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Yamareco

記録ID: 213279
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

小渋川 赤石岳 (小渋ルート)

2012年08月03日(金) ~ 2012年08月04日(土)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
53:00
距離
20.6km
登り
2,360m
下り
2,308m

コースタイム

〜1日目〜
神戸10:00-松川IC1:30-大鹿村2:10-広場仮眠4:30/5:00-湯折登山口5:30/5:55発/-七釜橋6:25-高山ノ滝7:25-広河原小屋8:35/8:45-標高約2300m地点11:10-大聖寺平
12:20/12:40-小赤石ピーク13:50-赤石岳ピーク14:50/15:15-大聖寺平16:50-荒川小屋17:20
〜2日目〜
荒川小屋5:20-大聖寺平5:50-広河原小屋7:50/8:10-七釜橋9:45-湯折登山口10:15

アフター登山
赤石荘(風呂・昼食)11:00-12:00-中央構造線博物館12:15/12:40〜神戸16:30
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松川IC〜大鹿村(駐車場泊) 〜湯折登山口
コース状況/
危険箇所等
○アプローチ
・松川ICから大鹿村までの夜間ドライブは他車全くなくまたダム湖通過のため怖い
・大鹿村村内〜湯折登山口までは2/3程度が舗装されており問題ない。その後の未舗装道路も私のセダンでも余裕で通行可でした。(「落石注意」表示は南アのアプローチ道路ではいつものこと。覚悟をきめて通行)
・駐車場は5台ほど可(行きは0でしたが帰りは自車以外3台ありました。)
・登山ポストは湯折登山口とその先一か所
○渡渉について
・名釜橋以降1kほどは堰堤用コンクリート上を通過
・渡渉用靴はランニングシューズ(水がぬけやすいタイプ)
・今回は13回程度最高腰くらいの高さ
・地元の方によるとこの時期としては多い方とのこと。もっと少ない時もあるとのこと。ただしもちろん大雨や台風後は危険に一気に増水する。(地元の方に都度確認いただくこともいいと思います。)
○大聖寺平まで
・0.5劼瓦箸防充板あり、調子がいい時は励みになります(逆の時は…)。
・中間地点約3.0夘婉瓩ら4.0夘婉瓩賄殘畋燭ピンク表示テープはありますが、道が一部わかりにくいです。特に下りでは注意深く行く必要があります。
・残り1.5卅宛紊凌肯啗続Δ泙任魯瀬吋ンバの下草やハイマツの藪漕ぎ箇所、足元が悪い箇所が多いです。
・森林限界以降もガレバが続き、足元悪く道もわかりにくい箇所もあります。ピンクテープと金属盤表示と自らの経験を頼りにいけば正しい道は見えてきます。
・皆様ご存知の通り「あれ?」と思ったら…、顔をあげ周囲を見渡し、少し戻る冷静さをもつ経験者であれば、まず間違うことはないと思います。
○アフター登山
・赤石荘11:00〜日帰り入浴です。
・山菜そばセット(850円)はボリュームがあってよかったです。
・中央構造線博物館はとても勉強になります。南アの見方が深まります(500円)。
入口です。
2012年08月03日 05:45撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 5:45
入口です。
七釜橋からはるか遠くに稜線が見えます。
2012年08月03日 06:30撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 6:30
七釜橋からはるか遠くに稜線が見えます。
広河原小屋まで覚悟をきめます。
2012年08月03日 06:31撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 6:31
広河原小屋まで覚悟をきめます。
堰堤?が続いています。
2012年08月03日 06:35撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 6:35
堰堤?が続いています。
ここが私の初渡渉ポイント。
2012年08月03日 06:45撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 6:45
ここが私の初渡渉ポイント。
海パン、靴下、ランニングシューズ。
2012年08月03日 06:46撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 6:46
海パン、靴下、ランニングシューズ。
川に転がっている石の苔よりも10僂曚豹絨未低かったです。
2012年08月03日 07:25撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 7:25
川に転がっている石の苔よりも10僂曚豹絨未低かったです。
高沢の滝
2012年08月03日 07:25撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 7:25
高沢の滝
広河原付近の沢の輝きがきれいでコースから外れました。
2012年08月03日 07:55撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 7:55
広河原付近の沢の輝きがきれいでコースから外れました。
中央部右から樹林帯の向こう側が広河原小屋
2012年08月03日 07:57撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 7:57
中央部右から樹林帯の向こう側が広河原小屋
野趣深い広河原小屋
2012年08月03日 08:34撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 8:34
野趣深い広河原小屋
広河原から0.5km、急登直後、道はわかるが・・・。
2012年08月03日 08:59撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 8:59
広河原から0.5km、急登直後、道はわかるが・・・。
急登はつづく。
2012年08月03日 10:12撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 10:12
急登はつづく。
2000m付近
2012年08月03日 10:13撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 10:13
2000m付近
2300m付近。すでに息絶え絶え。
2012年08月03日 11:11撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 11:11
2300m付近。すでに息絶え絶え。
大聖寺平はあくまで広く、青く。
2012年08月03日 12:41撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 12:41
大聖寺平はあくまで広く、青く。
小赤石から赤石岳を望む。
2012年08月03日 13:52撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 13:52
小赤石から赤石岳を望む。
到着。
2012年08月03日 14:48撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 14:48
到着。
遥か眼下に今朝渡渉を繰り返した小渋川を望みます。赤石岳からは撮影しながらのんびり戻りました。
2012年08月03日 15:15撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 15:15
遥か眼下に今朝渡渉を繰り返した小渋川を望みます。赤石岳からは撮影しながらのんびり戻りました。
稜線上を高山植物の花が並びます。
2012年08月03日 15:35撮影 by  X10, FUJIFILM
8/3 15:35
稜線上を高山植物の花が並びます。
傾いた陽が赤石を照らします。
2012年08月03日 15:49撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 15:49
傾いた陽が赤石を照らします。
荒川三山
2012年08月03日 16:02撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 16:02
荒川三山
南アの北部と青い空
2012年08月03日 16:26撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 16:26
南アの北部と青い空
夜間月明かりが富士山と雲海を照らしています。
2012年08月03日 22:11撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/3 22:11
夜間月明かりが富士山と雲海を照らしています。
荒川小屋〜大聖寺平、朝日の富士山が見送ってくれました。
2012年08月04日 05:36撮影 by  X10, FUJIFILM
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8/4 5:36
荒川小屋〜大聖寺平、朝日の富士山が見送ってくれました。
北側斜面は冷たい風。森林限界〜2400m地点くらいまでは道が不明瞭で急ぎ足になりますが、慎重に安全にいかないと少し危険。
2012年08月04日 06:10撮影 by  X10, FUJIFILM
8/4 6:10
北側斜面は冷たい風。森林限界〜2400m地点くらいまでは道が不明瞭で急ぎ足になりますが、慎重に安全にいかないと少し危険。
全4台駐車されていました。
2012年08月04日 10:29撮影 by  X10, FUJIFILM
8/4 10:29
全4台駐車されていました。
大鹿村から今日降りてきた稜線を眺めます。
2012年08月04日 12:17撮影 by  X10, FUJIFILM
8/4 12:17
大鹿村から今日降りてきた稜線を眺めます。
撮影機器:

感想

日帰りで、または荒川三山にいって一泊二日で計画していましたが、荒川小屋泊で赤石岳のみとなりましたが、どっぷり南アに漬かれて大変満足でした。小渋川の渡渉はいろいろな意見があるでしょうが、今の水位であればすこし経験があれば可能であると思います。渡渉、沢登、ルートファインティング、2000m上がる体力、稜線歩き、いろいろな能力、技術が試されるルートでした。遠方のため移動に時間がかかり、ほぼ徹夜後の登りは昼からの稜線歩きに堪えました。体調万全にいけばもっと楽に行けるかもしれません。あと下りの注意点、広河原から七釜橋までの河原は1200m下ったあとのがくがくの足では行きよりもしんどかったため、気を抜かない必要があると思います。数回浮石に足を取られてこけそうになりました。

しかし、総じて天気もよく、満足な山行でした。体力や経験、技術と天気に恵まれていれば、静かな山とよく対話のできる登山になると思います。

山小屋で出会った方々、参考になりましたでしょうか。また教えてください。

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