記録ID: 2061069
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
台風直後の奥穂高岳南稜
2019年10月13日(日) ~
2019年10月14日(月)
とも
その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 14:26
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,032m
- 下り
- 2,039m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:34
2日目
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:39
11:13
ゴール地点
天候 | 1日目 晴れ 2日目 ガス&雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
過去のレポートを見るとわりと「初級バリエーションで簡単でした」的なレポートが多かったですが、僕としてはルートファインディング、凹角のクライミング、ほとんど四足歩行で登り続ける体力となかなか登りごたえのある登山でした。 南稜取り付き手前の雪渓は崩落寸前だったので、アイゼンなどはつけずに右岸沿いに進んで取り付きました。 全体に踏み跡はありますが、踏み跡も色々分かれるので好みに応じて登る感じです。 かなりの急登を登り続けます。 三俣ルンゼは右の方が簡単なんでしょうか? 今回は凹角を登りたくて中央ルンゼを進みました。凹角の取り付きにはピトンと支点があります。中間支点も同様にピトンが4〜5か所ありましたが、どれも古いので要注意です。 終了点はないので、大きな岩で支点を取りました。 その後はモノリスに向かって進み、その先は概ね稜線通しです。 |
写真
撮影機器:
感想
数年前に吊り尾根を通った際に見かけた南稜の頭の立て札。
その時に南稜というバリエーションでも奥穂高に登れることを知り、いつかは登りたいなぁと思いながら後回しにされてました。
今回、予定していた沢登りが台風で絶望的になったので急遽、南稜へ。
前述のとおりなかなか登りごたえのある登山で、確かにⅢ級程度というのはそうなのかもしれませんが、取り付きからずーっとそれが続くので、それなりの体力と経験があるもしくは経験者と行かないと大変なルートだと思います。
個人的には槍ヶ岳北鎌尾根や前穂高北尾根よりはつらかったかな。
当初は岳沢にテントを張って、2日目に早朝から登ろうと思ってましたが、2日目の天気が悪い予報になったので1日目に南稜経由で穂高岳山荘へ。
結果的には大当たりで途中ガスに巻かれる時間もありましたが、雲海と北アルプスを堪能できました。
今回は台風直後だったので、紅葉真っ盛りにもかかわらず山小屋も空いててテント泊なのに自炊室を使わせてもらえたりと恵まれた登山でした。
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