松尾山〜嵐山〜烏ヶ岳〜西芳寺谷林道〜沓掛山〜大枝山〜大暑山〜小塩山〜大原野森林公園西尾根ルート〜ポンポン山〜釈迦岳〜西山古道〜十方山〜天王山
- GPS
- 11:46
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 2,047m
- 下り
- 2,052m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:46
ゴール地点が別表記されていますが、山崎駅でゴールしています。
天候 | 晴れ/曇り/小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道が分かりにくい箇所が所々にあるかも知れないけど、特に危険な箇所はなく、歩きやすい道が続きます。 舗装路区間から山道へ進む際、初めてだと分かりにくそうな箇所があると思われるので、事前に情報収集をしておくと良いかと。 |
写真
感想
今回も近場の山を歩いてしまうシリーズです。
2018年1月に嵐山駅から山崎駅までを主に山伝いで歩いており、それに似たコースで。
結構なブランクがあったので、長距離の山行をこなしてみる事で現在の体力の具合を知る事ができそう?
始発に乗って嵐山駅に到着し、ここからスタートです。
少し歩いた所にある登山口から入山し、京都一周トレイルのルートにもなっている地味な道を登って行きます。
ネジキの花が咲き始めており、花に元気をもらいながら歩いて行く。
松尾山山頂は特に変化は見られず、そのまま先へと進み、この日一番かも知れない展望を楽しむ。
愛宕山は近い位置にあるけど、気分的にはいつもよりも遠く感じてしまう。
京都一周トレイルを離れ、縦走路を辿って行きます。
木々は朝日を浴びていて、木漏れ日の道となっている所が少なくなく、気分が良い。
近場の割には歩く機会は限られている道でもあり、こんな感じだったかなと思いつつ歩いて行き、嵐山山頂に到着です。
縦走路に戻り、烏ヶ岳の辺りは文章にしにくい状態となり、ピークハンターさんのプレートをきちんと探さずに、先へ。
この辺りかなという所で縦走路を離れ、谷へ。
少し下ると沢に出合い、橋を渡る。
植林帯で特に見所はなさそうかなと思って歩いていると、視界に鮮やかな青色が魔法のように現れ、すぐに消えてしまう。
ほんの数秒だったのだろうけど、あれは間違いなくオオルリです。
しばし消えた辺りを窺ってみるも、もうそこにはいないよう。
ドキドキした気分のまま歩き、西芳寺谷林道に合流です。
この林道歩きが今回の目的の一つで、京都一周トレイルと合流する地点まで下って行きます。
歩いてみての印象としては、歩きやすい林道?
レコで見ていた通り、谷の名称を記した標識があったり、左右の稜線へと通じる踏み跡があったりで、その辺りを絡めて行くと奥深さが増しそう。
地元の人に大切にされているのが分かる箇所が所々であったり、野鳥のさえずりが麗しかったりで、のんびりと歩くには良い所との印象。
所定の地点まで歩き、沢を渡渉。
じんわりと登って行くと竹林となり、すぐに丁塚に到着です。
丁塚からは唐櫃越と呼ばれている道を辿ります。
まず道は竹林の中を進み、その先は主に雑木となり、ネジキやモチツツジが彩を添える中、桂坂野鳥園の敷地内へ。
好展望の休憩適地があり、ここでパンを食べつつ体を休めます。
歩きやすい道が続き、沓掛山山頂に到着です。
その後は所々で倒木で荒れているけど、処理はされており、通行への支障は少ない。
結局、唐櫃越の区間は程々の人出という感じで、林道に出合います。
ここで唐櫃越から離れ、老ノ坂峠方面へ。
途中の林道ではエゴノキなどの花が見頃となっており、退屈さを感じる事なく歩かせてもらい、それなりに長い舗装路歩きを経て、老ノ坂峠バス停に到着。
ここからが第2ラウンドという事で、再スタートです。
国道は車の流れが途切れず、信号のない横断歩道を渡るのは無理っぽく、歩道橋へ。
少し国道の路肩を歩かされた後、喧噪から逸れて、支道へ。
ユキノシタが咲いているなと思い、近づいてみると、水路には不法投棄ゴミがいくつも転がっており、非常に不快です。
コアジサイも見頃で、言葉で表現しにくい香りを確認しておきます。
初めての時には分かりにくかった分岐にて右折し、その先の登山口から入山です。
登り始めは良い感じの尾根で、その後は植林帯となり、それなりの傾斜を汗をかきながら登って行き、大枝山山頂に到着です。
一帯は平坦となっており、ピーク感には乏しい。
電波塔跡を囲むフェンスを回り込んで行き、林道を歩いて行くと、木々が切り払われていた辺りは太陽光発電所となっています。
ゲートを超え、しばし舗装路を歩いて行き、グラウンドを回り込んで行き、再び山道に。
前半に歩いた山域に比べると、明らかに花は少なく、地味な道が続きます。
植林帯はきちんと手が入っており、雰囲気は悪くないのだけど。
大暑山の山頂は以前のままという感じで、居心地は良くない。
早く先へとの思いで歩き、淳和天皇陵にていつものようにご挨拶をして、回り込んで進んで行き、小塩山山頂に到着です。
ここで昼食です。
南の谷を下るつもりだったけど、この後の歩く距離を考慮し、一般のルートへ。
ペースを速めて下って行き、南の谷の沢と出合う。
ニリンソウの群生の確認をしてみるべく立ち寄ってみたけど、何も確認できず。
大原野森林公園の森の案内所へ。
依然として施設は閉鎖されたままだけど、トイレは通常通りに使用可能。
ポンポン山へ向かうべく、西尾根ルートへ。
歩いている人は少なく、リョウブの丘での休憩などを経て、ポンポン山山頂に到着です。
さっきまでの様相とは違い、結構な人出です。
しかも騒々しく、長居は無用な感じ。
山崎駅へ向けて、歩き慣れたルートへ。
結構な距離を歩いて来たのだけど、意外と体は元気で、以降は所々でペースを上げて進んで行きます。
釈迦岳を経て、京青の森へ。
ここからは西山古道を辿って行きます。
途中で小さな子連れの団体さんに道を譲ってもらったりで、徐々に日常の活動が戻って来ているのかなという感じ。
写真69の分岐にて西山古道を離れ、谷へ。
下り切ると、舗装路に出合います。
しばし舗装路を歩いて行くと、天王山への縦走路の登山口があり、再入山。
結構な疲労具合なので、ただ黙々と歩くのみです。
小倉神社分岐に着き、予定では十方山には寄らないはずなのだけど、これだけの縦走をして色々な山名が連なるのに、その中に十方山がないのは申し訳ないかなと思い直し、そちらへ。
疲れているはずなのに足取りは意外と軽く、十方山山頂に到着です。
ここにもネジキが咲いており、改めて花の存在のありがたさを感じます。
来た道を戻り、小倉神社分岐へ。
歩き慣れた縦走路にもネジキがそこかしこで咲いているし、エゴノキも終盤に近そうながらも咲いており、この日は樹木の花を愛でつつの山行だったなと。
いつものように天王山山頂にも寄り、この日の縦走でのピーク巡りもこれが最終。
余韻を伴いつつ下って行き、宝積寺に到着し、下山完了。
お寺を出ると住宅地となり、やっとの事で山崎駅に到着し、今回も無事にゴールです。
前回は久しぶりの山行で、それなりの距離を歩いたのだけど、特に問題はなし。
本格的に暑くなる前にもう少し負荷をかけておこうと思い、近場の山を今回も歩いてみましたが、無駄に体調が良く感じられる時間帯があり、調子に乗ってしまったのか、最終的には結構な疲れとなりました。
2018年1月の時とはルートも違うし、気温は大きな差があるのだけど、結果的には全く同じ11時間46分での到着となり、体力的な衰えは少なそう?
まだ通常の状態ではないにしても、山歩きをできる事に感謝しつつ、また次へと向かいたいですね。
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