ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 207741
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

旭岳〜トムラウシ

2012年07月13日(金) ~ 2012年07月16日(月)
 - 拍手
Harunosuke その他1人
GPS
85:00
距離
48.1km
登り
2,111m
下り
3,126m

コースタイム

7/13 7:12姿見⇒8:07・7合目⇒8:54・9合目⇒9:12旭岳頂上、11:29北海岳、13:16白雲岳避難小屋
7/14 5:00白雲岳避難小屋⇒8:49忠別岳⇒10:48五色岳⇒13:24ヒサゴ沼避難小屋
7/15 5:30ヒサゴ沼避難小屋⇒8:07北沼分岐⇒8:33トムラウシ⇒12:51ヒサゴ沼避難小屋(途中かなりゆっくりと遊んでいたので記録はあまりあてにならず)
7/16 5:40ヒサゴ沼避難小屋⇒7:00化雲岳⇒13:07天人峡温泉
天候 初日:雨、二日目:霧、くもり、三日目:晴れのち曇り、四日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路:旭川より「いで湯号」で旭岳温泉へ。
帰路:天人峡より、天人閣温泉に入り無料送迎バスで道の駅まで。道の駅よりタクシーで旭川空港まで。(約2000円)
コース状況/
危険箇所等
危険な道は特になし。落ちるようなところはないものの、コースは長いため天気次第では遭難するとリアルに実感した山行でした。25キロ超の荷物で初日は雨のため体力を相当奪われました。白雲避難小屋へ下る雪渓では、ガスで視界なく足跡も見えず遭難の恐怖を味わいました。二日目も視界悪く、霧でびしょぬれとなり、かなりの体力を奪われました。ヒサゴ沼避難小屋に到着した後に快晴となりました。
三日目のトムラウシは最高の天気に恵まれました。
四日目は曇り。化雲岳からは360度見渡せる絶景でした。天人峡への下りはぬかるみが多く道悪く、かつ長く、大変きついです。
天人峡の天人閣は寂れた温泉旅館ですが、お湯はとても良かったです。
熊とは遭遇しませんでした。
強風でロープーウェイ動かず。30分後に運転開始。
2012年07月12日 05:53撮影 by  DSC-T30, SONY
7/12 5:53
強風でロープーウェイ動かず。30分後に運転開始。
雨のような霧で視界はほぼゼロ。ワイン3ℓと水5ℓ、3日分の食料はこたえました。
2012年07月12日 08:54撮影 by  DSC-T30, SONY
7/12 8:54
雨のような霧で視界はほぼゼロ。ワイン3ℓと水5ℓ、3日分の食料はこたえました。
お鉢平。ガスっていたのに、ご褒美に一瞬だけ見せてくれました。絶景に感動。
2012年07月12日 11:03撮影 by  DSC-T30, SONY
7/12 11:03
お鉢平。ガスっていたのに、ご褒美に一瞬だけ見せてくれました。絶景に感動。
白雲岳避難小屋。一応管理人がいて1泊素泊まり1000円。テント持参ながら寒さと極度の疲労でテントを設営する気力なし。
2012年07月13日 05:01撮影 by  DSC-T30, SONY
7/13 5:01
白雲岳避難小屋。一応管理人がいて1泊素泊まり1000円。テント持参ながら寒さと極度の疲労でテントを設営する気力なし。
コマクサがともかくデカイです。
2012年07月13日 06:06撮影 by  DSC-T30, SONY
2
7/13 6:06
コマクサがともかくデカイです。
これ、圧巻でしょう。
2012年07月13日 06:49撮影 by  DSC-T30, SONY
7/13 6:49
これ、圧巻でしょう。
鹿の足跡かな。
2012年07月13日 07:52撮影 by  DSC-T30, SONY
7/13 7:52
鹿の足跡かな。
シマリスが出てきました。
2012年07月13日 09:17撮影 by  DSC-T30, SONY
1
7/13 9:17
シマリスが出てきました。
五色岳頂上で昼食。山岳部ご用達の棒らーめんでした。
2012年07月13日 11:01撮影 by  DSC-T30, SONY
7/13 11:01
五色岳頂上で昼食。山岳部ご用達の棒らーめんでした。
ヒサゴにおりる雪渓。道に迷う。しかも寒い。これは人が死んでもおかしくないと思った。
2012年07月13日 12:54撮影 by  DSC-T30, SONY
1
7/13 12:54
ヒサゴにおりる雪渓。道に迷う。しかも寒い。これは人が死んでもおかしくないと思った。
ヒサゴ沼避難小屋。
2012年07月13日 13:24撮影 by  DSC-T30, SONY
7/13 13:24
ヒサゴ沼避難小屋。
避難小屋で宴会。
2012年07月13日 15:50撮影 by  DSC-T30, SONY
1
7/13 15:50
避難小屋で宴会。
やっと天気も回復。避難小屋トイレでは使用済みの紙は持ち帰るのが原則です。(燃やす人がいないので)
2012年07月13日 16:14撮影 by  DSC-T30, SONY
7/13 16:14
やっと天気も回復。避難小屋トイレでは使用済みの紙は持ち帰るのが原則です。(燃やす人がいないので)
ヒサゴ沼。
2012年07月14日 05:32撮影 by  DSC-T30, SONY
3
7/14 5:32
ヒサゴ沼。
ヒサゴ沼からの雪渓登り。晴れていれば迷うことはない。
2012年07月14日 05:54撮影 by  DSC-T30, SONY
7/14 5:54
ヒサゴ沼からの雪渓登り。晴れていれば迷うことはない。
日本庭園。
2012年07月14日 06:26撮影 by  DSC-T30, SONY
4
7/14 6:26
日本庭園。
トムラウシへ向かう。
2012年07月14日 06:32撮影 by  DSC-T30, SONY
7/14 6:32
トムラウシへ向かう。
北沼。南極の氷河がくずれているみたいで美しかった。
2012年07月14日 07:58撮影 by  DSC-T30, SONY
1
7/14 7:58
北沼。南極の氷河がくずれているみたいで美しかった。
トムラウシ直下。
2012年07月14日 07:58撮影 by  DSC-T30, SONY
7/14 7:58
トムラウシ直下。
トムラウシのカルデラ湖。
2012年07月14日 08:37撮影 by  DSC-T30, SONY
7/14 8:37
トムラウシのカルデラ湖。
念願のトムラウシ制覇。
2012年07月14日 08:46撮影 by  DSC-T30, SONY
2
7/14 8:46
念願のトムラウシ制覇。
ナキウサギがたくさんいます。
2012年07月14日 12:13撮影 by  DSC-T30, SONY
2
7/14 12:13
ナキウサギがたくさんいます。
ヒサゴ沼に戻る。このお兄さん、ペットボトルに水を汲んでいますが、煮沸したあとで、またペットボトルに戻すのかな?ペットボトルにはエキノコックスがついていると思うのだが。
2012年07月14日 14:57撮影 by  DSC-T30, SONY
7/14 14:57
ヒサゴ沼に戻る。このお兄さん、ペットボトルに水を汲んでいますが、煮沸したあとで、またペットボトルに戻すのかな?ペットボトルにはエキノコックスがついていると思うのだが。
北海道の空は青い。
2012年07月14日 15:04撮影 by  DSC-T30, SONY
7/14 15:04
北海道の空は青い。
化雲岳。バックはトムラウシ。
2012年07月15日 06:59撮影 by  DSC-T30, SONY
7/15 6:59
化雲岳。バックはトムラウシ。
化雲岳は360度なかなかの絶景でした。
2012年07月15日 07:45撮影 by  DSC-T30, SONY
7/15 7:45
化雲岳は360度なかなかの絶景でした。
北アルプスでは見たことないくらいのデカイ株のコマクサがゴロゴロしています。
2012年07月15日 08:39撮影 by  DSC-T30, SONY
1
7/15 8:39
北アルプスでは見たことないくらいのデカイ株のコマクサがゴロゴロしています。
基本の旭岳。
2012年07月15日 08:52撮影 by  DSC-T30, SONY
4
7/15 8:52
基本の旭岳。
旭岳をバックに。
2012年07月15日 09:05撮影 by  DSC-T30, SONY
7/15 9:05
旭岳をバックに。
羽衣の滝。日本の名瀑100選だそうで。
2012年07月15日 12:22撮影 by  DSC-T30, SONY
1
7/15 12:22
羽衣の滝。日本の名瀑100選だそうで。
羽衣の滝から天人峡まではこんな快適な道。
そこにたどりつくまでは半端なく悪路。
2012年07月15日 12:48撮影 by  DSC-T30, SONY
7/15 12:48
羽衣の滝から天人峡まではこんな快適な道。
そこにたどりつくまでは半端なく悪路。
ようやく下山。
かなりしんどい山行でした。最後は天人峡の天人閣で温泉に入り生き返りました。
2012年07月15日 13:07撮影 by  DSC-T30, SONY
7/15 13:07
ようやく下山。
かなりしんどい山行でした。最後は天人峡の天人閣で温泉に入り生き返りました。
撮影機器:

感想

体力がある前提で、天気がよければ最高な所です。逆に、天気が悪ければいつ遭難してもおかしくないくらい厳しいところでした。実際に雪渓では道に迷い、遭難の恐怖も一瞬味わいました。天候の悪い初日は低体温症がどういうものかもなんとなくわかった気がしました。
いろいろな意味で良い経験になった山行でした。

トムラウシは最高。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1837人

コメント

参考になりました。
トムラウシ制覇、おめでとうございます!

来週、黒岳〜トムラウシを計画中のため、役立たせて頂きました。
特に、不安なのが、気温対策だったのですが、
Harunosukeさんの記録を読んで、やはりダウンを持参しようと決心。
しかしワイン3ℓは素晴らしいですねっ!
2012/7/18 18:05
Tanukimiさん
レスが遅れて申し訳ありません。
今は天気が多少安定していて良い頃でしょう。
写真のアップ待ってます。
2012/7/28 11:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら