三頭山〜浅間峠

2012年11月04日(日) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,408m
• 下り: 2,047m

コースタイム

9:30都民の森BS10:00-10:11三頭大滝10:15-10:32野鳥観察小屋-10:55見晴らし小屋10:58-11:22三頭山東峰-11:24三頭山中央峰11:52-11:57三頭山西峰12:11-12:28大沢山-13:07槇寄山13:11-14:18丸山14:21-14:52土俵岳14:54-15:27浅間峠15:34-16:12上川乗BS

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：8:22武蔵五日市駅→9:30都民の森
帰り：16:27上川乗→17:04武蔵五日市駅
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/lib/objects/tominnomori_2012-09-01.pdf

コース状況／危険箇所等

道が判りやすく標識も多いので迷う心配はないと思います。特に都民の森部分は快適すぎるほど快適でした。

写真

11/9 4:45

久しぶりの武蔵五日市駅。快晴です♪

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都民の森行きのバス停は予想通りの大行列。駅から出たら走る人がたくさんいました。

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都民の森BSに到着。結局バスは3台に増便されていました。

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駐車場でも既に紅葉が始まっていました。

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駐車場にあった不思議な像。

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登山口には一軒の売店がありました。朝早くから色んな物を売っています。

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匂いにつられて、豚汁を一杯いただきました。とても美味しかったんですが、今考えればここで遊んでないでさっさと出発していれば良かった...。

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というわけで出発なのです。立派な舗装道路なのであまり風情はありませんが。

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少し進むと分岐点が現れました。どちらに進んでも森林館には行けるようですが、舗装道路歩きに飽きてきたので左側の階段を進みました。「森林セラピーロード」とか書いてあるし(笑)

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森林館が見えてきました。

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森林館の前はやたらと紅葉が綺麗でした。さすがセラピーロード。

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森林館から先に進むと、ようやく少し山道らしくなって来ました。とはいえ、柵が完備＆木のチップスが敷き詰められててやたらとフワフワした感触なので、普段の山道とは全然違います。これが都民の森クオリティか。

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道が開けた所で麓を一望できました。ここまで一気に連れてきてもらえたバスには大感謝です。

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向かいの山の紅葉も綺麗。

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暖かい日差しの下、紅葉に彩られた道を歩くのは大変よい気分でした。人がちょっと多すぎるのが難点でしたが、これはしょうがない。

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三頭大滝を望む、その名も滝見橋に到着しました。

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ここの紅葉は見事でした。

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そしてメインの三頭大滝。両側の紅葉が映えます。

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滝見橋は行き止まりなので、戻って大滝休憩小屋方面に進みます。

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大沢山への分岐点を過ぎると、ようやく本格的な山道になって来ました。

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野鳥観察小屋です。

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中はこんな感じ。綺麗なので食事したり休憩したりするのにも良いかもね。って、本来の使い方からすると怒られそうですが。

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野鳥観察小屋を見てきた流れで、探鳥の路を進むことにしました。

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探鳥の路は人が少なくてのんびり歩けました。

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少し歩くと休憩所がありました。

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ここからの景色は素晴らしかったです。

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見晴らし小屋に到着しました。

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見晴らし小屋からの景色。ここでは多くの人が休憩していたので、写真を取るのも一苦労。

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皆がしゃがんで写真を撮っているので、なんだろう？と思ったら富士山の絶景スポットでした。立つと木が邪魔でよく見えないんですよね。なるほど〜。

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展望台に到着しました。

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展望台からの眺めは素晴らしかったですが、ここも人が多いので早々に撤退。人気コースの宿命ですねぇ。

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三頭山の東峰山頂。なだらかな尾根道にあったせいで、うっかり見逃してしまうくらい地味な山頂でした。

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そして、次がもっと地味な中央峰山頂。完全に通路の脇にあるので、本気で見逃すところでした。実際、この先で「中央峰ってどこにあるんですか？」と何人かに聞かれました :-)

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中央峰の先にテーブルがあったので、ここで食事を済ませることにしました。眺望が無くて寒い場所だったけど、この調子じゃ西峰は人混みで大変だろうな〜と思ったからです。

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そして西峰に到着。

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予想通り、西峰の山頂は凄い人。さっきのテーブルで食事を済ませておいて良かった。

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西峰からは富士さんが綺麗に見えました。

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手前の案内板と同じアングルになるよう写真を撮ってみました。うまくいったかな？

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ということで三頭山の3つの峰を後にします。下りも渋滞。

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下り切ったところがムシカリ峠。

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そこから少し登った所が避難小屋。相変わらず綺麗ですね。そして何より、清潔なトイレがあるのが嬉しいです＾＾

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大沢峠（大沢山）。峠なのか山頂なのかはっきりして欲しい所存です。ところでおじ様方、そこで食事をされると写真に写らざるをえないんですが。

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大沢峠からも富士山が綺麗に見えました。少し雲が出てきましたが、まだまだ大丈夫。

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ここで都民の森は終了です。

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都民の森から離れると、一気に山道が本格的（褒め言葉）になりました。やっぱり都民の森はよく整備されているなぁ。凄いなぁ。

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クメケタワ。名前の由来が想像もつきませんな。

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妖怪でも住んでそうな木。思わず中を覗きこんでしまいました。

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こういう木のトンネルが好きです。

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蔦(?)のブランコ。風でゆらゆら揺れていました。

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まさに笹尾根。

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槇寄山山頂。

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槇寄山からも富士山が綺麗に見えました。本当にどこからでも富士山が拝めるなぁ、このルート。

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槇寄山から下り切ったところが西原峠。

11/9 4:53

前回はここから登ってきたんですよね〜。あのポストを見て思い出しました。温泉センターかわら版と書かれてあるんですが、何も入ってないんですよね、あのポスト。

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ここから先は未知の領域です。ようやく赤線を伸ばせますわ〜。

11/9 4:53

11/9 4:53

拓けた原っぱみたいな場所に出ました。

11/9 4:53

非常に気持が良い場所なので、なんという名前なんだろうと標識を見てみたら……峠？え!?なんていう名前なのよ？

11/9 4:53

名無しの峠からも富士山がバッチリ拝めました。

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少し進んだところには数馬峠＆上平峠の標識が。こっちは2つの名前があるのかよ！さっきの峠に1つ分けてやれよ。

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W峠からも富士山のお姿が。もはら恒例ですな。

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少し引いた絵がこちら。角度的にもうこの先で富士山を見るのは難しいかな〜。

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笹尾根2。こっちの笹は背が低いですね。

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ヤケクソみたいに乱立する標識。

11/9 4:54

11/9 4:54

大日と書かれた石碑が現れました。時間的に この辺が草吹峠だと思うんですが……何も標識がないので、焦って先に進みます。

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そこから結構歩いた所にテープで厳重に立ち入りを禁止された道がありました。いや、普通は入らないだろう、こんな道……と思うんですが、ヤマレコを見てるとそうじゃない人が沢山いるんで世の中広いです。

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そして、そのテープの反対側に草吹峠の標識がありました。えーっ!?ここ? 山と高原の地図に書かれたモデル時間を大幅に過ぎてるんですが……まじ？

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このペースじゃ日没までに帰れないと思い、焦って先に進むと1分もしないうちに丸山山頂に出ちゃいました。……え？やっぱさっきの標識間違ってない？

11/9 4:54

丸山を降りた所はやたらと標識が充実していました。巻き道ってどこに繋がってたんだろう……。

11/9 4:54

小楠峠。逆光なので字が読みづらいです。ごめんなさい。

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本日最後の山頂、土俵岳です！

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残念ながら眺望はなし。最後にもう1回富士山が見たかったなぁ。

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道の真ん中に石碑がどーん。

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反対側に回ってみるとお地蔵様でした。どうしてこんな道の真ん中に？

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近くの木の根元には御札もありました。何か神聖な場所なんでしょうか。

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標識を見ると、ここが日原峠らしいです。

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ここから先は下るだけ。薄暗くなってきた斜面を一気に下ります。

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……と思ったら登りもありました。ここで登りはキツいです(涙目)

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よ、ようやく浅間峠の東屋が見えました！あそこが本日のゴールや〜。

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ゴーーーール！これで笹尾根が全部赤線で繋がりました。長い道のりだった……。

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前回もお参りした祠に、無事にここまで来れたお礼をしていきます。

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前回はここで反対側の山梨側に降りていったんですが、今日は東京側に降りていきます。

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それでは最後の下りに向かいましょう。この下りは階段ばかりで、弱った太ももと膝に大ダメージでした...。

11/9 4:55

途中に立派な祠がありました。もうヘロヘロだったので、無事に下山できることだけを祈ってきました。

11/9 4:55

その甲斐あってか、無事に下山できました。向こうに舗装道路が見えた時はホッとしましたよ。

11/9 4:56

というわけで山道はこれでおしまいです。

11/9 4:56

あとはバス停まで舗装道路をてくてくと歩くだけ。

11/9 4:56

11/9 4:56

上川乗BSに到着。逆方向のバスが先に来たら数馬の湯に入ってこようかと思いましたが、武蔵五日市駅に向かうバスが先に来たので素直に帰ることにします。

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バスの中で座った途端に意識を失い、気がついたら駅に到着していました。

11/9 4:56

というわけで今日の山行は終了です。お疲れさまでした〜。

撮影機器：

EX-ZR20 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

jey

以前、陣馬山〜浅間峠と槇寄山〜三頭山を歩いたので、この間を赤線で繋ぎたくてこのコースを選びました。とはいえ単純にこの間だけ歩くのはつまらないし、都民の森から出発すれば標高1000mまでバスで登れるから楽だろうというアドバイスを受けて三頭山から回っていく事にしたんです。

……やられた。

いやまぁ、確かに登りは三頭山への500mくらいで後はひたすら下るだけの楽なコースだったんですが、いかんせん長すぎるよ！家に帰ってGPSデータを見たら約20kmあるじゃん。途中で山の高原の地図に書かれたモデルタイムを計算してみたら今のペースだと日没までに帰れない可能性が出てきたので、後半はかなり無茶なペースで飛ばす羽目になりましたよ。おかげでゆっくり景色を眺める余裕もなかったし、オーバーペースで体力・筋力ともにボロボロで最後は足を引きずりながら歩いてました。まぁ、前半に余裕をかまして出発地点の売店で豚汁を食べたり、昼飯にアルファ米を用意して20分くらいボケーっと待ってたりしていた僕が悪いんですが。

とはいえ、キツい登り下りもなく、途中至るところで富士山を拝むことができ、かつ紅葉も綺麗だったのでコース自体は素晴らしかったと思います。特に槇寄山から土俵岳までは殆ど標高差がなく、登山というよりは山の中を歩く散歩といった雰囲気でかなり高速に歩くことができて楽しかったです。

もっと日が長い時期にのんびりお気楽に歩きたいコースでしたね。
あ、でもそうすると紅葉は見られないのか。う〜む。