記録ID: 6911875
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山
強化合宿 黒トム(黒岳~トムラウシ)
2024年06月06日(木) ~
2024年06月09日(日)
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 75:30
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 2,161m
- 下り
- 2,736m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:22
2日目
- 山行
- 12:28
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 14:04
3日目
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:10
4日目
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 2:54
雪が少なかったため、みんな歩くのが早かったため想定よりは少し早く進んでいます。休憩は多めです。
天候 | 6日 曇り 7日 晴れ 8日 晴れ時々曇り 9日 曇り いずれも無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
6日:黒岳リフト終点~黒岳石室 高気圧の張り出しだが寒気のためガス。ロープウェイ終点で少し時間待ち。リフト終点から歩き出す。多くの部分に雪渓が残っているが例年よりは少なめ。視界は100始で安定、風はない。肩からの道も問題なし。黒岳急斜は雪渓が2箇所でそれ以外は夏道出ている。初めの1箇所は少し急なので15mくらいステップきって直登する。ピッケル出した。その後しばらく夏道歩いて2箇所目の雪渓。トラバースした後に少し直登。ピッケル持ってステップきって慎重に通過。雪質も柔らかく簡単。一瞬視界2,300に回復し、まねき岩が一瞬見えることもあったが結局100始のまま黒岳P着。天気が安定していることを確認し黒岳石室へ。杭やロープがある夏道を辿る。石室直前のタラ地には雪が残っていた。そのまま石室入り。石室は長い棒がある狭い入り口から出入りするらしい。教えてくださった方ありがとうございました。 7日:黒岳石室~ヒサゴ沼小屋 勝負日なので早起き。雲海がきれい。赤石川の渡渉はSBないところ多く、あっても厚さが薄いので、適当に渡渉。その先の北海沢左岸のクラックはそんなに大きくない。対岸の夏道を人と人の距離を離して通過。クラックは上からもまくことが出来そうだった。その後も夏道たどる。尾根の曲がるところにはベンチ。北海岳への尾根に乗る手前のトラバースは例年雪が付き難しいが今年は雪がほとんどない。道の上に少しある雪渓は適当にまいたりステップきったりして通過。北海岳P着。局地風もない。快晴無風。雲海の上に浮かぶトムラが遠い。白雲方面へ乗越。その後は窪んだ夏道をたどる。白雲北斜面も雪がなく岩が露出。その対岸の沢の左岸にはクラック。間の雪渓をたどり、少しショートカットして白雲小屋方面へ。少し雪渓あり。白雲小屋からは最初雪渓あるが、その後はずっと夏道。東大雪の山々がかっこいい。高根ヶ原は東が崖で雪堤になっているところもあるが、夏道を辿っていれば近寄ることはない。高原沼コースへの分岐の看板は倒れていた。平ヶ岳横には雪渓、それ以外は全く雪がない。ここらはハイマツが左右にある道。所々にケルンや杭。1833に着き忠別方面へ乗越。忠別沼あたりは木道がある。忠別岳の西側は崖。近寄らないように。その後砂礫の道が続き尾根が曲がるところに鉄の杭。ポンシビナイ分岐というらしい。その後はハイマツの道。五色への登りもハイマツ。五色Pに着きヒサゴ方面へ乗越。道が崖によるところは雪がなかったので、軽く指示出しして崖に寄らないよう通過。1952先からヒサゴ沼小屋へショートカット。途中10mくらいブッシュ漕いだが大部分は雪渓繋げた。ヒサゴ沼直前の夏道は水が流れていて沢のようになっていて通りにくい。ヒサゴ沼の脇の道も木道あるが壊れているものもあった。ヒサゴ沼小屋入り。 8日:ヒサゴ沼小屋~ 暑い。雪が少ないのでヒサゴ沼から南西に延びる沢(ガレ沢)を使わずにヒサゴコルへ向かう夏道を使う。沼から上がっていくところは雪渓で斜度もあったので左岸からまいて登る。緩くなってからは雪渓の上を行く。ヒサゴコルからはずっと夏道。木道あり歩きやすい。1879ポコの脇に出来ると言われている雪の壁も小さく問題なし。ロックガーデンは最上部に少し雪渓あったがこれも問題なし。トムラウシまきの道は最初雪渓で覆われている。トムラウシPへ行く道は雪なし。ルンゼにも雪がない。岩が大きいので適当につかみながら登る。P着。曇ったり晴れたり。短縮登山口へ向かう。ユートム分岐の手前で一箇所大きな段差があったので下級生のストックを回収。ユートム分岐からは所々に雪渓。トムラウシ公園はべったり雪がついており、ボッコも半分隠れていた。その後の登り降りは岩が大きく歩きづらい。前トム平直前でナキウサギを発見。かわいい。コマドリ沢は尻滑りや前下りで下ろす。コマドリ沢分岐はピンテやボッコでわかりやすい。 9日 曇り。東大雪の山々も上のほうに雲がかかっている。カムイサンケナイ川から上がるところはロープとペイントがあった。その後雪渓登って夏道に合流。雪渓にはその先進んで行かないようここにもペイント。あとは木道がある部分が多く歩きやすい。だーっと下って下山。お疲れさまでした。 21年7月の強化合宿よりは雪がやや多いが、例年のこの時期よりは少なめです。 層雲峡ビジターセンターのライブカメラや残雪情報も参考にすることができます。(過去30年で雪解けが最速とのこと。) |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
ストック
ピッケル
長袖インナー
タイツ
ズボン
雨具上下
厚手靴下
薄手靴下
テムレス
防寒着
ゲイター
ザック
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ポリタンク
トイレットペーパー
携帯トイレ
ライター
地図(地形図)
ナイフ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ラジオ
時計
サングラス
シュラフ
シュラフカバー
ジップロック
テントマット
ロールマット
|
---|---|
共同装備 |
ドラゴンフライ
灯油
米鍋
お玉
しゃもじ
食料
熊スプレー
テント
ノコ
ファーストエイドキット
常備薬
修理具
ツェルト
|
感想
ルート状況を教えてくださった方々、登山道や小屋の管理をしてくださっている方々ありがとうございます。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:283人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する