記録ID: 2465582
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳(クリヤ谷〜小池新道/中尾高原口からの周回)
2020年08月01日(土) [日帰り]


体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 13:11
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,595m
- 下り
- 2,578m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:56
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 13:10
距離 29.6km
登り 2,595m
下り 2,596m
17:27
ゴール地点
天候 | 晴れ/ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※隣が緊急時のヘリポートになってるためスペースのわりに止められる台数は少ない |
コース状況/ 危険箇所等 |
●中尾高原口〜笠ヶ岳(クリヤ谷ルート) 高低差1900m。快適に歩ける箇所はほぼゼロ。 およそ1250m〜1510mの間で4〜5箇所で渡渉があります。 このうち大きな渡渉は3箇所。残りは支沢の渡渉なので問題ないかと。 今シーズンは新型コロナの影響で笠ヶ岳山荘が休業のため、 整備・刈払いは入っていないようで、笹が登山道を覆っているところが多数。 ルートも少しわかりづらくなっているところがありました。 また、笹についた朝露で水の中にいるくらい靴の中までびしょ濡れになりました。 最終水場付近までは足元は濡れた岩の道が続きます。 特にトラバース気味にルートが付いたところはとても滑りやすく要注意です。 クリヤの頭から2600m付近まで続くトラバース道もハイマツの刈払いがされておらず、 ルートが傾いていて足元も岩と木の根で覆われていて歩きにくかったです。 2600m付近からは岩ゴロを高低差300mほど登り上げ笠ヶ岳山頂へと至ります。 ●笠ヶ岳〜弓折乗越 山荘を越えた辺りで1箇所だけ雪を踏むところがありましたが、 滑り止めは全く必要ありません。 抜戸岩、笠新道分岐を経て2792を巻いた後、秩父平まで250mほど大きく下り、 秩父平から大ノマ岳までは130mほど登り返します。 笠ヶ岳から秩父平手前まではクリヤ谷とは打って変わって歩きやすい道が続きます。 大ノマ岳から大ノマ乗越まで200m下り、弓折岳まで130mを登り返します。 ●弓折乗越〜小池新道入口 弓折乗越から弓折中段までの夏道は弓折岳の山腹を巻くように緩やかに下り、 中段から鏡平小屋までは尾根を下ります。 鏡平小屋から小池新道入口までは、石畳が敷かれたような歩きやすい登山道が続きます。 最近今シーズンの整備が入った感じでキレイにメンテナンスされていました。 秩父沢をはじめその他渡渉ポイントにもしっかり橋がかかっています。 ●小池新道入口〜中尾高原口 小池新道入口から新穂高温泉までおよそ6kmの林道歩き。 途中1.2kmほど進むとでわさび平小屋があります。 新穂高温泉から中尾高原口まではさらにおよそ2.8km。 |
写真
感想
久しぶりの単独の山登り。
ひとりで登る機会が来たら行こうと思ってたクリヤ谷。
北アの中でも好きな場所のひとつである秩父平を絡めて周回しました。
ここ最近高山にまったく登っておらず、
標高2200〜2300mを過ぎた辺りからピタリと足がとまりましたね。
クリヤ谷ルートは笠ヶ岳山荘が休業のためか笹が伸び放題。
足元が悪く、朝露もひどくて、ストレスが溜まるルートでした。
人は少なく変化に富んでいて、よいルートではあるのですが、
いかんせん歩きにくい登山道で終始自分のペースで歩けず…。
山頂まで誰にも会わず静かだったのと
今年初の高山植物を楽しめたのが救いでした。
それに比べて小池新道はホント歩きやすい。
スタートからずっとガスの中、クリヤ谷の上の方でガスが晴れた時は、
これからサイコーの稜線歩きが待っていることを確信しました。
しかし、晴れていたのはわずかな時間。どんどんガスが上がってきてしまいました。
もうちょっとすれば晴れるかも、と予定通り秩父平に向かいます。
お昼前くらいからボチボチ雲の隙間から青空も見られるようになりましたが、
お向かいの槍・穂高連峰は下山までずっと厚い雲に遮られていました。
笠新道分岐から弓折岳までの間も北アの中では人が少ない穴場稜線。
秩父平でゆっくりお昼休憩しました。
結局、笠新道分岐から弓折乗越までの間でも2人にしか会いませんでした。
クリヤ谷のハードさに加えて久しぶりの高所歩きのためか、
日差しが盛り返してきた午後からはけっこうシンドかった。
遅い梅雨明けなったと思ったらもう来週からは夏休み。
まったく予定が決まっておらずどうしようね?
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danyamaさん、
初めまして、こんにちは♪
いつもお二人で歩かれてるのを拝見しています。
柔らかい写真がとても好きで、奥様が歩く姿を見ながら、擬似体験しています😄
今回はお一人で、私からしたら考えられないロングコース!笠ヶ岳往復だけでも躊躇してしまう私には死んでも無理そうε===(っ≧ω≦)っ
でも、北アルプスはやっぱり素敵ですね❣
なかなか行けないのでヤマレコで楽しんでいますが、焼岳あたりなら行けるかな〜なんて!
ステキな山行、お疲れ様でした。
またお邪魔させていただきます😊
grindelさん
こんにちは、初めまして。
いつも2人の記録ご覧いただきありがとうございます。
たま〜に1人の時もあるんです。
やっぱり北アは人が多くて…なんて思ってしまいますが、
なんだかんだで1年に1回は行ってしまいますね。
でも、最近はなるべく人が少なさそうなルートを選ぶようにしています。
今回のクリヤ谷と笠ヶ岳〜弓折岳までもメインルートから外れているので
比較的空いていると思います。
また、小池新道は柏原新道と並んで北アの中でも稜線に出やすいルート選手権が
あれば上位に入ると思うほど登り下りしやすいので
距離は長くなりますが、笠新道よりいいかもですね。
コメントいただいありがとうございます!
このルートを日帰りでやってしまうとは!
笠ヶ岳の美しさを知って、いつかクリヤ谷コースを登り
笠新道で下山してみたいと思ってますが
danyamaさんのこのクリヤ谷の登山道の写真を見る限り躊躇してしまいます
写真のボケ具合が美しいです
junbaderさん
初めまして。コメントいただきありがとうございます!
笠ヶ岳は、その立地やとフォルムで北アの中でも独特の存在感を持った山ですよね。
クリヤ谷ルートはボクも今回初めてでしたが、
前半の沢筋の区間(雨具必須!)、
最終水場からクリヤの頭まで続くお花畑と展望の良い岩場の区間、
クリヤの頭から2600m付近までの稜線の西をトラバースするハイマツ帯の区間、
そして、最後の岩が折り重なった山頂までの岩稜帯区間と
変化に富んでいて、足元は悪いですが、飽きる感じはありませんでしたよ。
下半身は雨具必須です!
あと暑いですができれば長袖がいいですね(戻ったら小さなキズがたくさん…)。
danyamaさん、こんにちは。
このコース、逆周りですが8年前に歩いたのですがとても
記憶に残っています。クリヤ谷コースの歩きにくさは
なかなかですよね
次回は登りで行ってみようなんて思いながらどんどん時は過ぎ。。
藪もあり、通常よりさらに歩き難い中、お疲れ様でした
秩父平は私も大好きで、このあたりを歩く時はここを通過する
コース取りを考えてしまいます。
youtaroさん
こんにちは。
クリヤ谷は「今、自分いいペースで歩けてるな〜」と感じるところが
1箇所もなかったような気がします。
自分だったらここを日帰りの下りで使うのはウンザリしそうです
(疲れた身体に滑りやすいルート。水量が分からず心配しながらの下り。
唯一いいところは午後になって朝露が乾いているところでしょうか・笑)
さすがはyoutaroさんです!
でも、そんなルートほど記憶に残り、
また行ってみたくなるというのはわかるような気がします。
秩父平は、プチ黒部五郎カールといった感じで、
人が少なくて、本家よりも奥深くなくてお手軽に楽しめるのがいいですよね。
コメントいただきありがとうございます!
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