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記録ID: 230886
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

残雪の谷川岳(茂倉新道)【過去の記録をUP】

2012年06月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:46
距離
12.1km
登り
940m
下り
1,666m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

天神平(08:37)→熊木沢避難小屋(09:14)→肩の小屋(10:14)→トマの耳(10:18)→茂倉岳(11:47)→矢場ノ頭(12:45)→土樽駅(14:37)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天神平
登山客は数人と天神平を散策すると思われる人が2人と閑散としている。
2012年06月15日 08:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
6/15 8:37
天神平
登山客は数人と天神平を散策すると思われる人が2人と閑散としている。
最初はガスっていたが、ガスが切れ、谷川岳が現れた。非常にクリアーで綺麗だった。トマとオキが良く見える。
2012年06月15日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 8:50
最初はガスっていたが、ガスが切れ、谷川岳が現れた。非常にクリアーで綺麗だった。トマとオキが良く見える。
白毛門方面は雲海であった。
2012年06月15日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 8:55
白毛門方面は雲海であった。
万太郎方面も一面の雲海である。
2012年06月15日 08:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 8:58
万太郎方面も一面の雲海である。
完全に雲が切れ、クリアーになった。
2012年06月15日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 9:08
完全に雲が切れ、クリアーになった。
熊木沢避難小屋
2012年06月15日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 9:14
熊木沢避難小屋
オジカ沢の頭〜万太郎山の稜線。左の木が紅葉していれば結構良い写真か?
2012年06月15日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 9:27
オジカ沢の頭〜万太郎山の稜線。左の木が紅葉していれば結構良い写真か?
山頂直下の雪田。降りてくる人が見える。この雪田を降りる気にはならない。
2012年06月15日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 9:40
山頂直下の雪田。降りてくる人が見える。この雪田を降りる気にはならない。
2012年06月15日 09:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 9:44
雪田直下に来た。キックステップでゆっくり登る。
2012年06月15日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 10:02
雪田直下に来た。キックステップでゆっくり登る。
雪田途中から稜線を望む。
2012年06月15日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 10:08
雪田途中から稜線を望む。
肩の小屋
2012年06月15日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 10:14
肩の小屋
トマの耳
2012年06月15日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 10:18
トマの耳
2012年06月15日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 11:37
茂倉岳
2012年06月15日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 11:47
茂倉岳
茂倉岳から稜線を振り返る。
2012年06月15日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 11:50
茂倉岳から稜線を振り返る。
茂倉岳避難小屋が見えた
2012年06月15日 11:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 11:51
茂倉岳避難小屋が見えた
矢場ノ頭
2012年06月15日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 12:45
矢場ノ頭
矢場ノ頭から振り返る。
2012年06月15日 12:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 12:45
矢場ノ頭から振り返る。
土樽駅
2012年06月15日 14:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 14:37
土樽駅
撮影機器:

感想

 今週は平日休みで天気が良いことから、山に行く予定と立てていた。梅雨時期で日も長いことから、谷川の馬蹄形縦走をやろうと思っていた。馬蹄形縦走は山を始めた頃からやってみたいと思っていたルートではあるが、土曜日に子供の行事があることから、断念、日帰りで天神尾根〜土樽のルートとした。谷川岳は冬、残雪期は難易度が高く、自分には難しいと思われるので春山の今時期が良い。西黒尾根も良いかと思ったが、一の倉岳〜茂倉岳間の雪田を歩きたいので、時間的に難しいと思い、本ルートとした。
 
 平日なのでロープウエイの運行時間が8時からであるが、なんせ群馬県なので3時起床の3:30に出発した。ガソリン4000円分入れ、横浜新道から第3京浜、環八、関越と車を走らせた。苗場にスキーに行くときは16号から圏央道で行くことが早いと思っていたが、環八周りの方が断然早かった。結局、駐車場には6:30に着いた。途中で買った朝食用のおにぎりを食べてゆっくりした。7:30位から準備をしてロープウエイ乗り場に向かった。登山客は数人で閑散としていた。平日なので仕方が無いか。

 ロープウェイを降りて歩き始める。最初はガスっていたが、ガスが切れ、谷川岳が現れた。非常にクリアーで綺麗だった。トマとオキが良く見える。白毛門、万太郎も雲海であった。

 しばらく歩き、熊木沢避難小屋に到着する。ここには何度も来ているが、こんなに早く着くかと思うくらい早くついた。

 山頂直下には恒例の雪田がある。キックステップでゆっくりと登る。そして肩の小屋に到着。単独の若い女子がいたので軽く会釈をし、そのまま山頂に向かう。

 2時間掛からずに山頂に着いた。こんなに近かったか?最近走っているので快調に歩けた。山頂で写真を撮ると肩の小屋で挨拶をした単独女子が「写真を撮って欲しい」と言われたので写真を撮ってあげた。自分はロープウエイ始発で登ってきて、誰にも抜かれていないので彼女は恐らく西黒尾根から登って来たことは間違いないが「どこから登ったのか」と訪ねるとやはり「西黒尾根から登った」と言っていた。少し話しをしてから、お互い「一緒に歩きましょう」と言うことも無く、今まで一緒に歩いて来たかのごとく、一緒に歩き出した。

 オキの耳で写真を撮ってあげて、また一緒に歩いた。彼女は埼玉県から車で来たとのことで、ロープウエイ乗り場に車を置いて西黒尾根を登ってきたとのこと。若い単独女子の割には「なかなかやるな」と思った。
 
 今までの山行や今年のGW山行、今夏の予定など色々話しながら歩いた。彼女の本日の予定は一の倉まで歩いて、そこから引き返し、ロープウエイを利用せず、田尻尾根を降りるとのことであった。また、今夏は槍をやるとのことで、双六から西鎌尾根を通り、槍にいくとのことで自分を同じルートであった。季節は花の季節で7月上旬とのことであった。
 
 一の倉手前の急登に差し掛かるとお互い無口になり、無心に登った。かなりの急登なので話しながらは無理である。一の倉に着くとお互い小休止となった。自分は行動食のソイジョイを食べ、彼女はリゾットを作り始めた。そう言えば最近自分の昼食は火気を使用せず、行動食ばかり食べていると思った。以前は結構ラーメンとか食べていたが・・・。のんびりと話しをして、今後の時間を調べると、そろそろ出発しないと3:21の電車に乗れないかもしれないと思った。過去の記憶だと、これから歩く茂倉新道は、CT通り歩けなかった様な気がしたためだ。このまま彼女と同じく戻っても良いかと思ったが、予定通り茂倉新道を降りることにした。

 自分も彼女も歩いてみたいと話した「馬蹄形縦走」を挨拶とし「また馬蹄形で」と言葉をかわして別れた。「また・・」なんてことは絶対に無いのに不思議な感覚だった。

 一の倉を降りると直ぐに雪田となった。雪田を渡り切り、茂倉岳の登りとなり、振り返ると一の倉が見えた。

 茂倉岳を過ぎると茂倉岳避難小屋が見えた。避難小屋でトイレを借用し、水場で水を補給しようとしたが、雪渓があり水場まで行けなかった。仕方がないので、雪渓から流れる水を汲んだ。上部には避難小屋のトイレがあるのでヤバイかもしれないと思ったが、垂れ流しトイレではないので「まぁ良いか」と思った。時間が無いので直ぐに下る。これからあの茂倉新道を下る。

 一気に茂倉新道を下る。矢場ノ頭を過ぎ、土樽の駐車場に到着する。予定より1時間も早く土樽駅に着いた。駅には山菜を採りに来た老婆とその息子の嫁と思われる人達を談笑した。もう30年と採りにきているそうだ。最近はだいぶ少なくなってきたとのことであった。私にどこから来たのかと訪ねられたので土合から山を抜けて来たと話すとびっくりしていた。

 予定通り15:21の電車に乗り、土合に向かい、車を回収して帰路に着いた。

【まとめ】
 平日と言うことで非常に静かな山歩きが出来た。谷川岳ははやり残雪があるこの季節である。5月では残雪が多く、ちょっと厳しいので、5月下旬から6月上旬となる。日も長いので縦走にはもってこいと思う。
 
 最近走っているので、天神尾根は全く問題無く歩けた。さすがに茂倉新道は最後に膝が笑ったが・・・。
 
 今回は色々な人と出会った。肩の小屋で合った単独女性の彼女。土樽駅で合った老母とその娘。色々な話しが出来ておもしろかった。次回はいい加減ロープウエイを利用せず、西黒尾根を上がろうと思う。CT6時間45分、実働7時間。

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