★星空の白雲小屋story★〜高原温泉−緑岳−忠別沼−白雲岳−赤岳−銀泉台〜
- GPS
- 13:28
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 1,732m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
大雪高原温泉(7:05)→第一花畑(7:40)→緑岳(9:10)→板垣分岐(9:30)→白雲岳避難小屋(9:55←宿泊手続き等→10:40)→高根ヶ原分岐(11:25)→忠別沼(12:45←昼食→13:25)→高根ヶ原分岐(15:00)→白雲岳避難小屋(16:10)
<2日目>
白雲岳避難小屋(8:20)→白雲分岐(9:00)→白雲岳(9:30)→白雲分岐(10:30)→小泉分岐(10:45)→赤岳(11:05←散策→11:30)→第三雪渓(12:20)→駒草平(12:40)→第一花園(13:05)→銀泉台(13:35)
天候 | 9/22 晴れ 9/23 曇り一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
道道銀泉台線、町道高原温泉線の紅葉期の車両交通規制に伴い、 大雪レイクサイト臨時駐車場に車を止め、大雪高原温泉までシャトルバスを利用。 シャトルバスは30分間隔で運行。運賃は片道400円。 駐車場維持清掃協力金が200円。 詳細は上川町ホームページ参照。 http://www.town.kamikawa.hokkaido.jp/web3/PD_Cont.nsf/0/3CB621853B40DF2D49257A54008399BA?OpenDocument <帰り> 道道銀泉台線、町道高原温泉線の紅葉期の車両交通規制に伴い、 銀泉台から大雪レイクサイト臨時駐車までシャトルバスを利用。 シャトルバスは30分間隔で運行。運賃は片道400円。 詳細は上川町ホームページ参照。 http://www.town.kamikawa.hokkaido.jp/web3/PD_Cont.nsf/0/3CB621853B40DF2D49257A54008399BA?OpenDocument |
コース状況/ 危険箇所等 |
<大雪高原温泉−白雲小屋> コース前半は階段道で第一花畑まで一気に標高を上げます。その後は緑岳手前まで緩やかな登りが続きます。1ヶ所ロープ場がありますが、使わなくても登れます。緑岳への登りは巨岩帯で時折ナキウサギが顔を出してくれます。板垣新道の雪渓がかなり融け落ちて雪洞のようになっています。例年のように雪渓上は歩けませんのでピンクテープに従って巻いて進みます。 <白雲岳避難小屋> 管理人常駐の山小屋で一泊1,000円です。二階建てで階段を使って上下します。二階は窓も多く明るく綺麗で快適です。水場は近くに湧水があり、まだ涸れていませんでした。最悪の場合板垣新道の雪渓から水が取れます。水汲み用のペットボトルも借りられます(数に制限あり)。ルールとして消灯20時が定められています。屋外にテーブルが3つほど用意されているので、晴れた日は外で食事というのも良いです。バイオトイレは清潔に保たれています。本年の営業は9月25日までで以降は避難小屋として開放されます。 <白雲小屋−高根ヶ原−忠別沼> 一昨年ぐらいにペンキのルート表示をしてくれたので、とてもわかりやすくなりました。平坦な登山道でどちら向きに歩いても所要時間は大差ありません。熊の出没地帯で、今回は平ヶ岳近くのハイマツと低木に囲まれた空間で、すごい数の熊の掘り返しが見られました。たまに獣臭もしますので鈴や笛で警戒して下さい。忠別岳避難小屋の雪渓が涸れて水が取れないとの情報も縦走者の方から得ました。 <白雲岳−赤岳−銀泉台> 紅葉期間中は人が多いため擦れ違うシーンも多く、思いの他、時間が取られてしまうので余裕を持って計画されることをお勧めします。銀泉台から第一花園までは登山者と一般観光客が入り交じっているので配慮が必要かもしれません。途中の林道は登山道を用いてをショートカットすることもできます。詳しくはGPSログを見て下さい。 |
写真
感想
先月ヌプントムラウシからトムラウシ温泉短縮路へと縦走した時のメンバーが再集結。
*トムラの記事→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-215757.html
というか話の流れをそれとなくそう持って行ってしまったというか。
そんな感じでしたがみんな楽しめましたかー?僕はメチャ楽しかった。
金曜日帰宅後に2時間ほど仮眠し、千歳の道の駅でshizuをピックアップして2:22出発。
いつものように岩見沢ICから上川層雲峡ICまでは高速を利用(ETC休日割1500円)。
5:20大雪防災センターに立ち寄り朝食&トイレ。ここで車中泊(中にはテン泊も!)してる人も多い。
そこからレイクサイト臨時駐車場までは5kmほど。駐車場は一番手前の舗装された部分は満車で、奥に案内される。5:52到着。
高原温泉行きの始発(6:30)に乗るはずのsuzuを見つけることが出来ないが、まあどっかで会うだろう。
そう思ってバスに乗り込んだら既にそこにいた。
バスに30分ほど揺られると高原温泉に到着。
登山者名簿に記入して(というかsuzuにしてもらって)7時過ぎに出発!
さっきまでの深いガスが綺麗に晴れて、気持ちよい青空の下のスタートとなる。
緑岳への最初の登りはかなりの急。
今回テントは持たないが、その分飲み物&食べ物を増やして1泊にも関わらずザックの重量は19.5kg(+カメラ機材約3kg)。
ウォーミングアップなしのいきなりの急登がキツい。早くも汗ダラダラ・・・。
第二花畑を過ぎると先月登ったトムラウシの頭が見えて、shizuは「私たちのトムラウシ!」などとハイテンション。
まあこの天気なら誰でもハイテンションになるわな・・・。
山頂近くの岩場では一生懸命登っているにも関わらず他の二人についていけない・・・。
自分のパワー不足を感じた瞬間(とき)・・・。
時おりナッキーの声が聞こえるが、律速段階である僕がナッキー探しに時間を使ってはいられない。
そんなわけだが案外あっけなく緑岳山頂に着いた。
shizuは早速suzuとのツーショット写真でテンション上がりまくり。
その嬉しい気持ち、よくわかるよ・・・。
そこからは本日の宿泊地、白雲小屋を目指す。
途中の板垣新道の雪渓には見事なスノーブリッジが出来ていた。
朝早いためまだガラガラの小屋の2階に寝床をキープして要らない荷物をデポ。
そこから高根ヶ原を通って忠別沼ピストンが今日の予定。
このコース、アップダウンはさほどないものの、長い。
そしてほとんどが石がゴロゴロしてる道で歩き難い。
この石ゴロゴロはジャブのように脚にダメージを与え、徐々に股関節が痛くなってくる。
しかも寝不足で元気が出ない。足が上がらず何度も石につまづく。
途中かなりキツ獣臭がするものの熊の姿は見えず。人にもほとんど会わない。
出発してから何も食べてないのでエネルギーもすっかり切れてヘロヘロ。
それでも何とか忠別沼に辿りついて、やっと食料にありつけた。
休憩時間にはshizuの撮影会タイムも。
トムラウシの時は初対面ということもあって猫をかぶっていた感があるが、今回はすっかり地を出して馴染んでいる。
その後はまた長い道のりを引き返すわけだが、来る時以上に疲労困憊。
何とか眠ることなく足を出してるような状況。あ〜、疲れた〜。
小屋に戻ると小屋の中もテン場もいっぱい。大盛況だ。suzuもびっくりの混み具合。おかげで小屋の中は暖かい(暑い)。
食事時間にはみんな湯を沸かすから、熱気ムンムン。外から来るとあっという間にカメラのレンズが曇ってしまう。
今回は飲み食いメインということで(自分としては)豪華な食事と、
保冷バックに入れて担いできたカルアミルクのおかげで楽しい語らいの時間が過ごせた。
最後はやや気持ち悪くなったが・・・(アルコールには弱い)。
寝不足なこともあって一人で先に寝てしまった・・・。
夜遅くに激しい雨の音で目が覚める。目は覚めるが起きはしない。
「テン泊の人たち寒いだろうなぁ」なんて意識朦朧としながら考えてまた寝る。
suzuが3時前くらいに起きて準備して外に出て行った。星空を撮りに行ったのだ。
前回のトムラウシの時も星が綺麗だったらしいが、寒くて外に出る気がしなかった。
しかし今度こそは!と僕も起きてしっかり着込んで外に出た。そこに広がっていたのは満天の星空だった・・・!
雨が降ったおかげで空気が澄み切り、しかも雲はどっかに行ってしまったという、最高の星空条件!
いやもう、こんな星を見れただけでも、今日ここに来た甲斐があったってもんだ!!!
しばし星空を楽しんだあとはまた少し寝て、今度は夜明けを堪能。
2日目は白雲に登って降りるだけなんで、朝もの〜んびりとしてる。
お茶してごはんしてダラダラして、すっかりみんな出かけた後で支度。
掃除をすませて8:20出発。夜中の星空とは打って変わって雲の多い空の下のスタート。
僕にとって初めての白雲岳は面白い山だった。
下から見てもわからないが、白雲平と言われるドーム状の地形が面白かった。こんな所に広場があるんだ〜、ってちょっと感動。
そこからナッキーの鳴く岩場を登ると山頂。山頂からの眺めもよくて、次からここは素通り出来ないと思った。
白雲を降りたあとはどこがピークかはっきりしない小泉岳を踏んだあと赤岳に。
赤岳山頂はカラフルな人たちでごったがえしてる。山に登る人ってこんなに多いの?って感じ。
赤岳山頂と言えばさほど面白くないイメージだったが、suzuの勧めで岩に登ったり、先端まで行ったりしたらすごく楽しかった。
そのsuzuは三角点を探して遠くまで足を延ばしていた。
ピークは混雑してるから少し降りたところでランチタイムとした。
ここでもまたshizuとsuzuのツーショット撮影会。shizuは甘ったるい声でsuzuとのツーショットをネダり、満面の笑み。
「yah、アンタも撮ってやっか?」と言うから撮ってもらうが、爆笑するだけでなかなかシャッターを押してくれず。
2度目の山行にしてshizuの二人に対する態度の温度差がハッキリしてきた。
そこからついに雨も落ちてきたこともあり、足早に降りていく。
今年の紅葉はあまりにショボいが、それでも一部分だけいい色になった所の写真を撮っておく。
そして銀泉台に下山。シャトルバスに40分揺られて駐車場へ。
バスの中では上川高校の男の子がボランティアガイドをしてくれていた。
その後層雲峡に移動し、いつもの「黒岳の湯」で疲れを癒し、さらに今回は「層雲峡ビジターセンター」にも立ち寄り、
黒岳ロープウェイ駅にも立ち寄り、そうこうしてる間にいい時間になったから「登山軒」でラーメンを食べた。
最後は層雲峡駐車場でsuzuとの別れを惜しむshizuがsuzuの出発を見送り、その後は僕のクルマに乗って帰路に着く。
「あ〜あ、suzuのクルマで帰りたかった」、などと僕のクルマの助手席で言う女。
「suzuが私のために(←勘違い)エゾノツガザクラの花を探してくれて、萌えたわぁ〜♪」
「俺だって一生懸命探したよ!」
「あら、そう?」
そういう気を遣わない物言いは好きだが、次に僕のクルマに乗る機会は恐らくないだろう。
***
動画も撮って来たのでお楽しみ下さい。
ナキウサギしゃん食事中 〜白雲岳の岩場にて〜
ホシガラスさんも食事中 〜コマクサ平にて〜
一日目は非常に眠くて、二日目は雨に降られるという...あまり良いコンディションではなかったけど、多くの動物達に会えました。他にも6月末の白雲岳避難小屋でお会いした男性に再び会えたり、念願の赤岳三角点の場所も分かったし、中々、面白い山行になりました。
ただ、今回、再び二人と同行してみた個人的な感想としては、賑やかで楽しくはあるけれども、単独で気兼ねなく自分のペースで静かに歩いているほうが私の性に合ってるかなぁという気に改めてなりました。
やっとこ…というか、今さら?!ヤマレコ登録しましたー
でも使い方がまったくの意味プーなので
これから色々勉強します
たくさん拍手つけちゃいました。あと会社の同僚もつけてくれたよ
殿方達、山行お疲れ様でした☆
ソロで登るのも楽しいけれど
仲間と登るのも楽しさが倍増するね。
私が、こんなに楽しくて充実した山行だったのは
つかちゃんとヤーさんが居てくれたからだと思う。
他の誰でも無い、この二人だからなんだよ
一緒に登るのはたった2回目だけど
すごく居心地が良くて
悪い意味で気を遣わなくて、私超人見知り気あるけど、めちゃくちゃ話やすくて。
ついついテンションUPでうるさかったと思うけど…
ごめんなさいね
秋登山まだまだこれからだぜ!
とりあえず今週は天気よくないみたいだし、おとなしく
来年の山行計画でもたてます。。←いやいや、それは早過ぎだろうよw
早速メンバーに入れておいたから、記事の中に感想書いたり出来るよ!
俺も普段は一人のんびりってのが多いけど、このメンバーなら一緒に登った方が楽しいと思った。
なんというかメンバーのバランスがいいよね。
しずこりんのおかげですごく和むし、
しずこりんのハイテンションに引っ張られて元気が出るし。
それにいっぱい写真撮らせてくれるから好き。
和気あいあいだけど、ただ緩いだけでもない。
辛い歩きもあるけど、楽しい。
そんなバランスのよい山行が出来るメンバーだよね。
また行こうね。
PS:訂正していいよ。
「悪い意味で気を遣わない」→「いい意味で気を遣わない」
良い意味で気をつかわない、か。
ホント私、文才ないよね爆
そんな文才のない私が
一丁前に、感想レポ書いてみました
かなりの長文だから
時間あるときに暇つぶし程度に
チェックしてみてくんろ〜
ちなみに、全体公開にはしてませんぜ
自虐的に「悪い意味で〜」って言ったんだと思って、『そんなことないよ!』という意味で訂正したんだよ。
感想はすぐに読ませてもらったよーん。
ポロピナイで独り黄昏ながら・・・(←ケータイからね)
(今はもう自宅)
予報では土日だけ雨だよねぇ・・・。
まだ数日あるから、いい方に変わることを祈ってるよ!!
兄に対しては何も遠慮せずにワガママ言っていいよ。
(俺も言わせてもらうけど)
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