白馬〜雪倉〜朝日周回 花と嵐と絶景と・・・
- GPS
- 54:30
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 3,289m
- 下り
- 3,280m
コースタイム
2日目 6:00朝日小屋〜7:00朝日岳〜11:00雪倉岳〜15:30白馬岳〜16:00白馬頂上宿舎(天泊)
3日目 6:00頂上宿舎〜7:00白馬岳〜9:30白馬大池10:20〜11:20天狗の庭〜12:30蓮華温泉
天候 | 7/14 雨時々曇り 7/15 雨のち曇り 7/16 晴れ☀時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は70台ほど止められるらしいですが、土曜の朝2時過ぎに半分ぐらい埋まってました。月曜の昼は満車で路肩に車があふれていました。 バス停、トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・五輪尾根〜朝日〜雪倉〜三国境の間は、雪渓が点在しています。今回、雨の影響もあって雪が締まっており、滑り易い状態でした。特に朝日岳の手前と雪倉〜三国境は急斜面のトラバースがあり、注意が必要です。アイゼンは状況によって必要です。 ・朝日小屋のテン場は、平らで水はけも良く快適です。水は無料(蛇口あり)、 トイレもきれいで好印象でした。空いてました。 ・白馬山頂宿舎のテン場は、人気の山域だけに悪天候にもかかわらず混んでいました。ガレが多いので場所の選択が必要です。到着が遅かった(4時)ので、少し斜めのところに張ることになりました。 ・帰りには、蓮華温泉に入りました。今回は内湯(総湯)のみの利用です。800円。 |
写真
感想
まちに待った3連休。普段一泊では行かれない山を尋ねることができるチャンス
です。ただし、天気予報は今一つ。花の豊かな白馬なら少々天気が悪くても
楽しめるだろうと思い、蓮華温泉から朝日〜雪倉〜白馬をめぐる周回コース
にしました。
初日は朝から雨。ある程度、覚悟はしていたもののやっぱり気が重くなります。
雨具を着て、ザックカバーを付けてスタートです。
朝日岳に向かう道は、いきなり下りから始まります。とても良く整備された木道
なので、こんなこと言うのは気が引けるのですが、雨の木道はやっぱり良く滑り
ます。2度ほどコケて、へっぴり腰で歩きました。何度か小さな渡渉がありますが
特に問題はありません。私の持っている2000年版の「山と高原地図」では白高地
沢のところに「水量の少ない時、渡渉可能」と書かれているので心配しましたが、
立派な鉄の橋が架かっていました。素敵な湿原の五輪高原を過ぎると所々に雪渓
が現れ始めます。雨のお蔭もあってか、固く締まり、水の溜る部分はは凍ってい
る所もありました。何度かアイゼン使いましたが、雪渓がとぎれとぎれなので
使うべきか悩むところです。栂海新道からの尾根と合流するあたりから、風が激
しくなり、かなり煽られました。朝日岳からは何も見えず、休みもなしに素通り
です。朝日小屋は小さな小屋ながら、ここのテント場はとても整備の行き届いて
いました。
2日目も雨のスタートです。水平道はまだ通行禁止のため、朝日岳経由で雪倉に
向かいます。一度下って、登り返すあたりから、またまた激しい雨風に悩まされ
ました。まっすぐ歩くのが困難なほどの風で、せっかく両脇がお花畑なのに
写真を撮ることもままなりません。雪倉岳の頂上まではかなり長い道のりでした。
雪倉の前後には初日以上に大きな雪渓が点在しています。かなりの急斜面をトラ
バースするところがあり、注意が必要です。雪倉の避難小屋を過ぎたあたりから、
かなりバテバテになってしまい、30分毎に休憩を取りながら白馬に向かいました。
自分の体力のなさにちょっとショックを受けました。
幸い天気は回復傾向でわずかながら山の景色が見えます。山頂宿舎横のテン場
に着いたのは、午後4時頃。予定より1時間以上遅い到着でした。
3日目、まだ風が少し残り、今日もダメかと思いましたが、外を見ると星が見え
ます。テントを片付ける前に稜線に上がりご来光を見ました。2日間、悪天候に
悩まされた後だけに、感慨ひとしおです。日本海もくっきり見えました。
白馬〜小蓮華〜白馬大池の稜線はとても歩きやすい道です。大池で一息入れた後、
約2時間かけて蓮華温泉へと下りました。この道も概ね歩きやすい道でした。
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