【夏期遠征・百名山その8】唐松岳〜五竜岳
- GPS
- 27:12
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,758m
- 下り
- 2,063m
コースタイム
0805八方池山荘〜0845八方山〜0915八方池〜1010扇雪渓〜
1050丸山〜1140唐松山荘1205〜1225唐松岳山頂〜1250唐松山荘〜
1420大黒山〜1505五竜山荘
【2日目】
0400五竜山荘〜0500五竜岳山頂0520〜0610五竜山荘0735〜
0840西遠見〜0910大遠見〜0940中遠見山〜1015小遠見山〜
1115アルプス平
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳に引き続き、アウトドアサークルのイベント。
今回は八峰キレットの向こう側、唐松岳〜五竜岳を目指します。
前回同様深夜に関西を出発し、朝6時にとおみ着。
そこに車を置いたらタクシーで黒菱平へ、さらにリフトとゴンドラを乗りついで八方池山荘……、
と目まぐるしく乗り物を乗りついで、寝ぼけ眼のうちに登山開始。
初めて間近に見る白馬三山に大興奮しながら、ケルンだらけの八方尾根を歩き始めます。
ちなみに、今回の共同装備は4人用テント、コッヘルセットに350mlの缶飲料×5本。
前回よりも軽かった(&自分の装備もちょっと減らしていた)ものの、前回の反省を活かし、
序盤はのんびりペースで歩きました。
そして、扇雪渓、丸山を経て、無事唐松岳頂上山荘へ到着。昼食の後、唐松岳山頂を目指します。
山荘に着いたころはガスに覆われていましたが、しばらく山頂で粘っていると、
不帰嶮や、白馬三山が綺麗に見渡せました。白馬が人気なのも頷ける、立派な山姿でした。
さて、山荘に戻ったら、また重い荷物を背負っていよいよ五竜方面へ。
鎖場を自慢の(?)ストックテクで踏破し(※真似しないでください)、鞍部にたどり着いたら、
そこから五竜山荘までは、恒例となりそうな「テン場ダッシュ」の開始です。
テン場ダッシュ……、それはテントを担いだ者だけに与えられた使命。
……要は先行してテン場まで行ってテントを張るだけなんですが(笑)。
このときのためにできるだけ足を溜めておいたので、なんとかバテることなく
五竜山荘にたどり着きました。
ただ、種池山荘のテン場がクマ出没で使用禁止になっていたためか、
前半は若干ゆっくりペースだったためか、20張分のテン場はすでに余裕で満員。
「通路以外のところに張ってください」という山荘の人の指示のもと、
どうにかこうにかテントを張りました。
本来は、テント設営の後五竜岳に登る予定でしたが、さすがに時間が遅かったので、本日はここまで。
そしていよいよお待ちかねの晩御飯は、トマト煮、麻婆茄子、鶏ちゃん、甘酢肉団子、ちゃんこ鍋、
と、ひたすら食べる!食べる!もちろんビールもワインもガンガン飲む!
そして、五竜岳登山がが翌日早朝になったので、ちょっと余力を残しつつの早めの就寝……。
明けて、いや明けないで翌日。
3時に起きてもぞもぞと準備し、テン場を4時に出発。久しぶりのご来光登山です。
五竜岳は近いと思っていたのですが、実際の山頂は最初に見えていたピークの2つくらい先。
標高にして400m近く、時間にしてたっぷり1時間、肌寒さも吹き飛ぶハードな登りで、
ようやく五竜岳山頂に到着です。
そこからの眺めはまさに格別で、
南は八峰キレットの先に、鹿島槍ヶ岳の南峰と北峰、そして遠く槍ヶ岳まで見え、
南西には立山と剱岳が朝焼けに染まった空とともに雄大な姿を現し、
そして北には唐松岳、その先に白馬三山と、最高のロケーション。
さすが後立山連峰のど真ん中に位置するだけありました。
ご来光もきれいに見えてよかった!
さて、山頂から山荘までの下りは、「こんなとこを登って来たのか」というくらいの急斜面や、
ガレた細い道もあり、若干の渋滞を起こしましたが、なんとか6時過ぎには到着。
しかし、そこからのテント収納と、それに続く朝食(もちろん豪華!)が
たっぷり時間がかかってしまい、下山を開始できたのは7時40分ごろ。
最初に白岳に登ったあとは、基本的には下るだけの遠見尾根ですが、……まあ長い!
そしてところどころに登り返しがあったりするので、かなーり疲れました。
ガスってて見晴らしがなくて退屈な上に、風もなく、かなり暑かったのもありましたけど、
ここをテントを担いで登るのは想像を絶するなあ……。ブルブル。
小遠見山から軽装のハイカーともすれ違い始めたら、ほどなく結構な人で賑わうアルプス平に到着。
テレキャビンに乗って車のところに戻ったあとは、温泉→蕎麦屋のおなじみのコンボでした。
しかし、このへんの蕎麦はほんとうにうまい!
そしてやはり帰りの渋滞にハマるわけですが^^;それはそれで仕方なし。
夜遅くて打ち上げに参加できなかったのは残念ですが、
やっぱりアルプスは楽しいですね!また行きたくなりました。
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