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Yamareco

記録ID: 207342
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

【夏期遠征・百名山その1】別山〜白山

2012年07月14日(土) ~ 2012年07月15日(日)
情報量の目安: S
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
fritz その他3人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
32:16
距離
29.7km
登り
2,626m
下り
2,201m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
0700市ノ瀬ビジターセンター〜0830水場〜
1045チブリ尾避難小屋1110〜1245御舎利山〜
1255別山山頂〜1435油坂ノ頭1500〜1600南竜ヶ馬場野営場

【2日目】
0600南竜ヶ馬場野営場〜0630エコーライン分岐〜0725室堂平0740〜
0905御前峰〜0945室堂平〜1020黒ボコ岩〜1050南竜分岐〜
1120南竜ヶ馬場野営場1245〜1330甚之助避難小屋〜
1435中飯場〜1505別当出合
天候 雲一時雨〜雨後曇
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
前日夜に家を出発。祇園祭の山が立っていた。
2012年07月17日 11:26撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:26
前日夜に家を出発。祇園祭の山が立っていた。
市ノ瀬で前夜泊。写真は明けてからですが、夜はけっこうな雨でした。
by  IS11CA, CASIO
市ノ瀬で前夜泊。写真は明けてからですが、夜はけっこうな雨でした。
炊事場にテントを張らせてもらったおかげで、テントが濡れずに済みました。
by  IS11CA, CASIO
炊事場にテントを張らせてもらったおかげで、テントが濡れずに済みました。
市ノ瀬ビジターセンター。でかい。キレイ。
by  IS11CA, CASIO
市ノ瀬ビジターセンター。でかい。キレイ。
大きくてよくわからないですね……。白山全図。
by  IS11CA, CASIO
大きくてよくわからないですね……。白山全図。
別山市ノ瀬道を通って、まずは別山を目指します。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
別山市ノ瀬道を通って、まずは別山を目指します。
舗装路から山道へ……。いきなり河原に入り込んで間違えます(笑)。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
舗装路から山道へ……。いきなり河原に入り込んで間違えます(笑)。
ふんだんに雨に濡れた木々の間を歩く。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
ふんだんに雨に濡れた木々の間を歩く。
前日は勤め先から直行のリーダー。洗髪中。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
前日は勤め先から直行のリーダー。洗髪中。
空には雲……、というかガス。
by  IS11CA, CASIO
空には雲……、というかガス。
別当谷方面を望む。たぶん。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
別当谷方面を望む。たぶん。
森の中もけっこうきつい個所あり。高度差あるしなあ。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
森の中もけっこうきつい個所あり。高度差あるしなあ。
森を抜けたら、市ノ瀬方面が見えてきた。
by  IS11CA, CASIO
森を抜けたら、市ノ瀬方面が見えてきた。
いっぱい咲いてたユリ。たぶんニッコウキスゲかと。
2012年07月17日 11:28撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:28
いっぱい咲いてたユリ。たぶんニッコウキスゲかと。
これは……、ヨツバヒヨドリ。
by  IS11CA, CASIO
これは……、ヨツバヒヨドリ。
三ノ峰、六本檜方面。
by  IS11CA, CASIO
三ノ峰、六本檜方面。
花の中を歩きます。
by  IS11CA, CASIO
花の中を歩きます。
チブリ尾根避難小屋。トイレもあって立派でした。ここで昼食。
by  IS11CA, CASIO
チブリ尾根避難小屋。トイレもあって立派でした。ここで昼食。
御舎利山、別山へはまだまだ登る……。
by  IS11CA, CASIO
御舎利山、別山へはまだまだ登る……。
白山の頭は雲の中。
by  IS11CA, CASIO
白山の頭は雲の中。
御舎利山を目指して歩き始めて、避難小屋を振り返る。
by  IS11CA, CASIO
御舎利山を目指して歩き始めて、避難小屋を振り返る。
荷物も重いし、登りは超しんどい。
2012年07月17日 11:31撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:31
荷物も重いし、登りは超しんどい。
雲がせまってきました……。というか、雲の中に突っ込んで行った感じか。
by  IS11CA, CASIO
雲がせまってきました……。というか、雲の中に突っ込んで行った感じか。
ハイマツの尾根を九十九折りに登る。リーダーは元気。
by  IS11CA, CASIO
ハイマツの尾根を九十九折りに登る。リーダーは元気。
尾根歩きももう少し。晴れてたらキレイなんだろうなあ。
by  IS11CA, CASIO
尾根歩きももう少し。晴れてたらキレイなんだろうなあ。
御舎利山はいつのまにか通り過ぎて(笑)、とりあえず別山への分岐。ここからは荷物を置いてピストン。
by  IS11CA, CASIO
御舎利山はいつのまにか通り過ぎて(笑)、とりあえず別山への分岐。ここからは荷物を置いてピストン。
イワカガミ。初めて花を見た気がする……。
by  IS11CA, CASIO
イワカガミ。初めて花を見た気がする……。
別山に到着。別山神社。
2012年07月17日 11:31撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:31
別山に到着。別山神社。
近くにはミヤマキンポウゲがこんもりと。
by  IS11CA, CASIO
近くにはミヤマキンポウゲがこんもりと。
別山山頂。市ノ瀬から1500m以上登ってます……。
2012年07月17日 11:32撮影 by  IS11CA, CASIO
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7/17 11:32
別山山頂。市ノ瀬から1500m以上登ってます……。
この白い花は……、何だったんだろう。
by  IS11CA, CASIO
この白い花は……、何だったんだろう。
雪渓があちこちに。これは大きかった。
2012年07月17日 11:32撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:32
雪渓があちこちに。これは大きかった。
キレイな花の道。なぜか道端のほうが多かった感じ。
2012年07月17日 11:32撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:32
キレイな花の道。なぜか道端のほうが多かった感じ。
キレイに咲いたキヌガサソウ。
2012年07月17日 11:33撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:33
キレイに咲いたキヌガサソウ。
ヨツバシオガマかな?
2012年07月17日 11:42撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:42
ヨツバシオガマかな?
開いたらこうなるのか?違う花のような気がしないでもない……。
2012年07月17日 11:42撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:42
開いたらこうなるのか?違う花のような気がしないでもない……。
これもわかりません。
by  IS11CA, CASIO
これもわかりません。
東側の谷。曲り谷かなあ……。
2012年07月17日 11:42撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:42
東側の谷。曲り谷かなあ……。
後ろを振り返る。
by  IS11CA, CASIO
後ろを振り返る。
大屏風ノ頭ではないかと予想。ヒトノカシラも写ってますが。
2012年07月17日 11:42撮影 by  IS11CA, CASIO
1
7/17 11:42
大屏風ノ頭ではないかと予想。ヒトノカシラも写ってますが。
鞍部にある天池。標識ぼろぼろ!
2012年07月17日 11:42撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:42
鞍部にある天池。標識ぼろぼろ!
溶けかけですね。
by  IS11CA, CASIO
溶けかけですね。
晴れたのでまたまた後ろを見る。正面は御舎利山かな。別山は影に隠れている模様。
2012年07月17日 11:43撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:43
晴れたのでまたまた後ろを見る。正面は御舎利山かな。別山は影に隠れている模様。
油坂の頭で粘ること20分以上。なんとか白山が見えた!しかし、これが晴れた白山を最後に拝んだ瞬間になるとは……。
by  IS11CA, CASIO
油坂の頭で粘ること20分以上。なんとか白山が見えた!しかし、これが晴れた白山を最後に拝んだ瞬間になるとは……。
南竜ヶ馬場までは、一度谷を下ります。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
南竜ヶ馬場までは、一度谷を下ります。
赤谷の源流。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
赤谷の源流。
最後の登り返し……!
by  IS11CA, CASIO
最後の登り返し……!
南竜山荘が見えてきた。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
南竜山荘が見えてきた。
湿原もあった。
野営場に到着。左はケビンです。
by  IS11CA, CASIO
野営場に到着。左はケビンです。
明けて2日目。完全に雨。南竜山荘の中でちょっと待ってみるも、止む気配はない。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
明けて2日目。完全に雨。南竜山荘の中でちょっと待ってみるも、止む気配はない。
受け付けは閉まっていた。
by  IS11CA, CASIO
受け付けは閉まっていた。
トンビ岩コースは立ち入り禁止ということで、エコーラインへ。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
トンビ岩コースは立ち入り禁止ということで、エコーラインへ。
斜めの矢印が、これからの急登を物語っている。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
斜めの矢印が、これからの急登を物語っている。
道は整備されているので歩きやすいが、傾斜はキツイ。昨日より荷物が軽いのが救い。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
道は整備されているので歩きやすいが、傾斜はキツイ。昨日より荷物が軽いのが救い。
雪渓もあります。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
雪渓もあります。
弥陀ヶ原を経て……。
2012年07月17日 11:44撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:44
弥陀ヶ原を経て……。
室堂平へ。立派な建物です。ちなみにこのときが一番雨が強かった。
by  IS11CA, CASIO
室堂平へ。立派な建物です。ちなみにこのときが一番雨が強かった。
室堂からはお池めぐりコースへ。視界が悪すぎて池なのか雪渓なのか雪渓なのかよくわからない^^;
by  IS11CA, CASIO
室堂からはお池めぐりコースへ。視界が悪すぎて池なのか雪渓なのか雪渓なのかよくわからない^^;
これは間違いなく池。何池だったか……。
by  IS11CA, CASIO
これは間違いなく池。何池だったか……。
道も相当わかりづらい。標識を見て一安心。
2012年07月17日 11:45撮影 by  IS11CA, CASIO
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7/17 11:45
道も相当わかりづらい。標識を見て一安心。
翠ヶ池方面。何にも見えません(笑)。
by  IS11CA, CASIO
翠ヶ池方面。何にも見えません(笑)。
御前峰へ最後の急登。写真だとさっぱりですね。
by  IS11CA, CASIO
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御前峰へ最後の急登。写真だとさっぱりですね。
コンディションは最悪なのに、人は多かった。物好き多いな!
by  IS11CA, CASIO
コンディションは最悪なのに、人は多かった。物好き多いな!
山頂の標識だけ撮ろうにも、次から次へと人が入ってくる……。いろいろとあきらめた写真。
2012年07月17日 11:45撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:45
山頂の標識だけ撮ろうにも、次から次へと人が入ってくる……。いろいろとあきらめた写真。
白山奥宮。こちらも人だかり。
by  IS11CA, CASIO
白山奥宮。こちらも人だかり。
御前峰と室堂との中間点。高天ヶ原。
by  IS11CA, CASIO
御前峰と室堂との中間点。高天ヶ原。
お花は別山のほうがキレイだったかな〜。
by  IS11CA, CASIO
お花は別山のほうがキレイだったかな〜。
奥宮拝殿。いろいろ売ってたが、結局何も買わず……。予習が足りなかったな(笑)。
by  IS11CA, CASIO
奥宮拝殿。いろいろ売ってたが、結局何も買わず……。予習が足りなかったな(笑)。
白山室堂ビジターセンターでしばし休憩。外で一服してる時間のほうが長かったですが。
by  IS11CA, CASIO
白山室堂ビジターセンターでしばし休憩。外で一服してる時間のほうが長かったですが。
エコーラインを戻るはずが、気づけば砂防新道に。ちょっと遠回りだけど、同じ道を歩くよりいいか。
by  IS11CA, CASIO
エコーラインを戻るはずが、気づけば砂防新道に。ちょっと遠回りだけど、同じ道を歩くよりいいか。
水に困ることはなさそうな山でした。
by  IS11CA, CASIO
水に困ることはなさそうな山でした。
一気に飛んで、甚之助避難小屋。ここも非常に立派。これから登る人でごった返していた。
by  IS11CA, CASIO
一気に飛んで、甚之助避難小屋。ここも非常に立派。これから登る人でごった返していた。
下りの渋滞。登りの人を立ち止まって待つので、どうしてもこうなる……。
2012年07月17日 11:46撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:46
下りの渋滞。登りの人を立ち止まって待つので、どうしてもこうなる……。
不動滝が見えた。下は砂防ダムなんだろうなあ。いたるところで山腹崩壊している山でした。
2012年07月17日 11:46撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:46
不動滝が見えた。下は砂防ダムなんだろうなあ。いたるところで山腹崩壊している山でした。
中飯場。ちょっと手前で休憩してしまったので、ほぼ素通り。
2012年07月17日 11:46撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:46
中飯場。ちょっと手前で休憩してしまったので、ほぼ素通り。
不動滝を正面から撮りました。
2012年07月17日 11:46撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:46
不動滝を正面から撮りました。
別当谷の山肌には、崩落した巨大な岩が。
2012年07月17日 11:47撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:47
別当谷の山肌には、崩落した巨大な岩が。
長さ100m以上のつり橋。以前のものは数年前に土石流に飲み込まれたらしいです。
2012年07月17日 11:47撮影 by  IS11CA, CASIO
7/17 11:47
長さ100m以上のつり橋。以前のものは数年前に土石流に飲み込まれたらしいです。
別当出合からは、バスで市ノ瀬まで。
by  IS11CA, CASIO
別当出合からは、バスで市ノ瀬まで。
市ノ瀬で白山温泉に入る。気持ちよかった!
by  IS11CA, CASIO
市ノ瀬で白山温泉に入る。気持ちよかった!
予定を変更して勝原スキー場跡へ。4人で仲良くテント。
by  IS11CA, CASIO
予定を変更して勝原スキー場跡へ。4人で仲良くテント。
撮影機器:

感想

夏だ!山だ!遠征だ!ということで、夏の遠征第1弾。今回もmixiの山仲間に同行します。

前日夜に梅田を出発し、市ノ瀬に着いたのは1時過ぎ。
大雨の中、テンションはダダ下がりながら、炊事場にテントを張らせてもらい、
なんとか雨をしのぐことだけはできました。
なお、シュラフはいちおう出したものの、結局シーツだけで寝ました。



翌日、水の音とともに目が覚めて軽く絶望していたのですが、
音の正体は近くを流れる川で、なんとか雨はあがってくれていました。
パッキングに若干手間取りながらも、いよいよ別山・市ノ瀬道を歩き始めます。
最初に大きく道を間違った以外はとくに問題のない道で、歩きにくいところもありませんでしたが、
やはり荷物が重い……。歩荷訓練は何度かしましたが、根本的に筋力が不足してるのかなあ。
65+10Lのザックを買って容量に余裕が出てきたので、いろいろ詰め込んだのも原因かもしれません^^;

それでもなんとかブナとダケカンバの森を抜けて、チブリ尾根避難小屋に近づいて来ると、
ちょうど雲も遠のいてくれて、そこそこ視界が開けます。風も吹いて気持ちよかったです。
避難小屋で昼食を摂ったのち、御舎利山までもまたひたすら登り。
距離もそこそこ長いので勾配こそ極端ではないですが、標高差1500mはやっぱりしんどいです。
やっとの思いで別山への分岐にたどり着くと、とりあえずちょっとだけ重い荷物から解放されて、
飛ぶような足取りで別山山頂まで。残念ながら眺望はまったくなし。

さて、そこから今日の宿泊地である南竜ヶ馬場までは、トータルとしてみれば下り……のはずなのですが、
やはり小刻みな登り返しや、いくつかのピークを通るために、それなりに体力も使います。
前日もそれほど満足に寝てないし、なかなかにハード……。
そんな中でも、意外なほどに咲いていた花々や、油坂ノ頭で見た白山の姿にはたっぷり元気をもらいました。
そして、ようやくたどり着いた南竜ヶ馬場でテントを設営し、明日の天気を大いに期待して眠りについたのでした……。


……が、明けて2日目。見事な雨模様。しかも深夜は嵐のような暴風雨でした。
初めて山で使ったテントが威力を発揮して、ほとんど被害はありませんでしたが、
ツェルトだったら完全にムリゲーでした。初心者だと命の危険すらあるレベル。やはりテントは偉大だ。

当初の予定だと、今日はゆっくり山頂を周回して、南竜ヶ馬場でもう1泊する予定でしたが、
天気も悪いし今日のうちに下山してしまおうか〜、という話をしながら、南竜山荘へ。
ここで一気に雨足が強くなり、ちょっとだけ待ってみるものの、回復しそうにもないので、
そのままエコーラインを通って室堂を目指します。荷物はだいぶ軽いものの、やはり登りはきつい!

室堂ではさらに雨に降られますが、頑張ってお池巡りコースへ。ほかにこのコースへ行く物好きはさすがに見当たらず。
それもそのはず、視界は最悪で、雪渓の上ではまったく道がわからなくなる劣悪なコンディション。
完全にGPSに頼りっきりで、それでも微妙にルートをはずれたりしつつも、なんとか翠ヶ池にたどり着きます。
見事な火口湖……のはずなんですが、何せ視界はまったくありませんでした(泣)。
風も強いし長居はできないので、一気に御前峰を登りつめ、無事山頂を踏めた……ものの、
正直今日の収穫は山頂に立ったという事実だけでした。今度は景色がいいときに来たい(切実)。

下りは室堂から砂防新道に紛れ込み、南竜ヶ馬場までは少し時間がかかってしまいましたが、それでもまだ12時前。
朝の天気がうそのように日が差してきたときは、さすがに天気の神様を恨んだものの、
こればっかりはどうしょうもない。テントを撤収するときに雨に降られなかっただけでよしとします。

その後、南竜分岐を経て、あらためて砂防新道を下ります。
この日に下から登って来る人も多く、行き違いに若干時間もかかりつつ、
靴底のグリップが弱まっているのが何度か派手に転びつつ、立派なつり橋を渡り、
なんとか無事に別当出合に着きました。

バスで市ノ瀬まで移動し、白山温泉で汗を流した後は、翌日は荒島岳に登ることにし、荒島岳の麓の勝原スキー場跡へ。
途中寄ったコンビニで購入した、登山にはとても持っていけない贅沢品(笑)で、
ささやか(?)な宴を開いた後、眠りにつきました。明日こそは晴れてくれと祈りつつ……。

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