遠見尾根より五竜岳〜唐松岳（八方尾根を下る）

2019年09月19日(木) ~ 2019年09月20日(金)

• GPS: 29:19
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,070m
• 下り: 1,870m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:07
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:12

8:56 地蔵の頭
9:53 10:07 小遠見山
10:26 中遠見山
11:01 11:19 大遠見山
12:03 西遠見山
12:10 12:40 ランチ休憩
13:47 13:48 白岳
13:50 13:51 遠見尾根分岐
13:56 13:57 五竜山荘
14:02 遠見尾根分岐
14:04 白岳
14:06 遠見尾根分岐
14:08 五竜山荘

2日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 2:41
• 合計: 9:20

4:51 五竜山荘
5:49 6:29 五竜岳
7:09 7:49 五竜山荘
7:54 遠見尾根分岐
7:57 白岳
8:38 8:39 大黒岳
10:05 10:14 牛首
10:19 10:27 唐松岳頂上山荘
10:49 11:18 唐松岳
11:33 11:37 唐松岳頂上山荘
12:10 12:22 丸山
12:34 12:38 扇雪渓
13:17 13:31 八方池
13:38 第三ケルン
13:44 八方ケルン
13:49 第2ケルン
14:11 八方池山荘

天候

・19日・・・霧中のち晴れ
・20日・・・晴れのち時々曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・五竜遠見テレキャビン駅に山荘宿泊者用無料駐車場あり。
・テレキャビン情報
　https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/
・八方尾根ゴンドラ情報
　http://www.happo-one.jp/trekking/alpenline
・八方から五竜遠見テレキャビン駅までタクシー利用
　たまたま流しを拾え、2,500円でした.

コース状況／危険箇所等

●遠見尾根
　　西遠見山まではアップダウンがあるものの整備されており、歩きやすい。
　　但し、西遠見山〜白岳は一気に標高を稼ぐ岩場アリの急登が続きます。

●五竜山荘〜五竜岳
　　はじめは歩きやすい道ですが、後半は岩場の登りとなり、
　　山頂直下に鎖場あり、下りでは特に慎重に！

●五竜山荘〜唐松岳
　　前半は歩きやすいですが、大黒岳より先は核心部となる岩場が続き、
　　特にラストの牛首の通過は慎重に！
　　唐松岳への登りは特に問題ありません。

●八方尾根
　　終始登山道は整備されています。
　　ただ新ルートとなった下りはじめは、すれ違い時慎重に！

◎今コースに水場は全くありません。
　各小屋で購入するか、余裕をもって持参を。
　今回は3.5ℓ持っていきましたが、1ℓほど余りました。　　

その他周辺情報

白馬にある「天神の湯」を利用。１人 700円。
露天風呂からは白馬三山〜五竜岳の景色を楽しめます。
http://www.hakuba-highland.net/

写真

9/19 8:55

スタートは霧雨でした。
晴れ予報なのに・・・
雲の中にいるようです。

9/19 9:01

地蔵ノ頭と巻道の合流地点。

9/19 9:09

小遠見山までは階段状の登りが続きます。

9/19 9:51

小遠見山のピークに寄ります。

9/19 10:02

カクネ里観たかったのですが、
残念な結果に、何も見えません。

9/19 10:17

ダケカンバは霧に良く似合う。

9/19 10:19

ムシカリの実なる道を進む。

9/19 10:33

秋が始まっています。

9/19 10:35

リンドウが開いている。

9/19 10:44

初めて五竜岳を拝めました。

9/19 10:45

徐々に霧が晴れてきました。

9/19 10:48

一瞬カクネ里を拝めました。
良かった！

9/19 11:02

まもなく大遠見山。

9/19 11:18

大遠見山下にある池塘。

9/19 11:22

西遠見山に向かうと雲海の上に出始めてきたようです。

9/19 11:44

リンドウが所々に咲いていました。

9/19 11:46

西遠見山にある池塘。
ここは休憩適地です。

9/19 11:47

鹿島槍も左に姿を現し始めてきました。

9/19 11:49

逆さ五竜がかろうじて・・・

9/19 11:49

さらに進みます。

9/19 12:05

五竜岳を正面に登っていきます。
まだまだ高い！

9/19 12:08

幻想的。
目の前の小ピークでランチタイムにしました。

9/19 12:11

武田菱を確認できます。

9/19 12:16

休憩にいい場所でした。

9/19 12:45

この後、遠見尾根の最大の登りが待っています。

9/19 12:58

また階段・・・
でもありがたい。

9/19 13:01

五竜岳も方角によって姿形が変わる山です。

9/19 13:06

晴天の登りであれば3点確保で登れます。

9/19 13:07

鹿島槍がやっとスッキリ。

9/19 13:10

唐松岳も間近に。

9/19 13:24

五竜山荘の高さにやっと近づいてきました。

9/19 13:46

白岳に到着。
翌日歩く唐松岳への稜線です。
前半歩きやすく、後半は・・・

9/19 13:47

高妻山と頚城山塊が近い。

9/19 13:50

唐松岳のアップ。

9/19 13:51

あとは山荘に下るのみ。
まだ五竜岳に登る時間はありますが・・・
ビール優先？

9/19 13:51

遠見尾根と主稜線の分岐点。

9/19 14:44

平日なのにテントもそこそこ張られています。

9/19 14:44

お馴染み武田菱の五竜山荘。
1泊2食付きで1万円超え・・・
我々は夕食のみで 1人9,200円。

9/19 17:02

名物のカレーライス。
肉は入っていないが、おかわりOK。
対面の女子はおかわりで大盛りを頼んでいた。
スリムなのに凄い。

9/19 17:23

夕食後に外に出ると雲海が発達していた。

9/19 17:23

美ヶ原方面。

9/19 17:24

富山湾方面にも雲海が。

9/19 17:55

毛勝三山肩に陽が沈む。

9/19 18:03

有名なTシャツ。
ブルーが売り切れていました。

9/19 19:54

食堂兼談話室。
20時まで利用できます。

階段状の登りが多かったので、
初日のデータです。
サンシャインビル 4回分。

9/20 5:25

翌朝5時前に五竜岳に向け出発しました。

9/20 5:36

八ヶ岳と富士山。
ご来光は難しそうな雲行き。

9/20 5:40

頂上直下の岩場を越えると、

9/20 5:46

山頂の一角に到着。

9/20 5:47

本当の山頂はもう少し先です。

五竜岳でヤマスタGET。

9/20 5:55

ご来光はダメでしたが、いい雰囲気。

9/20 5:58

立山です。
やっと陽が当たり始めました。

9/20 6:00

槍穂高、裏銀座、後立山連峰南部の山々。
稜線がつながっています。

9/20 6:04

剱・立山。
富山の山々。

9/20 6:04

剱岳単独で。

9/20 6:04

でも五竜山頂からのメインは鹿島槍です。
久々にこの景色が見たかった。

9/20 6:05

この景色もお気に入りです。

9/20 6:05

富士山と南アルプス。

9/20 6:06

浅間山。

9/20 6:06

飯縄山奥にいい感じの光線。

9/20 6:07

後立山連峰北部の山々。

9/20 6:09

この時間の山頂は空いていました。

9/20 6:10

雲がいいアクセント。

9/20 6:11

右下の赤い服の女性に山頂証拠写真を撮っていただきました。
オーストリアから来られたとのこと。
本場ヨーロッパアルプスがあるのに、
日本アルプスに来てもらえるなんて、嬉しい！

9/20 6:15

五竜山荘から小蓮華岳まで。
ここからだと唐松岳は低い。

9/20 6:15

（右から）薬師岳、赤牛岳、水晶岳、鷲羽岳、の黒部源流の山々。

9/20 6:21

鹿島槍は五竜岳からがいい。

9/20 6:21

影五竜。

9/20 6:22

山荘との標高差は約320m。

9/20 6:22

鹿島槍にもやっと光が当たってきました。

9/20 6:23

富山湾と黒部川。

9/20 6:24

ちょっとアップ。

9/20 6:30

こちらの方、八峰キレットに向かうようです。
お気をつけて。

9/20 6:31

唐松岳は白馬三山に飲まれている。

9/20 6:58

山荘に戻ります。

9/20 7:05

五竜岳を振り返る。

9/20 7:06

まもなく到着。
テントの数も減っています。

9/20 7:10

五竜山荘より八ヶ岳と富士山。

9/20 7:11

奥秩父方面。

9/20 7:11

浅間山のアップ。
山頂部になびいているのは噴煙？

9/20 7:12

南アルプス。

9/20 7:13

富士山は遠いが望遠でくっきり見えました。

9/20 7:49

山荘裏に咲いていたヤマハハコ。

9/20 7:50

五竜山荘から唐松岳に向かいます。
36年前と逆コースです。

9/20 7:53

白岳の登りより五竜山荘と五竜岳。
見納めの2ショット。

9/20 7:56

唐松岳頂上山荘までコースタイムで2時間30分。

9/20 8:00

はじめはなだらかに下って行きます。

9/20 8:14

この辺りは散歩気分ですが、正面の山がだんだん立ちはだかるようになってきた。

9/20 8:16

毛勝三山。
富山平野からよく見える山。

9/20 8:19

剱岳再び。

9/20 8:20

ここも非対称型？
信州側に落ちたらアウト。

9/20 8:38

山頂部にはなかった。

9/20 8:44

まだ歩きやすい道。

9/20 8:48

この上で休もうか思案中。

9/20 8:50

イワツメクサと剱岳。

9/20 8:52

剱岳はいい。
もう一度登れるか？

9/20 8:53

五竜岳もいい。

9/20 8:58

X攻撃からの

9/20 9:00

＃ハッシュタグ？

9/20 9:06

離れるにしたがって五竜岳がかっこよくなる。

9/20 9:07

立山と剱岳。
今年はもう行けません。

9/20 9:07

立山と薬師岳。
こちらも今年計画していたが、頓挫。

9/20 9:24

「これより岩場」
確かに山荘まで岩場続きです。

9/20 9:30

まだ序の口。

9/20 9:33

まだまだ、落石注意！

9/20 9:37

独立峰のよう。

9/20 9:42

ここは横移動。

9/20 9:43

ここはハイマツがきれい。

9/20 9:45

えっ、下るのか？

9/20 9:47

と思ったら岩場の登り返しです。

9/20 10:03

牛首の岩場。

9/20 10:11

牛首の核心部。
人が多いと渋滞しそう。

9/20 10:14

唐松岳頂上山荘が見え、ホッとします。

9/20 10:30

唐松岳へ。

9/20 10:38

雷鳥さん登場。
逃げませんでした。

9/20 10:50

唐松岳に到着。

9/20 10:51

5年ぶりです。

9/20 11:00

富山ゾーン。

9/20 11:01

2999m。
インパクトある標高。

9/20 11:01

山頂から山荘は近いです。

9/20 11:01

八ヶ岳、富士山、南ア、まだ見えました。

9/20 11:02

こちらは現在破線ルートになっています。

9/20 11:02

唐松岳より五竜岳。
定番写真です。

9/20 11:03

富山湾にそそぐ黒部川も意外に近く見えます。

9/20 11:06

槍穂のアップ。
手前は蓮華岳。

9/20 11:06

針ノ木岳（左）と水晶岳。
手前は赤沢岳。

9/20 11:07

立山のアップ。

9/20 11:08

（左から）雨飾山、焼山、火打山。

9/20 11:09

白馬鑓ヶ岳とその奥にチョコッと白馬岳。

9/20 11:09

天狗の大下りは大変そう。

9/20 11:10

剱岳ラスト。

9/20 11:17

毛勝三山と富山湾。

9/20 11:32

山荘裏からいったん登り、下山します。

9/20 11:39

新ルートになっていました。
山荘裏のルートは通行止めです。

9/20 11:41

まだまだ登ってこられます。

9/20 11:43

唐松沢にはまだ雪渓が残っていました。

9/20 12:01

唐松岳と不帰�景�。

9/20 12:07

秋のチングルマ。

9/20 12:11

丸山ケルン。
小休止にはいいポイントです。

9/20 12:12

五竜岳の左奥に鹿島槍再登場。

9/20 12:51

アザミも多い。

9/20 12:54

五竜ラスト。

9/20 12:57

八方池が見えてきました。

9/20 13:04

ダケカンバの道を通過。

9/20 13:09

八方池に立ち寄ることにしました。

9/20 13:19

白馬三山。
風がちょっとありました。

9/20 13:19

天狗背稜。

9/20 13:33

ラストの登り？

9/20 13:37

第3ケルンから八方池。

9/20 13:39

不帰ノ嶮。

9/20 14:03

最後は木道が整備されているハイキング道。

9/20 14:04

終着点・八方池山荘が見えてきました。

9/20 14:19

ブルーベリーミックスが疲れた身体に美味しかった。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone XR Apple

感想

Akaneko

3連休の間の平日に夏休みを取り、1泊で南八ヶ岳か五竜・唐松岳どちらかに登ろう
と計画しましたが、30年以上ご無沙汰の五竜岳に決めました。
また当初は18日から入山予定が直前の天気予報で雨予報となったため、
1日遅らせて入山しました。
結果2日とも晴天に恵まれ、18日に入山された方に確認したら、
やはり雨に降られたとのこと。

以前歩いたときはこの逆コースで、覚えていたのは白岳からの下りが急だったこと。
全く記憶が飛んでいたのは五竜山荘〜唐松岳山頂山荘間で、
牛首の岩場は初めて歩いた感覚でした。

2日間通じてほぼ天候にも恵まれ、360度の展望はもちろん、
富山湾も見られ満足の山行となりました。
ただ平日にも関わらず、登山者は予想外に多かったですね。
特に八方尾根は休日のような人出で、
後半3連休の天気予報が影響していたのかもしれません。
五竜山荘もガラガラかと思いきや、夕食も2回転でした。

コメント

minnie

五竜岳-唐松岳:-))
Akanaekoさま♪
こんばんは、お天気にも恵まれ、五竜岳/唐松岳の山頂も晴れて
良かったですね。秋めいてきて遠見尾根も爽やかな雰囲気で、楽しそう。
以前夏休みの遠見尾根を歩き猛暑で、五竜小屋に着いた時、
ビールが売り切れてHotBeerでほんと泣いたことあります。五竜山頂と
唐松岳、八方尾根も晴れていいお山でしたね。

Akaneko

Re: 五竜岳-唐松岳:-))
minnieさん、こんばんは。
コメありがとうございます😊

久々の五竜岳は良い景色の印象しか残っていなかったので、
2日とも晴れ、前回と同様の絶景を楽しめ、良かったです。

minnieさんが以前五竜岳を訪れた時のホットビールは残念でしたね😅
下界なら氷を入れることができるのですが😁
わたしたちも前回遠見尾根を歩いた時は暑くて苦しかったことを
思い出しました。

次回は是非とも冷えたビールでリベンジを