富士山 吉田口→御殿場口 富士山駅から
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- GPS
- 13:16
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 3,033m
- 下り
- 2,389m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:06
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:05
天候 | 8/25:曇り 8/26:晴れ時々曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/fujitozan |
コース状況/ 危険箇所等 |
【吉田ルート】 26日に落石による死亡事故が発生した。落石には細心の注意を払うこと。 【御殿場ルート】 砂走りは視界不良時は迷いやすいので要注意。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
久しぶりに富士山へ行ってきた。前回は探検部の同期と行ったが、今回はワンゲル部の一つ下の後輩Nと山行を共にした。Nとは先月に西丹沢の沢登りをして以来の山行である。ルートは登りは前回と同じ吉田口だが、下りはまだ行ったことのない御殿場口を選んだ。吉田口の馬返しから山頂を経由して御殿場口の新五合目へ抜ける、長大な計画である。
8/25
富士急行の富士山駅(旧富士吉田駅)でNと待ち合わせ、山行をスタートした。バス停でアクシデントが発生した。なんと8/25は「火祭りロードレース」で馬返しまでのバスが終日運休となっていたのだった。前回もマラソン大会でバスが運休していた。富士急行のHPは確認していたが、運休の情報はどこにもなかった。もっと大々的に運休の情報をHPに乗せてもらいたいと私は思う。仕方がないので前回と同様に、富士山駅から馬返しまで歩くことにした。しかし、前回よりも富士山駅の集合時間が遅かったため、良い所でタクシーが来ればタクシーの乗ることにした。そうしないと佐藤小屋への到着がとても遅くなってしまう。延々と歩き続け、中ノ茶屋の少し先で、運よく馬返しにいる予約客まで向かうタクシーを拾うことができた。馬返しからは登山道を順調に歩き続け、日没前に五合目の佐藤小屋に到着することができた。
8/26
朝の4:00に佐藤小屋を出発した。富士山の山頂を目指して登りはじめる。七合目あたり日が登ってきた。辺りは一面の雲海で富士山以外の山は雲の中という具合であった。予想していたよりも移動性高気圧が早く東へ抜けていたため、雲は若干多めで、午後から天気が崩れる予報になっていた。先を急ぐ。途中にツアーのパーティーが多くいたため、何十人も追い抜いたりする場面が多くあった。そのたびにペースが乱れるので疲労感が増した印象があった。また、今回はピストンではなく乗越スタイルだったので、荷物が多いことも疲労感が増した原因ではないかと思っている。多少疲れたが、何とか剣ヶ峰にたどり着いた。山頂は写真撮影の順番待ちでごった返していた。15分ほど並んで、我々も記念写真を撮影することができた。少し休んだあと、すぐ下山に移った。下山は御殿場ルートを下った。本ルートの目玉はやはり標高差約1600mをまっすぐに一気に下る「砂走り」であろう。かなりの標高差を一気に下るが、地面が柔らかいので、そんなに脚に負担をかけずに下山することができた。ただ、あまりにも単調なルートなので、飽きてしまった感も否めない。Nの要望により、宝永火口に寄り道もした。予定よりも早く下山できたが、御殿場口新五合目のすぐ手前で土砂降りの雨が降ってきた。午後から天気が崩れるという私の予想は的中した。新五合目からは御殿場駅までバスで下り、山行を終了した。
最後に、残念なことが一つあった。我々が登った26日の早朝に、吉田ルートで落石により20代の女性が亡くなってしまったのだ。事故の3時間後くらいに現場付近を通過したが、何事もなかったかのような様子だったので、大惨事があったことは御殿場に下山するまで知らなかった。我々は吉田ルートが通行止めになる前に出発していたので、計画に支障をきたすことはなかった。犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
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