黒部五郎岳 飛越新道〜北ノ俣〜黒部五郎を日帰りに挑戦
- GPS
- --:--
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 2,273m
- 下り
- 2,273m
コースタイム
7:15 鏡平池
8:00 北ノ俣岳避難小屋への分岐
9:25 北ノ俣岳山頂
9:55 赤木岳山頂直下
11:15 黒部五郎岳山頂
11:45 黒部五郎の肩
13:05 赤木岳直下
13:35 北ノ俣岳山頂
14:25 北ノ俣避難小屋への分岐
14:55 寺地山山頂
15:05 鏡池平
16:25 飛越トンネル登山口
天候 | 早朝晴れ9時位から曇り15時位から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは飛越トンネル登山口にある。危険な個所はまず何と言っても寺地山周辺が湿地帯のため、雨上がりは田んぼの中を歩くような感じになる。登山靴にスパッツを着用したほうが良い。北ノ俣避難小屋から北ノ俣岳の間に登山道が深くえぐれている所があるので落ちないように注意する。上部稜線では赤木岳周辺に岩場がある。しかしそれほど険しくはない。登り返しが多いので、下山時にバテないように余力を持つこと。体力に自信がない場合は、北ノ俣避難小屋に泊まる。 |
写真
感想
今日は深夜1時に起きて出発するつもりだったが、目覚ましの設定が悪く起きたら2時45分。関インターから高速に乗り高山までビュンビュン飛ばして41号へ。471号から林道に入り飛越トンネル手前に駐車。2時間半位で到着。
早朝は天気がよく晴れていた。下界はメッチャ暑いのに、この登山口からして涼しい。このルートを登山するのは10年ぶりくらいかもしれない。以前は訪れる人はごく稀であったが、比較的増えてきたようである。ここの最大の難関は湿地帯である為、登山道が田んぼのようにドロドロで埋まること。最近の天気は安定していて、雨がここの所降っていなかった。これはチャンスだと思いこの山に登ることにした。思惑通りあまり登山道はドロドロでなく歩きやすい。原生林の中をアップダウンを繰り返しながら登っていく。やがて、ニッコウキスゲの群生したところに出る。朝露に濡れたニッコウキスゲの花が滅茶苦茶綺麗だった。この先も湿地の中をアップダウンしながら行くが、いたるところにニッコウキスゲの花が咲き乱れていた。このように多く咲いているニッコウキスゲは今まで見たことがない。実にすばらしい景色だった。寺地山から北ノ俣岳への途中にある湿地帯はとても素晴らしく、何度来ても感動する。この湿地帯にある池を見ると命の源のような気がしてくる。標高2300m位までニッコウキスゲの花が咲いている。こんなに標高の高いところまで咲く花だったのかと思った。北ノ俣岳山頂からは残念ながら雲が多く何も遠くの景色は見えない。しかし曇っているため涼しくバテることなく進んでいける。1時間ピッチで休憩しながら山頂を目指す。赤木岳直下付近は多少岩場がある。しかし大したことはない。ここからもアップダウンを繰り返す。雲は相変わらず多く、風も結構吹いていて涼しい。途中何度か登山者を追い抜いて行く。黒部五郎の肩に着く。ここから山頂までは15分くらい。あと一頑張り。やっとの思いで山頂!見晴しは雲が多く良くない。後から来た学校の教師女性陣5人組と写真を撮り合う。下山途中追い抜いて行った人たちとすれ違う。みんな口をそろえたように「早いですね」と驚いていた。その中の一人に「太郎丸の小屋まで行かれるのですか?頑張ってください」と言われ「違います。飛越トンネル登山口まで行きます。」と言ったら唖然としていた。確かにとてつもなく長いルート。ピッチを1時間を守りながら下山していく。途中鷲羽岳・水晶岳が姿を現す。とても美しい。アップダウンを繰り返し北ノ俣岳を目指す。途中、山頂にわずかに雲のかかった薬師岳だ姿を現す。どっしりとした山。下山時、寺地山付近から雷が遠くに鳴り出して雨が降り始める。アップダウンが多く、下山する寸前まで登る箇所がある。
この山は湿地帯と言うか湿原がとても良い。ニッコウキスゲがこれほどまで咲いている山には今までお目にかかったことがない。朝日を浴び、朝露に濡れたニッコウキスゲは本当に綺麗だった。遠くの山はあまり見えなかったが、とても良い山行だった。
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