海(標高0メートル)から登る鳥海山(吹浦の西浜海岸から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 51.8km
- 登り
- 2,619m
- 下り
- 2,601m
コースタイム
- 山行
- 15:30
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 16:24
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山の神からガラ場あたりまでは蚊が多くて、動いていないとすぐに刺されました。 山小屋は閉鎖中でした。山頂直下は落石注意です。 |
その他周辺情報 | 西浜海水浴場から徒歩5分のところに朝6時オープンの温泉(あぽん西浜、大人400円)があり便利です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
防寒着
雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 山小屋が閉鎖中と知らず、コーラが買えず。ちゃんと調べてから登るべきでした。 |
感想
せっかく遠方の鳥海山まで行くわけだし、連休で時間もあるので、標高0メートルの海辺から登ることにしました。山と高原地図でも、日本海が入っていて、コース計画が立てやすく、海から一番近い登山口の長坂口から山に入ることにしました。帰りは、夜になっても遭難することがないように大平口から鳥海ブルーラインを吹浦まで下ることにしました。
トレイルに入るまでは、庄内平野の広大な田んぼを堪能できます。徐々に高度があがると背後に日本海が望めるようになります。長坂口コースでは笙ヶ岳までに出会った登山者は皆無でした(下山者は2名いました)。標高1000メートルくらいまでは樹林帯で蒸し暑く、蚊も多く大変でしたが、その後は低木帯、笹原、お花畑と変化を楽しむことができます。傾斜も上に行くほど緩くなるので、前半ががんばりどころです。ちょうど時期がよかったのかニッコウキスゲの大群落に感激して写真撮りまくりでした。笙ヶ岳からは急に登山者が多くなります。お花に関しては鳥海山方面より笙ヶ岳エリアのほうが多彩でした。笙ヶ岳だけに来られているかたもおりました。
山小屋は営業していません。何も買えません。ただし御浜小屋の扉は解放されており、緊急時は避難できるようになっていました(画像あり)。
山頂(新山)はすごい岩山で、かなりビビりました。ヘルメットほしいくらいでした。
大平山荘では外の自販機のほかに中でもいろいろ売っている様子でした。入浴もできます。大平山荘から吹浦の西浜まで17kmあります。途中、道端に湧水はありました。お店や自販機は吹浦まで一切ありません。結構単調なつらい下りです。登山帰りと思われる車には30台くらい抜かれました。ヘアピンカーブが多いですので、車にひかれないように気をつけましょう。私は赤ランプも点けて3灯体制としました。
夜21時30分までに戻ってくれば、あぽん西浜(温泉)に入れます。私のゴールは22時過ぎだったので無理でした。帰還時の達成感は感涙ものでした。登山口からの往復では飽き足らないかたは、「海から鳥海山往復」に挑戦してみてください。
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