連休にしては拍子抜けレベルでした。参考までに

▼会津バス
・キリンテから道の駅などの駐車場に戻る場合は、会津バスが利用できます
・本数が少ないので時間調整をしながら下ることが必要
https://www.aizubus.com/rosen/pdf/04_oze-numayama_20190501.pdf

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
▼道の駅→滝沢口登山口
・車道歩きを5分ほどで、国道沿いの駒ヶ岳登山口に到着
・そこから滝沢登山口までは、ショートカットコースもありますが、深夜は車道を辿ることをお勧めします
▼登山口→駒の小屋
・この山は水場までが勝負です。序盤はゆっくりと登ることが大切です
・水場から先は斜度も緩くなり、徐々に展望も開けるので気分的に楽になります
▼駒の小屋→会津駒ヶ岳
・全て木道歩き。老朽化した傾斜木道もあるので注意です
▼会津駒ヶ岳→中門岳
・全て木道歩き。駒ヶ岳直下は木道が付け替えられていましたが、基本傾斜してたり老朽化している箇所が多い
・途中と中門岳標柱と中門岳最高地点にベンチが作られていました。こんなもの作るよりも木道の整備を優先して欲しかった。特に中門岳標柱のベンチは邪魔
▼中門岳→巻道→駒の小屋
・コマの巻道は全行程の中で一番危険です。でも展望が良いのですよ
▼駒の小屋→大津岐峠
・岩場やちょっとしたハシゴもありますが、基本快適な稜線歩きを楽しめます
▼大津岐峠→キリンテ登山口
・とにかく延々と下ります。危険箇所はありません

※この時期のこの山域のナイトハイク注意点
・クマ頻出地域であります。いくら百名山とはいえ、鈴やラジオは必携です
・ヘッドランプに蛾をはじめとする様々な虫が突っ込んできます。ウチワは必携です。またウチワは当然ながら暑さ対策、時々パンパン音を立てることでクマ除けにもなります
・ブヨが出ます。日が昇ってしばらくしたらトンボが飛び回るので大丈夫ですが、それまでの時間帯は要注意。ハッカスプレーを持参しましょう
・山中ではあまり気になりませんでしたが、麓の檜枝岐村はアブが飛び回っています。温泉も露天は誰も入れず。車中泊も大変だと思います

◆登山ポスト
滝沢登山口にあります

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨燧の湯
・檜枝岐で駒の湯と人気を二分する日帰り温泉施設
・単純硫黄泉の掛け流し
http://www.oze-info.jp/spa/

◆飲食店
▼そば処 開山
・裁ちそばを食すことのできるそば処。暫く改装のためお休みしていましたが、店内はとても綺麗でした
http://kaizan.yamanoha.com/sobadokoro.html

◆宿泊施設
▼ホテルウェリィスミヨシ
・渋滞を避けるために矢板で一泊。偶然空いていたところを適当に予約しましたが、素晴らしい宿でした
・明治18年創業で、当然建て替えられてはいますが、外観の古さを感じさせない部屋の広さ綺麗さには驚きました。スタッフのホスピタリティがまた良かった
・一階の居酒屋「すみよし」はコストパフォーマンス最高
http://www.hotel-wely.com/facility.html

写真

8/11 5:02

真夏の定番ナイトハイク
会津の日の出は実に味わい深い

8/11 5:22

山上湿原ではキンコウカが盛りです

8/11 5:29

雲海になっていました

8/11 5:35

池塘で自撮り

8/11 5:51

駒ノ大池
泊まり組を除けば一番乗り！

8/11 6:00

イワイチョウ

8/11 6:04

駒ノ大池前のベンチで大休止
久々のんびりと湯を沸かして

8/11 6:57

雲があっという間になくなり快晴に

8/11 7:05

15分くらい検討して購入した駒の小屋Tシャツ
各自2枚ずつ購入
早速着替えて記念撮影

8/11 7:10

では山頂へ
両サイドを歩けるのがいいね

8/11 7:11

ロケーション的には最上級の小屋ですね

8/11 7:14

日光の山々

8/11 7:25

駒の小屋と燧ヶ岳
本日歩く予定の富士見林道も

8/11 7:29

16回目のアイコマ！

8/11 7:34

中門岳へ
ニッコウキスゲがポツポツと

8/11 7:34

私は歩き慣れてしまいましたが、初めて歩く人にとっては感涙ものの稜線でしょう

8/11 7:40

振り返り、アイコマ

8/11 7:42

今年はコバイケイソウが凄いことになっています

8/11 7:43

ハクサンコザクラの大群生

8/11 7:44

今年も会うことができました

8/11 7:44

8/11 7:46

池塘と日光白根山と燧ヶ岳

8/11 7:50

ここと中門岳標柱と最高地点の三箇所にベンチができていました

8/11 7:53

コバイケイソウに彩られた木道を行く

8/11 7:53

ハクサンフウロ

8/11 7:56

カラマツソウ

8/11 8:05

コバイケイソウと池塘と三ツ岩岳

8/11 8:08

最高の木道歩き

8/11 8:12

モウセンゴケ
トンボが食べられていました、、、

8/11 8:14

中門大池
ここにもベンチができていましたが、写真の邪魔になる位置
そもそも、ベンチよりも木道修復が優先では？

8/11 8:15

ベンチが入らないように撮影

8/11 8:17

コマT買えてご満悦

8/11 8:20

見事なブルー

8/11 8:28

池塘と燧ヶ岳

8/11 8:30

ワタスゲにとまる赤トンボと池塘

8/11 8:41

「金もいらなきゃ」はこのカラーのみ

8/11 8:47

「とんでもない」は5色くらいあったと思います
宿泊者限定ver.もあるとか

8/11 8:51

夏の雲と池塘と私

8/11 8:52

やっと夏山が始まったという感じですが、お盆を過ぎれば山は秋風が吹き始めます

8/11 8:54

キソチドリ
アイコマ-中門の稜線では稀ですが、富士見林道には大量に咲いていました

8/11 9:01

ワタスゲと中門大池

8/11 9:03

ミヤマリンドウ

8/11 9:15

コバイケイソウとアイコマ

8/11 9:13

コバイケイソウのアップ
一つ一つの花がロボット的で面白い

8/11 9:17

8/11 9:24

ハクサンコザクラ

8/11 9:24

8/11 9:26

コバイケイソウと三ツ岩岳

8/11 9:30

巻道から新潟の山々

8/11 9:36

ツルリンドウ

8/11 9:44

チングルマは終盤

8/11 9:50

駒の小屋にて

8/11 10:10

本日は富士見林道を経てキリンテに下山

8/11 10:12

ミヤマコゴメグサ

8/11 10:14

ツリガネニンジン

8/11 10:29

ゴゼンタチバナ

8/11 10:37

燧ヶ岳がどんどん近づいてくるのがこのルートの魅力のひとつ

8/11 10:56

ホツツジ

8/11 11:00

私の知る限り、一番デカイ標柱

8/11 11:58

大津岐峠からキリンテまでは、美しい樹林帯の中の下り

8/11 12:00

キノコがたくさん生えていました

8/11 12:04

もうそんな季節なのですね

8/11 12:02

ムンクの叫びのような樹

8/11 12:12

ブナの巨樹

8/11 12:17

朴の巨樹

8/11 12:22

ソバナ？

8/11 12:31

キリンテ沢でクールダウン

8/11 12:38

疲れたー
久しぶりに30km歩いた

8/11 12:42

キリンテキャンプ場の受付がバス停です

8/11 12:47

ノンアルと炭酸で乾杯

8/11 13:05

ふと、クワガタのメスが歩いてきた！
いくつになってもこの甲虫は大好きだ！

8/11 13:13

ご参考です

8/11 13:56

温泉は定番の「燧の湯」へ
もう何十回目でしょうか？
本来駒ヶ岳に登ったのなら「駒の湯」に入るべき

8/11 15:29

裁ちそばは、初の「開山」
暫く改装工事で休業していました
外装・内装共にとても綺麗でした

8/11 15:03

蕎麦は打っている最中で時間がかかるということで、まずは冷奴とキノコの刺身（赤キノコ）

8/11 15:08

檜枝岐に来たら裁ちそばと合わせて頂きたい「そばはっと」

8/11 15:12

裁ちそば（おろし）
檜枝岐の他の名店（まる家・かどや）とはまた違った感じ
好みのお店を見つけましょう

8/11 18:44

渋滞を避けるために矢板で一泊
矢板駅
歴史ある駅舎だそうです

8/11 18:44

駅前もレトロ
左が本日の宿「ホテルウェリィスミヨシ」

8/11 18:54

ホテルの一階の居酒屋にて

8/11 19:08

ここは安くて旨くてよかった

8/11 19:52

部屋に戻り
南会津の地酒「七ロ万」

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

お盆休みはカレンダー通り三日間しかない我々。
遠出はできないし、そもそも大混雑の山、駐車場争奪戦は大嫌いなため、勝手知ったる檜枝岐村のアイコマへ。
目的としては、ハクサンコザクラと駒の小屋Tシャツ。

道の駅尾瀬檜枝岐は、予想以上に混んでおり驚きましたが、ナイトハイク中は百名山にもかかわらず、駒の小屋まで誰とも出会わず。
会津らしい実に味のある日の出と、誰もいない駒ノ大池を堪能することができました。
そして本日のメインイベントである、駒の小屋Tシャツ。
15分くらい入念に検討を重ね、それぞれ2枚ずつ、計4枚を購入！

お次の目的はハクサンコザクラ。
駒ノ大池のハクサンコザクラは終了していましたが、中門岳への池塘ルートは大群生。
なかなか足が進まないのはいつの季節も変わらない、見事なルートです。
余計なベンチが多くできていましたが、ベンチよりも木道の整備を優先すべきでは？とアイコマ木道整備基金に寄付をした我々は思った。

駒の小屋で小休止し、本日はキリンテに下山することにします。
大津岐峠までの見事なお花畑と展望ルート、キリンテまでの巨樹ルート。
大混雑の滝沢ルートとはまた違った魅力を味わうことができおススメです。

下山後は定番の燧の湯と裁ちそば。2ヶ月前に宿泊した「御宿 郷」の女将さんにご挨拶もし、いつもの檜枝岐村を堪能。

つかの間のお盆休みではありましたが、いつも以上に充実したアイコマとなりました。

コメント

FRESCHEZZA

女将さん、Tシャツ４枚お買い上げ〜！！( ´艸｀)
Kazuさん、moricocoさん、おはようございます〜

なんと16回目のアイコマですか
16回目で初めてTシャツをお買い上げとは硬派路線からおちゃらけ路線へ変わって来られたってことかしら

15分入念に検討しましたか
ご満悦Tシャツは１色しかないのでもちろん一緒ですが、moricocoさんの水色のとんでもないTシャツもおっさんとお揃ですね

仕方がないからボチボチご一緒に呑んだくれてTシャツ写真を撮りましょうね〜

Kazu405

Re: 女将さん、Tシャツ４枚お買い上げ〜！！( ´艸｀)
FREさま、こんにちは〜！

16度目のアイコマでついにゲットしました
これまで、財布を忘れたり、そもそも小屋が閉まってる時期の山行が多かったりと、なかなか機会に恵まれず、今回念願が叶いました。
購入時に、他の登山者と女将さんのやりとりにヒヤヒヤし、その場で固まってしまいましたが、実直で、本当は思いやりに溢れた素敵な女将さんですよねー

FREさんのレコでよく登場する、コマT呑んだくれショット、是非是非実現させたいですね！
出禁になった際のお話も伺いたく思います

moricoco

Re: 女将さん、Tシャツ４枚お買い上げ〜！！( ´艸｀)
FREさん、こんにちは (^^)／

コメントいただいたのに、お返事が遅くなりすみません。
ここずっと目の回る忙しさのmoricocoです。

憧れの(笑)駒の小屋Tシャツをやっと購入できました！
FREさんとお揃いの色だなんて、ますます嬉しいです。
駒の小屋へ一度は宿泊してみたいと思いつつ、勇気が無い私達…FREさんとご一緒に呑んだくれてTシャツの写真を撮れたら、楽しそうですネ♪
ぜひぜひ、ご一緒させてくださ〜い。