荒川三山・赤石岳(椹島から周回:設計士と千枚小屋完成見学会〜快晴の雲上トレイル♪)
- GPS
- 30:40
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 3,068m
- 下り
- 3,051m
コースタイム
08:20椹島
08:32滝見橋
09:19鉄塔横
10:23標高1500M標示板(2/7)
12:06清水平12:30(昼食)
12:56見晴台13:20
14:23駒鳥池
15:00千枚小屋(泊)
歩行時間:6時間40分(休憩抜き 5時間52分)
【2日目】
04:35千枚小屋
05:05千枚ガレ05:20
05:39千枚岳05:50
06:35丸山
07:22悪沢岳(荒川東岳)08:00
〜この先単独行〜
08:31荒川中岳避難小屋
08:37荒川中岳08:50
09:27荒川小屋10:00(食事)
10:21大聖寺平
11:15小赤石岳
11:27分岐
11:41赤石岳11:48
11:50赤石岳避難小屋12:00
12:15分岐
13:02富士見平
13:17赤石小屋13:28
14:56大倉尾根登山口
15:00椹島
歩行時間:10時間25分(休憩抜き 8時間7分)
天候 | 1日目 快晴〜3時頃からガス 2日目 快晴〜12時頃からガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士見峠ルートは通行止め。口坂本温泉ルートは通行OK 【島田・金谷から】 金谷〜千頭ルートも通行OK 夏季は畑薙第一発電所手前の夏季臨時駐車場を利用 ※沼平ゲート手前に止めると東海フォレストのバスに乗れないので要注意 今回は許可証を頂いて椹島まで自家用車でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
【椹島〜千枚小屋】 殆んどが樹林帯の中を歩きます。 リボンや印は全体的に多い方だと思います。 清水平に水場があります。 見晴台は登山道脇のベンチを跨いで林道脇まで上ると悪沢・赤石・聖が眼前に広がります。 【千枚小屋〜悪沢岳】 最初の20〜30分は中木の合間から晴天なら富士山が見え隠れします。 千枚岳まで行くと南アルプス北部の峰々が眼に飛び込んできます。 千枚岳から悪沢岳に向かって程なく岩稜帯の下りが一瞬ありますが3点支持でゆっくり下りれば心配ありません 【悪沢岳〜荒川前岳】 急な下りの後は急な上り返しがあります。 危険な箇所は特にありません。 【荒川前岳〜荒川小屋】 ザレた急な下りが続き滑らないよう注意が必要です。 お花畑は鹿の食害を防ぐ為にフェンスに囲まれています。 【荒川小屋〜大聖寺平〜赤石岳】 トラバース道の後に急登あり。 濃霧時は道迷いに注意。 【赤石岳〜赤石小屋〜椹島】 急な下りが多く前半はザレた下り。 赤石小屋からの下りは急なので、木の根に引っ掛からないよう注意。 【お湯レコ】 静岡市営赤石温泉 白樺荘 日帰り入浴10時〜18時 500円 リンスインシャンプー・ボディーソープあり 内湯・露天風呂あり 単純硫黄泉でお湯はトロトロです! http://www.city.shizuoka.jp/deps/kouiki/akaisisirakaba.html |
写真
感想
毎年恒例の「へべれけ登山隊」夏山企画。
今回は南アルプス南部、千枚小屋に宿泊する事が一番の目的でした。
というのも我らが「へべれけ登山隊」のミツマ隊員がなんと焼失した千枚小屋の再建に係る設計を行ったからです。
7月に完成したものの仮設部分が未整備だったようで、この時期になり全体の営業もスムーズになってきた模様でした。
例年より少ない6名で千枚小屋まで向かう事に。
今回は特別に車を椹島まで入る事を静岡市役所から許可頂き東海フォレストのバスは利用せず時間的に非常に助かりました。
初日は上り一辺倒で、樹林帯の中をひたすら登る一日でした。
途中、見晴台からの赤石・荒川岳が登攀意欲をそそります。
千枚小屋に到着するやいなや、先ずは宴会、と言うよりも千枚小屋完成の祝杯を皆であげる事に。
生ビールも惹かれたのですが、缶ビール+持参のワインなどで乾杯しました。
皆ヘロヘロでしたが、アルコール注入で一気にスイッチオンしちゃいました。
さすが「へべれけ登山隊」…
今回はキノコ・ソーセージ・海老のオリーブオイル煮にパンを浸してワインなぞとEURO優勝に敬意を表してスパニッシュスタイルも取り入れちゃいました。
お陰で折角の夕食がお腹一杯で食べるのに苦労でした(汗)
2日目は快晴の中、ご来光から悪沢岳山頂からの360度のパノラマを皆で堪能し最高の朝を過ごせました。
北は栃木や妙高方面の山々、剣・白馬・後立山・槍穂はもとより、駿河湾越しの天城山やもちろん富士山もバッチリ見え中々先に進みません。
8時に他のメンバーと別れ、一人荒川中岳、前岳、赤石とプリンスルート(皇太子様がその昔歩いたためついた)を歩く事にしました。
時間的に厳しいので、いつもよりやや早めに歩を進める事に。
荒川小屋ではニンニクがたっぷり効いた名物のカレーを頂き、いざ赤石岳への登りに向かいました。
ガスってしまいましたが、赤石までの稜線は何とも言えないワクワク感を与えてくれます。
赤石岳避難小屋では小屋主さんとしばしおしゃべりしながら、「急いで下るならアルコールは飲まない方がいいよ」とビールでなくソフトドリンクをすすめられました。
結果的にそれが奏功し、山頂から3時間で下山できました。
他のメンバーより早く下りてきたので、椹島で缶ビールを飲みつつ待っていると30分過ぎてから、三々五々下りてきました。
最後は運転手以外のメンバーはジョッキ生(!)でお疲れのカンパイ!
これがあるから止められませんな…
南アルプス南部でこれだけのカラッとした日はなかなかこの時期無い事で、ラッキーな二日間でした
massyさん、こんにちは。
絶好の日和での荒川岳&赤石岳、お疲れ様でした!
いつかは訪れたい山域ですが、アクセスの悪さを考えると、登山口にすらなかなか近付けないでいます
久々の山のようですが、お天気にも恵まれて思い切り満喫されたようですね。
プシュッ☆のショットからも伺えますよ
足も快復されたようで安心しました。
雲やお花を見ると、着実に秋は近づいていますね。
次はどこにお出かけでしょうか。
楽しみにしています
新千枚小屋、完成おめでとうございます。
素敵な建物ですね。
しかし、赤石から3時間で下山とは、速過ぎ!
lynx1218さん、おはようございます!
なかなか踏み込めない山域ですよね
千枚小屋の事がなければ今年行ったかどうか・・・
実は小学生の時歩いたことがあり、殆どガスの中でした
今回歩いて30年ぶりにコースの全容が把握できましたよ
私の中で悪沢岳はネーミング的に餓鬼岳と双璧で、北側にある悪沢を見下ろしつつ名付け親の思い如何ばかりか。。と逡巡させてました
超おススメルートですので是非!!
施工は東海フォレストとの事で他の小屋と造りは非常に似ています
仲間が山小屋設計したなんて、滅多にないことなんで貴重な体験でした
配置が難しかったことや、従業員ゾーンのレイアウトや設備、市と県での解釈の違い…etc ここでは書けないような話もあり面白かったですよ
帰りは悪沢ピストン組に遅れるとまずいと思いほぼトレラン状態でした
一人わがまま言って周回コースに行ったので遅く着く訳にも行かず
今頃レコ拝見しました 。
天気も素晴らしく、楽しさが伝わってきました。
そして美味しそうな料理とビール 。
自分も塩見岳から見た時に行ってみたいと思ったルートです。
来年夏、狙ってみます。
しかし相変わらず早いですね…。
morotomoniさん、こんにちは!
今年の夏は塩見と荒川三山のみという寂しいボリュームでした
でも素晴らしい展望が味わえて大満足でした
悪沢からの赤石岳や仙塩尾根、白嶺三山の稜線はスバラシイの一言です もちろん富士山は言わずもがな
雨の多い山域なので、天気予報を睨んで是非狙ってみてください
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