2012尾瀬-9・久しぶりの至仏山

2012年08月26日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.7km
• 登り: 819m
• 下り: 818m

コースタイム

7:14鳩待峠-8:01山ノ鼻8:10-8:46牛首9:10-9:50山ノ鼻10:10-12:02至仏山12:15-
-12:40小至仏-12:56オヤマ沢田代-13:43鳩待峠

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

マイカー規制があり、尾瀬戸倉の駐車場を利用。
この時期、マイカー規制を解除する日があるので確認のこと(26日は午後から解除され、鳩待峠までマイカー通行が可能になりました)

写真

8/26 7:14

鳩待峠、山ノ鼻へ向かいます

8/26 7:29

木道に桟木の代わりに滑り止めの網状マット、今年実験用に設置したものと思われます。少し滑るようでした(ハトマチ沢とヨセ沢の間)

8/26 7:31

こちらは樹脂製の木道、数年前に設置されました。これも実験用です。木道の耐用年数は10年ぐらいと言われてますが、超えられるでしようか?

8/26 7:32

木道の桟木も補修されていました。雨天時などの滑り止め(特に傾斜のある所)に、ありがたや

8/26 7:33

ヨセ沢に架かる橋、去年7月末の豪雨で流されました

8/26 7:41

サラシナショウマ

8/26 7:43

ダイセンヤマナメクジ、大きいです。雨天時に木道上で見られます。踏まないように、避けてあげましょう

8/26 7:43

テンマ沢に架かる橋

8/26 7:45

熊よけの鐘が設置されています。テンマ沢湿原にはミズバショウが多く見られ、8月には実が熟します。ツキノワグマの大好物です

8/26 7:47

オクトリカブト、テンマ沢湿原で多く見られます

8/26 7:59

ルイヨウボタンの実でしようか

8/26 8:01

山ノ鼻ビジターセンターに到着しました

8/26 8:10

ゲンノショウコ、紅紫色の花も見られます
(山ノ鼻)

8/26 8:12

ワレモコウ

8/26 8:13

サワギキョウ

8/26 8:13

アブラガヤ

8/26 8:14

ゴマナ

8/26 8:16

オゼミズギク

8/26 8:23

尾瀬ヶ原に入りました。木道の先は燧ケ岳

8/26 8:26

池塘には、青い空と白い雲

8/26 8:26

振り返って至仏山、それにしても良い天気です

8/26 8:31

シラカバ越しの至仏山です。私の定点撮影ポイントです

8/26 8:32

こちらも私の定点撮影ポイントです。池塘に映える逆さ燧ケ岳です。快晴で無風状態の日に良く見えます

8/26 8:33

ズームアップしてみました

8/26 8:34

池塘に映る逆さ牛首

8/26 8:35

オゼコウホネもまだ咲いていました

8/26 8:40

尾瀬ヶ原に木道、合いますね~

8/26 8:44

イワショウブ

8/26 8:46

牛首分岐、一休みでした

8/26 9:16

景鶴山、植生保護のために登山禁止の山です

8/26 10:10

山ノ鼻に戻りました。これから至仏山に登ります

8/26 10:38

至仏山、森林限界の標識です

8/26 10:38

ここから至仏山頂までは登り専用です。

8/26 10:52

ハクサンシャジンでしょうか

8/26 10:55

ミネウスユキソウが見られました

8/26 11:03

ウメバチソウが咲き始めました。秋近し

8/26 11:05

ジョウシュウオニアザミ、大きくて迫力あるアザミです

8/26 11:11

至仏山にも鎖場が三か所あります。掴まらなくても大丈夫ですが、蛇紋岩は滑りやすいので設置してあるようです

8/26 11:11

半分くらい登り、振り返って尾瀬ヶ原と燧ケ岳を望みます

8/26 11:11

上田代の池塘群、俯瞰すると見ごたえがあります

8/26 11:15

至仏山は上部が蛇紋岩、下部が花崗岩で形成されているようです。岩に蛇の模様が見えます?、ここから「蛇紋岩」の名前に

8/26 11:23

蛇紋の部分をアップしてみました

8/26 11:21

木の階段も傾斜がきつい

8/26 19:23

振り返って、尾瀬ヶ原と燧ケ岳

8/26 11:31

ホソバコゴメグサ

8/26 11:46

高天原付近から見た、平ヶ岳方面

8/26 11:46

高天原付近から見た、景鶴山

8/26 11:46

高天原付近から見た、アヤメ平方面

8/26 11:58

高天原付近から見た、小至仏山方面

8/26 12:03

お昼頃に至仏山頂に到着、軽い昼食で鳩待峠へ下山します

8/26 12:21

山頂の南に位置する岩塊、見ごたえがあります。私のビューポイントです

8/26 12:21

ミヤマウイキョウ

8/26 12:29

タカネナデシコが残っていました。私の好きな花ベスト3です(尾瀬での)

8/26 12:29

ヒメシャジン

8/26 12:33

タカネトウウチソウ

8/26 12:38

イブキジャコウソウもまだ残っていました

8/26 12:40

小至仏山を通過しました

8/26 12:44

木の階段をオヤマ沢田代へ向かいます

8/26 12:46

木道脇にハクサンフウロが一輪残っていました

8/26 12:50

ミヤマアキノキリンソウ

8/26 12:56

笠ヶ岳への分岐、笠ヶ岳も至仏山と同じ蛇紋岩なので、至仏山と同じ貴重な花を見ることができます

8/26 12:57

オヤマ沢田代

8/27 8:25

鳩待峠まで2km弱、私の好きなダケカンバの大木に会えました

8/26 13:16

私の好きなダケカンバの横に笠ヶ岳、三角錐のピラミッドのようですね。
鳩待峠までもう少し、新雪の11月にまた来ます

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G カシオ

感想

おぜさい

去年の11月以来、久しぶりに至仏山に登ってきました。
今回は尾瀬ヶ原の様子を少し見ようと、牛首の先まで往復しました。

尾瀬ヶ原は尾瀬沼よりも260mぐらい標高が低いため、花の咲く時期も少し早く1週間ぐらいの時間差があるようです。
尾瀬ヶ原では、ゴマナ・ミヤマアキノキリンソウ・サワギキョウ・オゼミズギク・ミヤマワレモコウ・イワショウブなどの花を見ることができました。オゼコウホネも確認することができ、ヒツジグサも花開くのを待っていました。
湿原の草の中にはキンコウカの葉のように赤く色づき始めたものがあり、尾瀬ヶ原が草紅葉に染まるのも間近になってきたようです。

久しぶりの至仏山へは山ノ鼻から東面道を登りました。蛇紋岩は乾いていましたが、ツルツルと滑り気が抜けません。山頂は大勢のハイカーで賑わっていました。
親子連れ・カップル・学生さん等、皆さん楽しそうに一時の休息を楽しんでいました。この時期には見られないと思っていた、タカネナデシコ・イブキジャコウソウ・ミヤマウイキョウ・タカネトウウチソウなどの花も僅かに残っていました。
ウメバチソウ・ヒメシャジン・シラネニンジンなどの花は最盛期の様相でした。

鳩待峠〜オヤマ沢田代〜小至仏山〜至仏山は4.5kmの歩行距離で標高差約600m、山ノ鼻からの東面道は2.9kmの歩行距離で標高差が約800mあります。やはり東面道の登りはキツイようですね。しかし、東面道から俯瞰した尾瀬ヶ原の景観は見ごたえがあります。それに立ち入ることができない、背中アブリ田代などを確認することができるのも一興です。

好天に恵まれた至仏山、私が最も親しみを持つ山です。次は新雪が降りたら。