蝶ヶ岳
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- GPS
- 16:28
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 2,182m
- 下り
- 2,176m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:15
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 11:12
天候 | 初日吹雪、2日目晴れて暴風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
雪が降る中の到着だったが、下山すると溶けてきれいさっぱり。 沢渡からは前日に予約していたアルピコタクシーで釜トンネル入口まで、3240円。 帰りは大正池ホテル前にて電話すること! |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地までは人も多く入っているので問題なし。 釜トンネル内はヘッドライト必須だが、上高地トンネルは照明が点いてるので不要。 上高地から明神まではトレースあり。当日は日帰りハイクパーティとすれ違う。 明神から徳沢、横尾までは一部トレースが途切れるも前日に横尾まで行ったおじちゃんの足跡あり、目立った凍結はなし。 全体的に雪が降り強風だったが、脛ラッセル程度。帰りは足跡ばっちりで問題なし。 横尾から蝶ヶ岳までの樹林帯は同じく横尾で泊まった先行者のお兄さんのおかげで2255mまではラッセルを拝借。それから稜線までは交代しながら膝ラッセル。ワカン必須。 稜線は暴風30m前後。時折耐風姿勢を強いられるが、広めの稜線なので視界が良好であれば難しくはない。雪は飛ばされていて少し凍結。アイゼンがベスト。 |
その他周辺情報 | さわんど第2駐車場前のライダーハウスともしびにて日帰り入浴300円。 お湯は45度で激アツい。言えば水を入れてくれる。シャワーヘッドは1箇所のみ。 でもタオルは1枚使えるので高尾に比べればコスパ最高! |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
キャップ
ニット帽
バラクラバ
下着
靴下
インナー
Tシャツ
中間着
インサレーション
ハードシェル
雨具
タイツ
ロングパンツ
腹巻き
着替え
ヘルメット
ゴーグル
ゲイター
冬用登山靴
グローブ
アイゼン(12本)
ワカン
バックパック
サコッシュ
アタックザック
ピッケル
ストック
ヘッドランプ
地図
コンパス
スタッフサック
バンジーコード
ポールストラップ
火器類&燃料(ガス・固形・アルコール)
クッカー
カトラリー
テーブル
食料
行動食
飲料
魔法瓶
ウォーターボトル
テント・シェルター
ペグ&ミニカラビナ
グランドシート
マット
シュラフ
シュラフカバー
テントシューズ
ランタン
シャベル
眼鏡
腕時計
バッテリー
充電ケーブル
カメラ&電池
爪切り
歯ブラシ
てぬぐい
トイレットペーパー
温度計
常備薬
ヒーター
ファーストエイドキット
ココヘリ
保険証
ソーイングセット
|
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備考 | 避難小屋泊だったのでテント含め余計な荷物が多かったけど、小屋でテント張るのも楽しい!ワカンとアイゼン両方必須!水は小屋前に豊富なので感謝! |
感想
この三連休はどこも暴風予報。
土日は晴れるようなので、初めての冬の上高地を楽しみつつ、様子を見ながら蝶ヶ岳へアタックすることに。
金曜未明に都内を出発し、松本に着いたあたりからうっすら雪が。沢渡に着く頃には軽く吹雪いてきたが、予定通り予約していたアルピコタクシーで釜トンネル入口へ。
先行者数名をトンネル内で追い越し、上高地に到着。
吹雪も止む気配なく、他の先行者数名がバスターミナル軒下で準備をしていた。
小梨平の先で明日蝶ヶ岳に行きますという2人組に追い付くも、その先下山まで見かけず。撤退かな?
明神でワカンを装着、相棒は初体験。
そのまま横尾までは履きっぱなしでOK。一部トレースが残ってるものの、全体的には脛ラッセル。
徳沢で長塀尾根ではなく、横尾から登ることを決め、先を目指す。
無事冬景色の横尾に到着し、避難小屋内に設営。
水も豊富だし快適だった。
暗くなる頃には風は止み、星もきれいに見えた。
電波は圏外、徳沢までと、蝶ヶ岳に向かう樹林帯を抜けたあたりからはdocomoの電波あり。
翌日は3時頃に準備を始め、出発。
ほとんど蝶ヶ岳方面だが、数名は屏風など、橋を渡っていく。
しばらくして先行していたお兄さんに追い付き、2255mでラッセル交代。
トレースはないが、テープは探せばあるので、みんなで教え合い進んでいく。
樹林帯を一回抜けたあたりで槍穂の稜線を確認!最高!
電波も復活したので、欲しかった山と道のメリノパンツを購入。サイズあってよかった。
もう少し進むと森林限界となるので、ワカンをデポ。
樹林帯でも時折強い風を受けていたので稜線はクラストを予想し、アイゼンを持っていく。
吹き飛ばされたのか思いの外稜線の雪は少なかったが一部凍結もしていたのでアイゼンをここで装着。
お兄さんは先に蝶槍を目指すも三角点で引き返した模様。我々は先に蝶ヶ岳のピークを踏み、続いて蝶槍も。暴風の中、幸いにも天気はよかったので視界良好。周辺の山々も見えて最高!
下山時はシリセードを駆使し、4時間かけて登った道を1時間で下る。なかなか楽しめた。
前日と異なり多くの人で賑わいを見せる上高地を横目に、アルピコタクシーのおじちゃんに言われたタイムリミットを意識し、先を急ぐ。結果大正池から30分で釜トンネル入口まで戻れた。通常で50分、早い人で40分、30分は異常だよと笑ってた運転手の酒本さんはまた乗りたいと思える人柄。
2人以上ならバスよりタクシーが絶対オススメ!要事前予約。
下山後は駐車場近くのともしびで300円入浴。
アッツアツのお風呂もまた最高でした。
また訪れたい冬の上高地。もちろんアルピコタクシー酒本さんで!
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