鳩待峠in 御池outで至仏山〜尾瀬ヶ原〜燧ヶ岳
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- GPS
- 30:20
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,789m
コースタイム
5:50鳩待峠-7:25オヤマ沢田代-7:55小至仏山-8:30至仏山9:30-10:05小至仏山-10:20オヤマ沢田代-11:05鳩待峠11:45-12:35山の鼻13:30-14:00中田代三叉路14:10-14:40竜宮-15:00見晴
9月10日
6:00見晴-9:00柴安9:30-9:45爼9:50-10:45熊沢田代11:00-11:40広沢田代-12:10御池
天候 | 9月9日 曇のち晴れ 9月10日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
池袋サンシャインシティ前夜23時発〜尾瀬戸倉駐車場4時着(小型バスに乗り換え)〜鳩待峠5時15分着。 オフシーズンのため、バス客は11人。4列シートでも何とか過ごせました。 帰り:会津交通路線バス 御池14:30〜会津高原尾瀬口駅16:05 野岩鉄道〜東武電鉄 会津高原尾瀬口16:21〜鬼怒川温泉17:12 東武スペーシア 鬼怒川温泉17:13〜北千住19:02 ※会津交通バスと野岩鉄道ではSuicaやPasmoは使えません。 会津交通バスの車内では一万円を崩せません。あらかじめチケットを買うか、千円札や小銭を用意しておきましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
オヤマ沢田代〜至仏山山頂は足元の岩が濡れていると滑りやすいです。 尾瀬ヶ原の木道はときどきぐらつく場所がありました。 この日は問題ありませんでしたが、見晴新道は雨が降るとぬかるみやすいとのことです。(御池ロッジのミュージアムの方から伺いました) 熊沢田代や広沢田代の前後の登山道はぬかるんでいました。 御池ロッジでは12時から入浴可でおとな500円。 温泉ではないようですが気持ちよく汗を流せました。 シャンプーやボディソープあり。貴重品無料ロッカーあり。 ザックはフロントで預かってもらえました。 |
写真
感想
直前に休みが決まり、行き当たりばったりで尾瀬へ。
とりあえず予約した夜行ツアーバスは、オフシーズンということもありガラガラでした。
早朝、鳩待峠に降り立つとひんやりした空気。半袖Tシャツではちょっと寒く、薄手のフリースを着こむ。
鳩待峠でツアーバスのオプションの舞茸おにぎりを頬張っているうちに、他のお客さんは思い思いの方向に消えていった。
最初の目的地は至仏山。出発が早いのでゆっくりとしたペースで歩いたけれど、すぐに体が温まってフリースは脱いだ。そのうち周囲は霧に包まれ、風が吹くたびに濡れた木の葉から大粒の水滴が雨のように落ちてくる。ピークハントにこだわらず雨が降ったら無理をせずに帰ろうと思いながらも、雨は降ってこないので先に進むことにした。
オヤマ沢田代まで来ても天候は変わらず。景色も楽しめずテンションは下がる一方だけど、雨も降ってこないし下山する理由もなく、ピークハントだけで戻ろうと決意。
しかし木道が終わりにさしかかった頃から晴れ間がチラチラと見え始め、時々視界が開けることも。これでテンション上昇し、小至仏山を過ぎたころには鼻歌も混じる始末。我ながら現金なものだ。
至仏山の山頂ではすっかり青空に変わったものの、周りは雲に隠れがちで燧ヶ岳と尾瀬ヶ原を同時に見ることは出来ず残念だったが、爽やかな山の空気をいっぱい吸い込むことが出来た。
至仏山からは植生保護のため山の鼻へは下れないので、下山は鳩待峠に限られます。ただこの日は登りの時よりも視界がよく景色を楽しめたし、一粒で2度美味しい感じ?
行き当たりばったりすぎて、宿泊の予約を取っていなかった。尾瀬の山小屋は完全予約制ということを出掛ける直前に知ったためだ。ここであわてて電話を入れる。さすがにオフシーズン。当日予約でOK。宿も確保できて安心し、鳩待休憩所でちょっと早めのお昼ごはんを摂り、尾瀬ヶ原から宿泊予定の見晴に向かう。
最初は石段の下りで、それからはほとんど木道歩きになる。途中の至仏山荘でかき氷を食べつつ休憩。フツウはこういった休憩を取らない方だけれども、思ったより時間があるせいか、のんびりとした気分で過ごしてみたかったのかも。
山の鼻の植物園を軽く散策し、見晴まで約1時間半の歩き。平坦な木道歩きも、池や川、周りの山々の景色が色々変わるので、飽きることがなく見晴まで歩ききった。
着いた山小屋は自分を含めて登山客は5人。4畳半の個室があてがわれた。
翌朝は燧ヶ岳越えのために早めの出発。
前日の至仏に比べて急な坂が続く。しかも深山の雰囲気で景色を楽しむこともなく、ひたすら足元だけを見ながらの登り、登り、……。でもこの我慢が大きいほど、森林限界を越えた時の感動も大きくなるから不思議。昨日歩いた尾瀬ヶ原〜至仏山だけではなく、富士山まで見えたら感動もひとしお。今まで重かった足取りも急に軽くなります。
山頂からは360°の大パノラマ。やっぱり山歩きはやめられない。
柴安瑤ら俎瑤謀个衒屬垢函∈E戮牢祺爾鉾瀬沼が見える。尾瀬ヶ原と尾瀬沼の景色を両方楽しむには、双耳峰の両方ともに登らないとならないようだ。
ここからの下りは急なところが多く、時々ぬかるんでもいるので足元が滑りやすい。2つの湿原を過ぎ、30分ほど下ると御池の駐車場に飛び出してゴール。
マイカー登山では味わえない生ビールを飲んでバス待ち。時間には不自由でも、バス電車登山の楽しいところですね。
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