北岳・間ノ岳 ここまで見せてくれるか!
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- GPS
- 16:09
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,337m
- 下り
- 2,343m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:45
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:06
3年前というのは塩見岳に登った時、農鳥岳方向からの日の出を見たときに、「次は北岳・間ノ岳」と思ったから。
条件が結構厳しくて、ノビノビになってしまったのですが、その条件というのが
〇北岳山荘の「激混み」を避けるため、金曜日スタートすること
でした。ところが、仕事している以上金曜日が自由になることは月に1回、あっても2回。そこに天候とか家庭事情が組み合わさってこんなに遅れてしまいました。
今年も7月中旬にチャンスがあったのですが、梅雨明けが遅れて×。8月前半は家族の病気で×。8月末は悪天候で×。今年もダメかとあきらめかけたのですが、ちょっと仕事にガマンしてもらって、ようやく〇。
でも「金曜日スタート」は正解でした。
この日、北岳山荘は「1人1枚」の布団が確保されていました。激混み時は「3人で1枚」のこともあるそうですから・・・。
夕食も煮込んだカレーと煮鯖。
北岳・間ノ岳ともに、どちらも大きな山で歩きごたえがありました。
天候 | 13日=くもり 14日=快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
OUT=芦安まで乗り合いタクシー 芦安駐車場には午前4時過ぎに到着し第3駐車場に誘導されました とりあえず4時半にバスの列に位置取り(ザックを置く)したのが11番目 5:30の始発バスは2台運行でしたが、着席できるのは1台当り25人です。 立席乗車で約1時間の乗車はきついと思いますね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは明瞭なのですが、肩の小屋〜北岳山頂〜吊尾根分岐、トラバースルート〜八本歯のコル、左俣コースのガレ場は危険度高いと思います。久しぶりにヘルメットかぶりました。 また左俣の雪渓の上部付近で遭難者救助に遭遇しました。 北アルプスに比べてヘルメットの人 少ないと感じます。 |
その他周辺情報 | 芦安バス乗り場二階の「白峰館」の風呂で汗を流しました。 移動に時間がかからないのがいいですね。 |
写真
もう、歩きたくない
小太郎分岐でご一緒した人は、「北岳山荘にとまる予定だったけど ここにとまることにする」とおっしゃってました。
私も同じペースだったけど、翌日のスケジュールが押しているので「あとは下りだけ」と 先に行きます
もう一本持って行って、夕食の時にいただきました。
周りの方に結構受けていたと思っています。
(面白いもの見つけたので、見せびらかしたかっただけなんですがね)
モンベルショップでは売っていません
私はダイエーで買いました
感想
初日、結構堪えました。
初日に「足」を使いすぎたせいか、二日目はゆっくり、ゆっくりでしたね。
実にヘロヘロで、よく休憩しながらの山行になりましたが、特に14日は抜群の眺望で、百名山だけでも30以上が見えたようです。私には25ぐらいしかわかりませんでしたが・・・・奥秩父が見えるのに、どれがどれだかわかりませんでした。
分かった山は
南アルプス=北岳、間ノ岳、悪沢岳、赤石岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰山
中央アルプス=木曽駒が岳、空木岳
北アルプス=乗鞍岳、焼岳、笠ヶ岳、奥穂高岳、槍ヶ岳、立山、剱岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳、常念岳
その他=富士山、御嶽山、雨飾山、火打山、妙高山、八ヶ岳(赤岳)、蓼科山
奥秩父は山座同定できませんでした、何となく金峰山の五丈岩が見えた気がしましたが・・・。雲取や甲武信も山塊の中としか言えません。
霧ヶ峰、美ヶ原も大体の方向だけしかわかりません
大菩薩、丹沢、恵那山は雲海の中
もしかしてはるか彼方に越後の山か?と思うピークが見えました。
昨年登った越後駒から南アルプスが見えた気がしたんで・・・。
浅間や高妻山は北岳の向こう側か・・・。
1日目は「高曇り」で写真写りはパッとしないものの、雲海の上に主だった山が見え、気温も高くないので歩きやすかった。微風で休憩時に一枚羽織るぐらい。
2日目は「快晴「」で写真写りはいいのですが、暑くて体力を奪われます。日焼けもひどい。
2日間の天気の組み合わせも ラッキーだったのでしょう。
北アルプスに比べて山が大きく、歩きごたえがあります。
道標はしっかりしていますが、途中の距離程表示やベンチは少し少な目かな。
ロングコースになるだけに、山にどっぷり漬かっている感じになります。
これぞ南アルプスでした。
私も温め続けて、また4年目に突入です・・・
blackstoneさんが「もう歩きたくない」と言われるのを聞くと、心配度が増します。それにしてもやっぱりすごい景色ですね。私の場合は天候で3年見送ったのですが、やはり天候は大事だと、blackstoneさんの写真を見て感じました。
来年までまた温めます。
レコありがとうございます(*^^)v
aoitoriさん、コメントありがとうございます。
ルートの選択は今回のルートか、逆回りか、ですね。
それと、ご来光を北岳で迎えるか、間ノ岳(または間ノ岳までの稜線上)で迎えるかも判断です。
当初は逆回りで1日目に間ノ岳まで行ったうえで北岳山荘に泊まり、2日目に北岳山頂を踏んで帰ることをベストスケジュールに考えていましたが、二俣までの序盤で調子が上がっていなかったのでセカンドプランに切り替えました。
北岳から間ノ岳の間は「天上の稜線歩き」といった表現で紹介されることが多いのですが、地味にアップダウンがあり、決して楽ではありません。おおきな荷物をデポして、軽身で往復した方が良かったかもしれません。
もう1泊できるなら、初日は肩の小屋に泊まり、二日目は北岳〜間ノ岳〜農鳥岳と歩き、大門沢に泊まる。3日目、大門沢から奈良田に下ってバスで広河原に戻ってもいいかな。
まあ、スケジュールと相談して、ぜひ実現してください。
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