初めての穂高 噂通りの岩場っぷりでした
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- GPS
- 53:20
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,418m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
8:40上高地-9:30明神館-10:20徳沢園-11:20横尾山荘11:50-12:40本谷橋-14:45涸沢小屋
2日目
6:15涸沢小屋-8:45北穂高山頂9:45-10:50最低コル-12:00穂高岳山荘
3日目
6:20穂高岳山荘-7:00奥穂高山頂7:15-8:30紀美子平-9:10前穂高岳山頂9:15-9:40紀美子平-11:45岳沢ヒュッテ12:20-14:00上高地
天候 | 1日目:雨 2日目:曇りのち雨のち晴れ 3日目:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
下山後は竜島温泉で臭いのとお別れ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは上高地のインフォメーションセンターで必ず出しましょう。 涸沢小屋までの道は長いだけで危険箇所はありません。 涸沢小屋→北穂までは途中鎖場もありますが慎重に行けば怖いところもありません。 北穂→穂高岳山荘はさすがに危険ですが、足や手をかけれる岩があるので3点支持を確実に行えばクリアできました。ただし、落石には最新の注意を払いましょう。 穂高岳山荘→奥穂は小屋から見える梯子付近をクリアすれば後は問題なし。 奥穂→前穂は浮石に注意しましょう。紀美子平から前穂山頂までは荷物をデポして空身で行けば楽です。 前穂→上高地はきつい下りなので足にきます。また、浮石、鎖場、梯子もありなめてはかかれません。慎重にいかないと怪我をする恐れあり。地味に北穂→穂高岳山荘の次に危険な箇所でした。 |
写真
感想
夏休みということでまた北アルプスに行ってきました。
この前槍ヶ岳に行ったので次は穂高でしょう。ということで今月2回目の2泊3日の山旅です。
1日目
8:30上高地にゆったり到着。しかし天気はあいにくの雨。前回はくっきり見えた穂高も今日は雲に隠れています。雨具をきてまずは横尾までの平坦な道を行きます。
横尾に着くと前回は渡らなかった橋を渡りいよいよ山道へ。雨具を着ているので蒸し暑く汗がだらだら出ます。
本谷橋では冷たい水で顔を洗いリフレッシュし、いよいよ涸沢カールが近づいてきます。
しかし、途中で雨が本降りに。湿度は最高潮で気温はそんなに高くないのですが、汗が蒸発しないためTシャツがビタビタになってしまいました。やっとの思い出ついた涸沢小屋はきれいな小屋でテラスが気持ちよさげです。(晴れていればですが・・・)
まったく見えない前穂、奥穂を見上げビールで乾杯した後は就寝までだらだら。
2日目
今日もどんよりと曇っています。まずは北穂に向けて出発です。さすがに道は急で出発直後の体にはこたえます。途中鎖場がありましたが手がかり足がかりもあったので特に鎖に頼らずとも通過できます。やっとの思い出ついた山頂は白いだけ。早々に北穂高小屋で休憩します。
1時間ほどホットコーヒーを飲んでくつろいでいるとキレットを越えてきた登山者が到着。この白い中あのルートを越えてくるとはさすが穂高。強者が集う山です。
小屋もだいぶ混んできたのでいよいよ本日の核心部の北穂→穂高岳山荘へのルートへ向かいます。
色々情報を調べるたびに手強さだけがわかるこのルート、岩場経験がほとんどない我々にはドキドキのルートです。
気を引き締めて出発すると予想にたがわぬ難ルート。垂直の岩場をよじ登ったり、下ったりの2時間は時間以上に疲労しました。しかし要所には鎖があり、手がかりとなる岩もあったので落石に注意すれば怪我をするような感じはありませんでした。
穂高岳山荘の屋根が見えた時の安堵感は山小屋万歳といった感じですね。
この日は難ルート突破のご褒美に個室に宿泊しました。6畳くらいのスペースを2人にで使用できるのは贅沢ですな(^o^)
昼からビールをグビグビのみ涸沢カールや雲を眺め、他の登山者と会話しながらだらだらと過ごした午後は至福のひと時でした。ただし、この時に3日間で1番日焼けが進行していたことは夜まで気づきませんでした。油断大敵です。
3日目
ご来光を期待したのですが、あいにく日の出ポイントに分厚い雲がありきれいな日のでは拝めませんでした。朝食後の6:20ゆったりと最終日の行程に出発です。
奥穂までの道は小屋から見えている場所が1番の難所。昨日を経験している我々には訳も無い道でした。
途中槍ヶ岳も見えたのですが、山頂に着いてみると雲に隠れてしまいました。ここでは祠とともにしっかりと記念撮影。さらにジャンダルムとともに記念撮影と完全に観光客のようなノリです。まぁみんなやってるし、せっかくついた山頂なんでしょうが無いですよね。
ここからは途中前穂に登りますが、基本的には標高1500m位の上高地まで一気に下ります。
重太郎新道と名づけられた道はとてつもなく長い道でした。急な岩場、鎖、梯子すべてがそろった道が延々と続き容赦なく体力を奪っていきます。途中登ってくる方ともすれ違いましたがかなり辛そうでした。
岳沢小屋はそんな辛い道のゴールです。まさにオアシスです。皆さんここで疲れを癒していました。
岳沢小屋から上高地までは樹木帯を行きます。上高地に入ると観光客が溢れ、下界に帰ってきたんだと実感します。
河童橋を渡って梓川で顔を洗えば3日間の山旅が終了です。
はー疲れた。
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