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Yamareco

記録ID: 211021
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

和佐又〜行者還岳〜大普賢岳【大峯奥駈道ほんの一部縦走】

2012年07月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:30
距離
20.2km
登り
2,284m
下り
2,281m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:08 和佐又ヒュッテ
8:23 和佐又のコル
9:13 水廉の滝
10:35 大峯奥駈縦走路
11:43 行者還岳山頂(12分休憩>折り返し)
12:52 無双洞経由下山路(3分休憩)
13:02 七曜岳山頂
13:27 稚児泊
14:36 大普賢岳山頂(5分休憩)
15:15 石の鼻(巨岩)
15:23 日本岳のコル
15:35 無双洞、和佐又方面別れ
16:09 和佐又のコル
16:15 和佐又キャンプ場駐車場
天候 晴れだったが、車に戻るや否や夕立
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:自宅〜近畿自動車道〜南阪奈道路〜橿原から169号線〜和佐又ヒュッテ(5時過ぎ出発で2時間)
復路:和佐又ヒュッテ〜169号線〜橿原渋滞とのことで県道35号線経由大和高田〜南阪奈道〜近畿道〜自宅(4時半出発〜セブンイレブンで15分休憩 2時間半)
コース状況/
危険箇所等
●登山ポストは和佐又ヒュッテ登り口にあり
●和佐又ヒュッテ周辺はいっぱいだったため、上のキャンプ場の端にとめました 協力金1000円
●軽装備で水は1.5L、昼食、エネルギーバー、雨具、地図その他 装備はこれで十分 昼過ぎから周囲で雷鳴あり 夕立を心配したが、最後まで降らなかった(でも川上村あたりでは豪雨だった)
●靴は迷ったが、いわばが多いときいて登山靴(重い方) これは若干失敗だったかもしれない
岩は割合滑りやすい、ごーろ岩があるのではなく、滑りやすい岩が露出した登下降が多い 軽登山靴でグリップがあるのが理想
●危険個所
ヒュッテ〜水廉の滝:最後のほうに鎖場による下降があります
水廉の滝〜縦走路:特にありませんが、最後に梯子があります 登りがキツいので、足にきていたら注意
縦走路出合〜行者還岳:七曜岳からの下りに梯子があります
縦走路出合〜大普賢岳:いくつか鎖場による登下降があります、右側は基本ガケなので、落ちたら即アウトというところもあります注意
大普賢岳〜ヒュッテ:下りは急降下です 滑落事故も起きているようですので、両手も使い慎重に。階段も多数ありますが、滑りやすいときは特に注意が必要 基本手すりがついていますが、ついていない時もあります

●本文
本当は月曜有給とって信州に行くつもりだったが、
月曜日に仕事が入り、日帰りに
京阪神は暑いので、奈良の大峯山系に計画変更
行ったことがないので、ワクワク

朝5時起床、天候晴れ、
車に乗り一路吉野へ
ナビは3時間だが、結局2時間で到着

和佐又のコルまでは優しい登山道
それ以降は左側に谷を見る山道
時々、木の根をまたぐのだが
これが嫌い
昔、木の根で滑ったことがあるので、トラウマ
谷は割合深そうなので、滑らないよう慎重に

鎖場のあたりで一気に300mほど下る
知っていはいたが、何か損した気分
あまりMではないので・・・
その後に代償の支払いが待っている

その後七曜岳への九十九折、
600mをテクテク上る
知っていたので問題ないが、
こんな道をテン泊縦走装備で行く人たちには
いつも頭が下がります
北アなら1000mは上げないといけないもんなあ

大きいいわばが出てきたら
もうすぐ終わり
梯子がとどめ、
ようやく縦走路に出た
手堅く大普賢岳だけ行くプランも
頭をかすめたが、

「北アで12時間活動してもバテない体を作る!」

という目標を掲げている手前、ここは行者帰岳を目指す

七曜岳からの下りに梯子があるが、
あまりアップダウンもなく、
快適に行者還岳へ
南側は絶壁になっているようで、北からのアプローチオンリーのようだ
ここでおにぎり1個消費。でも虫が多い
行者の水場を10分ほど探したが見つからず
あきらめて、次へ

そのまま折り返し縦走路を北へ
巡礼の方々に会いました
軽快に歩いておられました
一部私服の人は、いっしょに参加しているんだろう
いやあ、あんな風になりたいが、
相当な鍛練が必要とみた
一緒に行動している人は
おそらく、恐るべし

なんだかんだと言いながら、
七曜岳下山路まで到着
この分なら楽勝だろうということで
迷わず大普賢岳へ

ひとつの間違いがあるとすれば、
縦走路のアップダウンが
七曜岳〜行者還岳と
七曜岳〜大普賢岳で
ずいぶん違うということ

結構なアップダウンがあったし、
岩場、鎖場も多かった
縦走される方はとても大変だと思ったし、
そのあたりを注意したほうがいいと思う

途中で何度か心が折れそうになりましたが
とりあえず一定ペースで
進み続けました
短縮は無理としても
時間通りに着きそうだったが、一つ問題が・・・
天候が崩れそうになっていた
夕立がきそう・・・近くでゴロゴロ雷鳴が頻繁に
なっており、だんだん焦ってきた

大普賢岳は手前のピークから見ると
ずいぶん高く見えたが、
向うへ回り込む間に
高度をあげるので、
北側から山頂に直登する際には
さほどの苦労はなかった

大普賢岳の山頂には誰もおらず
ただ、景色はよかった
少しずつ雲が下がってきているような
気がして、さらにあせる

ここからヒュッテまで3.1キロと書いてあるが、
おそらく直線距離じゃなかろうか
下りは結構急である
ここでも滑りやすい濡れ岩や木の根が
びっしり、ちょっと気づかれしました

階段や鎖場が豊富にあり
管理をとても丁寧にされている感があった
ありがたいこと
階段攻撃も日本岳のコルまで

それ以後は谷筋を下り
途中で左に折れ、
トラバースする道になる
最後は和佐又のコルに到着
ようやく最後が見えました

雷鳴は相変わらず近くでなっていたが、
最後まで雨は降らず
幸運でした
還りの169号線は、トンネルを抜けると土砂降り
夕立はすぐそばまで、来ていたんだね(汗)

次は弥山と山上ヶ岳を目指します!






スキー場を左に見ながら、登山道に入ります
2012年07月29日 08:16撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:16
スキー場を左に見ながら、登山道に入ります
最初はこんな感じです 暖機運転に丁度いい感じ
2012年07月29日 08:16撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:16
最初はこんな感じです 暖機運転に丁度いい感じ
すぐに和佐又のコルにつきました
2012年07月29日 08:23撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:23
すぐに和佐又のコルにつきました
まずはこれらを目指します
2012年07月29日 08:24撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:24
まずはこれらを目指します
基本最初はトラバースする形の登山道です
2012年07月29日 08:48撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:48
基本最初はトラバースする形の登山道です
登山道が狭いうえに、激しく下降せねばならないところもあります
2012年07月29日 08:50撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:50
登山道が狭いうえに、激しく下降せねばならないところもあります
鎖場に到着です
2012年07月29日 08:54撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:54
鎖場に到着です
3点支持があれば、難なくかわせます
2012年07月29日 08:59撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 8:59
3点支持があれば、難なくかわせます
滝につきました 私は水をもっていたので、補給はしません
2012年07月29日 09:24撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 9:24
滝につきました 私は水をもっていたので、補給はしません
滝を暫く巻いてあがっていくと、左手にいく道があります 間違って滝道を直登してはいけません
2012年07月29日 09:30撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 9:30
滝を暫く巻いてあがっていくと、左手にいく道があります 間違って滝道を直登してはいけません
噂に聞く、ひたすら九十九折、多少の変化はありますが、七曜岳までひたすら登ります
2012年07月29日 09:35撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 9:35
噂に聞く、ひたすら九十九折、多少の変化はありますが、七曜岳までひたすら登ります
楽なところもありますが、これは一時的な現象にすぎません
2012年07月29日 09:54撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 9:54
楽なところもありますが、これは一時的な現象にすぎません
最後には梯子が出てきます
2012年07月29日 10:35撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 10:35
最後には梯子が出てきます
大きな岩が出てきたら、ラストスパート!
2012年07月29日 10:35撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 10:35
大きな岩が出てきたら、ラストスパート!
縦走路につきました
2012年07月29日 10:47撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 10:47
縦走路につきました
少し迷いましたが、左の行者還岳を目指すことにします
2012年07月29日 10:48撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 10:48
少し迷いましたが、左の行者還岳を目指すことにします
途中のピークから、前回の笠ヶ岳は散々でしたので、こんなモヤった山容が見れるだけでも、超ハイテンション!
2012年07月29日 11:11撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 11:11
途中のピークから、前回の笠ヶ岳は散々でしたので、こんなモヤった山容が見れるだけでも、超ハイテンション!
途中に亡くなられた方のケルンがあります
2012年07月29日 11:28撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 11:28
途中に亡くなられた方のケルンがあります
行者還岳の山頂路です 縦走路は左を巻きます
2012年07月29日 11:35撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 11:35
行者還岳の山頂路です 縦走路は左を巻きます
ついに山頂 
2012年07月29日 11:43撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 11:43
ついに山頂 
南側にきれいな景観スポットがあります。是非
2012年07月29日 11:45撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
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7/29 11:45
南側にきれいな景観スポットがあります。是非
行者還岳からの返し、七曜岳付近の梯子です 
2012年07月29日 12:46撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 12:46
行者還岳からの返し、七曜岳付近の梯子です 
下山路 ここで少し迷いましたが、大普賢岳を目指すことにします
2012年07月29日 12:52撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 12:52
下山路 ここで少し迷いましたが、大普賢岳を目指すことにします
モヤがなかったら、もっと見えるでしょう
2012年07月29日 13:00撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:00
モヤがなかったら、もっと見えるでしょう
七曜岳、岩場の山です
2012年07月29日 13:02撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:02
七曜岳、岩場の山です
こんな橋も整備されています
2012年07月29日 13:03撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:03
こんな橋も整備されています
鎖場が多い・・・
2012年07月29日 13:04撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:04
鎖場が多い・・・
少し広場があります ゆっくりしていられないので、先を急ぎます
2012年07月29日 13:27撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:27
少し広場があります ゆっくりしていられないので、先を急ぎます
こんな感じのところも多いです
2012年07月29日 13:30撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:30
こんな感じのところも多いです
鎖場を抜けると小ピークに達します
2012年07月29日 13:38撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 13:38
鎖場を抜けると小ピークに達します
クマザサに覆われた縦走路 こんなの好きだな
2012年07月29日 14:06撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:06
クマザサに覆われた縦走路 こんなの好きだな
あともう一息、ビューポイントです
2012年07月29日 14:18撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:18
あともう一息、ビューポイントです
そこからの景色は最高だが、下は絶壁です
2012年07月29日 14:18撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/29 14:18
そこからの景色は最高だが、下は絶壁です
大普賢岳の取り付きに到着!
2012年07月29日 14:32撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:32
大普賢岳の取り付きに到着!
大普賢岳を上るには北からアクセスのようです 南からやってきた私は東側の巻道は発見できませんでした
2012年07月29日 14:32撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:32
大普賢岳を上るには北からアクセスのようです 南からやってきた私は東側の巻道は発見できませんでした
いよいよ山頂です
2012年07月29日 14:36撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:36
いよいよ山頂です
たっち
2012年07月29日 14:37撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
3
7/29 14:37
たっち
ヒュッテまで3.1キロのようですが、ここから急降下が始まります
2012年07月29日 14:44撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:44
ヒュッテまで3.1キロのようですが、ここから急降下が始まります
最初の階段 ここから階段の多いこと
2012年07月29日 14:47撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:47
最初の階段 ここから階段の多いこと
何の花だろ?
2012年07月29日 14:47撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:47
何の花だろ?
割合整備されており、木製階段もあります
2012年07月29日 14:50撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:50
割合整備されており、木製階段もあります
こんな階段や
2012年07月29日 14:59撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:59
こんな階段や
あんな階段
2012年07月29日 14:59撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 14:59
あんな階段
小普賢岳、ヘロヘロですので山頂はパスです
2012年07月29日 15:07撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 15:07
小普賢岳、ヘロヘロですので山頂はパスです
先の見えない、ながーい階段
2012年07月29日 15:18撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
1
7/29 15:18
先の見えない、ながーい階段
ようやくコル、このあたりで階段地獄は終了です
2012年07月29日 15:23撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 15:23
ようやくコル、このあたりで階段地獄は終了です
2012年07月29日 15:41撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 15:41
祠があります
2012年07月29日 15:42撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 15:42
祠があります
ようやく和佐又のコルに帰ってきました 和佐又山は、また次の機会に
2012年07月29日 16:09撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 16:09
ようやく和佐又のコルに帰ってきました 和佐又山は、また次の機会に
林道に入りました
2012年07月29日 16:15撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 16:15
林道に入りました
4時半ともなれば、駐車場ガラガラ・・・
2012年07月29日 16:20撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 16:20
4時半ともなれば、駐車場ガラガラ・・・
夕日が見れる時間に帰れてよかったよかった
2012年07月29日 18:24撮影 by  Canon IXY 31S, Canon
7/29 18:24
夕日が見れる時間に帰れてよかったよかった
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ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
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体力レベル
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