ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 216895
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

子連れで表銀座・常念山脈縦走(燕岳〜大天井岳〜常念岳)

2012年08月15日(水) ~ 2012年08月17日(金)
 - 拍手
子連れ登山 allie その他3人
GPS
56:50
距離
23.2km
登り
2,327m
下り
2,520m

コースタイム

▽1日目
(7:10)中房温泉 - (8:00)第1ベンチ - (8:45)第2ベンチ - (10:17)富士見ベンチ - (11:00〜11:20)合戦小屋 - (12:55)燕山荘
▽2日目
(4:30)燕山荘 - (5:10〜5:20)燕岳山頂 - (5:50〜7:05)燕山荘 - (7:50)蛙岩 - (8:10)大下りの頭 - (10:10)切通分岐 - (10:40〜11:05)大天荘 - (11:18)大天井岳山頂 - (11:36〜12:26)大天荘- (15:50)常念小屋
▽3日目
(6:30)常念小屋 - (8:30〜8:50)常念岳山頂 - (10:20〜10:50)常念小屋 - (11:45〜12:00)最終水場 - (12:26)胸突八丁標識 - (13:14)笹原沢 - (14:39)大滝 - (15:30)山の神 - (15:50)一ノ沢
天候 1日目:曇り時々小雨、2日目:霧のち晴れ、3日目:晴れのち雨
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
南安タクシーのマイカー預かりを利用。登山口<-->豊科はタクシー。
中房温泉の登山口へ。豊科からの山道は結構長くて、息子は車酔い…かなりグロッキーでした。
by  ISW11K, KDDI-KC
中房温泉の登山口へ。豊科からの山道は結構長くて、息子は車酔い…かなりグロッキーでした。
いきなりの急登!段差の大きいところも頑張って登ります。頂上までひたすら上り〜。
2012年09月15日 08:59撮影 by  DSC-T1, SONY
9/15 8:59
いきなりの急登!段差の大きいところも頑張って登ります。頂上までひたすら上り〜。
時々ポツっと来ることがありましたが、レインウェアを着るほどではない感じ。ザックカバーだけつけてすすみます。
2012年09月15日 10:06撮影 by  DSC-T1, SONY
9/15 10:06
時々ポツっと来ることがありましたが、レインウェアを着るほどではない感じ。ザックカバーだけつけてすすみます。
合戦小屋まであと10分。ぼくのスイカあるかなぁ〜?!って本気で心配してました(笑)
2012年09月15日 10:45撮影 by  DSC-T1, SONY
9/15 10:45
合戦小屋まであと10分。ぼくのスイカあるかなぁ〜?!って本気で心配してました(笑)
スイカ!スイカ!あと5分!
by  ISW11K, KDDI-KC
スイカ!スイカ!あと5分!
合戦小屋に到着〜!
by  ISW11K, KDDI-KC
合戦小屋に到着〜!
「このために登ってきました」といっても過言ではないです(笑)サイコー!!
by  ISW11K, KDDI-KC
2
「このために登ってきました」といっても過言ではないです(笑)サイコー!!
合戦小屋の由来。ずいぶん古い話なんだなぁ。
2012年09月15日 11:20撮影 by  DSC-T1, SONY
9/15 11:20
合戦小屋の由来。ずいぶん古い話なんだなぁ。
燕山荘は霧の中。北アルプス三大急登、よく登ってきました!
このあと夕方から雨が降りましたが、未明には満天の星空に☆彡
安曇野の街の夜景も美しかったです。
by  ISW11K, KDDI-KC
燕山荘は霧の中。北アルプス三大急登、よく登ってきました!
このあと夕方から雨が降りましたが、未明には満天の星空に☆彡
安曇野の街の夜景も美しかったです。
この日はまだ頂上に登ってなかったけど、息子は登頂証明書をいただきました♪オメデトウ!
2012年08月23日 22:38撮影 by  ISW11K, KDDI-KC
8/23 22:38
この日はまだ頂上に登ってなかったけど、息子は登頂証明書をいただきました♪オメデトウ!
サンルームでケーキセット♪憧れでした〜。山の上でのティータイムです。
by  ISW11K, KDDI-KC
サンルームでケーキセット♪憧れでした〜。山の上でのティータイムです。
燕山荘の夕食。ハンバーグもお魚も両方出るなんて豪華♪お隣にいた連泊の方は、別メニューでそちらも美味しそうでした。
この日は山小屋のオーナーがたまたま山を下りていて、名物のアルプホルン演奏は聴けませんでした。ざんねーん。
燕山荘の夕食。ハンバーグもお魚も両方出るなんて豪華♪お隣にいた連泊の方は、別メニューでそちらも美味しそうでした。
この日は山小屋のオーナーがたまたま山を下りていて、名物のアルプホルン演奏は聴けませんでした。ざんねーん。
山バッヂが17種類ってすごい。
by  ISW11K, KDDI-KC
山バッヂが17種類ってすごい。
翌朝、ご来光を期待して朝食前に山頂へ。しかし未明の星空とはうってかわって、あたりは霧で真っ白。風は強いし、暗いし、寒いしで、息子のテンションはかなり下がってしまいました。
by  ISW11K, KDDI-KC
翌朝、ご来光を期待して朝食前に山頂へ。しかし未明の星空とはうってかわって、あたりは霧で真っ白。風は強いし、暗いし、寒いしで、息子のテンションはかなり下がってしまいました。
頂上から下りようとしたところ、ライチョウが…!霧の時ほど姿を見せるというのは、本当なんですね。(かなりわかりづらいと思いますが、写真の真ん中あたり。)
by  ISW11K, KDDI-KC
頂上から下りようとしたところ、ライチョウが…!霧の時ほど姿を見せるというのは、本当なんですね。(かなりわかりづらいと思いますが、写真の真ん中あたり。)
眺望がきかないと、メガネ岩もなんだかコワそうな岩に見えますね。
by  ISW11K, KDDI-KC
1
眺望がきかないと、メガネ岩もなんだかコワそうな岩に見えますね。
イルカ岩もなんとなくさびしそう。
by  ISW11K, KDDI-KC
イルカ岩もなんとなくさびしそう。
コマクサはたくさん咲いていて圧巻でしたが、とにかく風が強く、揺れて撮れません〜。
by  ISW11K, KDDI-KC
コマクサはたくさん咲いていて圧巻でしたが、とにかく風が強く、揺れて撮れません〜。
たまに雲間から裏銀座の山々が…。お天気回復するかな?
by  ISW11K, KDDI-KC
たまに雲間から裏銀座の山々が…。お天気回復するかな?
ひとまず小屋に戻って、朝食です。息子はもう山を下りたいと言って泣きそうですが…どうしようか。下るにしても低学年には楽なルートではありません。天気は良くなる予報でしたが、下りるか、縦走するか、ギリギリまで迷いました。
2012年09月16日 05:47撮影 by  DSC-T1, SONY
9/16 5:47
ひとまず小屋に戻って、朝食です。息子はもう山を下りたいと言って泣きそうですが…どうしようか。下るにしても低学年には楽なルートではありません。天気は良くなる予報でしたが、下りるか、縦走するか、ギリギリまで迷いました。
とりあえず1時間歩いても展望が開けなければ引き返すつもりで、縦走路をすすみました。風が強く、霧はだんだん晴れてきています。前のパーティがブロッケン現象に気付いて、立ち止まっています。息子もこれには興味津々。
2012年09月16日 07:14撮影 by  DSC-T1, SONY
9/16 7:14
とりあえず1時間歩いても展望が開けなければ引き返すつもりで、縦走路をすすみました。風が強く、霧はだんだん晴れてきています。前のパーティがブロッケン現象に気付いて、立ち止まっています。息子もこれには興味津々。
東側の空はどんどん晴れてきました。遠くに、八ヶ岳や富士山も。なぜか八ヶ岳が見えるとテンションが上がる私たち(笑)このまま縦走できるかも、と思いはじめたあたり。
2012年09月16日 07:38撮影 by  DSC-T1, SONY
1
9/16 7:38
東側の空はどんどん晴れてきました。遠くに、八ヶ岳や富士山も。なぜか八ヶ岳が見えるとテンションが上がる私たち(笑)このまま縦走できるかも、と思いはじめたあたり。
西側の谷からは冷たい風がビュウビュウ吹いていましたが、岩場の東側に回り込むところでは、風がシャットダウンされて、ほんわか暖かい…えらい違いです。
2012年09月16日 07:50撮影 by  DSC-T1, SONY
9/16 7:50
西側の谷からは冷たい風がビュウビュウ吹いていましたが、岩場の東側に回り込むところでは、風がシャットダウンされて、ほんわか暖かい…えらい違いです。
ところどころアップダウンがありますが、気持ちのよい縦走路が続きます。展望は開けてきましたが、まだ槍ヶ岳の方面は上の方に雲の帽子をかぶったままです。
by  ISW11K, KDDI-KC
1
ところどころアップダウンがありますが、気持ちのよい縦走路が続きます。展望は開けてきましたが、まだ槍ヶ岳の方面は上の方に雲の帽子をかぶったままです。
燕岳の方向を振り返ります。だいぶ雲が取れてきました。相変わらず西側から吹いてくる風が冷たいです。
by  ISW11K, KDDI-KC
燕岳の方向を振り返ります。だいぶ雲が取れてきました。相変わらず西側から吹いてくる風が冷たいです。
このコース一番の難所。鎖とハシゴがあります。慎重に、ゆっくりとすすみます。
2012年09月16日 09:58撮影 by  DSC-T1, SONY
9/16 9:58
このコース一番の難所。鎖とハシゴがあります。慎重に、ゆっくりとすすみます。
振り返るとこんな感じ。このあとは大天井岳に向かってひたすら上りです。写真の方は大下りからずっとご一緒してきた奥さん。同じくらいのペースで追い越したり、追い越されたりしているうちに、だんだんお話が弾んできました。
by  ISW11K, KDDI-KC
振り返るとこんな感じ。このあとは大天井岳に向かってひたすら上りです。写真の方は大下りからずっとご一緒してきた奥さん。同じくらいのペースで追い越したり、追い越されたりしているうちに、だんだんお話が弾んできました。
切通分岐。ここで槍ヶ岳方面への「表銀座」とお別れです。ご一緒してきた奥さんともここでさようならをしました。お互い無事であります様に!
by  ISW11K, KDDI-KC
切通分岐。ここで槍ヶ岳方面への「表銀座」とお別れです。ご一緒してきた奥さんともここでさようならをしました。お互い無事であります様に!
さらに高度を上げていきます。山を大きく巻き込みながら一歩一歩登りつめ、ようやく大天荘へ。うどんでも注文しようと思ったら、ヘリの荷あげをやっていてあいにく準備中…。燕山荘で作ってもらったお弁当を分け合いました。中身は栗おこわ、中華おこわとシュウマイ。なかなか美味しかったです。
by  ISW11K, KDDI-KC
さらに高度を上げていきます。山を大きく巻き込みながら一歩一歩登りつめ、ようやく大天荘へ。うどんでも注文しようと思ったら、ヘリの荷あげをやっていてあいにく準備中…。燕山荘で作ってもらったお弁当を分け合いました。中身は栗おこわ、中華おこわとシュウマイ。なかなか美味しかったです。
大天荘のベンチに荷物を置かせてもらい、頂上に向かいます。
by  ISW11K, KDDI-KC
大天荘のベンチに荷物を置かせてもらい、頂上に向かいます。
大天井岳の頂上へ!!あいにくガスが出て来てしまいましたが、後ろには槍ヶ岳、大キレット、穂高の山並みが広がっているはず。息子のテンションも上がって来たみたい?
2012年09月16日 11:20撮影 by  DSC-T1, SONY
9/16 11:20
大天井岳の頂上へ!!あいにくガスが出て来てしまいましたが、後ろには槍ヶ岳、大キレット、穂高の山並みが広がっているはず。息子のテンションも上がって来たみたい?
大天荘に下りたら、今度はうどんを注文できました。ここのカレーとナンのセットも気になりました。ちょっと休憩が長くなってしまったけど…暖かいものを食べて、また歩きます。青空が出てきました。
by  ISW11K, KDDI-KC
大天荘に下りたら、今度はうどんを注文できました。ここのカレーとナンのセットも気になりました。ちょっと休憩が長くなってしまったけど…暖かいものを食べて、また歩きます。青空が出てきました。
今度はどんどん下りていきます。大天井岳って結構大きい山だったんだ…と下りてから気づいた(笑)すすむほどに大キレットや槍ヶ岳がますます近くに見えてきました。
by  ISW11K, KDDI-KC
今度はどんどん下りていきます。大天井岳って結構大きい山だったんだ…と下りてから気づいた(笑)すすむほどに大キレットや槍ヶ岳がますます近くに見えてきました。
(とてもわかりづらいと思いますが)ハイマツ帯でまた雷鳥にあいました。今度は親子で、ヒナはまだ羽が黄色っぽくてフワフワしたヒヨコちゃんみたいな子たちでした。
by  ISW11K, KDDI-KC
(とてもわかりづらいと思いますが)ハイマツ帯でまた雷鳥にあいました。今度は親子で、ヒナはまだ羽が黄色っぽくてフワフワしたヒヨコちゃんみたいな子たちでした。
山も見えて来て、雷鳥にもあえて、かな〜り上機嫌になってきた息子です。きみに槍様を見せてあげられて本当によかった!
山も見えて来て、雷鳥にもあえて、かな〜り上機嫌になってきた息子です。きみに槍様を見せてあげられて本当によかった!
涸沢カールが見えています。うーん、絶景。
2012年09月16日 13:51撮影 by  DSC-T1, SONY
9/16 13:51
涸沢カールが見えています。うーん、絶景。
東側から雲が湧いて来る感じが不思議です。稜線の左と右で気候が違うんでしょうね。
常念岳は時々姿を見せてくれますが、常念小屋はなかなか見えず…。結構、距離がありました。
by  ISW11K, KDDI-KC
東側から雲が湧いて来る感じが不思議です。稜線の左と右で気候が違うんでしょうね。
常念岳は時々姿を見せてくれますが、常念小屋はなかなか見えず…。結構、距離がありました。
眼下に常念小屋が見えてから、いったん樹林帯に入ったりして、どんどん高度を下ろしていくところは、何となく八ヶ岳の硫黄岳から夏沢峠に下りるところに似ています。写真は常念乗越から振り返った感じ。
by  ISW11K, KDDI-KC
眼下に常念小屋が見えてから、いったん樹林帯に入ったりして、どんどん高度を下ろしていくところは、何となく八ヶ岳の硫黄岳から夏沢峠に下りるところに似ています。写真は常念乗越から振り返った感じ。
常念小屋についた〜♪ここから見る大キレット〜槍もいいですね。夜もよく星が見えていました。
by  ISW11K, KDDI-KC
常念小屋についた〜♪ここから見る大キレット〜槍もいいですね。夜もよく星が見えていました。
夕食のメインはハム。山小屋で毎日生野菜が食べられるなんて、すごいことですよね。
by  ISW11K, KDDI-KC
夕食のメインはハム。山小屋で毎日生野菜が食べられるなんて、すごいことですよね。
ご来光はちょっと雲に邪魔されてどうもはっきりしません。
2012年09月17日 05:15撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 5:15
ご来光はちょっと雲に邪魔されてどうもはっきりしません。
朝日に照らされている槍ヶ岳がきれいでした。
2012年09月17日 05:16撮影 by  DSC-T1, SONY
2
9/17 5:16
朝日に照らされている槍ヶ岳がきれいでした。
おー、槍ヶ岳が輝いている。
by  ISW11K, KDDI-KC
おー、槍ヶ岳が輝いている。
朝食です。ニジマスが出ました。
by  ISW11K, KDDI-KC
1
朝食です。ニジマスが出ました。
常念小屋の中の様子(土足入れ)
by  ISW11K, KDDI-KC
常念小屋の中の様子(土足入れ)
常念小屋の中の様子(個室)…ここは予約制ではなく先着順ですが、個室になりました。
by  ISW11K, KDDI-KC
常念小屋の中の様子(個室)…ここは予約制ではなく先着順ですが、個室になりました。
常念小屋の中の様子(2Fの廊下)
by  ISW11K, KDDI-KC
常念小屋の中の様子(2Fの廊下)
シャッターを押したら自分の陰が写ってました。小屋に荷物を置いて、常念岳の山頂に向かいます。小屋からは頂上が見えません。つづら折り、ガレ場の上りがひたすら続いていきます。
by  ISW11K, KDDI-KC
1
シャッターを押したら自分の陰が写ってました。小屋に荷物を置いて、常念岳の山頂に向かいます。小屋からは頂上が見えません。つづら折り、ガレ場の上りがひたすら続いていきます。
霧が出てきました。途中、三股への分岐のあたりで、またまた雷鳥の親子にあいました。この山行で3回目の遭遇でした。(またもやわかりにくい写真でスイマセン…)
by  ISW11K, KDDI-KC
霧が出てきました。途中、三股への分岐のあたりで、またまた雷鳥の親子にあいました。この山行で3回目の遭遇でした。(またもやわかりにくい写真でスイマセン…)
常念岳山頂。ちょっと雲が出てきましたが、背後の山々が青くてきれい。
「北アルプスにキターッ」って感じ、出てます?!
by  ISW11K, KDDI-KC
常念岳山頂。ちょっと雲が出てきましたが、背後の山々が青くてきれい。
「北アルプスにキターッ」って感じ、出てます?!
山頂に小さなほこらがあります。
by  ISW11K, KDDI-KC
山頂に小さなほこらがあります。
方位盤はこんな感じ。
2012年09月17日 08:49撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 8:49
方位盤はこんな感じ。
涸沢が近い!こんどは向こうにいきたいな。
2012年09月17日 08:31撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 8:31
涸沢が近い!こんどは向こうにいきたいな。
上の方はほとんど、ゴロゴロした岩場です。
2012年09月17日 08:48撮影 by  DSC-T1, SONY
1
9/17 8:48
上の方はほとんど、ゴロゴロした岩場です。
同じ道を慎重に下りていきます。息子は「ヤッホー」っていうと、穂高の方から「ヤッホー」ってこだまが返ってくるのが楽しくて仕方ありません。延々歩いて再び小屋が見えてきました。
2012年09月17日 09:22撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 9:22
同じ道を慎重に下りていきます。息子は「ヤッホー」っていうと、穂高の方から「ヤッホー」ってこだまが返ってくるのが楽しくて仕方ありません。延々歩いて再び小屋が見えてきました。
トウヤクリンドウが咲いています。山はすこしずつ夏から秋へ…。
by  ISW11K, KDDI-KC
トウヤクリンドウが咲いています。山はすこしずつ夏から秋へ…。
常念小屋に戻ってきました。こちらは信大の診療所。ちなみに燕岳には順大の診療所がありました。サマレスですね。
2012年09月17日 10:17撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 10:17
常念小屋に戻ってきました。こちらは信大の診療所。ちなみに燕岳には順大の診療所がありました。サマレスですね。
ちょっと休憩しているうちに、常念乗越は霧の中…。このあとお天気は下り坂に。
by  ISW11K, KDDI-KC
ちょっと休憩しているうちに、常念乗越は霧の中…。このあとお天気は下り坂に。
ヒエ平までは、一の沢沿いにひたすら樹林帯の下りです。下りはじめ、ところどころにベンチがあります。上って来る方は、胸突八丁といわれる急登。かなり膝に来ます。
by  ISW11K, KDDI-KC
ヒエ平までは、一の沢沿いにひたすら樹林帯の下りです。下りはじめ、ところどころにベンチがあります。上って来る方は、胸突八丁といわれる急登。かなり膝に来ます。
アキノキリンソウ。
by  ISW11K, KDDI-KC
アキノキリンソウ。
最終水場の道標。
by  ISW11K, KDDI-KC
最終水場の道標。
水量が豊富ですね。
by  ISW11K, KDDI-KC
水量が豊富ですね。
沢みたいなところをたくさん横切っていきます。
by  ISW11K, KDDI-KC
沢みたいなところをたくさん横切っていきます。
よく整備されているけれど、階段はすべりやすいです。息子は何度かずっこけて、お尻にあざを作っていました。
2012年09月17日 12:18撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 12:18
よく整備されているけれど、階段はすべりやすいです。息子は何度かずっこけて、お尻にあざを作っていました。
トリカブトも結構咲いてました。
by  ISW11K, KDDI-KC
トリカブトも結構咲いてました。
ハクサンオミナエシかな。
by  ISW11K, KDDI-KC
ハクサンオミナエシかな。
ソバナ?ミヤマシャジン?どっちだろう。たくさん咲いてました。
by  ISW11K, KDDI-KC
ソバナ?ミヤマシャジン?どっちだろう。たくさん咲いてました。
センジュガンピがかわいい。
by  ISW11K, KDDI-KC
センジュガンピがかわいい。
胸突八丁の標識。急勾配は一旦落ち着きますが、このあともだらだら長〜い下りが続きます。
2012年09月17日 12:25撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 12:25
胸突八丁の標識。急勾配は一旦落ち着きますが、このあともだらだら長〜い下りが続きます。
沢を渡ったり、沢の中を歩いていくようなところが多いです。台風の後とかは、大変そうですね。
2012年09月17日 12:40撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 12:40
沢を渡ったり、沢の中を歩いていくようなところが多いです。台風の後とかは、大変そうですね。
だいぶ下りて来たつもりだけど、まだ半分もすすんでな〜い(^^;とにかくこの下りは長かったです…。
このあと登山口まで撮ったつもりの写真は、スマホのSDカード容量オーバーに気づかず保存されていませんでした(哀)ふつう警告くらい出るだろうに…iPodで撮ればよかった。
2012年09月17日 13:13撮影 by  DSC-T1, SONY
9/17 13:13
だいぶ下りて来たつもりだけど、まだ半分もすすんでな〜い(^^;とにかくこの下りは長かったです…。
このあと登山口まで撮ったつもりの写真は、スマホのSDカード容量オーバーに気づかず保存されていませんでした(哀)ふつう警告くらい出るだろうに…iPodで撮ればよかった。
今回の山行では、燕・大天井・常念3つの山のバッヂをゲットできました♪
昨年から息子と一緒の山行では買う様にしてます。これからたくさん集まるといいなぁ。
by  ISW11K, KDDI-KC
今回の山行では、燕・大天井・常念3つの山のバッヂをゲットできました♪
昨年から息子と一緒の山行では買う様にしてます。これからたくさん集まるといいなぁ。
撮影機器:

感想

以前から気になっていた表銀座コースと常念山脈へ!
この春小1になった息子と一緒に歩いてきました。

燕岳と常念岳をそれぞれ一座ずつ登るか、縦走するか…。
とりあえず縦走するつもりで3ヶ月前の5月に燕山荘の個室を予約していたのですが…予約を入れていた8/14(火)、安曇野地方の予報は明け方から正午まで本格的な雨。
北アルプス3大急登に挑むのに、行動時間のほとんどが本降りというのは、いくらなんでも7歳の子どもには過酷…と思い、前日の夕方に予約をキャンセルしました。

そのとき八ヶ岳南麓の実家で待機していたのですが、やはり14日の午前は予報通りの大雨。
しかし正午前には雨がやんで、富士山や鳳凰三山が見えるほどの快晴に。
「これは行けるかもしれない!」と思い直して、タクシー会社に再度予約の電話を入れました。

15日早朝、八ヶ岳南麓は雨が降っていましたが、予報どおり曇りになると信じてとりあえず出発!
西に向かうほど空が明るくなってきて、雨も上がりました。

結果的に3日間、山の上では一度も本格的な雨には降られずに、全体的にはそこそこ眺望もある状態で山歩きを楽しむことができました。

今回、超ハイシーズンでしたが、お盆を微妙に過ぎたせいなのか、天候のせいなのかわかりませんが、燕山荘も常念小屋も意外に空いていました。燕山荘では、定員6名のカイコ棚の1区画を家族だけで使うことができ、常念小屋でも個室へ案内され、とてもラッキーだったと思います。

また、今まで生息域を何度も訪れていながら一度もあったことのなかった雷鳥に、今回はなんと3回も遭遇して感動しました。

そして課題もいろいろ。

今回は3日目の下りに右の膝が悲鳴を上げてしまいました。最後、一の沢の長い下りは、歩くというより、転ばない様に進むのが精一杯の状態でした。荷物量の調整とか、膝周りの筋肉を鍛えるとか、考えたいです。

それと、昨年くらいから息子は山の上で風のある状況と見通しがきかない状況をすごく怖がるようになりました。
大人でも怖いと感じますが、子どもの場合「怖い、もう歩けない」スイッチが入ると、そこを動かなくなってしまったりして、対応が難しいです。
今回も2日目の朝の天候が予想より悪かったため、山を下りたいと騒がれ、参りました(^^;
子どもの不安は理解していましたが、あそこまで苦労して登って、ここでしか見られない景色を何も見れずに帰るというのは、あまりにも報われない気がして。合戦尾根の下りも子どもには決して楽ではありませんので。
縦走が無理であれば、燕山荘に連泊して天候がよくなるのを待ってから下りよう、と思っていました。

結果的に息子はそのまま縦走し、本人も満足して帰れたわけですが、今後は子どもの意思をどこまで尊重できるか、見極めや対応が難しくなってきているなぁと感じました。これもまた成長なのでしょうけど。
親子だけではケンカになってしまいそうなところ、うまく気を紛らわせたりしてサポートしてくれた同行のジージとバーバには本当に感謝しています。
息子がいつまで私と一緒に山歩きしてくれるかわかりませんが、大きくなっても山を好きでいてくれるとうれしいな。

今回は結構ハードだったので、次は山の上でお茶を飲んだり、スケッチをしたり、ゆっくりとした山行を楽しもうかなと考えています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1680人

コメント

優秀賞です!
こんにちは。夏休みの宿題、とても良くできましたね。
優秀賞を差し上げます。

冗談はさておき、充実した山行でしたね。
槍や穂高を見ながらの縦走に加え、ライチョウまで!
お子さんも良く頑張りました。

このくらい歩けると、行ける範囲が広がりますね。
次はどこを目指されるのでしょうか?

お疲れ様でした。
2012/9/3 9:21
ありがとうございます♪
trekker_さん
優秀賞ウレシイです ありがとうございます♪

雨にも降られましたが、もしピカピカの快晴だったら、ライチョウに会うチャンスも少なかったかもしれませんよね〜。

とにかく、よく歩いた3日間でした
ヤマレコで作ったルートを見て、またビックリ…
北アルプスはスケールが大きいですね。

今年はまだ八ヶ岳に登っていなくて、あんまり遠征ばかりしてると、そろそろ八ツの神さまに怒られそうなので(笑)チャンスがあればちょこっと端の方でもいいので登りたいなぁ、なんて思っています
2012/9/4 13:18
雷鳥のヒナかわいかったですね!
大天井岳〜常念小屋の稜線でお見かけした...ような気がします。
息子さんがとても元気で記憶に残ってました
ご両親も結構なペースで進まれていたのが印象的でした。

稜線は最高ですが、一の沢の下りはやはり大変でしたよね
ハードな行程、おつかれさまでした。
2012/9/8 14:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳ー常念岳 縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら