針ノ木〜鹿島槍〜五竜〜唐松縦走
- GPS
- 21:09
- 距離
- 39.0km
- 登り
- 4,404m
- 下り
- 3,973m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:04
- 山行
- 12:16
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 13:57
天候 | 快晴時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:八方ゴンドラ山麓駅より白馬駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢〜針ノ木雪渓〜針ノ木小屋:雪渓は前半と後半は右岸に上がる。途中は旗通りに登る。ストックだけで登ったが、軽アイゼンがあれば安心。水は途中数カ所で取れる。幕営なら雪渓最上部の最終水場で取れば楽か。 針ノ木小屋〜針ノ木岳〜種池山荘:途中数百mのアップダウンを繰り返し、意外と長い。下りはザレているところが多くスリップ注意。途中の新越山荘はオアシス。 種池山荘〜爺ヶ岳〜冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳:気持ちの良い縦走路。鹿島槍北峰まで難しいところはないが、登りに備えて冷池で補給をしっかり。当たり前だが、全体的に水不足に気をつけたい。 鹿島槍ヶ岳〜八峰キレット〜五竜岳〜五竜山荘:ちょいと厳しい。鎖やハシゴの登下降の連続。足元とルートに注意し、一つ一つしっかりこなして行けば大丈夫。五竜の前後もガレているので注意。 五竜山荘〜唐松岳山荘〜八方山荘:唐松南の牛首の岩場の登下降に注意。あとは気持ちの良いトレイル。 |
その他周辺情報 | 下山後、八方温泉みみずくの湯。大人600円 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
シェラフ
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感想
今年の夏山。後立山連峰の未踏区間を歩いて来た。
お盆休み直前にも関わらず、列車の切符が取れてラッキー。
初日は信濃大町から扇沢にバスで入り、針ノ木雪渓を詰めて峠の小屋まで。
観光客でごった返するターミナルを尻目に、登山道へいざ。
途中、冷たい清流でクールダウンしながらサクッと針ノ木雪渓に取り付く。
雪は柔らかくアイゼン無しでも不安はなかった。
途中、トレランスタイルのおじさんがセードで軽快に下りていかれた。
雪渓のクーラーは寒いくらいに快適。
針ノ木小屋で幕営の受付。だいぶ混んでいるがずっと登って行けば空いてるかも、と。案外良いスペースを確保し、コーヒーで一息ついてホッ。
少し寝坊してしまった。
急いで準備をして、針ノ木岳へ登りだす。
スバリ岳手前で朝日が昇る。今日もいい天気だ。しかし暑くなるだろうな…
ガレ場の登下降を繰り返し、赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳とピークを踏んでいく。意外と長く感じるが沢山の高山の花に癒される。
また、道中、猿の群れに遭遇して少し驚いた。こんなとこまで登ってくるのか。
種池山荘では柏原新道を登って来た人達で一気に賑やかになる。
コーラを買って大休止。冷池山荘では水を補給し、スポーツドリンクを作った。暑いのでいつもより水分の確保には気を使った。また、パトロールの方に色々教えていただき感謝。
鹿島槍ヶ岳南峰も大勢の人たちで賑わっていたが、この先北上する人は数える程しかいなかった。それらも北峰から引き返していった。
ここからは八峰キレット。気合を入れる。迅速に、でも焦らず、確実にだ。
ガスが出て涼しくなり、ガレ場、岩場の登下降を楽しむ。
いきなり眼下にキレット小屋が見えるが、その手前の下降も油断できない。
小屋前でビールを飲んでいるおじさんと会話。小屋泊したい衝動に駆られる(笑)
それを振り切り、また黙々と進む。
途中、どう見てもTJARのトレーニングだろうというお兄さんや、実際に2018年を完走した方とスライドし、元気と勇気を分けていただいた。
五竜の登りは長くしんどかったけど、一人静かに、でも心身ともに熱く山と向き合えた時間だった。
ガスガスの山頂で雷鳥のつがいのお出迎えを受けたら、さあ下ろう。
疲れているからより気を引き締めて岩場を下降。五竜岳山荘で今日のゴール。少し長い1日だった。
未明に空を見上げると満天の星空。
ちょうどペルセウス座流星群の極大の頃で、大小の流れ星をたくさん見ることができた。
さて、台風が近づいているので下山を1日早め、唐松岳から八方尾根に下りることにした。本当は祖母谷に下りたかったのだが…
そう決まれば、今日は消化試合。唐松までハイマツのルンルンロードを歩き、右に左に連なる山々の景色を楽しんだ。
唐松手前、牛首の岩場も少しパーティーが多かったがスムースに通過でき、山荘でザックをデポして山頂まで往復。大パノラマを堪能して、観光客で大にぎわいの八方池へ下りて行った。
天候にも恵まれ、雪渓に涼み、大展望を堪能し、雷鳥に何度も出会い、流星群を目の当たりにした。今回もいい山でした。今日も良き日!
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