利尻山(鴛泊コース)百名山91座目
- GPS
- 11:57
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,774m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:57
天候 | 4時〜5時 曇り 5時〜10時 霧雨が降ったり止んだり 10時〜13時30分 ガスの中でもたまに晴れ間あり(山頂はガス時々雲海) 13時30分〜15時 ほぼ晴れ(ただし、6合目より上はガスっぽい) 15時 一時どしゃ降り(北麓野営場に到着した時だったので幸い濡れず) 15時〜16時 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
船 飛行機
飛行機は羽田を経由して稚内空港まで ハートランドフェリーの最終便に間に合うバスがなくて、タクシーにてターミナルへ(途中ガス購入) 稚内から鴛泊まではハートランドフェリー ターミナルから宿までは徒歩 宿から登山口までも徒歩 帰りも行きとほぼ同じであり、一部異なるのは、稚内のターミナルから空港まではバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
3合目の北麓野営場から登っても、頂上まで、標高差1500メートル、コースタイム登り5時間以上のロングトレイルです。十分な体力が必要で、初心者向けではなく様々な山行経験を経て登る方が良いと思います。 また、7合目から先の胸突き八丁は急登で、バテそうになりました。ゆっくり登りました。 さらに、9合目の「ここからが正念場!」から頂上までですが、本当に正念場でした。ここも急登が多く、崩壊地もあり、注意する必要があります。 |
その他周辺情報 | コンロを使用するため、稚内のノーザンノースでガスを購入。タクシーで空港からフェリーターミナルに向かう途中に寄ってもらいました。 http://northern-north.com/information 宿泊は、お宿マルゼンに素泊まり。1泊4500円。ターミナルに近く、宿の女将さんも気さくな良い方です。登山口まで送迎もありますが、私は歩くことにしました。 https://ameblo.jp/oyado-maruzen/ 下山後の温泉は、利尻富士温泉。500円。キャンプ場ゆ〜にのすぐそばにあります。鴛泊に泊まった場合、温泉はこの一択になるのではないでしょうか。 http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1204.htm |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨用グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンロ
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
三脚
ヘルメット
ストック
携帯トイレ
|
---|
感想
移動日、予備日を含め4日間の行程で、利尻島に上陸し、利尻山を登ることに。
また、日程は、山の日の連休だと、人が多く、金額も高く、予約が取りにくいと思い、8月下旬の週末に行くことにした。結果、この判断が正解だったのか、失敗だったのか。
ともあれ、1日目の移動日は、天気は大荒れ。2日目は、夜明け前、雨は降っていないものの、翌日の方が好天予報であり、礼文島、利尻島を観光。この日も、霧雨降って、利尻山もガスの中など天気わろし。
予備日もなくなった3日目、天気予報は曇りだが、夜明け前の空は晴れそうな感じ。
なお、フェリーターミナルから山頂まで歩くことにしたので、この日は、宿を起点に歩き出した。ちなみに、ターミナルから宿までは、移動日に歩くことでOKとした。
さて、北麓野営場に着く頃には、空は曇りだし、3合目の甘露泉水からは、雨が降り出した。霧雨程度なので、ザックカバーをつけ、雨具の上だけ着て登る。
昼近くになれば止むだろう、それに上に行けば雲海かもしれないなど思いながら進むが、登山道が、雨で小川のようになってきた。「雨降って、小川の如し、登山道」って感じ。しかし、斜里岳の渡渉に比べればたいしたことないなと。
山頂付近では、雨も止み、ガスの切れ間から雲海を見れたり、薄日が差したりと、好天の兆しが出てきた。
登りでしんどかったポイントは、胸突き八丁の急登で、ここはペースダウンしてじっくり登った。9合目からは、「ここからが正念場!」とあるが、ここも急登で崩落箇所もあり、ザレ場の石を崩さないよう慎重に歩いた。
山頂は、晴れと言っても過言ではない天気だが、周りや平地の景色はガスでほとんど見えない。
そして山頂では、この日、利尻山で100名山を達成する方に出会った。おめでたい㊗
夫婦で登られているようだが、旦那さんが達成したみたいだ。同じく百名山達成を目指すものとして、暫し山談義し、幌尻岳の話などを聞く。
時間が経つほど、ガスが取れそうな気がするので、山頂で昼食とする。結局、ガスは取れなかったが、暑からず丁度良い気温で、小一時間ほど山頂で満喫した。しかし、帰りの道のりも長いので、下山開始。
下山時は、9合目までは急登だったので、足に疲れが出そうな気配もあり少し不安だったが、そこを過ぎれば、後は、順調に問題なく下山。
5合目を過ぎる頃には、晴れ間も出てきて、下の方はガスも取れ、鴛泊や礼文島も見え出した。さらには、蝉も鳴きだし、夏を感じさせてくれる。登山口の北麓野営場に着くと、急にどしゃ降りの雨が降ってきた。間一髪、建物の軒下に入り、やり過ごす。
後は、宿まで歩いて帰るのだが、登りと違って体力温存する必要がないから、一気に下る。
ちなみに、次回に備え、北麓野営場とゆ〜にのキャンプ場も、しっかり視察しながら帰った。
天候はベストとは言えないが、無事登頂し、百名山はこれで91座登頂となった。91という数字は中途半端かもしれなが、自分にとっては思い深い記念すべき日となった。何故なら、これまでは残り座数は二桁だったのが、遂に一桁になったからである。
さて、無事登頂したものの、3日目まで、利尻山の山容を自分の目で見ていない。一度でいいから見てみたい、利尻山の山容。そんな期待の4日目、夜明けと共に、徐々に見えてきた利尻山。宿近くのペシ岬に登り、しっかりと利尻山の山容を目に焼き付けた👀
終わり良ければ全て良しだ👍
こうして、4日間の利尻登山遠征を終えた。展望の良い利尻山ハイクが出来なかったし、礼文はグルメと温泉しか堪能出来なかったので、また是非、利尻、礼文にリベンジしたい😄
あと、離島ではよくあることかもしれないが、天候が荒れると飛行機が欠航する(23日は利尻行きが稚内に変更になった模様。24日はJALが欠航になった模様。自分が23日に乗った稚内行きも、引き返すか新千歳着に変更の可能性ありの条件付き飛行であった。)。なので、次回に利尻に上陸する際も、今回のように稚内からフェリーで上陸しようと思う。多少のシケ程度なら、ハートランドフェリーは運航してくれそうだし。
最後にお宿マルゼンの女将さん、大変お世話なりましたm(_ _)m
また泊まりに行きたいと思います。
そして利尻山、最後に姿を現していただき、ありがとうございました😊
利尻岳登頂、おめでとうございます。登山口までの行き方、交通手段も含め、一人で計画を決める私にとり、とても参考になります。4日から5日程度必要なようですね。移動方法についてもよく頑張られましたね。
コメントありがとうございます。
山行自体は日帰りで行けるので、天気にこだわらなければ、都内あたりからだと、移動日を含め、3日間でも可能かと思います。
ただ、折角、利尻に行くのであれば、晴れた景観の良い山行としたいし、礼文島も含めた観光・グルメもしたい。できれば、稚内(ノシャップ岬や宗谷岬)も観光したいとなると、個人的見解では、1週間くらい滞在したいなぁと思います。
あと、これまた、天候によりますが、利尻でテン泊するのも、気持ち良さそうでした。金銭的にも優しいので。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する