アヤメ平と尾瀬ヶ原で秋を満喫

2019年10月16日(水) [日帰り]

• GPS: 08:28
• 距離: 21.4km
• 登り: 574m
• 下り: 593m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 1:27
• 合計: 8:28

距離 21.4km 登り 590m 下り 593m

7:30 鳩待峠
8:33 8:34 中ノ原
9:03 9:05 横田代
9:34 中原山
9:58 10:17 アヤメ平
10:32 セン沢田代
10:35 10:40 富士見田代(尾瀬原分岐)
11:07 11:08 土場
11:21 長沢頭
12:23 13:04 竜宮十字路
13:33 13:34 竜宮十字路
13:50 13:51 ヨッピ吊橋
14:05 14:06 東電下の大堀橋
14:20 牛首分岐(中田代三叉路)
14:30 上ノ大堀川橋
14:53 15:08 山ノ鼻
15:58 鳩待峠

天候

くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

尾瀬戸倉第1駐車場　1,000円/台・日
乗合タクシー（尾瀬戸倉第一駐車場から鳩待峠）片道980円/人

コース状況／危険箇所等

雨後で濡れた木道は、大変滑りやすく注意が必要です。自分の靴底のソールは、すり減っていたため、数回スリップして転びそうになりました。
☆尾瀬ヶ原の牛首分岐から竜宮十字路の区間は、木道の補修工事のため通行止めになっていました。事前に工事の状況を確認してから歩かないと、自分のように引き返す羽目になりますので注意して下さい。

写真

10/16 7:33

鳩待山荘裏のアヤメ平登山口からエントリー。

10/16 7:35

歩きはじめは、木の根が張り出した場所が多い緩やかな道が続きました。

10/16 7:54

枝でヘッドロックしていました。ガスが徐々に晴れてきて木々の黄葉が目立ち始めました。綺麗な色付きですが、虫食いや焼けた感じの葉ばかりのようです。

10/16 8:05

ハウチワカエデでしょうか、真っ赤に変化する途上でキレイでした。

10/16 8:29

シラビソ林に変わりました。植生の変化も楽しめます。

10/16 8:33

ウリハダカエデの落葉

10/16 8:40

青空が出てきました。ダケカンバの白い幹が鮮やかです。

10/16 8:41

ミネカエデの落葉

10/16 8:46

横田代の湿原に到着。

10/16 8:48

横田代。湿原に出ると少し風もあり肌寒かったので、再びソフトシェルを着ました。

10/16 8:50

横田代の池塘

10/16 8:59

急速に天気が好転してきました。やはり、草黄葉は青空でないと。

10/16 9:01

池塘に青空と雲が映っています。

10/16 9:06

青空に向っていく木道。湿原内の木道は、乾いていたので安心して歩けました。

10/16 9:08

至仏山には雲で麓しか見えませんが、雲の流れが速いのでもう少しで見えそう。この先が楽しみです。

10/16 9:09

横田代の木道は傷んだ場所が多かったですが、補修された木道もありました。本当に維持管理には、大変な手間と費用が掛かるので、感謝の気持ちを忘れてはいけません。

10/16 9:20

ヤッター、燧ケ岳が見えた最高。

10/16 9:21

燧ケ岳

10/16 9:25

横田代の湿原を過ぎるとクマザサになりました。

10/16 9:27

どうしても、夏に登った至仏山が気になり振り返ります。山頂はそう少しで見えそうなところまで雲が取れてきました。

10/16 9:28

綺麗にリニューアルされた木道とベンチ。富士見峠まで2.2km。

10/16 9:33

チングルマとイワカガミの紅葉。

10/16 9:34

新しくなった木道と至仏山。

10/16 9:36

中原山に到着。

10/16 9:36

三角点があったのでタッチ。

10/16 9:38

新しい木道は、滑らないので助かります。

10/16 9:39

サラサドウダンツツジの紅葉はベストな状態でした。

10/16 9:42

サラサドウダンと青い空。

10/16 9:44

秋晴れの良い日に来られて良かった。

10/16 9:46

キンコウカのドライフラワー

10/16 9:48

池塘と燧ケ岳

10/16 9:50

アヤメ平の池塘と燧ケ岳。山の左手には雲海も見えました。

10/16 9:51

池塘と燧ケ岳

10/16 9:52

池塘と雲海

10/16 9:53

草紅葉のアヤメ平から燧ケ岳。

10/16 9:54

草紅葉のアヤメ平から池塘に映る逆さ至仏山。

10/16 9:56

アヤメ平から遠く上越の山々。

10/16 9:57

草紅葉のアヤメ平の池塘と至仏山。

10/16 9:59

アヤメ平に到着。ここで小休止しながらバナナを栄養補給しつつコーヒーブレイクしました。

10/16 10:07

草紅葉のアヤメ平と至仏山。

10/16 10:18

青空と雲海と燧ケ岳。

10/16 10:22

今日は、本当に青空と燧ケ岳のコンビがよく見れます。

10/16 10:23

アヤメ平南側は、錦秋の谷でした。

10/16 10:24

アヤメ平南側の紅葉の山肌。

10/16 10:27

黄葉する木々と輝く笹原のコントラストがキレイです。

10/16 10:27

ダケカンバの黄葉が目立ちます。

10/16 10:27

錦秋の谷

10/16 10:31

富士見峠へ向かう途中から燧ケ岳。

10/16 10:32

富士見小屋の屋根が見えます。

10/16 10:33

何度も尾瀬に来ていますが、こんなにもクリアに見える燧ケ岳を見ながら歩くのは初めてかも。

10/16 10:38

富士見田代に到着。ここから長沢新道を下ります。

10/16 10:40

富士見田代の池塘に映る青空と燧ケ岳。

10/16 10:41

富士見田代の池塘が青空でブルーに見えます。

10/16 10:58

長沢新道で尾瀬ヶ原に下ります。

10/16 11:07

土場まで下ってきました。

10/16 11:16

もう少しで黄葉するミネカエデ。

10/16 11:18

木道が痛んだ危ない場所は、数か所で迂回する規制ロープがありました。

10/16 11:19

青い空とダケカンバ

10/16 11:20

ブナの落葉

10/16 11:22

長沢頭まで下ってきました。

10/16 11:37

木段の下り。濡れた落葉に気を付けながら焦らずにゆっくりと下りました。

10/16 11:38

ハウチワカエデの落葉

10/16 11:39

紅葉の濃さが増してきました。紅葉の林の中へ突入です。

10/16 11:39

ウリハダカエデの落葉

10/16 11:40

黄葉するウリハダカエデと青い空。

10/16 11:47

ブナの黄葉

10/16 11:48

部分的に紅葉するハウチワカエデ

10/16 11:48

ハウチワカエデの黄葉・紅葉

10/16 11:49

ハウチワカエデの紅葉グラデーション

10/16 11:50

ブナの落葉

10/16 11:53

ブナの黄葉

10/16 11:53

ブナの黄葉

10/16 11:54

ブナの倒木が登山道に横たわっていましたので跨ぎました。

10/16 11:55

長沢まで下ってきました。

10/16 11:56

錦繍の長沢

10/16 11:58

黄葉するブナのトンネルを堪能しながら歩きました。

10/16 11:59

紅葉するカエデのカモカラー。

10/16 12:00

紅葉のグラデーション

10/16 12:02

紅葉するコハウチワカエデのグラデーション。

10/16 12:03

秋の紅葉は、遠めから眺めるのもいいですが、やはり紅葉の森の中を歩くのが自分は大好きです。

10/16 12:04

黄葉するコハウチワカエデ

10/16 12:04

コハウチワカエデの紅葉グラデーション。

10/16 12:05

早く尾瀬ヶ原へ下るつもりでしたが、周囲一帯が紅葉しているので中々進めません。ここで時間を食ったため、後半に大きなつけが回ってくることを、この時は、気が付きませんでした。

10/16 12:05

本当にゆっくりと眺めていたくなる見事な黄葉でした。

10/16 12:06

『火の用心』本当にそうです。

10/16 12:07

秋を満喫しながら歩きます。

10/16 12:10

10/16 12:12

赤・黄・黄緑・緑と彩が豊かです。

10/16 12:13

コハウチワカエデの紅葉グラデーション。

10/16 12:13

秋色大爆発

10/16 12:14

なかなかお目にかかれないタイミングで紅葉を満喫しました。

10/16 12:17

尾瀬ヶ原に出るといきなり至仏山が見えました。

10/16 12:21

草紅葉の尾瀬ヶ原から景鶴山。

10/16 12:22

草紅葉と尾瀬ヶ原

10/16 12:23

歩いてきた紅葉の道

10/16 12:25

燧ケ岳と竜宮小屋。池塘には、逆さ燧ケ岳が揺らめいていました。

10/16 12:26

竜宮十字路から至仏山。

10/16 12:28

竜宮小屋と燧ケ岳。トイレと昼食休憩のため竜宮小屋へ。

10/16 13:06

紅葉するヒツジグサが浮かぶ池塘と景鶴山。水面は、空と色。

10/16 13:08

竜宮小屋から尾瀬ヶ原を山ノ鼻へ向かいます。振り返ると燧ケ岳がまだまだクリアに見えます。

10/16 13:13

秋色の尾瀬ヶ原と燧ケ岳。

10/16 13:15

イワナの幼魚が所々にいました。

10/16 13:15

草紅葉の尾瀬ヶ原から至仏山。山ノ鼻までは、長い道のりです。

10/16 13:17

歩いてきたアヤメ平方面。

10/16 13:18

秋色の景鶴山。

10/16 13:19

ツイツイ振り返ってしまいます。

10/16 13:22

紅葉するヒツジグサ。

10/16 13:23

紅葉するヒツジグサの浮く池塘と燧ケ岳。

10/16 13:23

池塘と至仏山。ここで、大問題発生。何と木道の補修工事のため、この先通行止めで迂回して下さいの注意看板。ここに来るまでに無かったのに、ここまで来てこれかい。自分が見落としたかもしれないので、竜宮十字路まで戻りヨッピ吊橋を迂回しなければなりません。鳩待峠の最終バスは4時半なので大急ぎで戻ります。ウーン、強行突破したい衝動を抑えて戻りました。

10/16 13:37

竜宮十字路からヨッピ吊橋へ迂回します。

10/16 13:48

只ひたすらに急ぎ足では、つまらないので、小休止がてらに撮影しながら先を急ぎます。相変わらず燧ケ岳は綺麗に見えます。

10/16 13:49

ヨッピ吊橋が近づくと景鶴山の黄葉がキレイでした。

10/16 13:51

尾瀬ヶ原の北側からは、至仏山の山容が変わって見えこれもまた良しでした。

10/16 13:53

ヨッピ吊橋

10/16 13:53

牛首分岐へ迂回します。

10/16 14:02

秋色の尾瀬ヶ原から至仏山。

10/16 14:07

ここの木道は、高さがあるのでよそ見して落ちないように気を付けます。

10/16 14:07

下ノ大堀川に架かる橋を渡ります。

10/16 14:12

紅葉するヒツジグサが浮く池塘に青空が見えます。

10/16 14:16

水面が揺れる池塘に燧ケ岳もそよ風に揺れていました。

10/16 14:19

気持ちもあせりますが、良い景色の中では何とかなるさという気持ちになります。本日の池塘の水色は、青空のお陰でブルーです。

10/16 14:19

池塘に至仏山の山頂だけ逆さに映っていました。

10/16 14:31

牛首分岐付近から至仏山。まだまだ、山ノ鼻は見えません。

10/16 14:32

牛首

10/16 14:35

紅葉するヒツジグサが浮く池塘の水面も秋色です。

10/16 14:35

そよ風がなくなり逆さ燧ケ岳が綺麗に見えました。

10/16 14:36

最高の秋の景色。

10/16 14:40

紅葉するヒツジグサと青空。

10/16 14:53

山ノ鼻が見えてきました。

10/16 14:55

山ノ鼻に到着。トイレ休憩後、あとは、鳩待峠へ気合を入れて登ります。

10/16 15:20

山ノ鼻周辺の紅葉もキレイでした。

10/16 15:23

黄色とオレンジの紅葉が綺麗でした。

10/16 15:58

もうすぐ鳩待峠。ダケカンバの黄葉がキレイでした。

10/16 16:00

鳩待峠に到着。何とか帰りの乗り合いバスの最終前に到着できました。それにしても、久しぶりに気合を入れ急ぎ足で歩いたので、足は筋肉痛です。

撮影機器：

DMC-TX1 Panasonic

X-T3 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン グローブ 防寒着 雨具 サポートタイツ ゲイター 靴 ザック ザックカバー 帽子 ニット帽 昼食 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 熊除け鈴

感想

ねたにしくん

　台風19号の避難所開設に伴い、36時間で3時間の仮眠しか取れない勤務を終え、自分の住む地域は、幸い大雨による河川増水はありましたが、氾濫や土砂崩れがなく済んで何よりでした。被害にあわれた方には、お見舞いを申し上げます。
　予定では、北アルプス方面に行く予定でしたが、台風による土砂崩れで、中央高速の八王子JCTから大月ICは、終日通行止めで通れないため、関越自動車で行ける場所はと思い、まだ、紅葉シーズンには行ったことがない尾瀬に行くことにしました。尾瀬のほとんどのルートは、歩いていますが、アヤメ平は、まだ歩いたことがないことと、天候とちょうと紅葉のタイミングが良さそうなことからの判断です。
　鳩待峠への交通規制期間は、先週までなことから鳩待峠まで車で上がろうかと思いましたが、既に駐車場が満車の案内がされていたので、今回も尾瀬戸倉第1駐車場を利用し、乗合タクシーで鳩待峠に入りました。鳩待峠に到着時は、ガスで曇っていましたが、天気予報では、曇りは早朝までで、その後は晴れる予報なことから、予報が当たることを信じてアヤメ平へ向いました。歩きはじめると、横田代に着く手前から急速に天気が好転し青空が広がり、横田代に着いてからは、終日、快晴で、風もそよ風が吹く程度であり、暑すぎることもなく快適な気象条件のもと、平日ということもあり静かな尾瀬を自分のスタイルで写真を撮影しながら、ゆっくりと秋を感じながらハイキングをさせていただきました。初めてのアヤメ平では、至仏山と燧ケ岳がクリアに見え、池塘には逆さ至仏山も見れました。圧巻だったのは、アヤメ平から長沢新道の尾瀬ヶ原への下りです。ブナ・ミネカエデ・ウリハダカエデ・サラサドウダン・ハウチワカエデ・コハウチワカエデなどの紅葉が最盛期で、その中のトンネルを歩くことが出来、今年も秋を満喫することが出来ました。今年は、どのの山域も紅葉が遅れているようなので、まだまだ、色々な山域の紅葉が楽しめそうなので、体をケアして頑張ろうと思います。