白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)2泊3日テント泊 広河原からピストン(山梨百名山56〜58座目)
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- GPS
- 51:05
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 3,216m
- 下り
- 3,209m
コースタイム
4:30芦安駐車場5:30−6:50広河原−7:21二俣・白根御池分岐−9:06二俣−10:56八本歯のコル−11:19北岳山荘トラバース分岐−11:58北岳山荘(休憩)12:15−13:01中白根−14:21間ノ岳−15:35農鳥小屋(泊)
9/16
4:00起床−5:50農鳥小屋(荷物デポ)−6:15農鳥小屋・農鳥岳分岐−6:20西農鳥岳−6:45東農鳥岳(休憩)7:11−7:38西農鳥岳−7:43農鳥岳・農鳥小屋分岐−8:10農鳥小屋(荷物準備)8:36−9:55間ノ岳(昼食)10:26−11:13中白根−11:40北岳山荘(休憩)12:04−12:27八本歯のコル分岐−12:57北岳山頂・八本歯のコル分岐−13:20北岳山頂(休憩)13:50−14:12両俣小屋分岐−14:27北岳肩ノ小屋(泊)
9/17
4:00起床−6:40北岳肩ノ小屋−6:58小太郎尾根分岐−7:09草すべり分岐−8:10白根御池小屋(休憩)8:20−9:35二俣・広河原分岐−9:51広河原山荘−10:02広河原−10:15−11:24芦安駐車場
天候 | 15日:晴れのち曇り 16日:10時まで快晴、その後ガス 17日:朝から雨、10時頃から曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(危険箇所) ◆広河原〜北岳山荘間 八本歯のコル手前と北岳山荘へのトラバースの 梯子の所が手すりの高さの位置によっては不安定になるので慎重に渡り、登りたい。 ◆北岳山荘〜中白根〜間ノ岳 ガレ場の細い道は足を踏み外さないように。 ◆間ノ岳〜農鳥小屋 農鳥岳に向かうときに、急坂で滑らないように。 曇天時はなかなか小屋が見えてこない。 ◆農鳥小屋〜西農鳥〜東農鳥 西農鳥までの登りが急。 ◆北岳山荘〜北岳 急登部分と鎖場を慎重に。 ◆白根御池〜広河原 下りが滑りやすいので注意。 2回転んでしまった。 (駐車場、小屋情報) ◆芦安駐車場 4:30に到着時点で第6駐車場へ回るように指示を受けた。 第6駐車場からバス乗り場まで登りで5分かかる。 乗合タクシーはすでに乗れず、出遅れが確定。 バス3台が満車、車内通路までぴっちり押し込む。 夜叉神で何名か降りた為、夜叉神からも乗り込めたが、 広河原を目指す方は芦安駐車場を利用した方が良い。 ◆北岳山荘 バイオトイレ及び宿泊棟も近代的。 昭和大学の診療所も併設。 設備は問題ないが、人気故にピーク時は2〜3人で毛布1枚と入り口に大きく書かれている。 シュラフだけでも持参できるとより快適であろう。 テン場もピーク時は場所がすぐになくなる。 バイオトイレの横にもテントが張ってあった。 水1リットル=100円 ◆農鳥小屋 いろいろと評判を耳にするが早出早着をするように言われる理由は 食事の段取りの関係(小屋事情)と登山者へ安全喚起の 両方が入り交じっていると感じた。 トイレはすごいの一言。 紙がないので、立ち寄りで利用する方は注意が必要。 水場が往復20分ほどの所にあり、豊富な水量のようだが トイレとの位置関係を考えると・・・・・ ◆肩ノ小屋 小屋に泊まったメンバーの感想は ・食事がおいしかった ・ご飯、味噌汁のおかわりが自由であったとのこと。 北岳頂上まですぐのこともありツアー客も多かった。 ブロッケン現象も小屋の前の広場から 富士山側のテン場方面に発生し、運が良ければ気軽に見ることも可能。 テン場は何カ所かあるが 富士山を見たいのか、仙丈ヶ岳・甲斐駒がみたいのか 両方を見たいのかで張るところを決めるといいだろう。 水場は枯れていた。 ◆白根御池小屋 木の香りがするきれいな小屋。 ソフトクリームにそそられたが、バスの時間が気になり寄っただけ。 |
写真
甲府駅行きしかないため、芦安へ行く方はどう並べばいいか事前に聞いたほうがいいです。山梨交通もちゃんと仕切って欲しい。みんな時間に必死に合わせて疲れもピークで下山してくるんだから。
感想
昨年購入したテントを使いたい使いたいと思っていたが、やっと使うときが来た。
この3連休を利用して2泊3日で白峰三山を縦走する。
Y君が北岳に3連休のどこかでお兄さんと友達のN君と登るという話から急浮上。
Y君の予定が16,17日の1泊、肩ノ小屋泊ということだったので
16日の夕方、肩ノ小屋で落ち合うプランを立てKさんと2泊3日プランを立てた。
15日は北岳に登らず間ノ岳→農鳥小屋まで一気にいく。
16日は農鳥小屋にザックデポして農鳥岳ピストン後、北岳へ登り、肩ノ小屋泊。
17日は北岳でご来光を見た後、山梨百名山に入る小太郎山に登ってから下山。
この縦走で山梨百名山4座にいけるプランである。
私はテントを持っての初山行。水を入れると20kg近く。
前の週の笠取山の教訓から少しは軽くなったが、荷物減らせなかった・・・・
Kさんは小屋泊だが、ピーク時の毛布が少ない状況を危惧してシュラフだけ持参。
いつもよりは大分、ザックが重そうだ。
々河原〜北岳山荘
二俣までは渋滞も少しできた。
雪渓の眺めは最高で、汗かきの私としては涼しいのが何よりだった。
二俣からの登りがつらい。牛歩でとにかく1歩1歩前へ進む。
階段付近からバットレスを見たかったがガスでみれず。
八本歯のコル付近から、急に寒くなる。
∨務抻柿顴隆屮粒
終始ガス。中白根付近が結構な崖になっていることに帰りに気がついた。
間ノ岳の大きな山容は素晴らしい。
カールや縦走路も趣きがある。
K務抻柿
3連休の初日はテン場も含めて大混雑だったようだ。
農鳥に泊まることにしたのは正解だったかもしれない。
4屮粒戡稜青讃屋
思いのほか急坂で長い。
ガスの為、小屋が見えず、まだかまだかの状態。
で青讃屋
いろんな意味ですごいの一言。
デ青讃屋⇔農鳥岳
最初の登りが急だが、サブザックだったので楽に行けた。
奈良田へ下る人は大変だろうと思う。
快晴のおかげで360℃パノラマが楽しめた。
何時間でも見ていたい風景であった。
これがあるから山はやめられない。
λ務抻柿顴北岳
急斜面と高度感がある部分が何カ所かあった。
仙丈ヶ岳が常に見えたので疲れをあまり感じなかった。
日本2位の山にしては地味な感じを受けた。
北岳→肩ノ小屋
肩ノ小屋直前でブロッケン現象がよくみえるそうだが
ラッキーなことに肩ノ小屋のテン場でよく見えた。
トイレが怖いという人もいるようだが、ポットンによほど慣れていないのかなあ。
┯ノ小屋→広河原
白根御池までは普通の下りという感じ。
それ以降の樹林帯の中が景色も乏しい上に急坂。
登りも下りも地味な感じ。
肩ノ小屋へ広河原から登るのであれば、大樺沢経由二俣の方が
疲れを感じないかもしれない。
テント泊、ご来光、長期縦走、雨降り、と初物ずくしの山行であったが
2日目の午前中の眺望がとにかく良かった。
やはり頂上付近に泊まって早起きして10時位まで景色を満喫するのが
山泊の醍醐味なのだろう。
今度は1泊でもいいのでゆっくりと楽しみたい。
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