夏から秋への北アルプス〜双六岳から三俣蓮華岳へ〜
- GPS
- 21:40
- 距離
- 41.7km
- 登り
- 2,880m
- 下り
- 2,879m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:57
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 12:41
天候 | 1日目晴れ後曇り一時雨 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍋平の無料登山者駐車場に止めました。 ここから新穂高まで行きは40分、帰りは疲れていて登りで50分ほどかかりました。 16時までに新穂高の一つ目のロープウェイに乗れば舗装道路を下って鍋平に行けるそうです。 私は間に合いませんでした。 会った人の話では夜8時で残りのスペースは2台分だったそうです。 当日朝5時に着いた人はタイミング良く1台分あいていたので止められたそうです。 鍋平に止めると行動時間が余計にかかるので注意してください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高登山指導センターで登山届と下山届を出します。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉ひらゆの森500円。 その向かいの大きな食堂でそばを食べました。 |
写真
感想
今年は8月に山に行かなかった。
前半は子供や孫の帰省、後半ははっきりしない天気で山に行く気が起こらなかった。
8月に行くなら標高の高いアルプスがいいと思うが、最近アルプスへの情熱が覚めてしまっていた。
登りたい山、歩きたい道は大体行った。
歩きたいけど歩いていない道は自分にはきつそうだ。
もうアルプスはいいかな。
そんな気持ちでいた。
9月6、7日と天気が良くなりそうだ。
やっと山に行きたいという気持が湧いてきた。
太平洋側よりも日本海側の方が天気がいいらしい。
白山はこの前行ったし・・・となるとこの時期やっぱり北アルプスかな?
山中1泊で登れる山でできるだけ日本海に近い山・・・
薬師岳は遠すぎる。
笠ヶ岳、今の体力でテントを担いで笠新道を登るのはきついな。
じっと地図を眺める。
そうだ!
双六から三俣蓮華岳まで行こう!
三俣蓮華岳は展望がいい。
大好きな薬師岳や黒部五郎岳を見に行こう!!
ということで、双六小屋にテントを張って三俣蓮華岳まで往復することにした。
新穂高に夜の11時半に着くと無料の駐車場は一杯で止められなかった。
こんなことは初めてだ。
木曜の夜なのに…
仕方なく案内に従って鍋平の無料駐車場に行った。
ガラガラだった。
翌朝まずは新穂高まで山道を下る。
40分近くかかってしまった。
帰りはここを登るのだろうか?
気持ちのいい青空が広がるが、暑い。
小池新道は眺めのいい道だが、日蔭が少ない。
足もとの白い石に日が反射して余計に暑い。
ばてている若い男性がいた。
鏡平山荘のかき氷に心惹かれたが、双六小屋で生ビールを飲もうと我慢する。
だが、すぐにガスってきた。
双六小屋に着いたときには肌寒いくらいでビールを飲む気にはなれなかった。
夜中には満天の星空が広がっていた。
7日は素晴らしいお天気で、双六岳でのご来光を目指して出発する。
間に合うだろうか・・・
結局山頂の少し下で御来光を拝むことになったが、素晴らしいご来光で満足した。
やっぱり北アルプスは槍ヶ岳が絵になる。
双六岳からの眺めもいいが、三俣蓮華岳のほうが黒部源流の山が近い。
縦走気分も味わえる。
三俣蓮華岳にからの展望を期待して歩く。
気持ちのいい稜線歩きだ。
三俣蓮華岳には岐阜、長野、富山の3県の三角点が3つある。
昔は無かったような気がするが・・・
多分本物はあのひとつだろう。
三俣蓮華岳からの展望は双六岳からの展望よりも素晴らしかった。
薬師岳、黒部五郎岳、水晶岳も近い。
雲ノ平もよく見える。
立山剱も近くになった。
やっぱりここまで来て良かった。
また北アルプスに登りたくなった。
双六小屋でテントを撤収して下る。
この下りも疲れた。
そして最後の修行が待っていた。
鍋平までの登りだ。
疲れた身には本当にきつかった。
駐車場に着いたときには休憩時間を含めて12時間を超えていた。
頑張ったあ〜〜〜!!!
そして平湯で温泉に入り、そばを食べて帰る。
8時間運転でうちに着いたのは午前3時。
寝たのは4時。
3時40分に起きたのだから24間以上起きていたことになる。
で、今日は6時から起きている。
日ごろの寝貯めの成果が発揮された!
今回の山行、1か月以上山から遠ざかってしまったので、体力不足を痛感した。
でも、行って良かった!
夏から秋に移り行く山の景色が美しかった。
天気に恵まれて素晴らしい景色を堪能できた。
やっぱり山から見るご来光は感動する。
だが、何よりの収穫はまた北アルプスに行きたいと思うようになったこと。
頭の中は来年の北アルプス縦走計画でいっぱいだ。
頑張って体力付けなくっちゃ!!!
しばらく山から遠ざかってましたがやはり良かったのは言うまでもありませんね
南アルプスの主脈縦走と比べれば累積標高等、少ないかもしれませんが一ヶ月のブランクでこれだけ歩けたのは想定以上だったのでは
それにしても二日目見事です。
今年は年末年始除いて長い縦走出来そうもないです。
こんな縦走のレコ見るのは今の私には目の毒
台風と追いかけっこして見事に逃げ切りましたね、さすが晴れ女です。
tomhigさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
二日目、双六小屋から三俣蓮華岳の往復はサブザックなんですよ。
テントはおいて行きました。
ザックが軽いと楽ですね!
このコースは往復でも縦走気分が味わえます。
双六小屋から三俣蓮華岳の間には3つのコースがあるので、行きは稜線を歩き、帰りはカールの巻道コースにしました。
違った道なので往復って感じがしません。
お得ですね!!
やっぱり晴れの山歩きは気分爽快です!!!
2007年9月に新穂高から双六小屋に泊って、鷲羽岳に登るつもりが朝雨模様で中止して槍ヶ岳に向かったことがあります。
笠ヶ岳や薬師岳鷲羽岳等の山を見るとまた行きたくなって来ました。
お疲れさまでした。
sskamosikaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
新穂高からのコースは山小屋も多いので、ゆっくり登るのもいいかもしれませんね。
1泊目を鏡平小屋にすると楽でしょう。
2泊目は三俣蓮華小屋にして鷲羽岳を往復するとか。
奥様も元気になってまた一緒に登れるといいですね!!
そうそうたる名山の縦走ご苦労さまでした。
さすがに展望は素晴らしいですね。
それにこの日程でこなされるとはすごいですね!
その体力に感嘆しました。
まだまだアルプスの縦走を計画中とか・・・。
がんばってください!
おつかれさまでした
s_fujiwaraさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
北アルプスの山は周りが北アルプスだらけ!(笑)
間近に山々が見えるので迫力があります。
還暦を過ぎて確実に体力が落ちてきていると思います。
今回も双六小屋から三俣蓮華岳の往復はサブザックだったので良かったですが、以前のようにテント泊装備で10時間以上の行動は無理だろうなと思いました。
今回も最期は本当にばてていました。
それでも、この山行で体力がついたかな。
山に行きたいという気持が強くなったので、やっぱり行って良かったと思いました。
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