武華山
- GPS
- 03:09
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 710m
- 下り
- 712m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道終点 駐車スペース狭いですが、少し降りると駐車帯何カ所かあります。 ちなみに近辺の山の林道、通行止め情報 http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/nyurin_kisei.html 武利岳 ユニ石狩上川側 平山 沼ノ原 通行止めです。 |
写真
感想
昨日より天気予報は良かったのだが、寝坊した朝のアメダスは晴れ間がほとんど無い。ライブカメラの阿寒も知床も見えないが、旭岳は晴れている。黒岳ロープウェイも晴れているとのこと。しまったと思ったが、もう遅い。何処へ行こうか考えた末、近めの武華岳が思いつき、ヤマレコの自分の山行記録の検索(いつ登ったか忘れたとき便利)をかけると2008年秋。写真も一枚、GPSログも無く、もっと最近登ったような気がするが?、まあいいやとだらだら出発。途中まで表大雪も武利も武華も晴れて見えたが、石北峠に近付く頃には武利は雲を纏い、ためしに越えた石北から見る表大雪も派手な雲を纏ってしまっている。それでも誰もいない登山口に着き、曇りの中出発と思ったが、腹の調子が悪い。携帯トイレでもとトイペを探すが、あれ、何故無いの? 嗚呼、十勝岳温泉のトイレの中。緊急事態ほどでもないが、やる気も失せ、大雪湖まで足を伸ばし、三国山でも行こうか?とも思ったが、石狩と表大雪が雲の中であまり気が乗らず、こんな時いつもなら十石峠になるのだが、林道が通れない。緑岳には時間が遅すぎるし、ふと武華を見ると雲の向こうは青空、大崩するような空模様ではないので、やっぱり武華に戻る事に。
やっぱり誰もいない登山口を1時過ぎ出発。登山口からキバナノコマノツメが迎えてくれる。コミヤマカタバミも出て、東尾根コースを綺麗な沢沿いの登山道をのんびり歩いていく。笹刈りがされていてダニの心配なし。紫色のスミレも出てまたしても勉強不足。苔生した美しいエゾマツの林床を登って行くが、穴が少なく小さい。コールも聞こえない。支湧別にも似たフカフカの林床は、穴さえしっかりあれば最高の生息地なのになどど思いながら、今度は白いスミレ、これで三色揃ってしまった。上がるにつれクマネシリ山塊、石狩連邦、ウペペなどが見え出すが、半分雲を纏っている。目指す山頂もガスが流れ、赤布のついた目印の武利分岐から少し歩いて先を見るが、ガスの中で全く武利は見えない。仕方なく山頂を目指すが、案内にここから山頂1キロの文字。大して高さ変わらないのに、まだそんなにあるのかと、キバナの咲くハイマツ帯をダラダラ歩き、雪渓をトラバースし、イワウメがチョット咲く偽ピークを越え、山頂へ。武利の一部が雲から出たところをphotosynth。ライオン岩コースはいつも荒れ気味なので、今日は帰りも東尾根と思っていたが、やっぱり此処まで来ると近いライオン岩へ下る。こちらは露岩帯も多く、東斜面で日当たりも違うらしく植生がちょっと違う。イワハタザオを見つけ、丁度良い咲き具合の桜まであった。後は急斜面を下るが、笹刈りも良くされていて荒れ荒れ感は無い。熊除けに時々叫びながら降りるが、足跡は見つからなかった。トラロープがある場所もあるが、問題なく下り、渡渉ポイント。あれ、橋が無い。岩伝いに飛んでと思ったが、案の定左足水没。でも浅い沢なので靴下までぬれる前に渡れた。
コケモモ、イワベンケイ、イソツツジは蕾を付けていたのでこれから咲くだろうが、もうチョット色々な花があればもっと登る気になるのだが。武利岳の林道が通れない今、武利に行くには此処から行かなければならないのだが、ガスで道を確認できなかった。去年行った人の話では、コルで藪漕ぎということ。あまり気が乗らないが。
帰り道、キタキツネ牧場付近でふとピンクが目に留まり、駐車帯に停め近寄ると沢沿いにクリンソウ。近寄りたかったが、笹薮を漕ぐ気にならず遠くから望遠ショット。更に走ると荒地の真ん中にピンクの塊。藪もたいした事無いので、長靴を履き近寄るとクリンソウ?何か妙に赤い。洋モノか?ルピナスに続いて今度はこれが広がっていくのか?と懸念しながら、誰が植えたか良くわからないのでそのまま帰る。
車の調子も何故か大分良くなったので、つるつる温泉500円シャンプーソープ付。今日は妙にぬるかったが、ぬるいのが好きなのでよかった。
帰ってからヤマレコの記録を作っていたら、写真の山頂看板を見ると武華山。あれ、武華岳ではなかったの? 地図の山頂も武華山。改めて自分の記録を武華山で検索すると2010年も登っていて、写真もたくさん載せていた。この山は四度目、記録は三度目、春は初めてだから良しとしよう。ナキウサギが居そうな所はあるのだが穴が小さく少ない。コの字の形の尾根で対岸で鳴いても聞こえるはず。四回来ても聞こえないので、やっぱり居ないのだろう。隣の武利はいっぱい居るのに。
ともあれ微妙な天気でも楽しめた。笹刈りをしてくれた方に感謝。
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