黒部五郎岳「薬師峠ゆったりテント泊で黒部五郎ピストン」
- GPS
- 13:41
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,420m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:11
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 7:29
- 山行
- 2:26
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:29
天候 | 25日 晴れ 夕方一時小雨 26日 未明から10時頃まで雲ひとつない 快晴 その後雲が周囲の山に出てきて ガスに覆われる 太郎平小屋に着いた頃は視界100m程 薬師峠テント場に着いた13時頃 一時強い雨が降るも、小1時間程で止む とガスも取れ再び 強い日差しの晴れ 27日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
有峰林道 通行時間 06時〜20時 10分前に着いて先行車10台程 |
コース状況/ 危険箇所等 |
折立〜 三角点 : 太郎坂 樹林帯の急登 三角点〜太郎平小屋 : 石が組まれた登山道(一部崩壊) 小屋直近は木道 太郎平小屋〜薬師峠 : 大半が木道 太郎平〜北ノ俣岳 : 半分くらい木道 北ノ俣岳〜赤木岳 〜中俣乗越: アップダウンの連続 標高稼げず 中俣乗越〜黒部五郎岳 : 岩の急登 |
その他周辺情報 | 亀谷温泉 白樺ハイツ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
日本百名山単独登頂77座目は黒部五郎岳に登ってきました。
数年前に雲ノ平を歩いた時も双六小屋経由で笠ヶ岳に登った時も当時はまだ百名山やってなかったから、直ぐそばまで来ていながら登らなかった山。
これで北アルプスの百名山15座全て登頂出来ました。
初日は薬師峠でテント泊、2日目は日帰り装備で黒部五郎岳をピストンして、また薬師峠でテント泊、3日目に下山という計画を立てたけど、天気と体調に恵まれたこともあり、大正解の山行だった。
太郎平小屋でテント泊の受付を済ませたら、薬師峠の管理人小屋にはビールしか置いてないと言うので有峰の地酒を調達してからテント場へ。テント場は2〜3張でどこでも張り放題だったけど、水の通り道だったり、微妙に傾斜してるところばっかしで5分程探し回ってようやく平坦で堅めの砂地の所を見つけた。
テントを張り終わって、寝る準備と明日の準備を済ませてから冷えた缶ビールで一人宴会開始。
明日登る黒部五郎を見ながら飲むビールは格別でした〜。
2日目は4時前に目覚めたので空を確認したら満天の星。
取り敢えず安心してまたシュラフに潜り込む。
4時半過ぎに起き、ウダウダしながら朝飯を作って、淹れたてのモーニングコーヒーをゆっくり楽しんでからパッと着替えて05:43出発。
太郎平に至る木道はまだ凍結しており、滑り止めを装着。
太郎山から北ノ俣岳までは、緩やかな稜線散歩。真正面に黒部五郎、右手に笠ヶ岳、乗鞍岳、御嶽山、少し離れて白山。左手は鷲羽、薬師岳、その隙間に槍が望める。
北ノ俣岳から赤木岳、中俣乗越の間はアップダウンの連続で全く標高は稼げず、往路は真正面にだんだん大きくなっていく黒部五郎岳を望めるので辛さを感じなかったが、帰路はこのアップダウンの連続がモロ足にきて辛かった。
予想より早く太郎平に帰ってこれ、小屋のカレーライスで腹ごしらえも出来たのでテントを撤収して今日中に下山しようと思ったが、薬師峠テント場に戻ってきた途端にまさかの雨が降り出してきた。うまく濡れないでテントに避難出来たので下山は清く諦め、昼寝タイムとすることにした。
トイレまで行くのも憚れるほどの強い雨だったが、小1時間程で止み、再び青空が顔を出したので2日目の一人宴会開始。
こんなにゆったりした山行は雲ノ平以来だろうか?黒部川源流域には何か人の心をゆったりさせる波長が出ているのだろうか?
今回のリュックは、アウトドアライターに評判のいいミステリーランチ のスフィンクス。
65リットルザックなのに今まで使ってた80リットルのグレゴリーパリセードでパンパンになってた荷物がすんなり入ってまだ5リットル程余裕がある。これはどういうことだ?
調子に乗って山小屋で買えばいい2日目と3日目に飲む分のポカリ1.8Lやウイスキーの予備、おにぎりまでコンビニで衝動買いしてもすんなり収まって久々の19kgオーバー。
流石に太郎平小屋に着く頃には左肩に多少痛みが出てきたが、背負い心地はグッド。
背負い心地順でいうとパリセード80が1番、僅差でスフィンクス2番、ずーっと下がって旧バルトロ65が3番、現行バルトロ75が4番。
パッキングも秀悦でいい買物をした。
kuroyuri2702さん、お疲れ様でした。
今年の夏の最大イベントを私も同じ山域で過ごしました。kuroyuri2702さんの丁度一週間前です。
赤木沢と薬師岳の沢登りを計画しました。当初はずっと晴れ予報でしたが、直前に予報は悪くなり、赤木沢のみの山行となりました。沢を上り詰め、北の股岳を通って太郎平へ戻りましたが、雨と寒さで修行状態でした。
晴れていたら、あんな風に周りに山が見えたんですね〜沢がメインだったけれど、スコーンと開けた景色はヤッパリ楽しみたかったです。
そして何より薬師峠でのテント泊は、一日目の夕方の豪雨でマイテントの場所はまさに水の通り道で…テント床がウォーターベッドになり、え?!と思ってテントから顔を出すとマイテントの下を茶色の濁流がゴーゴーと流れていて目がテンになりました(汗)
私より下にテントを張っていた人もいて、濁流がモロにテントに当たりユサユサとテントを揺らしていて中の人がバタバタと焦ってるのが外からも見て取れました。雨が止んだ後に、移動したけど、良い場所を探す気力もなく、とにかく水の影響がないとこ、と思い、近い場所に移動したけど…、斜めってるサイトで苦しい夜でした(T_T)
他にも浸水した人多かったようでした。
私のテントは中まで浸水しなかったから良かったですが。
テント泊は最初の一日で終了して、あとは小屋泊にしました。精神的にやられました…
kuroyuri2702さんは、どこに張ったのでしょうか?
楽しく過ごせて何よりです(^^)v
maroeri さん、コメントありがとうございます!
maroeriさんは沢登りですか?羨ましい!
山は数年前に始めたばかりで独学で試行錯誤を重ねながらここまでやってきました。
ホントはクライミングとか沢登りとかイワナ釣りとかもやりたいのですが、本を読んでもチンプンカンプンで身近に教えてくれる方もいないので全く未知の領域です。
山は天候に恵まれなかったらホント修行ですもんね!
よく分かります。自分も登山指数Aで晴れ予報だったのに終日雨とガスでほとんど視界のない中、西穂山荘から西穂〜ジャンダルム〜ロバの耳〜奥穂の縦走やったんで…。
キャンプ自体は重いキャンバス製の三角テントしかなかった子供時代から友人たちとやっており、雨や風に対する用心は自然と身についてましたし、斜めの地面に張ったテントの寝心地の悪さも分かっていましたので、石がなく平坦で水の流れの跡のない場所、ハイマツ等の木が風よけになってくれる場所、トイレ・水場からそれほど遠くない所をポイントに探しました。
薬師峠は広くて一見どこでも張れそうに見えましたが、よく見たら若干斜めになっているところや水が流れた形跡のある所ばかりで、自分が張ったのは管理人小屋から薬師岳に向かう道に対して直角方向に少し(30m程)下った笹とハイマツに囲まれた場所でした。
地盤もペグが辛うじて刺さるくらいの締った砂地で小石もなく平坦で寝心地は最高でした!
傘を差しても濡れるくらいの激しい雨も2回ほど降ったのですが、砂に吸い込まれて誠に具合が良かったです。
今度は快晴の時に登れるといいですね!
西穂から奥穂間を雨の日に?!
単独でですか?!
考えただけで身がすくみます…
よくぞご無事で。
あの稜線は、西穂とジャンダルム間のみつなげてないので歩いてみたいなとは思いますが…もうやめといた方がいいかな、と思ってます(^o^;
私も普通のキャンプでテント泊はそれなりに経験しているのですが、それは車で移動であって全てを背負って行くテント泊はまだ始めたばかりで精神的に余裕がありません。今回は、重いザックを太郎平まで上げられるのか?というプレッシャーで始まった山旅でした。ヒーヒーでしたわ(^.^;
翌日の沢登りも念願の沢ではあったけど、迷惑かけないで行けるかなぁとか余裕なし。そんな中で豪雨に見舞われて、自分の中の「楽しい事」と「ストレスな事」のバランスの針がストレス側に一気に動いてしまいました(¯―¯٥)
翌日沢に入る前、太郎平から薬師沢小屋まで一時間半一人で歩いて、心の平安が戻ってきて「あ〜山はヤッパリいいわ〜」という状態に戻ってきた時に、同行者と合流。その後は楽しく沢ができました(笑)
沢は、単独では怖いです。
ヤマレコで単独沢登りを見ますが…かなりスキルがないと。一般登山道の単独のようにはいかないと感じます。
幼い時に、こういう沢で遊んで育ったので沢登りやりたいなぁと思っていました。偶然SNSで知り合った方と同行して貰ってます!
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