北海道山旅/4.トムラウシ山

2019年08月27日(火) [日帰り]

• GPS: 10:22
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,531m
• 下り: 1,518m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:12
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:22

4:29 登山口
4:49 4:49 温泉コース分岐
5:30 5:30 カムイ天上
6:49 7:02 コマドリ沢出合
7:44 7:44 前トム平
8:22 8:22 トムラウシ公園
9:04 9:05 南沼キャンプ指定地
9:32 10:12 トムラウシ山
10:35 10:38 北沼
11:11 11:11 南沼キャンプ指定地
11:47 11:47 トムラウシ公園
12:13 12:14 前トム平
12:45 12:56 コマドリ沢出合
14:05 14:06 カムイ天上
14:37 14:37 温泉コース分岐
14:51 登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場/トムラウシ短縮コース駐車場

コース状況／危険箇所等

道の状況/ぬかるみ箇所多し、木道整備箇所も多々ある

その他周辺情報

温泉/トムラウシ温泉東大雪荘 500円

写真

8/27 4:43

今日は長丁場につき、4:30に緊張感を持って短縮コース登山口を出発。細いダケカンバの幹が美しい

8/27 4:50

先ずは、温泉コース分岐を通過

8/27 4:57

やがて、東の空が赤く染まって来た

8/27 5:14

間も無く登山道も明るくなって来た。前日の雨で足元は湿っている

8/27 5:30

カムイ天上まで来た。エゾマツ等の針葉樹が分布

8/27 5:30

丈の高いナナカマドも。足元はぬかるんでいる

8/27 5:31

展望も少し開けてきた

8/27 5:41

麓の雲も上がってきた

8/27 5:48

日は差して来たが、頭上の雲はまだ厚い

8/27 6:25

せっかく登って来たのに、道は下りだした

8/27 6:32

雲は確実に上がっていく

8/27 6:38

足元はひどい

8/27 6:51

コマドリ沢分岐手前でエネルギー補充

8/27 7:01

コマドリ沢分岐

8/27 7:03

さあ、ここから登り返しだ

8/27 7:05

おや、急に花が目立って来た。フウロだが何フウロ？

8/27 7:06

ウサギギクは分かる

8/27 7:07

アザミがこれから？

8/27 7:08

ウメバチソウ。ちょっと本州のものより花弁が広い

8/27 7:09

タカネトウウチソウ。下から開き出す。白馬連峰には赤花のユキクラトウウチソウというのがある

8/27 7:11

色の薄いアザミだ

8/27 7:12

トリカブトはやけに色が濃い。ダイセツトリカブトというのがあるそうだが、これがそうなのか判断できない

8/27 7:15

フジバカマのようなこれは、トウヒレンのひとつ

8/27 7:20

この細かいのは何だ？濡れていてよく分からない

8/27 7:23

イワギキョウ

8/27 7:24

急に開けた岩場に出た。花に浮かれていたら、連れにすっかり引き離されてしまった

8/27 7:29

ガレ場を追いかける

8/27 7:40

稜線に出た

8/27 7:40

山肌に陽が差してきた

8/27 7:45

すっかりハイマツ帯に変わっている

8/27 7:48

ここが前トム平だ。ここまで来れば難関通過だと思うが、まだ、2.6kmもある

8/27 7:56

可愛い鳥を見つけたが、10倍ズームでは判別困難。連れはキクイタダキではないかというが

8/27 8:04

この向こうが山頂だろうか。前夜テント泊の方と交差し、我々が今日の一番乗りだと知る

8/27 8:05

振り返れば緩やかな斜面を横切る登山路が印象的

8/27 8:06

ここがトムラウシ公園

8/27 8:09

雪渓があって、池があって、岩があって

8/27 8:17

その池に山頂を映し

8/27 8:17

恐竜の背中のような岩や

8/27 8:21

ニワトリのトサカのような岩が

8/27 8:21

ウメバチソウ。ハート形の葉が特徴的

8/27 8:29

色が濃いミヤマリンドウ

8/27 8:41

いよいよ雲が上がり、山頂が現れてきた

8/27 8:58

イワイチョウの草紅葉が始まっている

8/27 9:09

眼下のキャンプ場にはまだ、3張のテントが残っている。既に3〜4組は降りている。交差した青年は昨夜は雨で、5度と寒かったと。登山口では星空だったが

8/27 9:18

この上が山頂のようだ

8/27 9:32

遂に登った。トムラウシ！北海道の山を目指した時、いつもこの山を意識していた。嬉しい。大雪山が見えればもっと良かったが

8/27 9:34

眼下の雪渓が融けた所が沼になり、鮮やかな青色。幾つもの沼がある。これがトムラウシからの展望

8/27 9:35

下から見えたもう一つのピークが向かい側にあるが、ルートは無いようだ

8/27 10:17

帰りは北沼分岐を回ってみよう。岩場を下っていたら、旭岳から来たという青年と交差する

8/27 10:36

北沼から山頂を振り返る

8/27 10:37

沼というか、池というか、岩がゴロゴロ、並べてあるように

8/27 10:41

その岩の隙間からナキウサギが出て来たと思ったら、すぐ穴の中に隠れてしまった。声も聞こえた

8/27 10:43

これがエゾノツガザクラか！

8/27 10:45

色の薄いものもあるけど

8/27 10:44

チシマクモマグサだ

8/27 10:47

アオノツガザクラ

8/27 10:47

エゾヒメクワガタ

8/27 10:48

チングルマ

8/27 11:09

ヨツバシオガマが赤い

8/27 11:01

沼と岩と草地のなんとも言えない取り合わせ

8/27 11:02

沼の対岸にキタキツネが何かをくわえている。ナキウサギではないか。ここは「ダーウィンが来た！」の世界だ。こっちに降りてきて本当に良かった

8/27 11:06

トムラウシ分岐に戻って来た。長い道を帰ろう

8/27 11:25

チングルマとイワギキョウが群がっている

8/27 11:09

山頂を振り返り

8/27 11:13

トムラウシ公園に向かう

8/27 11:30

山頂を振り返り

8/27 11:40

公園に向かう。後は黙々と

8/27 12:32

前トム平とコマドリ沢出合間で、朝は濡れていてはっきりしなかったが、これはエゾヒメクワガタ

8/27 12:32

色の薄いフウロはトカチフウロと呼ぶようだ

8/27 13:20

すっかり晴れて、山頂の今頃はどうなんだろう

8/27 13:30

日差しが暑く、道も乾いて来た

8/27 13:45

ここの木道には感心する。このトムラウシ式木道は材料コスト、設置手間、そしてその効果は抜群ではないか

8/27 14:42

夜明け前に通ったダケカンバの道まで戻って来た。登山口まではもう少し

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

感想

teamjnk

長丁場昂ぶる思いトムラウシ 岩花獣天上の楽園

明日は長丁場のトムラウシ山だと思うと、昨夜は十分に深く眠る事が出来なかった。日没後に登山口に入ったが、暗い中ですれ違った車やヘッドランプを灯して下山して来た方々もいて、やはり手強い山なのだと思った。天気予報もいくつも確認して、この日だけは大丈夫と調整して来た。そして、念の為、より早く出発することにした。
ぬかるみも多いコマドリ沢出合までの長い行程をこなすと、そこからは高山植物が気持ちをワクワクさせ、稜線に出ればその広がり、トムラウシ公園の岩岩の妙。登頂の達成感。沼のほとりの植生と動物たちとの遭遇に、喜び溢れた。しかも、想定以上にしっかり歩けたことにも満足感が。