急遽山行決定の浄土山(高山散策からの立山登山)
- GPS
- 03:08
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 414m
- 下り
- 419m
コースタイム
天候 | 曇りと強風(最大10m/s) |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅の駐車場は無数に駐められそうなくらい広いです。 立山駅から室堂へは通常のコースで、ケーブルカー→バスで移動。料金は往復で4,310円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に岩山です。危険はあまりありませんが、ポールはしまって両手を使って3点支持で登りましょう。 それと標高が2,500mを越えます。バスで一気に室堂まで上がってきますので、1時間でも高度順応はしたほうが無難です。 |
その他周辺情報 | 下山後は吉峰温泉に入りました。610円ですが、モンベルやJAFの会員であれば割引がききます。アルカリ性のツルツル温泉ですね。とっても気持ちのいい温泉です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
グローブ
予備グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子orヘルメット
タオル
登山靴(夏)
ザック
飲料(1ℓ)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
カメラ(SDカード)
熊鈴
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
サンダル
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感想
【お山紹介】
今回は浄土山。立山にあるお山で、高さは標高2,831m。隣の龍王岳(標高2,872m)と一つの山体を作っていますね。
登山ルートは2本あり、今回の室堂からのものと、龍王岳からくるルートがあります。龍王岳のルートは五色ヶ原へ続きますね。行ってみたいな。
立山界隈ではちょっとしたピークとして認識されています。時間が遅めだったのと天候がイマイチなため、登っている人は少なかったですね。
山頂標識もないため、ピークを探すのに少し苦労します。事前のチェックをお願いします。
【地質】
地質図Naviによると、登山道の大半は第四紀の安山岩、玄武岩質安山岩溶岩、火砕岩とあります。現役の火山ですね。歩いていて登山道が溶岩流なのは気が付いていました。
一方山頂付近を含む東側には中生代前~中期ジュラ紀の花崗閃緑岩、トーナル岩とあります。こちらは深成岩ですね。雄山もこれと同じ地質のようです。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#15,36.57797,137.60760
【移動】
アクセスにも書きましたが、高山からの移動です。国道41号を利用して富山入り。そこからは裏道を利用して県道6号に合流。あとは道なりに進んで立山駅に到着です。途中からナビの言うとおりに進んだおかげで、橋の工事やら通行止めやらで近場のコンビニに寄れず。皆様、ご注意ください。。。
【高山散策】
前日の剱岳撤退後、高山へ移動。反省会と称した大宴会を開催し、登れなかったうっぷんを晴らす。kenshi_h夫妻も参加し、とっても楽しい飲み会だった。お陰で翌朝7時までぐっすり就寝。
翌朝、皆でどこに行くか相談開始。天気予報も悪いため、高山の観光をして、みくりが池周辺を散策しようとなり、まずは高山朝市へ足を運ぶ。
色々と地物の食べ物やお酒、お土産品があり、ついついつまみ食い。今回の剱岳に向けた4kgのダイエットが水の泡に。一体何しに来た?(笑)
一通り市街地を散策し、10時半ころから立山へ移動開始。富山側へ入ると雲が切れ、剱岳がどんっと現れる。「今日行けたんじゃね?」となりましたが、行程上行くことは不可能。姿を見れただけでも良しとしましょう、ということで、立山へ再び車を走らせる。
【山行】
立山に到着すると思った以上に安定している天気に、一応登山の恰好で行きましょう、となり、ケーブルカーに乗り込む。美女平からバスに乗り換え、徐々に室堂に近づくと、立山連峰がこんにちは。風はやや強いものの「これは行ける」となり、時間の制約から浄土山登山に変更。早速山行開始です。メンバーは昨日の4名に加え、kenshi_h夫妻も参戦です。10年ほど前に雄山を目指しましたが吹雪で撤退し、個人的にはある意味リベンジ登山でした。
最初は整備された道を行く。石をコンクリートで固めた道ですが、これが苦手なんだよな。躓くんですよ。。。藪漕ぎよりはマシですがね。。。
途中、ヤマハハコやチングルマ(綿毛)、アザミが出現。まだお花があるんだね。嬉しくなりレリーズモードに。
しばらく歩くと浄土山登山口に到着。みんな息が荒く、低酸素状態を体験。そう、ここは標高2,500m以上。特に気を付けないとね。
登山口からは大きな岩場の連続。時折両手を使っての登山となります。なかなかの急登に、さらに低酸素が体にこたえる。いつも以上にゼーハーゼーハー。これでもいつもの2/3ペースで登っているんだがな。
登り切ると分岐があり、左折すると軍人慰霊碑が現れる。一応手を合わせてから元に戻り最高点を目指す。で、あっという間に浄土山最高点に登頂!大きなケルンが目印ですね。
ここからは360度の大パノラマ!徐々にガスが抜けていき、素晴らしい景色が広がりました。もちろん、レリーズモード突入~📷。しばし撮影会になりましたが、宿泊先への時間もあり、名残惜しくも下山開始。また来れるかな、来たいな。
下山は淡々と下るだけ。途中皆の写真を撮ったり、話しながら歩いていました。普段単独が多いので、これも楽しかったな。そうこうしているうちにみくりが池到着。池を回り込んで無事のお宿到着となりました。お疲れさまでした!
【お宿と帰路】
本日のお宿はみくりが池温泉。ホテルと言ってもいいくらい立派な山小屋です。電機は完備。トイレはウォシュレット。温泉場ではシャンプー、ボディソープが使えます。布団は一人1枚が当てられ、これはもうリゾートですな。みんなのイビキが子守唄?となりました。
帰路は台風情報との闘い。なんと新千歳空港がヤバい。常に情報を得ながらセントレアへ移動開始。道中、温帯低気圧に変わったことを知り、皆安堵。よかった、帰られる!
予定より早くセントレアへ到着し、一つ早い便で帰札となりました。便を変更できなかったK隊長、「すみません...一足先に帰ります!」。
いやぁ、剱岳に登れず悔しい山行でしたが、反面色々と楽しいことが多かった4日間でした。参加したメンバーには感謝です。来年、同じメンバーでのリベンジを誓って解散となりました。
さて、大イベントが終了したぞ。しばらく剱岳ロスですな。でもどこかに行くんだろうな。さてさて、次回は何処に~。
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