剱岳八ツ峰(上半)&旧日電歩道
- GPS
- 104:00
- 距離
- 47.3km
- 登り
- 5,440m
- 下り
- 5,434m
コースタイム
14日:C1-(1)-長次郎谷出合-(1.5)-掘Ν献襯鵐鴫-(1.5)-己-(1)-后Ν坤灰-(1.5)-長次郎谷出合-(0.5)-真砂沢ヒュッテC2
15日:C2-(0.5)-長次郎谷出合-(2.5)-后Ν坤灰-(3)-八ツ峰の頭-(2)-剱岳本峰-(2.5)-剣山荘-(2)-真砂沢ヒュッテC3
16日:C3-(2.5)-仙人池ヒュッテ-(1.5)-仙人温泉小屋-(3.5)-仙人ダム-(1)-阿曽原山荘C4
17日:C4-(1)-仙人ダム-(2.5)-十字峡-(4)-内蔵助谷出合-(1.5)-黒部ダム駅
天候 | 13日:晴れのち曇り 14日:晴れのち雨 15日:晴れのち雨 16日:晴れ 17日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢駅からトロリーバスで黒部ダム駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
八ツ峰には残置支点や捨て縄が多くあるが、使うか使わないかは人次第 降りるところもしっかり自分で確認することが必要 検組ツ峰頭までは50mザイル1本あればすべて問題なく懸垂できた 今回は雪渓は軽アイゼンでなんとかなったが、6本歯以上のものがあった方が安全だと思う |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
さて、久々の北海道外での山行。今年は前々から剱岳のバリエーションをやってみたいとtentyoとしていた話を実現する機会がやってきた。
バリエーションルートは初めてなのでドキドキだ。
大町温泉郷で前夜泊(少しトラブルはあったものの)して、バスで扇沢駅まで。
扇沢から立山方面に向かうのは実は初めてではなく、小学校1年生のときに家族と訪れているはずだが、かすかな記憶しかない。
13日
トロリーバスに乗り込んで黒部ダム駅へ。
雄山や大ダテガンピの岩々した山々が青空に映える。去年訪れた薬師周辺とは対照的な風景だ。
他のお客さんからは外れて、黒部川へコンタを落としていく。
迫力の黒四ダムを下から眺めつつ、黒部峡谷の一部に足を踏み入れていく。
黒部川を歩くのは初めてかとも思ったが、普通に去年も一部踏んでいるのを思い出した。
幼い記憶に鮮明に残るミヤマダイモンジソウなどを見ながら歩いていき、内蔵助谷からは黒部川から外れていく。
丸山東壁が青空にまぶしい。取りついているクライマーの姿が見える。
重たい荷物に悩まされながら、コンタを上げていき、内蔵助平へ。
ここからさらにハシゴ谷乗越を超えて、ようやく剱沢へ降り立つ。
ちらほらある雪渓を眺めつつ、これからお世話になる真砂沢ロッジに到着。
地味に長い行動で結構疲れてしまった。
入山をインド風カレーで祝って沈。
14日
今日は気合の4時出発のつもりが4時30分デッパ。微妙に空が白み始めたくらいだ。
未だ雪渓に埋まる沢沿いの道を歩いていき、長次郎谷出合まで。
ここで軽アイゼンをつけて長次郎谷を登っていく。結構硬くて、少し不安だが何とかなった。
目的は八ツ峰の登攀だったが、日本陸軍測量隊が登頂ルートに用いた長次郎谷を登るのも楽しみの一つだ。
まさに雪を背負って登るというやつか。
本峰を含め、八ツ峰や源次郎尾根の岩塔群に囲まれて圧倒される。
途中、2人組のパーティにぬかされつつ、機Ν競襯鵐爾鯡椹悗靴禿个辰討い燭里世、いつのまにかスルーして、機Ν競襯鵐爾鯏个襪弔發蠅猫掘Ν献襯鵐爾妨かってしまっていたのを知るのはだいぶ後の話だ。
機Ν競襯鵐爾両し上で雪渓が途絶えていたので、適当に右岸に上がって、開いているところを渡ってそこから、八ツ峰の側壁に入るルンゼを目指しいく。
ルンゼの真下に来ると残置のハーケンなどがありたぶんここがルートなのだろうと思って登っていくが、登山靴で登っていくは案外難しい。
機Ν競襯鵐爾辰討發辰抜蔽韻覆里任呂箸いΔすかな、疑問を持ちつつ、途中でクライミングシューズに履き替えながら、ルンゼを避け、草付きスラブを左へ左へ登ってしまう。
途中からハイマツをよじ登るところも交えつつ、やっとこさリッジ上に出て、前と後ろに続く岩稜の数がおかしいことで、機Ν競襯鵐爾鯏个辰討い襪里任呂覆い海箸傍ど佞。
なんか、今年はこんなのが多いなぁとちょっと萎えつつ、とりあえず自分たちがいるリッジの頭には出ることにする。
ちなみにさっきのパーティは妻Cフェースを登ってきたようだ。
リッジの頭に出ても、いくつか岩塔が前後に続いているのでどこにいるのかははっきりしな。
懸垂するための支点を探していると三ノ窓側のルンゼ状のところに支点を見つける。
これは己の記述と一致すると思いつつ懸垂でルンゼ中間のテラスまで降りる。
tentyoが降りて来て回収しようとするもザイルが動かない。回収テストをするのをすっかり忘れていた。
幸いテラスから踏み跡で頭まで戻れたからよかったものの、それができなかったら大変なことになっていた。
そんなしょっぱい出来事もありつつ、もう一回懸垂をして次の岩峰とのコルへ。
次の登りは草付きのルンゼを登っていく感じだ。とくに難しさはない。この記述も絞のものと一致する。
どうやら己に登ってしまったらしいことが濃厚だ。
上部は踏み跡を歩いて頭に出る。
次に一際大きい岩峰が続き、その間は深く切れ落ちてい。間違いなく后Ν坤灰襪澄
とりあえず、現在地がしっかり確認できた。
ふと妻をみると、Cフェースを登っていたであろう2人がクライムダウンしている。
こちらからみるとえらいところをクライムダウンしているように見えた。
絞の頭からは長次郎谷の踏み跡を下していき、20mほど下したところから20mほどの懸垂を一回して、さらに踏み跡を歩いていき、フェース上の壁を15mほど懸垂して、コルに出た。
ちょうど、あちらのパーティも下りきったところで、こちらから見ると普通に登れそうだ。
おそらくあれが、ノーマルの登攀ルートなのだろう。
さて、時刻は12時、朝は青空だったのにいまは雲が増え、本峰にもガスが切れ切れとかかっている。ラジオでは午後から天気が崩れるという、夏山の天気の様相を呈している。
2人で相談した結果、今日はここで切り上げ、明日后Ν坤灰襪ら再びピークを目指すこととした。
となれば、登攀具とかはここにデポしていく。北海道ならいざ知らず北アルプスでこんなことして大丈夫かなと思いつつ、后Ν坤灰襪鬚△箸砲垢襦
后Ν坤灰襪らの下りはただのガレ場で、落石に注意する以外は簡単に登り下りできる。
再び長次郎谷の雪渓に降り立つとだいぶ雪渓はゆるんでいて、軽アイゼンで下ることもできる。
行きに開いていたところやクラックなどにも注意して下っていく。
下からは熊の岩に泊まるというパーティがいくつか登ってきた。なかにはチンネに登る方などもいてすごいなぁと思う。
そんなこんなで、長次郎谷出合まで帰ってきてしまった。明日のリベンジを誓って真砂沢ロッジへ帰る。
今日は、ミートソース雑炊。明日のために今山行最初のビールを空けて英気を養う。
明日も天気はいいようだ。頑張ろう。
15日
今日は、気合の4時デッパ。まだ暗いが昨日歩いた道なのと、荷物が軽いので快調に登っていける。
あっという間に長次郎谷出合を過ぎて、朝日に染まる岩峰たちを横目に后Ν坤灰襪鯡椹悗后
3時間たらずで、妻の下まで来ることができた。
剱だけでなく、雄山や後立山連峰の山々も美しく望むことができる。あのあたりの山座同定できるようになりたい。
さて、妻は昨日見定めたルートを登っていく。
真正面から右手のほうのバンド状に入り、ちょっとルンゼっぽいところを登っていく。
おそらく登りやすいルートを選ぶとこのルートになるだろう。ザイルは必要なかった。
振り返ると絞が大きくそびえたっている。2・30m登っていくと岩壁っぽい感じはなくなり、踏み跡などをたどりつつ岩峰の頭を目指すことになる。
岩峰はしばらく続いていてどれが頭かなかなかわらない。
ようやく頭らしきところにつくと先に続く、八ツ峰から本峰までの岩稜を望むことができた。すばらしい眺め。
妻からの下りは踏み跡のようなところを下ってく。ところどころ後ろ向きにしながら下っていくところもあり、落石などには注意が必要だ。
此Ν札灰襪里呂呂辰りはせず、そこからも断続的に岩稜が続いている。
三ノ窓側についている司の巻き道に入りそうになったので、リッジの上を行くように心がけて進んでいく。
岩稜も特に難しいものはなく進んでいくことができる。
すると進む先が切れ落ち、大きな縞が目の前に現れた。
察Ν璽灰襪悗六哀料訛Δ亡き道を下していき、途中の20mほどを懸垂で降りる。クライムダウンでも全部行けたかもしれない。そのあとも巻き道を歩いてコルへ。
察Ν璽灰襪らは長次郎谷へエスケープできそうだ。
縞のはだいたい中央に入る凹角状のルンゼを登っていく。
単純なチムニー登りで難しさはない。初心者がいたら確保するかもくらいだ。
凹角ルンゼを抜け切ってひと登りで頭付近へ出た。
振り返ると鋭いクレオパトラニードルがかっこよくそびえている
頭から少し下ったところから真っ直ぐ懸垂し、そのさきのテラスからもまっすぐに八ツ峰の頭とのコルへの狭いところへ懸垂していく。どちら10m強くらい。
2回目は懸垂しなくても長次郎谷側からクライムダウンを交えて下れるかもしれない。
ようやくあと一つのところまできた。
八ツ峰の頭の最初は、緊張するという長次郎谷側のバンド状を4・5mほど登り、チムニー状に入っていく。
緊張は確かにするが問題はないので結局ノーザイルで行く。チムニーも快適な登攀だ。
そして、八ツ峰の頭の上に出ると初めて富山側を望むことができた。
雲は増えたものの長次郎の頭や本峰がかっこよく見えている。
振り返れば、八ツ峰の岩峰がずっと続いている。喫から来ることは今回かなわなかったが、初めてバリエーションルートを登った充実感はいいものだ。
tentyoとお互いの労をねぎらう。
しかし、まだ終わりではない。しっかり剱岳に立つのも目的だ。
八ツ峰の頭からは落石に注意しながら池ノ谷乗越へ降りていく。向かいの長次郎の頭の最初の岩峰からも人が降りてきている。
下に降りて話を聞くと北方稜線を抜けるそうだ。確かにここから向かう方向とは反対方向に続く北方稜線も岩岩していてなかなかそそられる。
長次郎の頭は4・5個の岩峰を超えていく。
最初の岩峰だけ少し登攀っぽいがあとは大体踏み跡歩き。
おおむね長次郎谷側をまいたりすることで歩いて行けるが、最後の岩峰だけ長次郎谷の方をまくことを意識しすぎて、壁にぶち当たり懸垂するはめに。
降りたところから源頭に残る雪渓を回り込み稜線に復帰するところが、超もろいガレ場で難儀した。
普通に岩峰の上を超えていくのが正しいルートだったようだ。
あとは本峰の最後の登りだ。ここまでの道よりかは比較的わかりやすく登りやすい道だ。
ひと踏ん張りで、割かし人の多い剱岳のピークにたどり着いた。
ガスが出てしまって展望はないが、初めてのピークに初めてのバリエーションからたどり着けた喜びはひとしおだ。
昨日、真砂沢に泊まっていたおじちゃんが源次郎尾根から登ってきたので少し談笑した。源次郎尾根も面白そうだ。
山頂の看板の中には2998m時代のものもあった。
ピーク写真を撮って別山尾根を使って下り始める。
少しぽつぽつ雨が降り始め嫌な感じだ。
最大の核心であるカニのヨコバイは少し鎖場を下っていき、岩を回り込みながら下るところが一番緊張する。鎖をしっかりつかんで、足場を探すのがなかなか怖い。
雨が降って濡れていたらご遠慮したいところだ。
そのあとにも急なハシゴが続く。
そのあとにも鎖場などは続く。あった方が楽なところとなくてもいいところ半々といったところか。
登りで通過するカニのタテバイや平蔵谷の頭もなかなか怖そうだ。
核心的なところを終えたところで雨が本降りになってきた。
沢登りなどが多いので、行動中にガチで雨具を着るのはなんか久しぶりだ。
降りしきる雨の中、前剱などを登りかえして剣山荘へたどりついた。
3連休のせいかすごい人でごった返している。
対岸に見える剱沢小屋もテントでいっぱいだ。
コーラを購入して一休み。少しすると雨が止んで剱沢に虹がかかっていた。
あとは、真砂沢ロッジに帰るのみ。
剱沢に降りていき雪渓を下っていく。止んだと思った雨が再び降り出してちょっと萎えるが、雪渓から靄が出ていて少し幻想的だ。
平蔵谷、長次郎谷を過ぎてようやく真砂沢ロッジに帰ってきた。
くたくただが、充実した疲労感だ。ビールとカレーで疲れた体労う。
雨のせいでいろいろビショビショで寒いのではないかと心配したがなんとかなった。
16日
今日は少し遅めに出発。小屋の主人にお礼を言いにいくと「今回でいろいろ見れたと思うので、また来てください」と暖かい言葉をいただいた。
今日は阿曽原温泉を目指して10時間ほど行動の予定だ。
最初は剱沢沿いに歩いていき、三ノ窓雪渓と小窓雪渓につながる沢が合流したところから池ノ平分岐を目指して登っていく。
今日一番のコンタ上げだ。昨日の疲れのせいか結構こたえるが、登るにつれて八ツ峰がかっこよく見えてきてテンションがあがる。
ひぃひぃいいながら登り切って、見納めである剱岳をバックに写真に収め下っていく。
仙人池ヒュッテまでは花は少ないが湿原チックなところに木道があり、遠くには後立山を望むことができいいところだ。
ヒュッテからは沢沿いの道に入っていき、仙人温泉を目指す。
樹林内だから展望は期待できないと思っていたが、樹林はなくずっと後立山連峰を眺めながら下ることができた。
途中崩壊した設計をまかなければいけないところもあったがさほど問題はなかった。
仙人温泉小屋で一休み。温泉自体はちょっと進んだところにあるが、先を目指すのでスルー。
さて、この先は、悪路と評判の雲切新道だ。確かに急な尾根を下していく大変そうな道だ。
しかし、実際行ってみるとしっかり整備はされており下りやすかった。確かにほかの北アルプスの道に比べての話。
これだけ整備されているのに悪路だなんて道を作ってくれた人や整備をしてくださってる人に失礼だ。
そんな道をガーーっと下っていき、仙人谷を渡って仙人ダムへ。
仙人ダム手前のハシゴは急で地味に怖かった。
そして、こんな山深いところに突然の巨大建造物が。よくこんなところにこんなもの作ったなといった感じだ。
さて、ダム周辺の道に少し惑わされつつ、線路の上をサルと一緒に歩いたりして阿曽原温泉を目指す。
きつい登りを少し登って、トンネルを抜けて水平歩道を彷彿とさせるような斜面につけられた道を歩いていくと阿曽原温泉小屋へ辿りついた。
地元の山岳会の方々か盛大に宴会をしている。
疲れた体を癒すべくさっそくビールを購入。すっかり本州の山小屋環境に甘えてしまっている。
北大ワンゲルのOBだというとマムシ絡みなどの話でオーナーと話をすることができた。
宿泊料と温泉代を払ってテント場へ。
今日のメニューはコーンポタージュ雑炊を作る。今回、軽量化のわりにご飯はおいしく食べられた。
最後のテンバ。4日も山に入って疲れもあるが、明日下山してしまうというのもさみしいものだ。
そして、楽しみにしていた温泉で汗を流し、体をぽかぽかにして床に就いた。
17日
さて、今日は最終日にして八ツ峰に次ぐ今山行の楽しみの下の廊下の日電歩道だ。
朝一で登りをこなし、仙人ダムへ。
途中、網で眠りこけるコウモリを見つつ日電歩道を目指す。
黒部川を高さ30mはあろうかという吊り橋を渡り、少し登っていよいよ日電歩道に入っていく。
黒部峡谷の断崖を削って造られた道を歩いていく。最初のうちはまだ序の口。
進んでいくと、本当にくりぬかれた崖の上を歩く道になる。ワイヤーなどの手がかりや木橋があるが、なかなか怖さだ。
しかし、眼下を流れる黒部峡谷の迫力は素晴らしい。
2時間くらいで十字峡につく。昨日分かれた剱沢との再会だ。吊り橋の上から迫力の流れで黒部川となっていくのが望める。
今回は始まりと終わりを見ることができた。いつかその間を歩いて剱大滝などをこの目で見てみたい。
十字峡までは、怖い道と怖くない道が半々という感じだったが、ここから先は怖い道ばかり続くという感じ。
黒部ダムからやってきた人もちょこちょこ来てすれ違うのもちょっとドキドキ。譲り合いの精神が重要だ。
そして、いよいよハイライトの白竜峡だ。
黒部川の流れが一番収束させられる場所。たしかにうねる白い竜のように断続的に激しい白い飛沫を上げながら、岩壁に間を流れていく。
日本一の峡谷の実力をまじまじと見せつけられた。多くの先人を惹きつけてやまない黒部がそこにあった。
黒部の流ればかりに見とれてるわけにもいかず、相変わらず油断のならな道を歩いていく。
ふと見上げてみると、川から空へそびえる岩壁の迫力も素晴らしいものがある。
そんなこんな進んでいったのだが、どうも中盤くらいから自分のペースが上がらなくなってきた。
結構アップダウンの多い道だったが、コンタ上げがつらい。
脱水症状気味になってしまったようだ。
険しい道は終わったものの、体調がすぐれずペースが上がらない。荷分けまでしてしまった。う〜ん情けない。
滝で合流する数々の支流を眺めつつ、なんとか内蔵谷出合まで戻ってきて大休止。
水をしっかり飲んで頭を冷やすなどしてなんとか回復。
あとは、5日前歩いた道を歩いて、最後の黒部ダム駅までの登りをひいこら言って登るスタート地点に帰還した。
充実した疲れと達成感はなんか久々だ。でもまた来たいと思えるいい山行だった。
最後に黒四ダムを眺め、黒四を含めこの峡谷に国の発展のために分け入り開発を目指した人々に思いを馳せて、この山旅の締め括りとした。
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