木曽駒ヶ岳 福島Bルートから茶臼山周回 1泊2日

2019年09月14日(土) ~ 2019年09月15日(日)

• GPS: 15:25
• 距離: 22.3km
• 登り: 2,114m
• 下り: 2,107m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 2:18
• 合計: 7:27

8:05 福島Bコース登山口(コガラ登山口)
8:09 8:09 福島Bコース・茶臼山分岐
8:40 8:49 幸ノ川渡渉地点
9:26 9:42 四合半 1914m
10:33 10:58 六合目手前 2225m
11:36 12:09 木曽駒ヶ岳七合目避難小屋
12:56 13:13 八合目水場
14:09 14:33 玉乃窪山荘
14:54 14:54 頂上木曽小屋
15:09 15:23 木曽駒ヶ岳
15:32 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘

2日目

• 山行: 5:37
• 休憩: 1:58
• 合計: 7:35

6:15 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
6:27 6:39 木曽駒ヶ岳
6:53 6:53 馬ノ背分岐
7:43 7:43 濃ヶ池分岐
8:02 8:02 遭難記念碑（聖職の碑）
8:16 8:38 西駒山荘
8:40 8:46 水場
9:09 9:09 胸突の頭
9:20 9:32 行者岩
9:43 9:46 茶臼山
10:18 10:18 2412m地点
10:28 10:59 茶臼山八合目 2291m
11:52 12:05 茶臼山五合目 1764m
13:04 13:10 行者水 1508m
13:18 13:30 正沢川吊り橋
13:45 13:46 福島Bコース・茶臼山分岐
13:50 福島Bコース登山口(コガラ登山口)

天候

ほぼ快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

福島Bルート 7合目から8合目間、麦草山の北東面をトラバースする区間
結構な崖のところをトラバースしていくので慎重に通過する。
茶臼山 4合目から5合目間
15日に地元遭対協の方々が下草狩りをされていました。
上りなら安全に行けると思いますが、降りを転ばずに歩くのは相当厳しい。
このルート、降りで使うのは危険。

その他周辺情報

せせらぎの四季
http://www.kiso-spa.com/
大人700円
泉質は濁河温泉のものとよく似る、鉄分で茶色く濁った湯

写真

9/14 7:51

素晴らしい天気だ
今シーズン一番かも
スキー場の跡地が登山口

9/14 7:57

登山口にトイレはありません
旧ゲストハウスは廃墟

9/14 8:04

ここから山に入る
コンパスにて登山届けは提出済み

9/14 8:18

割と急坂の林道を登る
ここまでは車で入れる模様
ピストンするならここまで車で入るのもありかな

9/14 8:43

砂防ダムの直上で幸ノ川を渡渉する。
橋とかは無いので増水時は使えないかもしれない。

9/14 9:38

4合半の水場、登山口からここまで1時間半ほど
最初の大休止

9/14 10:10

五合目通過

9/14 11:41

登山口から3時間半ほどで7合目の避難小屋到着

9/14 11:44

避難小屋直上の広場、ここで三度目の大休止
福島Aルートとの合流点
ここから麦草山へも分岐しています

9/14 12:16

7合目から8合目の間はトラバース区間
ほぼ水平移動なのだが、結構危ないところを通ります。

9/14 12:40

トラバース区間を半分消化
ここでも10分程休憩

9/14 12:52

9合目の小屋が見えてきた

9/14 14:14

玉ノ窪小屋到着
ここまで約6時間、今日は時間がかかりました
ここでも20分ほど休憩

9/14 15:06

もうじき今日の登りが終わる。

9/14 15:06

山頂直下で、きた道を振り返る

9/14 15:19

今回のPT
全員、無事登頂できました
下から大凡7時間を要す

9/14 15:22

うはっ、テン場が凄いことになっとるぞ

9/14 15:24

宝剣岳まで散歩する予定だったのだが、疲れ過ぎました。

9/14 16:32

なんとか隙間を見つけて設置完了

9/14 16:49

さあ、テント泊の楽しみ
夕食です、
これは即席のナス漬物

9/14 17:07

今回のメインはトンちゃん
具材は玉ねぎ
締めはオジヤ

9/14 17:59

素晴らしい夕日

9/15 5:26

日付が変わって、日の出直前
満月はもうすぐ沈む。

9/15 5:26

素晴らしいグラデーション
もうじき日の出だ。

9/15 5:29

今日も天気が良さそう

9/15 6:25

あまりに天気が良いのでもう一度、木曽駒ケ岳山頂に登り返し。
10分程山頂で写真撮影。
絶景をおすそ分けしましょう。まずは御嶽山。
ここから時計回りに行くよ。

9/15 6:35

乗鞍岳

9/15 6:35

北アルプス南部方面

9/15 6:35

北アルプス北部方面

9/15 6:36

八ヶ岳方面

9/15 6:36

南アルプス北部方面

9/15 6:36

南アルプス中央部方面

9/15 6:27

農鳥岳と塩見岳の間に見える山をアップ
これは判りますよね。

9/15 6:38

南アルプス南部方面

9/15 6:48

山頂から歩き出して10分程
本日通過する山を望む。

9/15 6:48

スカイライン手前の稜線を降ります。

9/15 6:49

ニホンザルの群と遭遇
こんなのが居ては雷鳥の雛はひとたまりも無いな。

9/15 6:54

見納め

9/15 7:02

ここは通行禁止とのこと
確かに危なそう

9/15 7:49

宝剣岳もこれで見納め

9/15 8:16

立派に再建された西駒山荘

9/15 8:59

大分くたびれているのだが
まだ二つ超えないと帰れない。

9/15 9:05

桂小場との分岐
6年まえにこちらから日帰りピストンしているので
ここから先は未踏ルートだ

9/15 9:19

ヤマハハコ
ルート上、他にはトリカブト、トウヤクリンドウ、アキノキリンソウ、シラタマノキ、ウメバチソウ、枯れかけのコマウスユキソウなどが咲いてます。

9/15 9:20

行者岩への登り
ジグきってないのでキツイ

9/15 9:42

茶臼山山頂を通過

9/15 10:04

あとはひたすら降る

9/15 10:59

降る

9/15 11:13

降る

9/15 11:38

まだ降る

9/15 11:57

ここまで茶臼山から900m降下してきた。
テント背負って2時間の降り、くたびれた。
しかし、ここから先が本日の核心部、噂の藪漕ぎであります。
15分程休憩を入れて英気を養う。

9/15 12:05

道標があるが、何処が道かわからないぞ。
それ以上に、足場が悪い
唯一の救いは、クマ笹を掴めば体が確保が出来ること。

9/15 12:06

ルート上を歩いているようには見えんなぁ。
しかしここまではまだましだった。
この先で遭対協の方々が登山道の刈払いをして下さっていたのですが。ルート上に覆いかぶさった草で何処に足を置いたらいいか判らなくなっていて今まで以上に神経がすり減ります。また頼みのクマ笹が刈り倒されているので掴めない。途中、草に足元をすくわれて転倒、5mほど滑落。幸い怪我はなし。

9/15 13:07

本日の核心部を全員無事通過。
260m降下するのに1時間以上要す。
行者水で一息。

9/15 13:21

渡渉を覚悟していた正沢川には丸木橋あり。
遭対協の皆さまありがとう。

9/15 13:46

無事1周

9/15 13:47

予定より1時間程遅れ
茶臼コースはもう二度と歩きたくない。

撮影機器：

PENTAX K-5 ペンタックス

PowerShot G3 X CANON

iPhone SE Apple

装備

個人装備

長袖アンダーアーマー緑 Tシャツ 黄緑 レインダンサー(上着レンガとズボン黒) 半ズボン オレンジ 毛糸靴下 毛糸手袋 キャップ赤 グレゴリーバルトロ75L青 zambalanフジヤマ オニギリ6個 カップ麺 水3.0L アプリfieldAccess ヘッドランプ fenix5X 日焼け止め 保険証 iPhoneSE サングラス タオル ストックLEKI シュラフ ヘッデン

共同装備

ジェットボイル コンパス 晩飯1回分 朝飯1回分 昼飯1回分 補助ロープ8ミリ20m

感想

アキ

桂小場からは2013年8月14日に日帰り
上松Aルートは昨年7月20日に日帰りしているので
今回は未踏の福島Bルートを久しぶりのテント泊装備での1泊2日スケジュールで計画。テントと食事の重さが加わり大凡1人20kgの荷を背負うので日帰り山行とは随分勝手が違う。
同じルートをピストンするのもつまらないので、茶臼山ルートで下ることにした。最近のヤマレコ情報によると、茶臼山ルートの5合目から4合目間は藪漕ぎと正沢川の渡渉があるとのことだったので最後に本ルートの核心部があると覚悟はしていたのだが・・・。今から思えば大人しくピストンすれば良かった。

15日は地元の遭対協の方々が茶臼山ルートの整備活動中。
お陰様で正沢川には簡易の丸木橋が架けられており渡渉せずに済みました。ありがとうございます。
しかし、五合目下で丁度草刈り作業を進められておりまして
これがタダでさえ難しい降りを、更に難易度の高いものへとグレードを上げておりました。
想定以上に体力と時間を消耗。パーティ全員が怪我なく無事下山出来て本当に良かった。