鳳凰三山、北岳、池山吊尾根(夜叉神からの日帰り周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 4,188m
- 下り
- 4,172m
コースタイム
2:45 杖立峠
3:57 南御室小屋 4:05
4:39 薬師岳
4:57 観音岳
6:18 高嶺 6:25
6:48 白鳳峠 7:00
8:15 広河原山荘 8:30
9:30 白根御池小屋 9:40
10:17 稜線
11:31 北岳 11:55
12:28 八本歯ノコル
13:28 ボーコン沢ノ頭
14:45 池山御池小屋
15:59 歩き沢橋
16:38 野呂川吊橋 16:50
17:43 鷲住山展望台P
18:20 観音経渓谷-この辺りで車に乗せていただきました。
18:30 夜叉神峠駐車場
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八本歯ノコルと八本歯ノ頭の間の危険マークは、ハシゴ、フィックスロープ、トラバースなどあり、けっこう高度感があります。 池山吊尾根には、赤(ピンク)布(テープ)があり注意深く見て行けば見失うことはないでしょうが、踏み跡が薄いところもあり経験がないと厳しいかと思います。 這い松のところは道が隠れているところもあり走れるところではないです。 鷲ノ住山への道は、野呂川側の入り口には指導票はなく、急な道が続き、尾根に上がると鷲ノ住山の名前の由来でしょうか、両側の切れ落ちた細い尾根を経て駐車場にたどり着きます。こちらも走れるところではないです。 |
写真
感想
杖立峠を過ぎると小雨が降り短パンでは寒かったです。
長丁場なので高嶺まではゆっくり行きます。
高嶺の下りの岩礫地帯で岩がすべり左足を強打してしまい焦りました。
白鳳峠で休んでいると足も痛みはなく大丈夫そうでした。
ゴーロ地帯下っていると北岳からガスが上がってきて晴れてきました。
広河原まで下っても足に問題はないので登りは飛ばしていきます。
白根御池には雪渓が残っており少し上を歩く箇所があります。
稜線に出たところにも小さい雪渓がありました。
肩の小屋を通り過ぎ、もくもくと北岳頂上を目指します。
頂上で休んでいても展望は開けません。
北岳小屋方面から来た登山者に北岳草の情報を聞くと八本歯のコル方面にもあるというのと、間ノ岳の見晴らしもないので、間ノ岳への往復を取りやめにしました。
吊尾根の下りを考えるとこの選択は正解でした。
八本歯のコルに向かうところに北岳草がありました。
八本歯ノ頭に向かうフィックスロープのところは高度感もあり緊張しました。
でも八本歯ノ頭から先は広い尾根で安心しました。
天気もまた悪くなり先の尾根が見える間に道を拾って行きます。
這い松のところは道が隠れている箇所があり足に当たって走れません。
ボーコン沢ノ頭には立派なケルンがあり指導票があります。
赤布を追って踏み跡を辿ります。
城峰はどこだかわかりませんでしたが、池山御池小屋近くからは道もしっかりし安心です。
義盛新道では左足を捻ったのか痛み出し、急坂の下りで足が踏ん張れずつらかったです。
歩き沢橋のバス停にはすぐにバスが来るようでしたが、林道を歩いていてもすれ違う車はありませんでした。
隧道をハンドライトを手に歩いて行き、4つ目の入り口で沢に下りる道を下ります。
踏ん張りが利かない足では急な小道は危険でした。
吊橋を渡り、しばらく鷲ノ住山の指導票を探しました。
しかし、どう見ても左に向かう壊れた木橋しかないため、登っていきました。
ワイヤーがあり、赤布(吊尾根にあるものと同じ)もあるので間違いなさそうです。
しばらく登ると尾根になりワイヤーや木のハシゴなどあり、両側の切れ落ちた尾根となり、これが鷲ノ住山の由来かと思っていると指導票のある林道にたどり着きました。
バス停の時刻を見るともうとっくに終わっていました。
少し走ってみたら左足の膝下の腱あたりが痛くて走れません。
観音経渓谷前あたりで幸い車(肩の小屋のご主人)に乗せていただき夜叉神峠駐車場に帰れました。
ありがとうございました!
kurosukeさん、大周回ご苦労様です。
初めてkurosukeさんを知ったのが、やはり夜叉神峠スタートで、鳳凰三山〜白鳳峠〜北岳までのピストンのレコでした。
あれには正直、ほんとに驚かされまして、以下の日記にもその驚きを書いています。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1201-detail-16112
ただ正直に言うと、そのタフさと速度もさることながら、あのルートで北岳まで行って、それからピストンするというルート取りが信じられなかったです
普通の登山者の感覚なら、既に登ったのだから広河原から林道で戻るか、今回の池山吊尾根経由の周回を選ぶだろうと。もちろんもし行けたらで、普通の登山者は夜行日帰りでも無理ですが
個人的にはこのルートの方が好きですが、トレラン的には池山吊尾根が嫌でしょうか?このルートだとこの区間が一番道が迷い易く、歩き難いですよね。
確かに登山者の発想ではそうかもしれません。
でも、ランニングのルートとしてはよく知っていて当日も通っている道を戻るほうが迷うこともなく安全で、走りだけに集中できます。
山は登りと下りでは景色も違うので同じルートでも違う印象を受けますので辛くはないです。
池山吊尾根は雪のない時に行くところではないと思います。沢登りや藪こぎという感じですね。
暗い中下っていたら迷って遭難するところでした。当日は私の他誰もおりませんでした。
気をつけないと怪我でもしたら帰れなくなります。
もっとちゃんと調べて行けば良かったです。
AINUさんの5月の記録だけを見ていたので普通に通れるのかと勝手に思っていました。
このルートは破線ですが、体力・経験のない人が入ったら遭難するんじゃないかと思いました。
それよりも、鳳凰三山を登り返すルートのほうが走れますし、登山者もいるので気も楽です。
正直、鳳凰三山の下りは結構なスピードで走れるので気持ちがいいのです。
前回の早川尾根も登山としてはいいのですが、やはり這い松がうるさいので走りにくいです。
結局、走るルートであれば、鳳凰三山登り返しが一番いいと思います。
確かに去年、自分も池山吊尾根を無雪期に下ってそう感じました。ちょうど池山吊尾根にさしかかったら、ガスってきたのでよけいに心配しました。
あそこは時間の余裕が無いと難しいですね。ハイマツ帯での藪こぎも有りますし
kukrosukeさん。こんにちは。
このレコを参考にさせていただき、私も9月に池山吊尾根に行ってきました。
おかげで迷わず下山できました。ありがとうございました。
私も、20年以上前の5月にはこの尾根を下ったことがありますが、全く違う印象でした。ボーコン沢の頭はそのときでも雪が無く、テント泊したのでよく覚えていましたが、それ以外はよく覚えていませんでしたが。
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