【木曽駒ヶ岳】天上の楽園でのアルプスデビュー戦(同伴)にGo!!!(千畳敷〜木曽駒ヶ岳〜濃ヶ池〜千畳敷)
- GPS
- 06:29
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 671m
- 下り
- 664m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 6:28
天候 | 晴れ♪ 日中は陽射しで暑いくらい。袖をまくって7分丈状態。 夕方になると一気に冷え込みました。もう、高所ではダウンなどの出番。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前日に菅の台まで移動。 中央道で駒ヶ根ICまで。 台風による土砂崩れの影響で、しばらく八王子〜大月の間が通行止めでしたが、ちょうど移動日の昼に通行止め解除。 駒ヶ根温泉ホテルで入浴後、駒ヶ根IC方面に戻ってコンビニで買い出し。 一番、近くのコンビニは、駒ヶ根ICから菅の台バスセンターに向かう反対側。 そのまま菅の台の駐車場で前泊。 23:00頃の到着で、この時点ではガラガラ。 朝は07:00くらいでほぼ空きなし。 翌朝、2本目(7:40)のバスで移動。 ピークは過ぎている時期だと思いますが、朝一の段階でざっと数えて300人くらいの行列でした(すげ!)。 しらび平でのロープウェイ待ちは、1本だけ。 ■帰り 千畳敷駅前で整理券配布。 整理券入手後、300人以上の呼び出し待ち。結果的には1時間10分待ち。 しらび平でのバスはほとんど待たず。 4年前に来たときには、14:30千畳敷に下山でロープウェイ30分待ち程度。 ずいぶんと人が増えてきているのでしょうか。 菅の台バスセンターからは、駒ヶ根ICから中央道で帰宅。 ・菅の台バスセンター駐車場:800円/1日 ・菅の台バスセンター → しらび平:890円(片道) ・しらび平 → 千畳敷:2,540円(往復) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・台風による影響を懸念していましたが、倒木もありませんでしたし、特段の影響は残っていませんでした。 ・千畳敷→木曽駒ケ岳は人がいっぱい。木曽駒ケ岳を過ぎて濃ヶ池を周るコースはうってかわって人の少ないコース。 短いながらアルプスっぽい稜線歩きが気持ちよい区間ですので、個人的には往復ルートではなく、周回コースがおすすめ。 ・濃ヶ池から宝剣山荘方面に向かうところが川の道。 以前に来た時も川の道でしたが、今回はかなり水量が多かったです。うっかり踏み外すと、確実に靴の中がびしょ濡れでしょう。 本当にここを行くのか?という感じで、他のルートを探している方もいました。看板の案内に沿って歩いていくのが正解です。 |
その他周辺情報 | ・駒ヶ根温泉ホテルで入浴。 22時まで受付。料金は大人500円。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(26L)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯
非常食
水
レインウェア
フリース
ライトダウン
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
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感想
仕事仲間と3人での山行予定、元々は、雨飾山に紅葉を見に行く予定でした。
が、金曜までは午前中のうちに晴れてくる予報だったのが、土曜の予報では昼過ぎまで雨が残る感じに・・・
予報を受けて、前日の17:00に集合してから行先変更を検討。
同行者2名にいくつかプランを提示したところ、「3,000m近いところからの景色を見てみたい」と二人が口を揃えたので、木曽駒ケ岳へ。
ここ1年くらい、チョイチョイと一緒に山に行っている二人ですが、これまで登った一番高いところが苗場山。
急遽の3,000m級のアルプスデビュー戦と相成りました。
前日の夜はしっかりとビール、焼酎を飲んで寝て、翌朝に備えます。
起きると菅の台バスセンターは曇りでかなりガスが下まで降りてきています・・・
ロープウェイを登っているうちにガスを抜け、途中からは抜群の天気(^^♪
木曽駒ヶ岳はロープウェイを降りるとすぐに千畳敷カールの大絶景。
やっぱり、いきなり圧倒されますねー
反対側の南アルプスは雲の上。
この景色を見て、興奮しているというより、「はー」っと呆けている感じの二人。
写真でしか見たことがない風景が、写真よりもド迫力で広がっているので、わからなくもない反応。
歩き始めても絶景の連続!
ですが、いきなり千畳敷カールの急登、最初から少しお疲れのご様子ではあり。
ちょっとずつ休み休みも、中岳を経て木曽駒山頂まではあっという間。
待っていたのは文句なしの360度の絶景♪
雨飾山の状態はさすがにわかりませんでしたが、晴れてこれだけの景色が拝めた以上は木曽駒で大正解(^^♪
山頂で景色を眺めながらノンビリと昼メシ&コーヒー。
登っているときに見えた印象よりも人が少ない感じでしたが、休んでいるうちにかなりの混雑具合に。
山頂を後にすると、今度はアルプス感の溢れる稜線。
昼頃になっても天気がよく、北ア、八ヶ岳、南ア、御嶽を見ながらの気持ちのよい稜線歩き。
当然、二人は森林限界の上の稜線歩きも初めてなわけで、不思議な気分と申しておりました。
そして、何回もアルプスの稜線を歩いているはずの私が一番、大好物の稜線に興奮していた模様(笑
濃ヶ池に下るところで稜線を離れて森林限界の下の世界へ。
濃ヶ池で逆さ宝剣岳の写真を撮っていると、近くでは(おそらく)ライチョウが鳴いていました。
たった一羽の中央アルプスのライチョウ。無事に冬を越して、来年には仲間が増えるとよいですね。
濃ヶ池を過ぎてしばらく軽いアップダウンを繰り返すと、最後には宝剣山荘に向かって200mの登り返し。
同行者の一人は慣れない岩場歩きもあったためか、距離と累積標高差以上に足にきていた模様。もっとも、一番の原因は体(幹)力不足でしょうが。
もう一人はやたらとサクサク前に行くなあ、と思っていたら、トイレに行きたかった模様。
数年前、小学生だったころの次男が同じ行動を取っていたので、子供と一緒に歩いているような懐かしい感覚(笑
そういうときに限って手袋を落として、後ろからの我々がそれを拾って、渡すのを待っていたり。
で、宝剣山荘まで着くと、トイレに駆け込む一人と、寒くなってきた中でそれを待っている二人・・・
浄土乗越からは私は先に千畳敷駅まで下山して、二人には後から下りてきてもらいました(早めに整理券ゲットのためだったというのはナイショ・・・)。
下山時まで天気も持ってくれて、非常に充実&満足の山行と相成りました。
ロープウェイで2,600mの世界まで連れていってくれるため、歩く距離もそれほどでもなく、標高差もそれほどでもなく。
難易度的にもさほどでもなく(当然、気を抜いたらケガをする)。
降りたときから絶景続きでアルプスの雰囲気も楽しむことができる。
アルプスのデビュー戦にはもってこいの山だと思います。
同行者二人は、アルプスにも、山小屋泊の歩き(正確には、山小屋でノンビリと景色を眺めながら飲むビール)にも興味を持ってくれたようなので、来年には小屋泊 or テント泊での縦走ですかね。
まずはその前に体力つけてもらって(笑
しかし、数年にわたって雨飾山の紅葉を狙っているのですが、まったくタイミング合わず。
かなり相性の悪い山となってしまっています。
来年には行けるかなあ・・・
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