西穂奥穂縦走（憧れのジャンダルム）

2012年08月15日(水) ~ 2012年08月17日(金)

• GPS: 46:38
• 距離: 17.1km
• 登り: 2,394m
• 下り: 3,034m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:57
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:58

距離 1.9km 登り 256m 下り 43m

13:08 西穂高口(千石平)
13:28 13:29 旧ボッカ道分岐
14:06 西穂山荘

2日目

• 山行: 8:04
• 休憩: 3:03
• 合計: 11:07

距離 6.8km 登り 1,658m 下り 1,027m

4:18 西穂山荘
4:34 西穂丸山
5:17 5:22 西穂独標
5:44 5:48 ピラミッドピーク
6:00 6:03 チャンピオンピーク４峰
6:40 西穂高岳
6:45 P１
7:06 7:09 赤岩岳
7:46 7:48 間ノ岳
8:05 8:12 逆層スラブ
8:25 8:38 天狗岩
9:00 9:08 天狗のコル
10:46 11:04 ジャンダルム
11:15 11:26 ロバの耳
11:38 12:05 馬の背
12:30 12:53 穂高岳
13:45 14:01 穂高岳山荘
14:27 15:10 涸沢岳
15:25 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:09

距離 8.5km 登り 481m 下り 1,957m

3:36 穂高岳山荘
4:39 5:38 穂高岳
6:49 6:55 紀美子平
7:30 7:53 前穂高岳
8:26 紀美子平
9:58 9:59 岳沢小屋
11:01 11:02 7番標識
11:25 11:26 岳沢湿原・岳沢登山口
11:39 河童橋
11:45 上高地バスターミナル

15日
12:30新穂高ロープウェイ-13:00西穂高口-14:00西穂山荘
16日
4:20西穂山荘-5:20西穂独標-6:30西穂高岳-7:40間ノ岳-9:00天狗のコル-10:50ジャンダルム-12:10馬ノ背-12:25奥穂高岳-13:30穂高岳山荘-14:20涸沢岳往復
17日
3:30穂高岳山荘-4:30奥穂高岳(御来光待ち)-7:30前穂高岳-9:00重太郎新道(アクシデント発生！)-10:00岳沢小屋-11:40河童橋-11:50上高地診療所

天候

初日：小雨、2日目：霧、3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

松本まで電車。松本から新穂高行きのバスでロープウェイまで。帰りは上高地からバスと電車で松本まで。

コース状況／危険箇所等

重太郎新道の下りは疲れもピークになるので注意（今回失敗しました）

写真

8/15 13:07

ロープウェイで楽して2156mです。

8/15 14:05

西穂山荘に到着

8/16 4:18

西穂山荘のスタートは雨模様。

8/16 5:18

独標では雨も上がり霧に。

8/16 6:33

西穂山頂に到着。ここからもう一人の単独者と即席パーティ。

8/16 6:52

こんなところを登り降り。

8/16 7:43

南アとは違い、とっても険しい間ノ岳。

8/16 8:13

逆層スラブは、濡れているので滑りまくり。登りでよかった。

8/16 9:00

なんとか天狗のコルに到着。ここでは岳沢側から登ってくる人もいました。

8/16 10:52

憧れのジャンダルム。ガスで景色は見えません。西穂側からは難なく登れます。

8/16 11:07

ジャンダルムのトラバースルート。足元は大きく切れ落ち、登るより怖い。

8/16 12:07

馬ノ背に近づきます。

8/16 12:10

両側がすっぱり切れ落ちた馬ノ背。先行者の写真を撮らせていただきました。

8/16 12:26

やっと奥穂山頂が見えてきました。

8/16 12:49

少しガスが晴れて、奥穂山頂から望むジャンダルム。

8/16 14:36

涸沢岳から望む奥穂とジャンダルム。ギザギザの稜線を歩きました。

8/17 4:42

翌朝、日の出前の北穂,槍ヶ岳。山頂を独り占め。

8/17 5:16

北アルプスの大絶景。立山,白馬まで見渡せます。

8/17 5:17

上高地方面。乗鞍,御嶽も見えています。

8/17 5:18

笠ヶ岳とその奥には加賀白山の姿も。

8/17 5:21

槍の山頂に朝日が当たっています。

8/17 5:22

常念方面から朝日が昇るはずでしたが、ちょうど雲がかかっていました。残念。

8/17 5:23

昨日歩いたジャンダルム方面。

8/17 5:28

前穂,明神その奥には雲海に浮かぶ中ア方面

8/17 7:29

前穂高山頂から奥穂を望む。残念ながら涸沢方面はガスの中。

8/17 8:55

重太郎新道の途中。ここまでは調子よかった。

8/17 9:59

怪我した後に、ここで診療所の場所を確認。小屋の人は親切に電話連絡してくれました。

8/17 11:25

やっと登山口まで下山。

8/17 11:40

観光客が沢山の上高地に到着。

8/17 13:15

上高地診療所。たいへんお世話になりました。

撮影機器：

TG-610 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

skrgitav

初日はロープウェイ西穂高口から1時間ほどで西穂山荘に到着。2日目は早朝雨の中スタート。途中で雨は上がるも霧の中を進む。西穂高岳で先行者と即席パーティを組む。かなり険しいルートを慎重に進み、手掛かり足掛かりを探しながらなんとか天狗のコルで休憩。ここからかなりの急登を進みジャンダルムに登る。ロバの耳,馬ノ背の危険地帯をなんとか進み、奥穂高でやっと一息。ほとんどの箇所は霧で高度感が薄れていたのが幸いしたのと、即席2名体制でなんとか通過できた。穂高岳山荘にチェックイン後に涸沢岳に登りゆっくりと景色を楽しんだ。翌日も天気がよかったので、朝食はパスして御来光目的で3時半に満天の星空の下、登頂開始。奥穂の山頂には誰もおらず、北アルプスの大絶景を独り占め。北アの山々がすべて見渡せる贅沢を味わった。前穂高ではガスが湧いて残念。あとは下りだけと油断したのか重太郎新道で途中ヘロヘロになってハイマツの中に転倒し、枝で手のヒラを切傷。かなり大きく切ってしまった。手持ちの救急セットで止血して上高地診療所に駆け込み、縫合してもらった。穂高縦走と山頂の大絶景を楽しめたとても良い山行だったのに最後が残念でした。
（教訓）最後の1歩まで油断せずに慎重に！
キズはかなり大きかったものの、幸いにも危ない箇所は避けていました。このキズが癒えたらまた山に登ります。今度は慎重にね。