立山から薬師岳【過去レコ】〜恐怖の2段下り&熊さんに出会った!、もういいです…!
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,207m
- 下り
- 3,283m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:25
天候 | 8月25日(土)晴れ後ガス 8月26日(日)晴れ後ガス 8月27日(月)晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り、折立からバス。有峰口から富山地鉄。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
越中沢岳からスゴの頭、スゴ乗越への2段下り、恐怖です!。あの道、もう2度と歩きたくありません。もっとも、そういう道が大好きな方もいらっしゃると思いますが…。 あとは北薬師岳のあたりの岩ゴロゴロの道が…。 鬼岳の雪渓はだいぶ溶けたのでしょうか、大したことありませんでした。 |
写真
感想
8月25日(土)
前日の夜行バスで富山に入りました。早朝の電車、ケーブル、バスと乗りついで室堂に。週末だけど、シーズンも終盤なのか比較的スムーズに入れました。それでも、室堂辺りはスゴイ人です。山小屋あたりであった人も、なぜか富山の人が多かったんですが、どうも、アルペンルートの富山県民割引の日だったみたいです。
それでも一の越への道を外れるとぐっと人が少なくなります。さらに縦走路に入るとガクンと…。
途中の鬼岳のあたり、雪渓のトラバースがヤバいと聞いていたんですが、この時期、雪渓も小さくなっていたせいか問題ありません。
最後、ザラ峠からの急坂を登っていくと別天地、五色ヶ原。ただ、もう午後なので雲が多くって眺めはナシ。明日に期待です。
山小屋にはなんと風呂が…。石鹸とかはないけれど、お湯を浴びるだけで十分です。夕方には立山の方も見えてきました。
8月26日(日)
気持ちのいい朝、広大な五色ヶ原を登っていくと鳶山、次のピークは越中沢岳ですが、その先薬師岳との間には、山が見えません。そう、その間にはブラックホールが…。越中沢岳から見ると遥か下の方にピークとそれを越える踏み跡、ナナなんと、さらにそのずっと下に細く伸びる道が…。なんと2段下り!。
ひたすら下って登り返してスゴの頭、これでやっと半分、さらに奈落の底への下り、それも岩だらけの決していい道じゃ〜ないんです。スゴ乗越の小屋まではさらにひたすら登り返します。
これは縦走とか尾根歩きとかの類じゃ〜ありませんね。
その先も薬師岳にかけて、ひたすら登りが続きます。…といっても、比較的緩やかな登りなのですが、とにかく長い!。おまけに最後の方は岩の上を飛んで歩くような道でやっと北薬師、その先も薬師岳までは岩の尾根です。
薬師岳からの下り、砂礫の尾根のなんと歩きやすいことと言ったら…。でも、あれだけいい天気だったのに、ついに雨が…。
薬師岳山荘は新築なのでしょうか、とってもキレイ。でも、食事とか覚えてないぞ!
8月27日(月)
今日は下るだけでした。太郎平から折立に下っていくのですが、たくさんの人が下っていきます。三角点の少し手前の草原のあたり、数人の団体のかなり後ろを歩いていたときのことです。
団体が通った後の道を何かが横切ります。10mくらい先か?。黒いです。中型の犬くらいの大きさです。
「も、もしかして、あれ、く、くま!?」
熊以外の動物、思いつきません。でも、「熊」のイメージからはずいぶん小さい!
「あれくらいだったらやっつけられるゾ!どうだかかってこい!」
…と一瞬思ったけど、冷静になると考えが変わりました。
「小熊?、…ということは親が近くに…!」
熊は、一瞬キョロキョロしましたが、反対側の薮の中に入っていきました。ずっと奥の方でガサガサするまで待ってから、足早に通り過ぎました。
無事下山して、途中で顔見知りになった登山者に話すと、その方も熊に合ったとか…、それも、もっとデッカイのがノソノソ登山道を登ってきたとか…。場所も別の所です。それで、ちょっと引き返してやり過ごしたとか…。
ジジイがあの時あったのは小熊で、もう、だいぶ大きくなったので、親とはかなり離れて行動しているみたいですね。あのあたり、フツーに熊がいるみたいですね。
…ということで、五色ヶ原から薬師、なかなかキツいコース、おまけに熊まで…って…。「また行きたいか」って言われたら、部分的にはともかく、「?」です。
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