【夏期遠征・百名山その1】別山〜白山
- GPS
- 32:16
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,626m
- 下り
- 2,201m
コースタイム
0700市ノ瀬ビジターセンター〜0830水場〜
1045チブリ尾避難小屋1110〜1245御舎利山〜
1255別山山頂〜1435油坂ノ頭1500〜1600南竜ヶ馬場野営場
【2日目】
0600南竜ヶ馬場野営場〜0630エコーライン分岐〜0725室堂平0740〜
0905御前峰〜0945室堂平〜1020黒ボコ岩〜1050南竜分岐〜
1120南竜ヶ馬場野営場1245〜1330甚之助避難小屋〜
1435中飯場〜1505別当出合
天候 | 雲一時雨〜雨後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
夏だ!山だ!遠征だ!ということで、夏の遠征第1弾。今回もmixiの山仲間に同行します。
前日夜に梅田を出発し、市ノ瀬に着いたのは1時過ぎ。
大雨の中、テンションはダダ下がりながら、炊事場にテントを張らせてもらい、
なんとか雨をしのぐことだけはできました。
なお、シュラフはいちおう出したものの、結局シーツだけで寝ました。
翌日、水の音とともに目が覚めて軽く絶望していたのですが、
音の正体は近くを流れる川で、なんとか雨はあがってくれていました。
パッキングに若干手間取りながらも、いよいよ別山・市ノ瀬道を歩き始めます。
最初に大きく道を間違った以外はとくに問題のない道で、歩きにくいところもありませんでしたが、
やはり荷物が重い……。歩荷訓練は何度かしましたが、根本的に筋力が不足してるのかなあ。
65+10Lのザックを買って容量に余裕が出てきたので、いろいろ詰め込んだのも原因かもしれません^^;
それでもなんとかブナとダケカンバの森を抜けて、チブリ尾根避難小屋に近づいて来ると、
ちょうど雲も遠のいてくれて、そこそこ視界が開けます。風も吹いて気持ちよかったです。
避難小屋で昼食を摂ったのち、御舎利山までもまたひたすら登り。
距離もそこそこ長いので勾配こそ極端ではないですが、標高差1500mはやっぱりしんどいです。
やっとの思いで別山への分岐にたどり着くと、とりあえずちょっとだけ重い荷物から解放されて、
飛ぶような足取りで別山山頂まで。残念ながら眺望はまったくなし。
さて、そこから今日の宿泊地である南竜ヶ馬場までは、トータルとしてみれば下り……のはずなのですが、
やはり小刻みな登り返しや、いくつかのピークを通るために、それなりに体力も使います。
前日もそれほど満足に寝てないし、なかなかにハード……。
そんな中でも、意外なほどに咲いていた花々や、油坂ノ頭で見た白山の姿にはたっぷり元気をもらいました。
そして、ようやくたどり着いた南竜ヶ馬場でテントを設営し、明日の天気を大いに期待して眠りについたのでした……。
……が、明けて2日目。見事な雨模様。しかも深夜は嵐のような暴風雨でした。
初めて山で使ったテントが威力を発揮して、ほとんど被害はありませんでしたが、
ツェルトだったら完全にムリゲーでした。初心者だと命の危険すらあるレベル。やはりテントは偉大だ。
当初の予定だと、今日はゆっくり山頂を周回して、南竜ヶ馬場でもう1泊する予定でしたが、
天気も悪いし今日のうちに下山してしまおうか〜、という話をしながら、南竜山荘へ。
ここで一気に雨足が強くなり、ちょっとだけ待ってみるものの、回復しそうにもないので、
そのままエコーラインを通って室堂を目指します。荷物はだいぶ軽いものの、やはり登りはきつい!
室堂ではさらに雨に降られますが、頑張ってお池巡りコースへ。ほかにこのコースへ行く物好きはさすがに見当たらず。
それもそのはず、視界は最悪で、雪渓の上ではまったく道がわからなくなる劣悪なコンディション。
完全にGPSに頼りっきりで、それでも微妙にルートをはずれたりしつつも、なんとか翠ヶ池にたどり着きます。
見事な火口湖……のはずなんですが、何せ視界はまったくありませんでした(泣)。
風も強いし長居はできないので、一気に御前峰を登りつめ、無事山頂を踏めた……ものの、
正直今日の収穫は山頂に立ったという事実だけでした。今度は景色がいいときに来たい(切実)。
下りは室堂から砂防新道に紛れ込み、南竜ヶ馬場までは少し時間がかかってしまいましたが、それでもまだ12時前。
朝の天気がうそのように日が差してきたときは、さすがに天気の神様を恨んだものの、
こればっかりはどうしょうもない。テントを撤収するときに雨に降られなかっただけでよしとします。
その後、南竜分岐を経て、あらためて砂防新道を下ります。
この日に下から登って来る人も多く、行き違いに若干時間もかかりつつ、
靴底のグリップが弱まっているのが何度か派手に転びつつ、立派なつり橋を渡り、
なんとか無事に別当出合に着きました。
バスで市ノ瀬まで移動し、白山温泉で汗を流した後は、翌日は荒島岳に登ることにし、荒島岳の麓の勝原スキー場跡へ。
途中寄ったコンビニで購入した、登山にはとても持っていけない贅沢品(笑)で、
ささやか(?)な宴を開いた後、眠りにつきました。明日こそは晴れてくれと祈りつつ……。
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