ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 226487
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳【6】永田岳・太忠岳 - 屋久島縦走 白谷雲水峡からヤクスギランドへ もののけの森へ行ってきました

2012年09月02日(日) ~ 2012年09月04日(火)
 - 拍手
GPS
52:07
距離
45.0km
登り
3,634m
下り
3,257m

コースタイム

一日目
09:22 白谷雲水峡
10:14 白谷小屋
10:55 辻峠(太鼓岩の入口)11:41
12:39 楠川分れ(トロッコ道と合流)
14:04 大株歩道入口(トロッコ道とお別れ)
14:38 ウィルソン株
15:49 大王杉
16:31 縄文杉
16:45 高塚小屋

二日目
05:59 高塚小屋
07:12 新高塚小屋 07:47
09:32 平石岩屋
10:20 焼野(宮之浦岳と永田岳への分岐)
11:34 永田岳 12:12
13:24 焼野
14:01 宮之浦岳
14:22 栗生岳
16:03 投石平
16:58 花之江河
18:45 淀川小屋

三日目
06:20 淀川小屋
07:06 淀川登山口
07:35 紀元杉
08:03 ヤクスギランド(途中から車で送ってもらいました)
09:23 蛇紋杉(太忠岳の入口)
10:40 最後の水場 11:12
12:24 太忠岳頂上あたり 12:38
15:01 ヤクスギランド入口
 
天候 一日目:曇り時々小雨 
二日目:晴れ、頂上付近はガスったり晴れたり
三日目:曇り → 雨 → 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
往路
・鹿児島空港からいわさきバスネットワークのバスで「鹿児島市内行き [2番のりば]」鹿児島中央まで直通、
そのあと高速船ターミナルまで行けます、どちらも1200円

・鹿児島中央から坂之上駅まで指宿枕崎線で約20分、270円。
坂之上駅から谷山港までかなり歩きます。

・フェリーはいびすかす、18時発〜翌7時着、3200円。

・宮之浦港からちょっと歩いた所にある屋久島センターで8時の開店まで待って、
ガス缶・カップ麺・カロリーメイト・携帯トイレを購入。

・屋久島センターの前の宮之浦港入り口バス停から屋久島交通バス「白谷雲水峡行き」、
8時26分発〜8時55着、530円、
(まつばんだ交通バス、宮之浦港入口バス停から8時02分発、8時30分着もあり)


復路
・ヤクスギランドのバス停からまつばんだ交通バス「合庁前行き」
15時09分発 ⇒ 15時48分着 [安房バス停]「永田行き」 16時14分発、16時44分着 [旭町]

・海楽園キャンプ場泊

・翌朝徒歩40分で宮之浦港着

・フェリーはいびすかす、8時20分発〜翌14時40分着、3200円。

フェリー はいびすかす
片道3200円は多分一番安い島への交通手段。
ただし最寄りの駅が坂之上と他のフェリーより遠く、
駅から港までも遠いので値段だけで判断してはダメです。
飲み物の自販機とカップラーメンの自販機だけで売店等は有りません。
カップラーメンは一階のドアの鍵を開けて外に出た所に有ります。
コンセント有り、毛布と枕一人一セット、人数が多いと早い者勝ちか?
夜は種子島で停泊するので服装や持ち物で種子島で降りそうな人を見極め、
その人のそばにいると夜は広い所で寝ることができます。

\13660/\73480
コース状況/
危険箇所等
全山を通して木道や階段などが整備してあり、普通の山よりは歩きやすいです。 ただし雨が降ると木も滑りやすくなるので注意。 ただし太忠岳への往復は岩場にロープがあるぐらいでほとんど整備されていないので、登山の準備のない人は行かないほうが良いと思います。

森林限界を超えると笹が多くなりますが、頂上付近など足元も見えにくいぐらい茂っているので半袖や短パンでは歩きにくくなると思います。

水は基本的にその辺を流れている川の水を掬って飲む感じです。 淀川小屋の水場なんて本当にただの幅数メートルの川で、アメンボが気持ち良さそうに泳いでいます。 流れている川なのでプラティパス等は水を掬うのに苦労すると思います。 

宮之浦岳の少し北にある水場は水は流れている雰囲気でしたが道が見つからずに断念しました。 高塚側からは新高塚小屋で、淀川側からは「最終水場」の看板のあるところでしっかり補給しておく必要があると思います。 それ以外の水場はしっかりありました。


海楽園キャンプ場
民宿に併設されたキャンプ場です。
宮之浦港から徒歩40分、一人800円
コインランドリー、コインシャワー
旅行者が残した使いかけのガス缶多数あり
冷蔵庫、水洗トイレ、スーパーまで徒歩3分。草地のテント場ですぐ目の前は海っ!
 
フェリーはいびすかす、ここから旅のスタート
フェリーはいびすかす、ここから旅のスタート
宮之浦港到着、よく晴れています。
宮之浦港到着、よく晴れています。
町の様子。 中心地はこの先もう少し行った所かな。
町の様子。 中心地はこの先もう少し行った所かな。
屋久島センター。 みやげ物店ですがコンビ二なんてものが無いのでここでカップ麺とカロリーメイト、ガスと携帯トイレを購入。
屋久島センター。 みやげ物店ですがコンビ二なんてものが無いのでここでカップ麺とカロリーメイト、ガスと携帯トイレを購入。
屋久島センター前の「宮之浦港入口」バス停から08:26発のバスに乗りました。
屋久島センター前の「宮之浦港入口」バス停から08:26発のバスに乗りました。
ちっちゃいけど初シカ、バスからは初サルも見られました。
ちっちゃいけど初シカ、バスからは初サルも見られました。
白谷雲水峡入口、協力金300円を払い、登山届けを提出してイザ縄文杉へ!
白谷雲水峡入口、協力金300円を払い、登山届けを提出してイザ縄文杉へ!
いきなりデカイ岩の上。
いきなりデカイ岩の上。
二代杉・・・ってよくわかんないですね。。
二代杉・・・ってよくわかんないですね。。
飛龍落としの滝。
飛龍落としの滝。
だんだんコケコケとした森に変わってゆきます。
だんだんコケコケとした森に変わってゆきます。
間近で見る初シカ、写真はおしりだけですが。
間近で見る初シカ、写真はおしりだけですが。
またシカ。
くぐり杉。
白谷小屋。
わりと広いです。 トイレが中にあるのでチョット臭います。。。 水場の水量十分。
わりと広いです。 トイレが中にあるのでチョット臭います。。。 水場の水量十分。
七本杉。 上で七本に分かれているらしい。 こういうのを見に来たんですよ。
七本杉。 上で七本に分かれているらしい。 こういうのを見に来たんですよ。
もういっちょコケ。
もういっちょコケ。
辻峠、太鼓岩への分岐があります。
辻峠、太鼓岩への分岐があります。
太鼓岩へ向かいます。
太鼓岩へ向かいます。
いよいよか。
どーーん。 残念ながらガスぎみですが、それでも視界に広がる森は圧巻。 これから先にもこれだけ森が見渡せる場所は無いので縦走中の人も寄る価値ありと思います。
どーーん。 残念ながらガスぎみですが、それでも視界に広がる森は圧巻。 これから先にもこれだけ森が見渡せる場所は無いので縦走中の人も寄る価値ありと思います。
辻峠に戻って先を急ぎます。
辻峠に戻って先を急ぎます。
辻の岩屋。 誰かが岩を切って上に載せたんじゃないかというぐらい見事な岩屋。 2〜3人ぐらい楽に中で寝られそうです。
辻の岩屋。 誰かが岩を切って上に載せたんじゃないかというぐらい見事な岩屋。 2〜3人ぐらい楽に中で寝られそうです。
「コンクリートの壁か?」と思って近寄ったら巨石。
「コンクリートの壁か?」と思って近寄ったら巨石。
辻峠からトロッコ道までの道は歩きやすいです。
辻峠からトロッコ道までの道は歩きやすいです。
楠川分れ、やっとトロッコ道と合流。
楠川分れ、やっとトロッコ道と合流。
楠川分れから歩いてすぐにトイレと、そのそばに水場。
楠川分れから歩いてすぐにトイレと、そのそばに水場。
休む人が多くなってくると・・・
休む人が多くなってくると・・・
大株歩道入口のそばにトイレと水場。 周りにはこれからまた3時間歩いて帰る人々が疲れきった顔で休んでおります。
大株歩道入口のそばにトイレと水場。 周りにはこれからまた3時間歩いて帰る人々が疲れきった顔で休んでおります。
大株歩道入口、ここから本格的に登っていきます。
大株歩道入口、ここから本格的に登っていきます。
翁杉、今年倒れてしまったそうです。
翁杉、今年倒れてしまったそうです。
道はよく整備されています。
道はよく整備されています。
ウィルソン株。 普段は人でいっぱいだそうだが今は一人だけ。 この近くで最後の日帰り登山客とすれ違いました。
ウィルソン株。 普段は人でいっぱいだそうだが今は一人だけ。 この近くで最後の日帰り登山客とすれ違いました。
こういう写真を撮る決まりになっています。
1
こういう写真を撮る決まりになっています。
大王杉。
携帯トイレブース発見。
携帯トイレブース発見。
夫婦杉、何が夫婦かというと途中で手を繋いでいるんですね〜 そんな夫婦ばかりじゃないと思いますが。
夫婦杉、何が夫婦かというと途中で手を繋いでいるんですね〜 そんな夫婦ばかりじゃないと思いますが。
巨木。 その辺の山にでもあれば地図に名前が載ってそれを見に来る人もいるんでしょうが、ここでは名前も付けてもらえません。
巨木。 その辺の山にでもあれば地図に名前が載ってそれを見に来る人もいるんでしょうが、ここでは名前も付けてもらえません。
いよいよデッキ登場そして、、
いよいよデッキ登場そして、、
ばばーーん!
どーん!
大きすぎて写真に納まりません。
大きすぎて写真に納まりません。
高塚小屋はもう少し先。
高塚小屋はもう少し先。
高塚小屋、ちっちゃいですね。
高塚小屋、ちっちゃいですね。
トイレは少し離れているので臭いもあまり来ない。
トイレは少し離れているので臭いもあまり来ない。
すぐ近くにテント用のデッキ。 デッキの上には3張ぐらいしか張れません。
すぐ近くにテント用のデッキ。 デッキの上には3張ぐらいしか張れません。
一晩寝たらデジカメの写真をワイドで撮るという知恵が付きました。 日が昇る前に来て縄文杉を独り占めだ! と思っていたら同じこと考える人が何人も何人も・・・
一晩寝たらデジカメの写真をワイドで撮るという知恵が付きました。 日が昇る前に来て縄文杉を独り占めだ! と思っていたら同じこと考える人が何人も何人も・・・
日が昇ってきました。 いい天気になりそう。
日が昇ってきました。 いい天気になりそう。
ここでシカ。 日本のシカは英語でSika Deerというらしい。
ここでシカ。 日本のシカは英語でSika Deerというらしい。
名も無いヤクスギ。
名も無いヤクスギ。
新高塚小屋。 高塚より大きくてキレイ。 昨日ここまで来たかったんですが足が遅すぎました。
新高塚小屋。 高塚より大きくてキレイ。 昨日ここまで来たかったんですが足が遅すぎました。
7時過ぎに到着したときにはもう誰も居ませんでした。
7時過ぎに到着したときにはもう誰も居ませんでした。
デッキにはテントがたくさん脹れそう。
デッキにはテントがたくさん脹れそう。
朝ごはんを食べていたらシカディアーが寄って来た! 距離7メートル。 食べ物を与える人が居るようですね。
朝ごはんを食べていたらシカディアーが寄って来た! 距離7メートル。 食べ物を与える人が居るようですね。
縄文杉から淀川小屋まで道はよく整備されています。
縄文杉から淀川小屋まで道はよく整備されています。
こういう岩場がたまにありますが。
こういう岩場がたまにありますが。
第一展望台。 右が進路、写真真ん中のちょっと危ない岩を進むと・・・
第一展望台。 右が進路、写真真ん中のちょっと危ない岩を進むと・・・
どすーーん! 大展望。 右が宮之浦岳、左は?
どすーーん! 大展望。 右が宮之浦岳、左は?
左端が宮之浦岳、右奥が永田岳。
左端が宮之浦岳、右奥が永田岳。
第二展望台、ワイドで撮るスキルをゲット。
第二展望台、ワイドで撮るスキルをゲット。
森林限界を超えたようです。
森林限界を超えたようです。
永田岳にガスが、天気がもつだろうか。
永田岳にガスが、天気がもつだろうか。
坊主岩、よくわからないと思いますが、スゲーデケーです。
坊主岩、よくわからないと思いますが、スゲーデケーです。
こんな感じの道。
こんな感じの道。
整備された所も。
整備された所も。
低木のトンネルも。
低木のトンネルも。
開けた所も。
シカディアーの足跡!
シカディアーの足跡!
振り返って高塚方面。
振り返って高塚方面。
平石岩屋。
左がガスの中の宮之浦岳、右奥がガスりぎみの永田岳。
左がガスの中の宮之浦岳、右奥がガスりぎみの永田岳。
濡れたものを乾かすには丁度良さそう。
濡れたものを乾かすには丁度良さそう。
岩の上にマンジュウが乗っている!
岩の上にマンジュウが乗っている!
平石岩屋から一旦下ります。
平石岩屋から一旦下ります。
ササが覆いかぶさっていて道が良く見えません。
ササが覆いかぶさっていて道が良く見えません。
平石・・・・・・・・・・岩では?
平石・・・・・・・・・・岩では?
ちょっと登ってまた平石・・・・・
ちょっと登ってまた平石・・・・・
小川が流れています。
小川が流れています。
・・ん?
こんな高い所にもシカディアー!! 若いオスですね。
こんな高い所にもシカディアー!! 若いオスですね。
焼野の分岐点、まず永田岳へ向かいます。 地図ではここらに水場があるハズなんですがそこに至る道が見つかりませんでした。 水は確かにありそうな雰囲気だったのでヤブを漕ぐ必要があるのかも、当てにしないほうが良さそうです。
焼野の分岐点、まず永田岳へ向かいます。 地図ではここらに水場があるハズなんですがそこに至る道が見つかりませんでした。 水は確かにありそうな雰囲気だったのでヤブを漕ぐ必要があるのかも、当てにしないほうが良さそうです。
ここでテントを張るには快適そうな場所が、ご丁寧に石が五つ。
ここでテントを張るには快適そうな場所が、ご丁寧に石が五つ。
すぐそばにもテント脹れそうな広場。 おべんと広げるのも快適そうです。
すぐそばにもテント脹れそうな広場。 おべんと広げるのも快適そうです。
ガスが晴れた!
ガスッた・・・ ずっとこれの繰り返し。 着く頃には晴れているよ良いですが。
ガスッた・・・ ずっとこれの繰り返し。 着く頃には晴れているよ良いですが。
屋久島はカエルちゃんが多いです。
屋久島はカエルちゃんが多いです。
地図どおりに最後の水場、ただの小川ですが。
地図どおりに最後の水場、ただの小川ですが。
アタック開始。
今にも落ちそうな岩。
今にも落ちそうな岩。
これも落ちそう。
これも落ちそう。
岩にフタが付いている。
岩にフタが付いている。
来たか、、
このロープを登れば、、、
このロープを登れば、、、
頂上!! 誰も居ない!
頂上!! 誰も居ない!
頂上の岩は、
真ん中からパックりと。
真ん中からパックりと。
永田岳は4つのピークがあってこれは北東のピーク。
永田岳は4つのピークがあってこれは北東のピーク。
東の方はガスの中。
東の方はガスの中。
と思ったら晴れた!
と思ったら晴れた!
南を望む。
いつの間にか宮之浦岳のガスも晴れていました。
いつの間にか宮之浦岳のガスも晴れていました。
頂上から少し下ったところに足跡が、行って見よう!
頂上から少し下ったところに足跡が、行って見よう!
岩の上に靴が乗っています。
岩の上に靴が乗っています。
南西のピーク・・・・・・・・・・シカディアー!
南西のピーク・・・・・・・・・・シカディアー!
右の方の岩の上です。 こっちを見ているらしい。
右の方の岩の上です。 こっちを見ているらしい。
近づいている間に増えた!! さらに近づいたら聞いたこともない鳴き声を上げて逃げていきました。
近づいている間に増えた!! さらに近づいたら聞いたこともない鳴き声を上げて逃げていきました。
帰りましょう。
落ちそうな石、ダブルで。
落ちそうな石、ダブルで。
さようなら永田岳。 頂上と言っていたのは右から2番目のピーク。
さようなら永田岳。 頂上と言っていたのは右から2番目のピーク。
いよいよ宮之浦岳へアタック。
いよいよ宮之浦岳へアタック。
この辺にもよく見るとコケがたくさん。
この辺にもよく見るとコケがたくさん。
永田岳再び。
もう一息。
大きな岩だと思ったら意外と薄かった。
大きな岩だと思ったら意外と薄かった。
感動の登頂! やはり誰も居ない!
1
感動の登頂! やはり誰も居ない!
多分西の方、忘れた。
多分西の方、忘れた。
多分東の方はガス。
多分東の方はガス。
自分の中では永田岳でやりきった感を満喫しているのでさっさと下ります
自分の中では永田岳でやりきった感を満喫しているのでさっさと下ります
命名、マツボックリ岩、なぜ立っている、三つも。 真ん中の岩は高さ10メートル以上あります。
命名、マツボックリ岩、なぜ立っている、三つも。 真ん中の岩は高さ10メートル以上あります。
剥がれ落ちた岩。
剥がれ落ちた岩。
くりお岳、左は人の顔に見えなくもない。 栗夫?
くりお岳、左は人の顔に見えなくもない。 栗夫?
栗夫の体内は岩屋。
栗夫の体内は岩屋。
幼虫岩。
左から翁岳、安房岳、投石岳、黒味岳。 多分。
左から翁岳、安房岳、投石岳、黒味岳。 多分。
翁岳の頂上、右になんか乗っていますね
翁岳の頂上、右になんか乗っていますね
下のを一枚抜いたら落ちて来そう。
下のを一枚抜いたら落ちて来そう。
まさにザ・奇岩。 風で落ちてきたりしないのか、くっ付いてる?
まさにザ・奇岩。 風で落ちてきたりしないのか、くっ付いてる?
振り返って宮之浦岳方面。
振り返って宮之浦岳方面。
投石岳かもしれない。
投石岳かもしれない。
四角い岩、まさに豆腐岩、なぜか立入禁止。
四角い岩、まさに豆腐岩、なぜか立入禁止。
ガスがまた攻めて来ました。
ガスがまた攻めて来ました。
黒味岳。
遠くに見えるのは投石平でしょうか。
遠くに見えるのは投石平でしょうか。
デカい岩、一軒家ぐらいあります。
デカい岩、一軒家ぐらいあります。
そう、このデカい岩の下が投石岩屋。
そう、このデカい岩の下が投石岩屋。
投石平?
西を望む。
東を望む。
黒味岳分岐。
石塚小屋と淀川小屋の分岐。
石塚小屋と淀川小屋の分岐。
花之江河。
小花之江河。
淀川小屋へ向かう途中にある展望台。
淀川小屋へ向かう途中にある展望台。
うっすらと海が。
うっすらと海が。
18時45分に何とか淀川小屋に到着。 もう写真も撮れないくらい暗くなっていました。 鹿児島は日の入りが遅くて良かった。
18時45分に何とか淀川小屋に到着。 もう写真も撮れないくらい暗くなっていました。 鹿児島は日の入りが遅くて良かった。
翌朝、淀川小屋。
翌朝、淀川小屋。
すぐ目の前にテン場。
すぐ目の前にテン場。
トイレもすぐそば。
トイレもすぐそば。
淀川登山口までも良く整備されています。
淀川登山口までも良く整備されています。
淀川登山口。
トイレと携帯トイレ回収ボックス。
トイレと携帯トイレ回収ボックス。
しばらく歩いて川上杉。
しばらく歩いて川上杉。
紀元杉。
ヤクスギランド入口、大きな建物は休憩場兼売店の「森泉」、店員は皆タメ口です。
ヤクスギランド入口、大きな建物は休憩場兼売店の「森泉」、店員は皆タメ口です。
森泉の上に見えるのが太忠岳。 ピーナツの片方みたいなのが刺さっていますが、これが天柱石。
森泉の上に見えるのが太忠岳。 ピーナツの片方みたいなのが刺さっていますが、これが天柱石。
ヤクスギランド入口。
ヤクスギランド入口。
くぐりツガ。    ん?
くぐりツガ。    ん?
シカが寝てた! びっくりした!
シカが寝てた! びっくりした!
最初は完全に整備された道。
最初は完全に整備された道。
んだん歩きにくくなってきます。
んだん歩きにくくなってきます。
この橋を渡った後道を間違えていることに気づいて引き返します。
この橋を渡った後道を間違えていることに気づいて引き返します。
これを見落としました。
これを見落としました。
どんどん道が荒れていきます。
どんどん道が荒れていきます。
ひげ長老。
蛇紋杉(倒木)
天文の森
「ヤクスギ」この程度ではまだまだ若いらしい。
「ヤクスギ」この程度ではまだまだ若いらしい。
さっきの「ヤクスギ」よりデカイですが標識すらありません。 もしかして杉じゃない?
さっきの「ヤクスギ」よりデカイですが標識すらありません。 もしかして杉じゃない?
上の方。
巨大ツガ。 この向かいにあるのが多分最終水場。
巨大ツガ。 この向かいにあるのが多分最終水場。
写真では良くわからないと思いますけど急に巨大岩が現れます。 デカすぎて写真に納まりません。
写真では良くわからないと思いますけど急に巨大岩が現れます。 デカすぎて写真に納まりません。
4階建てのビルくらいある丸い岩。 これも名前すらありません。
4階建てのビルくらいある丸い岩。 これも名前すらありません。
4階建岩から巨石の連続です。 大マンジュウ岩。
4階建岩から巨石の連続です。 大マンジュウ岩。
大マンジュウ岩。
大マンジュウ岩。
真ん中からパックり岩。
真ん中からパックり岩。
急にガスって来ました。
急にガスって来ました。
急登から一転緩やかな道になったので頂上は近いはず。
急登から一転緩やかな道になったので頂上は近いはず。
岩のトンネルをくぐると頂上付近の巨石群の中へ
岩のトンネルをくぐると頂上付近の巨石群の中へ
ロープ。
イワイワ。
そして、、、
ピーナツの片方どーん!
ピーナツの片方どーん!
こんな所を登れと!?
こんな所を登れと!?
ピーナツのもう片方がステージになっていました。
ピーナツのもう片方がステージになっていました。
ピーナツの片方はウラから見るとアーティスティック。
ピーナツの片方はウラから見るとアーティスティック。
眺望はほぼゼロ。
1
眺望はほぼゼロ。
ピーナツの片方の周りは整備された庭のようにキレイでした。
ピーナツの片方の周りは整備された庭のようにキレイでした。
もう一回。
帰り道にシカディアー。 人からエサをもらっている様子はありませんがぜんぜん逃げる気配がありません。
帰り道にシカディアー。 人からエサをもらっている様子はありませんがぜんぜん逃げる気配がありません。
屋久島もこれが最後なので帰り道は何とか屋久島っぽい絵を探してみました。
屋久島もこれが最後なので帰り道は何とか屋久島っぽい絵を探してみました。
ヤクスギランド入口に戻りました。
ヤクスギランド入口に戻りました。
と思ったらラストシカディアー、「よぅ おつかれ」
と思ったらラストシカディアー、「よぅ おつかれ」
海楽園キャンプ場。
海楽園キャンプ場。
目の前が海。
宮之浦の街。
翌日、宮之浦川に掛かる橋の上から。 本当に名残おしい、今思えばもう一日か二日居る余裕はあったんですよね〜 お疲れ様でした。
翌日、宮之浦川に掛かる橋の上から。 本当に名残おしい、今思えばもう一日か二日居る余裕はあったんですよね〜 お疲れ様でした。

感想

行って来ました憧れの屋久島へ。 木がスゴい! コケがスゴい! 岩がスゴい! 虫が少ない! 期待が高すぎて裏切られるんじゃないかという心配もありましたが期待以上の場所でした。

鹿児島空港からその日の夕方にフェリーはいびすかすに乗ってフェリーで一泊。 翌朝にバスで山へという宿泊費が掛からずなおかつ翌朝から行動できるという貧乏人にうれしいプランを発見したのでそれで行きました。 飛行機や高速フェリーで行っても結局一泊するか午後からの行動になりますからね。 ただ誤算は宮之浦港付近に買い物できる場所がないこと。 結局屋久島センターというみやげ物店でカップ麺のカロリーメイトを調達しました。 おにぎりやお弁当が欲しい場合は4時から受け取れる弁当店や民宿にお願いするしかないらしい。

バスで白谷雲水峡へ行く途中にはヤクシカやヤクザルが見られました。 帰りのバスでも見られたのでかなりの高確率で遭遇できそうです。 白谷雲水峡へはいるとまあ次から次へと木だのシカだのが出てきて全く飽きることがありません。 あっという間に太鼓岩への分岐に到着。 そこから10分の急登の後は大絶景、、のはず。 ガスが出て遠くが見えない、しかしそれでも絶景には違いありません。

トロッコ道と合流した後はひたすら平坦な木道。 木道は狭くすれ違うことも出来ませんが、他の人と時間がずれているため前を歩いている人はゼロ。 また登りなので反対から来る人々はみんな避けてくれます。 これがもし逆だったらと思うと淀川側から宮之浦岳に登ってからこちらに降りてくることはちょっと考えないといけないですね。

大株歩道入口からは山登り、でも道はキチンと整備されています。 ここでのすれ違いはちょっと大変。 まあ登りなので基本よけてくれます。 ここは混雑する時期にはすれ違いで大変なことになってるんでしょうねぇ。 ウィルソン株あたりで最後のグループとすれ違ったのであとは完全に一人旅、縄文杉まで誰とも会いませんでした。 ウィルソン株も大王杉も全部独り占め。 縄文杉は小屋が近いため独り占めとは行きませんでした。 翌日の朝も縄文杉近くの水場に行ったついでに独り占めしようとしましたが結構な混雑。 写真を撮ってとっとと次に進みました。

二日目はとても暑く、特に森林限界を超えてからはどんどん汗が出てきて大変でした。 宮之浦岳の手前の水場が見当たらないので永田岳の手前の水場まで4時間補給無しで来たためもうギリギリ。 永田岳の水場もほんとただの小さい川という感じだったのですが躊躇することもなくガブガブ飲んでいました。

永田岳に上ってその後宮之浦岳へ。 雨の多い屋久島、それも夏の時期のこの時間にこれだけの眺望があれば当りの日だと思って良いんでしょうね。 宮之浦岳・永田岳・翁岳・安房岳・投石岳・黒味岳、たまにガスに隠れながらも全部見えました。 奇岩もたくさん見られました。 ただ心残りは豆腐岩を見ていないこと。 次に来たときに黒味岳に登って見てこよう。 もし可能なら高盤岳にも。

三日目は山を下りてヤクスギランドを目指します。 淀川登山口まではすぐ。 そこから紀元杉までもわりとすぐ。 でもそこからが長くフェリー乗り場でもらった紙によるとコースタイム2時間以上。 始発のバスが来るまで3時間以上なので気長に歩いていたら車が止まって「乗っていきませんか?」と嬉しい言葉が。 あっという間にヤクスギランドに到着島した。 ありがとう親切な人!!

ヤクスギランド入口にはまだ人が居ないので協力金300円を投入して出発。 するとすぐに寝ているシカを見つけてビビる。 観光客から何かもらって生きているのかも知れません。 太忠岳への道は他と違って整備されていないので少々時間が掛かります。 特に最後の水場を越えてからは急登が続き、上に行くほど岩も多くなってロープがあるところが増えてきます。 途中からは雨も降ってきていよいよ大変になってきました。 最後のロープを登るとピーナツの片方の下に横たわるピーナツのもう片方の上に出て、多分それでフィニッシュ。 ピーナツのデカさに圧倒されて見えない眺望を眺めたらとっとと下山です。

長いようで短い3日間も終わり、本当に来て良かった。 まだ見たい場所もあるのでまたきっと帰ってくると思います。 その時はもっと体を鍛えて。 お疲れ様でした。


反省点
・パンツは毎日履き替えよう
・USBとコンセントを繋ぐヤツは何時も持ち歩こう

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2753人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら