福島・新潟遠征2日目:対照的な甲信越百名山2座(蒜場山+二王子岳)
- GPS
- 10:11
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,427m
- 下り
- 2,429m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 10:52
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蒜場山:加治川ダム公園駐車場 二王子岳:二王子神社駐車場 帰り:小出IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
・蒜場山の烏帽子岩手前〜兎戻しはヤセ尾根、ガレ場を何か所か通過。 烏帽子岩手前と兎戻しに鎖場がありますが、難易度は高くないです。 ・蒜場山はアップダウンもあり、中級者以上向きと感じました。 |
写真
感想
福島・新潟遠征2日目は当初の計画通り、
残り6座となった甲信越百名山の内、下越にある蒜場山と二王子岳に登ります。
登る順序ですが、蒜場山の登山口に近い三川温泉に宿泊したこともありますが、
行程時間がより長く、難易度も高そうな蒜場山を元気な午前中に登ります。
とはいってもどちらの山も麓からの標高差は1000m以上、
早朝スタートで、かつペース配分に注意が必要です。
あまりレコにupされることもない蒜場山、
自分自身も甲信越百名山を知るまでは知らなかった山で、
あまり期待していませんでした。
ところがスタートしてすぐに展望が現れ、その後岩岳、烏帽子岩、山伏峰と、
それぞれ展望の良いピークが現れます。
その分アップダウンも激しく、岩場、ガレ場、ヤセ尾根と変化に富んだ縦走路。
とても標高1300m台とは思えない魅力が凝縮された山でした。
山頂まで来ると飯豊連峰が眼前に展開し、吾妻連峰や磐梯山など、
福島の名峰も望むことができます。
こんな山ですが、この日に出会った登山者はソロ2名のみ。
静かな名峰といった感じで、良い意味で期待を裏切られました。
蒜場山から下山すると、時間を惜しんでパンを頬張りながら
二王子岳に車を走らせますが、駐車場に着いてびっくり。
平日にもかかわらず、停めるスペースがほぼないほど満車状態。
これほどまでに人気のある山とは、完全に認識不足でした。
登山開始が正午前だったので、登り始めると下山の人とすれ違うこと多数。
50名を軽く超える方とすれ違ったと思います。
二王子岳はしばらく樹林帯の登りが続きますが、
調子が上がらないのはこの日2座目だからかと思っていたら、実はシャリバテ。
蒜場山はいつも以上にエネルギーを消耗したようで、
定高山で慌ててエネルギー補給して、ようやく回復します。
眺望が開けて来たのは六合目付近から。
紅葉ピークで美しい登山道ですが、日差しが弱く残念でした。
山頂は文句なしの360度の展望。
蒜場山以上に飯豊連峰が左右に大きく羽を広げていました。
土嚢をふんだんに使った登山道の整備状況は素晴らしく、下山は楽でした。
結果的にこの順に登って大正解、逆だと厳しかったかもしれません。
帰りは国道290号をひたすら南下、飲食店も信号もほとんどない田舎道でした。
マイナー感溢れる蒜場山と、大盛況の二王子岳。
とても近くにある甲信越百名山ですが、対照的な2座でした。
二王子岳の山頂からの眺望は素晴らしいのですが、
個人的には蒜場山の方が変化に富んでいて、お気に入りに。
甲信越百名山に選ばれていなければ決して登ることがなかった山だけに、
機会をもらえてラッキーです。
hirokさん、こんばんは。
蒜場山、いいですね〜
正直なところ、やっつけ登山かと思っていましたが、
なんのなんの楽しそうで、行くのが楽しみになりました。
21番の烏帽子岩の紅葉はとてもいい感じです。
残り4座ですか。
ラストは、関東100と同じく、離島の山でしょうか。
米山も南木曽岳も良い山ですので、わくわくしますね。
satfourさん、こんばんは
とりあえず登ってみた蒜場山でしたが、大いに予想を裏切ってくれました。
やはり一度登ってみることは大事ですね。
二王子岳ほど登山道が整備されているわけでもなくワイルド感はありますが、
展望がよい区間が多く、楽しかったです。
五頭山、粟が岳など、名前を聞いたことしかなかった山も実際に見ることができ、
また次の楽しみも増えました。
それにしても二王子岳との人気の差は、麓から見える見えない?
信仰?二百名山?と考えさせれらました。
残りの順番はどうなるかわかりませんが、
登ったことのない山に登るのはワクワクしますね。
御神楽山は今回の2座とのアクセスを考えて新潟側からを予定していましたが、
白紙に戻ったので、また計画を練り直します。
hirokさん こんばんは
実は、私の母は新潟県の出身です。今は阿賀野市になっている
田舎町です。実家は新潟平野の田園地帯なので、小さい頃には
新潟の山に登った記憶がありません。しかし、近くに山並みが
見えていました。あまり有名な山ではないかもしれませんが、
いずれ祖母の家を見下ろす山に登ってみたいと考えています。
埼玉のchii
chii1961さん、こんばんは
今回はまさに阿賀野市や新発田市辺りの山でした。
どちらの山も日本海を望め、佐渡島や粟島まで見れました。
私は下越には初めて行きましたが、いい山ありますね。
特に蒜場山は変化に富んでお薦めです。
また今回登ったことによって、たくさんの新潟の山が目に入り、
次はあそこに登りたいなあなんて、思いながら歩いていました。
紅葉が美しい所なので、秋はお薦めだと感じました。
hirokさんこんばんは
蒜場の兎戻でお会いしたものです。
蒜場はメジャーではありませんが登山道にドラマがあって私も大好きな山です。
紅葉のピーク、年一回しか行きませんが(笑)空は少しどんよりしておりましたが、いい日いい時期に登られましたと思います。
あれから二王子とはびっくりです!
私は地元ですが、二王子は麓から近く整備が完璧で登りやすくピークの展望がよいので人気なのですが、蒜場は冬季間ダムまでの道が閉鎖されており山深いので熊に出会う確率が高いと感じるのと、夏場の登山道は日差しに照らされて過酷、大変難儀する山とゆうイメージがついているようです。
前日のレポート拝見させて頂きました。
…2度びっくり‼
私も前の日、沼尻から7時頃温泉をスタートしたのでおそらく私(二人でした)の前を歩いていらっしゃった方がhirokさんでは?すごく速くてすぐ離されてしまいましたが・・・。私たちはあまりの強風とガスで山頂手前で途中撤退しました。
湯畑の脇のコースの紅葉は素晴らしかったですね〜
とにかくびっくりしました 。
mankaさん、こんばんは
2日続けて同じ山に登っていたのですね!
しかも、安達太良山の中ではややマイナーな沼尻ルートと、マイナー感漂う蒜場山とは。
これは天文学的な確率ですね。
それにしても蒜場山は素晴らしかったです。
前日がガスガスだったこともありますが、
これほど展望の良い山だとは思ってもいませんでした。
登頂後のテンション高い時にお会いしたので、いろいろしゃべっていたかもしれません。
毎年登られているとは、羨ましい限りです。
熊が多い山でしたか。
知らぬが仏ですが、いつもより音の大きな鈴を持っていきました。
確かに二王子岳の整備状況は感動的でした。
土嚢は100を超えるぐらいあったかと思いますが、
地元の方の努力のあとがしみじみと感じられました。
東京近郊でもあそこまで整備された山はなかなかお目にかかれません。
でも自分としてはワイルドな蒜場山の方が楽しかったです。
ご指摘の通り、あまり晴天が望めない日々が続いているので、ラッキーでした。
hirokさん、2度目のこんばんは。
2日目はダブルヘッダーですか!
遠征費に関する費用対効果、しっかりと元を取りましたね
この程度の標高ですと、長野では人工林の里山が殆ど。
対して、この2座は2000m級に見えますね
地域により、随分と趣が違うものです。
百名山時代がそうでしたが、行く先々で驚きの連続でした。
そうしたワクワク感が蘇る思いです。
甲信越百は狙う機会が無さそうですが、こうして拝見すると魅力的!
次々と、コレクションを増やし続けるhirokさん。
やっぱり、羨ましいですよ。
tailwindさん、こんばんは
youtaroさんのように大人の時間の過ごし方ができればいいのですが、
遠征するとどうしても欲張りたくなってしまいます。
tailwindさんと一緒ですね
とても標高1300mの山に登っているとは思えない雰囲気でした。
若干マツはありましたが、ほとんどが広葉樹で美しい森。
かと思えば、岩場やガレ場があって、展望区間がふんだんにありました。
足元がガレているところも多いので、景色に見とれて滑落しないように注意しました。
残念なことに周辺の山がほとんどわからず、
もっと足を運ばなければと思った次第です。
ご指摘通り、知らない世界に足を踏み入れるのは楽しいですね。
甲信越100は山梨100と信州100をやっているとほぼカバーできるので、
ついで感はぬぐえませんね。
でもそのお陰で今回のような山に出会えたので、感謝です
hirokさん
二人とも貧乏性なので相方と一緒でも名所めぐりはかなり詰め込んでますよ
二人で山を欲張るのは無理なのですが。。
雲のレースに覆われた磐梯山、時間から
私も毘沙門沼あたりから見ていました。
hirokさんの写真でピークの左側の雲が
五色沼からだと正面に見えていた滝雲になるようです。
天気も同じ感じの薄曇り、写真映えと考える
ともう一つと思うかもしませんが、これだけ
展望が良ければニコニコの山行ですね
飯豊連峰の展望台である二王子岳はいつかと
思っていましたが、みなさんと同様、蒜場山
はノーマークでした。写真とコメントを拝見すると
蒜場山はとても好みの山な感じなので、忘れない
ようにしないと
youtaroさん、こんばんは
貧乏性なのか、欲張りなのか、遠征時は気合が入ってしまいます
本来は2日かけて、のんびり登る山なのでしょうね。
同じ雲を見ていましたか
磐梯山自体が印象的な山な上に、滝雲のような雲に目が留まりました。
安達太良、磐梯山など独立峰が多いので、雲がぶつかりやすい環境なのでしょうね。
二王子岳は高尾山並みの整備状況でした。
ちょっとびっくりですが、いかに地元に愛されているか、ひしひしと感じました。
一方の蒜場山はワイルド感があって、静かな山行を楽しめます。
確かにyoutaroさん好みだと思います
ちょっとこの辺りはアクセスの距離がありますが、是非お出かけを
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