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Yamareco

記録ID: 2070259
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

黒法師岳〜バラ谷の頭〜丸盆岳(寸又峡温泉からの周回)

2019年10月20日(日) ~ 2019年10月21日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
21:03
距離
39.5km
登り
4,115m
下り
4,115m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:54
休憩
1:26
合計
10:20
距離 16.3km 登り 2,462m 下り 996m
6:49
9
6:58
7:06
83
8:29
66
9:35
57
10:32
10:49
65
11:54
32
12:26
12:31
121
14:32
14:50
37
15:27
15:30
10
15:40
16:13
22
16:35
16:37
4
2日目
山行
9:22
休憩
1:09
合計
10:31
距離 23.2km 登り 1,681m 下り 3,127m
6:03
6:06
16
6:22
6:23
12
6:35
44
7:19
30
8:21
8:41
19
9:00
9:06
138
12:39
12:41
56
13:37
13:51
17
14:08
14:10
93
15:43
15:48
5
15:53
16:05
21
16:26
16:30
1
16:31
ゴール地点
※2日目の天地第一吊橋〜千頭ダムまでの区間で軌跡が暴れまくり
天候 10月20日(日):曇り時々晴れ
10月21日(月):曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寸又峡温泉 しらかば屋駐車場(500円/日)
 
コース状況/
危険箇所等
●寸又峡温泉〜前黒法師岳
寸又峡温泉から林道ゲートを越えて夢の橋方面に進みます。
飛龍橋の先で道は二手に分かれます。
左の未舗装の道に入って500mほど進むと前黒法師岳登山口になります。
登山口(600m)から前黒法師岳(1943m)までは高低差およそ1300mを登ります。
標高750m付近で湯山集落跡が現れ、標高1000m付近で湯山林道と出合います。
1196で栗ノ木段、1665で白ガレノ頭(標識は170mほど手前に建っていました)、
1750付近で展望台を経て前黒法師岳へと至ります。
1700m付近から南アらしく足元に苔が増え始めます。
ペンキやリボンなどのマーキング類は「これでもか!」というくらい
たくさん付いてますので迷う心配はないと思います。

●前黒法師岳〜黒法師岳
前黒法師岳から先もしばらくは目印がありますが、
1780mの鞍部付近からはそれまでと比べると激減し、足元は笹地帯へ。
1660mの最低鞍部まで下ると廃林道と合流。
P1706を越えて再び林道と合流したところが広々としたヘリポートになります。
ヘリポートから高低差120mほど登ると二ツ山(1810)へと至ります。
1812ピークの手前から薮が深くなり、踏み跡も不明瞭になります。
鞍部から高低差280mほどの急斜面の笹藪漕ぎ(ツラかった!)を
こなすと黒法師岳山頂に到着です。

●黒法師岳〜バラ谷の頭
黒法師岳から西に進んで丸盆岳方面とルートを分けると背丈以上の薮の中を
上西平山まで高低差150mほど下っていきます。
笹を掻き分けると踏み跡はしっかりありますが、足元は粘土質で滑りまくりました。
傾斜が緩むと笹は膝くらいの丈となり歩きやすくなります。
バラ谷の頭への取り付きとなる鞍部(1870)から少し下ったところに水場あり。
鞍部から高低差140mほど登り返すとバラ谷の頭に到着です。
テン場はバラ谷の頭の標識付近に4〜5張程度。
また、「本邦最南2000mの地」の標識の先に1〜2張程度のスペースがあります。

●黒法師岳〜丸盆岳
バラ谷の頭方面との分岐から丸盆岳へガレの縁に沿って進みます。
等高尾根との分岐(1930付近)までは踏み跡も比較的明瞭な
細めの尾根を下っていきます。
等高尾根との分岐から鞍部までさらに60mほど下り、
100mほど登り返したところがカモシカ平と呼ばれる笹原の平坦地。
ここからわずかに登ると丸盆岳山頂(2066)に到着です。

●丸盆岳〜千頭ダム
丸盆岳の東尾根を辿ります。
標高1600m付近までは濃い笹薮の中を進みます。
踏み跡は所々あるものの判然としない感じが続き藪漕ぎに苦労することもしばしば。
尾根の分岐もわかりづらく時間を要しました。
1500mを過ぎると足元から笹がなくなり、ルートもなだらかに。
ここから1448.3三角点を経て1277までは広く緩やかな尾根を下ります。
1277を過ぎると再び急斜面の下りとなり918の天地のコルまで一気に下ります。
1100〜1000mは南側がガレとなった痩せ尾根を伝っていきます。
天地のコルから踏み跡がはっきりしたトラバース道に入りますが、
崩落箇所が2箇所ほどあり要注意です。
960から南に延びる尾根に合流するとトラバース道が終了し、
小尾根に沿って九十九折のルートを高低差170mほど下ります。
730m付近で再びトラバース道に入ります。
こちらにも崩落箇所が2箇所ほどあり、通過には注意が必要です。
トラバース道が終了すると天地第一吊橋で寸又川の左岸へ渡って
しばらくはひどく荒廃した林道を700mほど進むと千頭ダムへと至ります。

●千頭ダム〜寸又峡温泉
およそ10kmの舗装路歩き。
トンネルが5箇所以上ありヘッデンがあると安心です。
 
その他周辺情報 【温泉】
寸又峡温泉 町営露天風呂(400円)
 
【10月20日 Day.1】
寸又峡温泉からスタート
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【10月20日 Day.1】
寸又峡温泉からスタート
しょっぱなから観光気分
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しょっぱなから観光気分
寸又川右岸林道を進みます
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寸又川右岸林道を進みます
朝日に照らされる朝日岳
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朝日に照らされる朝日岳
天子トンネル
雲は多いながらも日差しはあります
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雲は多いながらも日差しはあります
寸又川とこれから向かう前黒法師岳方面
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寸又川とこれから向かう前黒法師岳方面
飛龍橋を渡ります
飛龍橋を渡ります
飛龍橋を渡るとすぐに左の未舗装の林道に入ります
飛龍橋を渡るとすぐに左の未舗装の林道に入ります
林道を500mほど進むと登山口
林道を500mほど進むと登山口
急斜面を登っていきます
急斜面を登っていきます
光が入った樹林帯の中を進みます
1
光が入った樹林帯の中を進みます
標高750m付近で湯山集落跡が現れます
標高750m付近で湯山集落跡が現れます
石積みが残ってます
石積みが残ってます
生活の跡
標高1000m付近で湯山林道と出合います
標高1000m付近で湯山林道と出合います
小屋はボロボロ。大きな指導標と化していました
小屋はボロボロ。大きな指導標と化していました
奥に大無間山から大根沢山の稜線、手前左は諸沢山かな
奥に大無間山から大根沢山の稜線、手前左は諸沢山かな
まっすぐ
マーキングは「これでもか!」というくらい付いてます
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マーキングは「これでもか!」というくらい付いてます
栗の木の段に到着
栗の木の段に到着
栗の木の段を過ぎると「らしい」雰囲気になってきたよ
栗の木の段を過ぎると「らしい」雰囲気になってきたよ
気持ちいい
白ガレノ頭に向かって登っていきます
白ガレノ頭に向かって登っていきます
白ガレの頭に到着。道標は1665の手前に立っていました
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白ガレの頭に到着。道標は1665の手前に立っていました
白ガレの頭から前黒法師岳に向かってラストスパート
白ガレの頭から前黒法師岳に向かってラストスパート
肩からはこの雰囲気
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肩からはこの雰囲気
うん、たまりませぬな
うん、たまりませぬな
前黒法師岳に到着
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前黒法師岳に到着
寸又三山バージョン
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寸又三山バージョン
ここで大休止
ごはん食べてから黒法師岳に向かって出発
ごはん食べてから黒法師岳に向かって出発
1780mの鞍部まで下ります
1780mの鞍部まで下ります
前黒法師岳を過ぎると秋っぽさが出てきました
前黒法師岳を過ぎると秋っぽさが出てきました
この辺りは明瞭な尾根筋
この辺りは明瞭な尾根筋
1800m付近から足元が笹原になります
1
1800m付近から足元が笹原になります
笹は足首程度で快適
2
笹は足首程度で快適
ヌタ場が点在
1660で林道と合流
林道を辿らずそのまま稜線上を進みました
2
林道を辿らずそのまま稜線上を進みました
振り返って前黒法師岳
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振り返って前黒法師岳
静かな笹原
鳥の声ひとつしませんでした
鳥の声ひとつしませんでした
どこまでも続く笹原
どこまでも続く笹原
眼下に広いスペースが見えてきました
眼下に広いスペースが見えてきました
ここがヘリポート平
2
ここがヘリポート平
ここでゆっくりテント張るのもいいなぁ
2
ここでゆっくりテント張るのもいいなぁ
二ツ山へ向かいます
二ツ山へ向かいます
原生林の中を進みます
原生林の中を進みます
倒木も増えてきました
倒木も増えてきました
クセになる景色
ガスった笹原も独特の雰囲気
ガスった笹原も独特の雰囲気
二ツ山山頂に到着
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二ツ山山頂に到着
紅葉始まってます
4
紅葉始まってます
ゴジャっとしてきたな
ゴジャっとしてきたな
正面に黒法師岳が見えました
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正面に黒法師岳が見えました
1812の手前から薮が深くなってきて…
1812の手前から薮が深くなってきて…
歩きづらくなります
歩きづらくなります
尾根も広くなって踏み跡も分散
尾根も広くなって踏み跡も分散
笹原と立ち枯れの先に黒法師岳ドーン
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笹原と立ち枯れの先に黒法師岳ドーン
こちらは黒バラ平
1
こちらは黒バラ平
鞍部の黒法師岳への取り付きからしばらく笹も低く、テキトーに好きなところ歩きます
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鞍部の黒法師岳への取り付きからしばらく笹も低く、テキトーに好きなところ歩きます
しかし山頂に近づくにつれて笹が濃くなってきました
しかし山頂に近づくにつれて笹が濃くなってきました
やがて胸くらいに
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やがて胸くらいに
うっすら踏み跡らしきものはありますが、いくつもの獣道が交差していてわかりづらい
うっすら踏み跡らしきものはありますが、いくつもの獣道が交差していてわかりづらい
笹薮を掴みながら体を上へ持ち上げる場面が続き体力消耗
笹薮を掴みながら体を上へ持ち上げる場面が続き体力消耗
疲れた〜
黒法師岳山頂に到着
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黒法師岳山頂に到着
いちおね
休憩後、バラ谷の頭に向かいます
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休憩後、バラ谷の頭に向かいます
ガスに浮かぶバラ谷の頭
3
ガスに浮かぶバラ谷の頭
黒法師岳から黒バラ平までの下りは背丈以上の笹薮
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黒法師岳から黒バラ平までの下りは背丈以上の笹薮
さらに倒れた茎と粘土質の地面で超スリッピー。尻餅つきまくり
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さらに倒れた茎と粘土質の地面で超スリッピー。尻餅つきまくり
黒バラ平付近は笹の高さも膝くらいになり歩きやすくなりました
1
黒バラ平付近は笹の高さも膝くらいになり歩きやすくなりました
黒バラ平も鹿道が錯綜していました
2
黒バラ平も鹿道が錯綜していました
この辺りにもテントを張れるスペースが点在してました。正面は上西平山
1
この辺りにもテントを張れるスペースが点在してました。正面は上西平山
バラ谷の頭への取り付きの鞍部に水場の標識あり
2
バラ谷の頭への取り付きの鞍部に水場の標識あり
稜線から音が聞こえていた通り、意外と近かった
稜線から音が聞こえていた通り、意外と近かった
ズッシリ重くなったザックを背負って振り返ると上西平山。紅葉がキレイでした
7
ズッシリ重くなったザックを背負って振り返ると上西平山。紅葉がキレイでした
今日は基本こんな感じの天気でした
2
今日は基本こんな感じの天気でした
本邦最南2000mの地に到着
8
本邦最南2000mの地に到着
いちおね
バラ谷の頭の標識がある場所を気づかずにスルーしてしまい「本邦最南2000mの地」の先にあったスペースにテントを張りました
3
バラ谷の頭の標識がある場所を気づかずにスルーしてしまい「本邦最南2000mの地」の先にあったスペースにテントを張りました
テン場から。黒法師岳
テン場から。黒法師岳
テン場から南側の景色
1
テン場から南側の景色
夜ゴハンはきりたんぽ鍋。ラジオでラグビーワールドカップ日本x南ア(南アフリカの方ね)を聴きながらいつまにやら寝落ち
4
夜ゴハンはきりたんぽ鍋。ラジオでラグビーワールドカップ日本x南ア(南アフリカの方ね)を聴きながらいつまにやら寝落ち
【10月21日 Day.2】
ちょっぴり朝焼けました
3
【10月21日 Day.2】
ちょっぴり朝焼けました
おー富士山
笹の朝露対策で雨具を着て出発
笹の朝露対策で雨具を着て出発
立ち枯れと蕎麦粒山方面
2
立ち枯れと蕎麦粒山方面
幻想的なガスと笹原
4
幻想的なガスと笹原
バラ谷の頭の道標はこっちにあったのか。昨日は気づかなかったな
6
バラ谷の頭の道標はこっちにあったのか。昨日は気づかなかったな
バラ谷の頭から黒法師岳
8
バラ谷の頭から黒法師岳
黒バラ平まで急坂を下ります
5
黒バラ平まで急坂を下ります
奈良代山方面かな
1
奈良代山方面かな
前黒法師岳。ここから見ると立派だな
2
前黒法師岳。ここから見ると立派だな
正面は黒法師岳
黒法師岳を眺めながら進みます
黒法師岳を眺めながら進みます
この付近昨日より天気がよくてうれしい
この付近昨日より天気がよくてうれしい
黒バラ平もゆっくり再訪したいところになりました
2
黒バラ平もゆっくり再訪したいところになりました
おー赤いね〜
笹の海を進んでいきます
1
笹の海を進んでいきます
蕎麦粒山方面。深南部は個性がある山が多いなぁ
5
蕎麦粒山方面。深南部は個性がある山が多いなぁ
黒法師岳までの登り返しがキツイ。笹を握って体を引っ張り上げるの繰り返し
2
黒法師岳までの登り返しがキツイ。笹を握って体を引っ張り上げるの繰り返し
分岐に到着
分岐から丸盆岳方面に進むとガレの縁を下っていきます
分岐から丸盆岳方面に進むとガレの縁を下っていきます
再びガスに巻かれます
再びガスに巻かれます
黒バラ平の山腹斜面は紅葉がキレイでした
5
黒バラ平の山腹斜面は紅葉がキレイでした
黒法師岳から等高尾根の分岐までは、比較的歩かれていて助かりました
1
黒法師岳から等高尾根の分岐までは、比較的歩かれていて助かりました
ダケカンバ
等高尾根付近までは明瞭な尾根が続きます
等高尾根付近までは明瞭な尾根が続きます
尾根を挟んで緑と赤黄
2
尾根を挟んで緑と赤黄
大無間山がうっすら見えました
大無間山がうっすら見えました
前黒法師岳と朝日岳
4
前黒法師岳と朝日岳
丸盆岳と鎌崩の頭。この付近は紅葉がキレイでした
9
丸盆岳と鎌崩の頭。この付近は紅葉がキレイでした
こちら前黒法師山かな。岳と山があってややこしい
こちら前黒法師山かな。岳と山があってややこしい
丸盆岳東尾根
おー、カモシカ平
3
おー、カモシカ平
緑のじゅうたん上を進みます
4
緑のじゅうたん上を進みます
振り返るとどこから見てもキレイなフォルムをした黒法師岳
2
振り返るとどこから見てもキレイなフォルムをした黒法師岳
正面に丸盆岳
カモシカ平で休憩。至福のひととき
3
カモシカ平で休憩。至福のひととき
カモシカ平より。前黒法師山
4
カモシカ平より。前黒法師山
カモシカ平より。丸盆岳
4
カモシカ平より。丸盆岳
カモシカ平より。鎌崩の頭
2
カモシカ平より。鎌崩の頭
カモシカ平より。黒法師岳
1
カモシカ平より。黒法師岳
幕営適地もあります。ここにも泊まりたい
1
幕営適地もあります。ここにも泊まりたい
丸盆岳に向かいます
丸盆岳に向かいます
いやはや
進むのがもったいない
3
進むのがもったいない
笹は膝下。好きなところを歩いて登っていきます
笹は膝下。好きなところを歩いて登っていきます
振り返ると黒法師岳とバラ谷の頭。そしてカモシカ平
12
振り返ると黒法師岳とバラ谷の頭。そしてカモシカ平
丸盆岳の山頂が近づきました
丸盆岳の山頂が近づきました
何度も振り返って黒法師岳とバラ谷の頭、カモシカ平をパチリ
4
何度も振り返って黒法師岳とバラ谷の頭、カモシカ平をパチリ
丸盆岳山頂に到着
2
丸盆岳山頂に到着
こちらはクラシック頂上標
1
こちらはクラシック頂上標
山頂より。鎌崩〜鎌崩の頭〜鹿の平〜不動岳
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山頂より。鎌崩〜鎌崩の頭〜鹿の平〜不動岳
山頂より。不動岳と鹿の平の奥に中ノ尾根山〜鶏冠山〜池口岳〜聖〜赤石
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山頂より。不動岳と鹿の平の奥に中ノ尾根山〜鶏冠山〜池口岳〜聖〜赤石
さて、東尾根から下ります
さて、東尾根から下ります
山頂からしばらくはいい雰囲気
山頂からしばらくはいい雰囲気
目印はほとんどありません
1
目印はほとんどありません
広めの尾根が続くため1494P付近までは何度も立ち止まって方向を確認する必要がありました
1
広めの尾根が続くため1494P付近までは何度も立ち止まって方向を確認する必要がありました
薮に埋もれながら下ります。正面に朝日岳と左奥に大無間と富士山
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薮に埋もれながら下ります。正面に朝日岳と左奥に大無間と富士山
こちらは前黒法師岳
1
こちらは前黒法師岳
徐々に笹の背丈が低くなり…
1
徐々に笹の背丈が低くなり…
1500mを過ぎると足元から笹がなくなりました
1
1500mを過ぎると足元から笹がなくなりました
ここからは緩やかで快適な尾根歩き
1
ここからは緩やかで快適な尾根歩き
美しい自然林
巨大な倒木もたくさん
巨大な倒木もたくさん
いい雰囲気
1277までは歩きやすい平坦な道が続き距離を稼ぐことができます
1
1277までは歩きやすい平坦な道が続き距離を稼ぐことができます
林業の名残り
標高を下げるとヒメシャラの木
2
標高を下げるとヒメシャラの木
1100〜1000mは南側がガレとなった痩せ尾根を伝って下っていきます
1
1100〜1000mは南側がガレとなった痩せ尾根を伝って下っていきます
寸又川が見えました
1
寸又川が見えました
天地のコルからはトラバース。少しやらしい崩落箇所が2箇所ほどありました
天地のコルからはトラバース。少しやらしい崩落箇所が2箇所ほどありました
トラバースが終了すると…
トラバースが終了すると…
小尾根を九十九折で下っていきます
小尾根を九十九折で下っていきます
730m付近で再び天地第一吊橋に向かってトラバース
730m付近で再び天地第一吊橋に向かってトラバース
大きく崩落したところは注意
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大きく崩落したところは注意
吊橋が見えてきました
吊橋が見えてきました
天地第一吊橋を渡ります
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天地第一吊橋を渡ります
濁った寸又川
よく揺れる足元はずっとこんな感じ
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よく揺れる足元はずっとこんな感じ
光・大無間方面の登山口を見送って林道を進みます
光・大無間方面の登山口を見送って林道を進みます
天地第一吊橋を振り返ります
天地第一吊橋を振り返ります
林道は荒れまくり
林道は荒れまくり
千頭ダムが近づくと歩きやすくなってホッとしました
千頭ダムが近づくと歩きやすくなってホッとしました
千頭ダムの堰堤を渡ります
千頭ダムの堰堤を渡ります
スゴイ勢いで放流してました
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スゴイ勢いで放流してました
台風19号の影響はまだ続いているのですね
台風19号の影響はまだ続いているのですね
千頭ダムからは約10kmの車道歩き
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千頭ダムからは約10kmの車道歩き
トンネルがたくさん。ヘッデンがあった方が安心
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トンネルがたくさん。ヘッデンがあった方が安心
林道歩きの定番ね
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林道歩きの定番ね
ゲートを通過すると…
ゲートを通過すると…
すぐに尾崎坂展望台。森林鉄道のトロッコ列車が展示してありました
すぐに尾崎坂展望台。森林鉄道のトロッコ列車が展示してありました
ここで雨が降ってきたので、雨装備に変更して夢の吊り橋経由で戻ります
ここで雨が降ってきたので、雨装備に変更して夢の吊り橋経由で戻ります
さすがに雨の平日の夕方。夢の吊橋はガラガラ。おまけに湖面は濁りまくり
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さすがに雨の平日の夕方。夢の吊橋はガラガラ。おまけに湖面は濁りまくり
寸又峡温泉まで戻りました。お疲れ様でした!
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寸又峡温泉まで戻りました。お疲れ様でした!

感想

台風19号が通過して南アの主なアクセス道はズタズタになりましたが、
深南部へのアプローチは特に大きな問題なさそう、
ということで、黒法師岳〜バラ谷の頭〜丸盆岳を周回してきました。

2日間誰ひとりとも会わず、静かな笹原がサイコーでした。
この辺りを歩くと、歩いてみたいところがどんどん増えてしまいます。
来月もチャンスがあるといいんだけど…。
 

観光地ムードたっぷりの寸又峡温泉に後ろ髪をひかれスタート。
かたわらを流れる寸又川の水量は多く濁っていました。
途中、夢の吊り橋から戻ってくる人たちとすれ違いました。

二日間とも微妙な天気ではありましたが、大きく崩れることもなく
きびしい藪漕ぎもなんとか乗り越えることができました。
今回の藪漕ぎは、登りのほうが踏み跡を見失いやすかった。
もちろん自分の背丈よりもずっと高い笹にい囲まれて、
下りも十分わからなかったんですが・・・。

ところで黒法師岳はなぜだか「黒帽子」と勝手に脳内変換していて、
黒い帽子をかぶったような山なのかな?って想像していたら、
本当にそのとおり、まっくろい黒いニット帽をかぶっているようでした。
もう「黒帽子」で覚えてしまいそう。

朝、まだ真っ暗な中、テントから顔を出すと、超ガスガス。
一面もやもや〜。ところが準備をしている間にガスは全くなくなり、
美しい朝焼け&富士山を拝めました。ありがたや。
二日目は再び藪漕ぎスタートでちょっとうんざりでしたが、
ヤブヤブって遠目で見ると綺麗なんだなよなぁ。
カモシカ平から丸盆岳のあたりは、楽園みたいでした。
帰り道に渡った夢の吊り橋は、とても普通で川も濁っていたし
「夢」から連想されるステキそうな雰囲気はまったくなく。
やっぱり、山の奥深くの方が感動できる景色がいっぱいありました。

今回もまたおつかれさまでした。


おしまい。

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コメント

参考にさせてください
今年の4月に大無間、大根沢山歩きましたがお二方様のレコ参考にさせて頂きました。
このルート、いつかは歩きたいなと思ってました。
すぐには歩かないですが行く時には見返したいと思います。
私は南アルプスが好きで歩いてますが南アルプスの踏み跡、お二方様と私と同じ感じ、池口〜加加森〜光、聖東尾根もいつかは歩いてみたいのでまた見てみたいと思います。
お互いが素敵なパートナーで羨ましい限りです。
2019/10/25 20:24
Re: 参考にさせてください
tomhigさん

こんにちは。

同じ日に光〜大根沢山を歩いていた方がいたとはビックリ!
ボクもこのルートはこれから歩きたいルートの中でも優先順位が高いところでした。
1泊で仕上げるには結構タイヘンそうですね〜。

tomhigさん南アの赤線を拝見すると確かに同じような感じで親近感ワキワキです。
お互いにこれからは南に踏み跡を延ばしていくことになりそうですね。
tomhigさんは白峰南嶺のバリエーションルートをたくさん登られていますね。
とても興味深く刺激的で、こちらこそこれからいろいろと参考にさせてください。

コメントいただきありがとうございます!
 
2019/10/26 11:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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