南アルプス縦走 椹島から荒川三山、赤石岳、聖岳

2019年09月14日(土) ~ 2019年09月17日(火)

• GPS: 74:18
• 距離: 44.3km
• 登り: 4,586m
• 下り: 4,584m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:12
• 合計: 4:26

7:24 椹島ロッジ
7:34 7:35 滝見橋
8:54 8:54 小石下
10:12 10:12 蕨段
10:20 10:21 見晴岩
11:05 11:15 駒鳥池
11:25 11:25 駒鳥池駐車場
11:50 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:33

5:13 千枚小屋
5:52 5:57 千枚岳
6:36 6:36 丸山
7:01 7:13 悪沢岳
8:07 8:16 荒川中岳避難小屋
8:20 8:23 中岳
8:33 8:34 前岳
8:52 8:56 お花畑（荒川前岳南東斜面）
9:22 9:38 荒川小屋
10:10 10:11 大聖寺平
10:54 10:55 小赤石岳の肩
11:07 11:09 小赤石岳
11:19 11:19 赤石岳・小赤石岳間分岐
11:37 11:46 赤石岳
11:49 11:51 赤石岳避難小屋
13:09 13:09 百間平
13:46 百間洞山の家

3日目

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:15

5:33 百間洞山の家
6:29 6:29 中盛丸山・大沢岳間分岐(百間洞山の家方面)
6:48 6:52 中盛丸山
7:37 7:37 小兎岳
8:18 8:18 兎岳
8:24 8:29 兎岳・避難小屋
10:06 10:19 聖岳
10:54 10:55 小聖岳
11:30 11:30 薊畑分岐
11:45 11:46 聖平小屋分岐
11:48 聖平小屋

4日目

• 山行: 4:43
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:53

4:43 聖平小屋
5:50 5:54 滝見台
6:36 6:36 乗越
7:05 7:08 造林小屋跡
7:38 7:39 聖沢吊橋
8:56 8:57 聖沢登山口
9:25 9:26 牛首峠
9:36 9:36 椹島ロッジ
9:36 ゴール地点

天候

1、2日目は晴天、3日目は曇り後雨、4日目は曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙臨時駐車場に駐車
ここから椹島ロッジまで、東海フォレストのバスで往復
東海フォレストの畑薙臨時駐車場の始発バスは7時半、停留所の横のベンチに5時ぐらいからザックを置いて順番待ちをする人がいたので、私もザックを置きに行きました。
臨時便が早く来て、第1便の6時10分頃発に乗れました。
おかげで7時半前に椹島を出発する事が出来、千枚小屋には12時前に到着、テン場には一番乗りでベストポジションを確保することが出来ました。
東海フォレストは28人乗りのバス4台で対応しているとのこと。
1回の対応が約110人、後から聞きましたがこの日は180人ほどいましたので、最後の方の方は椹島着が11時を過ぎて大変だったそうです。

コース状況／危険箇所等

特に危険なところはありません。
悪沢岳、赤石岳、兎岳、聖岳の下りはザレた急坂ですが、慎重に下れぱ問題無いと思います。

その他周辺情報

白樺荘で温泉に入って食事する予定でしたが、火曜は定休日でした。

写真

9/14 5:28

畑薙臨時駐車場、朝5時半でほぼ満車。

9/14 5:53

椹島行きのバス停、5時頃からザックを置いて順番取り。
毎日アルペン号が着く5時50分には長蛇の列。

9/14 6:05

7時半始発が、6時過ぎの臨時便に乗ることができました。

9/14 7:10

椹島ロッジからスタート。

9/14 7:33

林道にはマウンテンバイクが何台が置かれていました。

9/14 7:41

吊り橋を渡って登山道スタート。

9/14 8:24

途中、明日登る悪沢岳が見えました。

9/14 11:00

比較的緩やかな登りがずっと続きます。
千枚小屋までコースタイムで約6時間半です。

9/14 11:55

千枚小屋が見えてきました。

9/14 11:56

12時前に千枚小屋に到着。

9/14 12:43

テン場一番乗り、フラットでフカフカの下草のサイトに設営。

9/14 12:48

千枚小屋の内部、すごくキレイです。

9/14 12:58

真正面には富士山。

9/14 12:59

水場の水は豊富で冷たくておいしいです。

9/14 13:25

テン場に寝転がり酒でマッタリ。
2時半まで誰も来ませんでした。

9/15 4:56

2日目、良い天気になりそう。

9/15 5:29

最後の樹林帯を登り、稜線を目指します。

9/15 5:30

富士山がとてもきれいです。

9/15 5:42

森林限界を超えると絶景が広がります。

9/15 5:43

今日登る赤石岳。

9/15 5:57

千枚岳（2880m）に到着。

9/15 5:58

荒川中岳と前岳。

9/15 6:07

一旦下ります。

9/15 6:31

気持ちの良い稜線を登ります。

9/15 6:36

途中の丸山（3032m）、悪沢岳までの途中にある丘のようなところなので3千m峰にはカウントされていません。

9/15 6:37

緩やかな稜線を登ります。

9/15 7:02

悪沢岳（荒川東岳3141m）に到着、槍ヶ岳に次ぐ日本で6番目に高い山です。

9/15 7:13

360度の大絶景、稜線の先が荒川三山の中岳と前岳。

9/15 8:08

中岳避難小屋に到着。

9/15 8:20

荒川中岳（3084m）に到着、日本に21座ある3千m峰です。

9/15 8:22

中央アルプスと御嶽山。

9/15 8:32

お隣の荒川前岳（3068m）は中岳の峰続きの丘のようなところ。

9/15 8:51

お花畑を下ります。

9/15 9:10

遠くに荒川小屋が見えてきました。

9/15 9:26

荒川小屋到着。
人気の「悪沢岳Tシャツ」2500円ナリを購入。

9/15 9:49

ここから赤石岳へ登り返します。

9/15 9:59

雄大な稜線を登っていきます。

9/15 11:08

手前の小赤石岳（3081m）に到着。

9/15 11:39

分岐から30分ほどで百名山赤石岳（3121m）に到着しました。
皆さん分岐から赤石小屋に下って行くので空いていました。

9/15 11:45

歩いてきた稜線、真ん中は北岳。

9/15 11:47

頂上直下の赤石避難小屋があります。

9/15 11:49

この小屋はファンが多いそうです。
できれば泊まりたいところですが、百�瞭玉椹悗群爾蠅泙后�

9/15 11:52

振り返ると青空が素晴らしいです。

9/15 12:22

ザレた大斜面をトラバースしていきます。

9/15 13:05

百�諒拭�広くて気持ちが良いです。

9/15 13:46

大下りした小川のほとりに百�瞭胸海硫箸�あります。

9/15 16:29

東海フォレストバス縛り（経営小屋に泊まらないとバスに乗れない）をクリアする為、ここはテン泊ではなく小屋泊まり。3階建ての綺麗な山小屋です。

9/15 16:59

夕食はお目当ての豪華な揚げたてとんかつ。

9/16 5:04

朝ごはんもとってもおいしかったです。

9/16 5:18

生卵の無料サービス。

9/16 5:50

曇り空の中登り返します。

9/16 6:29

兎岳方面への分岐、この時は晴れ間が見えました。

9/16 6:46

本日の1つ目のピーク、中盛丸山（2807m）に到着。
ここは日本百高山です。

9/16 6:51

ガスがでてきました。

9/16 7:36

2つ目のピーク小兎岳（2738m）に到着、名前はかわいいけど登りは普通にキツイです。

9/16 8:18

3つ目のピーク兎岳（2818m）に到着。
ここも日本百高山、残念ながらガスガスです。

9/16 8:28

兎岳避難小屋、ここは無人で古い小屋でした。

9/16 8:30

聖岳へ向かいます。
ここまですれ違った方は出発してからたったの5人。

9/16 10:11

百名山聖岳（3013m）に到着、ここで反対側から登ってきたお兄さんにグッドタイミングで出会い、写真を撮ってもらいました。

9/16 11:06

聖平まで下ります。
途中少しだけ晴れました。

9/16 11:39

聖平に到着。
二百名山上河内岳がすぐ近くに見えます。

9/16 11:46

木道を歩き、今日の宿泊場所聖平小屋に向かいます。

9/16 11:55

昼前に聖平小屋に到着、今日が今シーズン最終日だそうです。

9/16 12:53

聖平小屋のテン場、独り占め状態です。

9/16 12:55

お約束のウェルカムフルーツポンチ。

9/16 13:43

トイレは外にありとても清潔でキレイ、何と水洗でした。
この後雨が降ってきたので朝までテント内で酒盛り。

9/17 4:42

翌朝、椹島のバスの時間がきわどい（10時半）ので5時前に出発。コースタイムは5時間半。

9/17 5:38

今日は良い天気になりそう。

9/17 5:50

歩きやすい登山道ですが、とにかく長いです。

9/17 7:39

吊橋を渡ります。

9/17 8:57

最後は林道を40分ほど歩きます。

9/17 9:41

ゴールの椹島ロッジに到着。

9/17 10:25

平日なので10時半のバスは20名ほど、全員乗れました。

9/17 11:37

畑薙臨時駐車場に到着、駐車場はガラガラでした。

9/17 12:45

白樺荘で温泉と食事の予定でしたが火曜日は定休日、ずっと食堂がなく井川の県道沿い「アルプスの里」でかつ丼をいただきました。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック テント シュラフ マット ストーブ クッカー ランタン 食料

感想

ucchan1

南アルプス南部へ初めて行ってきました。
椹島から反時計回りで、悪沢岳、赤石岳、聖岳をぐるっと廻る定番コースです。

3泊4日でしたが、アプローチが悪いので1日目は稜線近くの千枚小屋までの樹林帯の登りのみ、4日目は稜線上のコルの聖平からの下山のみと、実際に縦走を楽しめたのは2日間だけでした。
それでも稜線上に出てからは圧巻の絶景、アプローチが長くてもそれに見合うだけの、雄大な南アルプスを堪能した山行でした。

日本に21座しかない3千m峰のうち、悪沢岳・荒川中岳・赤石岳・聖岳の4座。
それ以外でも名のあるピークは、千枚岳・丸山・荒川前岳・小赤石岳・中盛丸山・小兎岳・兎岳・小聖岳と、3千m峰と合わせ13のピークを縦走することができました。

テン泊2泊、山小屋1泊でしたが、泊まったところもそれぞれ良いところで、縦走以外、宿泊でも楽しめました。
千枚小屋のテン場はフラットでゆっくりできる樹林帯、ここでは下草のあるフカフカした場所で酒を飲んでテントライフを満喫。
百�瞭胸海硫箸肋�川のほとりのコンパクトで清潔な小屋、名物のとんかつを揚げたてでいただきました。山の中でこんなにおいしいとんかつはビックリです。
聖平小屋のテン場は平日でシーズン最終日ということもあり、利用者は私だけ。
フラットで広いテン場の中央にテントを設営、越冬したビールを安く売っていただき飲んだくれていました。

連休ということもあり、たくさんの登山者がいましたが、混んでいたのは赤石岳までで、この先からははほとんど人に会わず、静かな山行でした。
次回はさらにアプローチが悪く、さらに南の上河内岳・茶臼岳・光岳にチャレンジしたいと思います。

コメント

sheva

おつかれさまでした
ucchan1さん、百間洞山の家のテラスでご一緒させてもらいました
いろいろ興味深い話を聞き、過去レコ見させてもらうとなるほどと
お話されてた八ヶ岳の”裏技”とか、そういう事だったんですね

これからもラジオ片手にデカスロンザックでヤマスタ、精進されて下さい！
ジンの飲みすぎにはご注意を・・・

ucchan1

Re: おつかれさまでした
shavaさん
連絡ありがとうございます。
レコ拝見させていただきました。
16日は朝早く出発されて、すごいスピードで椹島まで下山されたようで、ご無事で何よりです。こちらは17日は天気が良くないとのことだったので、上河内岳方面には行かず予定を変更して椹島下山で日和ってしまいました。
九州エリアからの登山大変かと思いますが、次の目標に向けて頑張ってください。
追伸：ちなみに"デカトロン"です。
https://www.decathlon.co.jp/