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Yamareco

記録ID: 2479912
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

【百高山】笹山〜西農鳥岳

2020年08月06日(木) ~ 2020年08月08日(土)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
21:35
距離
30.7km
登り
3,173m
下り
3,179m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:58
休憩
0:09
合計
9:07
距離 10.0km 登り 2,042m 下り 198m
8:04
11
スタート地点
8:15
7
8:22
8:27
6
8:33
8:34
124
10:38
10:39
57
11:36
11:37
46
12:23
12:24
161
15:05
126
2日目
山行
9:06
休憩
1:46
合計
10:52
距離 13.8km 登り 923m 下り 1,925m
5:33
6
5:39
5:42
78
7:00
52
7:52
7:53
95
9:28
9:33
22
9:55
10:39
43
11:22
26
11:48
12:01
28
12:29
12:33
32
13:05
13:41
164
3日目
山行
2:39
休憩
0:02
合計
2:41
距離 6.8km 登り 233m 下り 1,078m
6:12
111
8:16
8:18
29
8:47
6
8:53
ゴール地点
天候 1日目 晴(山上はガス)
2日目 未明から7時頃まで晴れるも後ガス 風10m前後
3日目 晴(山上はガス)
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
到着時大門沢ゲート手前の駐車場が満車のため百メートル程来た道を引き返し路肩に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
◆大門沢小屋は営業はしてませんが、避難小屋として使用する事が可能です(寝具の持参が必要)
◆奈良田〜笹山
標高差1900mの笹山ダイレクト尾根は斜度の緩急はありますが、比較的的歩き易い土道でした。水場は水場入口より往復15〜20分程度。笹山が近くなると登山道を挟むかのように木々の間隔が狭くなります。
◆笹山〜大門沢下降点
笹山南峰と北峰間が樹林の中の歩きがありますが、他はガレ場中心の見晴らしの良いルートとなります。白河内岳周辺は視界不良時は道迷いに注意。高山植物は少ないです。
◆大門沢下降点〜西農鳥岳
白根三山縦走ルートとして歩かれているので表示等も明確になってきます。高山植物も種類が増え楽しみも増えます。農鳥岳から西農鳥岳間は南西側(静岡県側)を巻くことになり、南側からの風をまともに受ける事になります。2箇所ほど北斜面が覗ける場所があり、風に煽られて滑落しようならかなりの重傷か死に至る場合もあるので強風時は注意が必要です。
◆大門沢下降点〜ゲート
標高1900m付近までは永遠と急斜面が続きます。上半分は露出した石が多く疲れが出始めた足には下山とはいえ辛さを感じました。下半分は傾斜はきついも土の面積が増えて歩きやすいと思います。
大門沢の渡渉は橋も含んで10カ所ほどあったと思いますが、当日は水量も落ち着いていた感じなので、警戒したのは大門沢小屋直下の右岸から左岸への橋渡りで、傾いた本来の橋とデットスペースに臨時に掛けられた一本木に足を乗せ手すり替わりのロープに捕まりながらの歩行となりました。
増水時は状況が一変するので降雨直後の入山は控えた方がいいかと思います。
その他周辺情報 温泉は奈良田温泉「女帝の湯」に寄りました
(昼食) 身延町下山「食事処 花梨」
奈良田バス停から見た奈良田橋
今年2度目の百高山は白峰南嶺ラインの笹山から西農鳥岳までを制するミッションです
2020年08月06日 08:29撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/6 8:29
奈良田バス停から見た奈良田橋
今年2度目の百高山は白峰南嶺ラインの笹山から西農鳥岳までを制するミッションです
早川に掛かる奈良田橋を渡り右岸へ
2020年08月06日 08:33撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/6 8:33
早川に掛かる奈良田橋を渡り右岸へ
笹山ダイレクト登山口
2020年08月06日 08:41撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/6 8:41
笹山ダイレクト登山口
ダイレクト尾根芯に乗るまではなかなかの急登が続く
2020年08月06日 08:57撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/6 8:57
ダイレクト尾根芯に乗るまではなかなかの急登が続く
尾根芯に入る
何かの施設が建ってます
2020年08月06日 09:06撮影 by  SCV46-u, samsung
3
8/6 9:06
尾根芯に入る
何かの施設が建ってます
苦しい登りが続きます(ってゆうか荷物が重い💦)
途中で女性のソロの方とすれ違いました
2020年08月06日 09:52撮影 by  SCV46-u, samsung
4
8/6 9:52
苦しい登りが続きます(ってゆうか荷物が重い💦)
途中で女性のソロの方とすれ違いました
ようやく水場入口
ザックを置いて水の確保に向かいます
2020年08月06日 11:33撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/6 11:33
ようやく水場入口
ザックを置いて水の確保に向かいます
水場に到着
2020年08月06日 11:44撮影 by  SCV46-u, samsung
8/6 11:44
水場に到着
食糧用の水を2.5L補充しました
2020年08月06日 11:47撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/6 11:47
食糧用の水を2.5L補充しました
2256m手前の僅かな切り開き場所もガスで眺望無し
2020年08月06日 14:48撮影 by  SCV46-u, samsung
8/6 14:48
2256m手前の僅かな切り開き場所もガスで眺望無し
2256mピーク地点
シラビソに囲まれた静かなピークでした
2020年08月06日 15:02撮影 by  SCV46-u, samsung
8/6 15:02
2256mピーク地点
シラビソに囲まれた静かなピークでした
キツーイと何度も思いながらそれでも2560mピークまで上り詰めてきました
さあラストスパート!
2020年08月06日 16:29撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/6 16:29
キツーイと何度も思いながらそれでも2560mピークまで上り詰めてきました
さあラストスパート!
2020年08月06日 16:39撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/6 16:39
笹山南峰着きました!
この時点では眺望はありませんでしたが
2020年08月06日 17:11撮影 by  SCV46-u, samsung
4
8/6 17:11
笹山南峰着きました!
この時点では眺望はありませんでしたが
南峰でテントを設営したり飯の支度してるうちに青空も見えるように
右端の鋭鋒は北岳?
2020年08月06日 18:28撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
5
8/6 18:28
南峰でテントを設営したり飯の支度してるうちに青空も見えるように
右端の鋭鋒は北岳?
撮影タイム♪
先ずは富士山
2020年08月06日 18:29撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
4
8/6 18:29
撮影タイム♪
先ずは富士山
悪沢岳
2020年08月06日 18:30撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
3
8/6 18:30
悪沢岳
MYテント今夜は貸し切りです
2020年08月06日 18:32撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
6
8/6 18:32
MYテント今夜は貸し切りです
塩見岳
2020年08月06日 18:35撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
3
8/6 18:35
塩見岳
蝙蝠岳
2020年08月06日 18:36撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
3
8/6 18:36
蝙蝠岳
翌朝
夜中から風が吹き始め良く寝れず
風の中撤収に手間取りご来光のタイミングを逃してしまった。
2020年08月07日 05:05撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
2
8/7 5:05
翌朝
夜中から風が吹き始め良く寝れず
風の中撤収に手間取りご来光のタイミングを逃してしまった。
富士山
今日一番のベストショット
2020年08月07日 05:05撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
9
8/7 5:05
富士山
今日一番のベストショット
笹山北峰へ移動したら素晴らしい景色が待っていました
百高山85座目。背後に塩見から蝙蝠岳の稜線
ここは来年のオカズということで
2020年08月07日 05:39撮影 by  SCV46-u, samsung
7
8/7 5:39
笹山北峰へ移動したら素晴らしい景色が待っていました
百高山85座目。背後に塩見から蝙蝠岳の稜線
ここは来年のオカズということで
角度を変えて
蝙蝠から徳右衛門岳の尾根と奥に悪沢岳
2020年08月07日 05:42撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
3
8/7 5:42
角度を変えて
蝙蝠から徳右衛門岳の尾根と奥に悪沢岳
北峰からの富士山
2020年08月07日 05:42撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
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8/7 5:42
北峰からの富士山
これから進む白河内岳方面
2020年08月07日 05:43撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 5:43
これから進む白河内岳方面
塩見岳
2020年08月07日 05:43撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
4
8/7 5:43
塩見岳
広河内岳
2020年08月07日 05:43撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
4
8/7 5:43
広河内岳
シャクナゲ花がまだ残っていました
2020年08月07日 05:52撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 5:52
シャクナゲ花がまだ残っていました
ガレ場からの白河内岳
2020年08月07日 06:16撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/7 6:16
ガレ場からの白河内岳
2020年08月07日 06:40撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 6:40
笹山方面 明確な踏み跡が少ないのでマーキングやケルンを頼りに進みました。視界不良時は迷い易そう
2020年08月07日 06:50撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/7 6:50
笹山方面 明確な踏み跡が少ないのでマーキングやケルンを頼りに進みました。視界不良時は迷い易そう
白河内岳到着
けっこう風が強い
2020年08月07日 07:01撮影 by  SCV46-u, samsung
3
8/7 7:01
白河内岳到着
けっこう風が強い
仙塩尾根(塩見寄り)
このラインも未踏の百高山が残っている為来年こそは行きたい
2020年08月07日 07:04撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
2
8/7 7:04
仙塩尾根(塩見寄り)
このラインも未踏の百高山が残っている為来年こそは行きたい
仙塩尾根(三峰山寄り)
西からの風と共に雲も流れ込んでくる
展望ショーもこれまで
2020年08月07日 07:04撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 7:04
仙塩尾根(三峰山寄り)
西からの風と共に雲も流れ込んでくる
展望ショーもこれまで
2020年08月07日 07:09撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 7:09
次の目的地は大籠岳
2020年08月07日 07:13撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
3
8/7 7:13
次の目的地は大籠岳
広河内岳方面はガスり始めている
2020年08月07日 07:15撮影 by  SCV46-u, samsung
8/7 7:15
広河内岳方面はガスり始めている
振り返り中央の尾根が笹山ダイレクト尾根
2020年08月07日 07:22撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 7:22
振り返り中央の尾根が笹山ダイレクト尾根
大籠岳山頂(文字が剥げてますが💦)
百高山87座目
2020年08月07日 07:53撮影 by  SCV46-u, samsung
4
8/7 7:53
大籠岳山頂(文字が剥げてますが💦)
百高山87座目
三角点
2020年08月07日 07:54撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/7 7:54
三角点
2020年08月07日 08:48撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 8:48
2020年08月07日 08:58撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 8:58
広河内岳到着
百高山88座目
2020年08月07日 09:29撮影 by  SCV46-u, samsung
5
8/7 9:29
広河内岳到着
百高山88座目
大門沢下降点
2020年08月07日 09:59撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/7 9:59
大門沢下降点
ミヤマキンバイ
2020年08月07日 10:40撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 10:40
ミヤマキンバイ
コイワカガミとチングルマ
2020年08月07日 10:54撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 10:54
コイワカガミとチングルマ
農鳥岳に近ずくにつれ高山植物が増えてきました
2020年08月07日 11:14撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 11:14
農鳥岳に近ずくにつれ高山植物が増えてきました
2020年08月07日 11:17撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
2
8/7 11:17
2020年08月07日 11:17撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 11:17
ヨツバシオガマ
2020年08月07日 11:18撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 11:18
ヨツバシオガマ
農鳥岳山頂部が見えてきました
2020年08月07日 11:20撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 11:20
農鳥岳山頂部が見えてきました
農鳥岳到着
2020年08月07日 11:21撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/7 11:21
農鳥岳到着
西農鳥岳へ
風をまともに受ける
2020年08月07日 11:41撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 11:41
西農鳥岳へ
風をまともに受ける
そして最後の目的地西農鳥岳に到着
百高山89座目
そして…3000m峰(20/21)に大手
余りにも強風過ぎて立つこともままならず引き揚げます
2020年08月07日 11:52撮影 by  SCV46-u, samsung
5
8/7 11:52
そして最後の目的地西農鳥岳に到着
百高山89座目
そして…3000m峰(20/21)に大手
余りにも強風過ぎて立つこともままならず引き揚げます
イワギキョウ
2020年08月07日 12:08撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 12:08
イワギキョウ
2020年08月07日 12:08撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 12:08
ハクサンイチゲ
2020年08月07日 12:40撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 12:40
ハクサンイチゲ
大門沢へ下る
2020年08月07日 13:44撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/7 13:44
大門沢へ下る
2020年08月07日 14:17撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 14:17
大門沢の最上流部
2020年08月07日 15:27撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 15:27
大門沢の最上流部
トリカブト
2020年08月07日 15:27撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 15:27
トリカブト
タカネナデシコ
2020年08月07日 15:27撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/7 15:27
タカネナデシコ
橋が壊れた渡渉ポイント
2020年08月07日 15:54撮影 by  SCV46-u, samsung
2
8/7 15:54
橋が壊れた渡渉ポイント
2020年08月07日 16:15撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/7 16:15
到着
2020年08月07日 16:25撮影 by  SCV46-u, samsung
3
8/7 16:25
到着
2020年08月08日 06:10撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
1
8/8 6:10
大門沢小屋を出発します
2020年08月08日 06:11撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
2
8/8 6:11
大門沢小屋を出発します
直ぐに壊れかけた橋
2020年08月08日 06:13撮影 by  SCV46-u, samsung
4
8/8 6:13
直ぐに壊れかけた橋
自分のすり減った靴では滑ると思いチェーンスパイクを装着し渡る
2020年08月08日 06:18撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
4
8/8 6:18
自分のすり減った靴では滑ると思いチェーンスパイクを装着し渡る
太古森沢の渡渉
2020年08月08日 06:27撮影 by  SCV46-u, samsung
3
8/8 6:27
太古森沢の渡渉
太古森沢2本目の渡渉
2020年08月08日 07:27撮影 by  SCV46-u, samsung
8/8 7:27
太古森沢2本目の渡渉
問題なく渡れた
2020年08月08日 07:34撮影 by  Canon PowerShot A2400 IS, Canon
8/8 7:34
問題なく渡れた
支流を渡渉
2020年08月08日 07:52撮影 by  SCV46-u, samsung
8/8 7:52
支流を渡渉
吊橋を渡り少しで作業道路に合流しました
2020年08月08日 08:01撮影 by  SCV46-u, samsung
8/8 8:01
吊橋を渡り少しで作業道路に合流しました
2020年08月08日 08:14撮影 by  SCV46-u, samsung
8/8 8:14
吊橋を渡り右岸から左岸へ
2020年08月08日 08:17撮影 by  SCV46-u, samsung
8/8 8:17
吊橋を渡り右岸から左岸へ
ひたすら作業道路を歩きます
2020年08月08日 08:27撮影 by  SCV46-u, samsung
8/8 8:27
ひたすら作業道路を歩きます
ゲートまで戻ってきました
2020年08月08日 08:46撮影 by  SCV46-u, samsung
1
8/8 8:46
ゲートまで戻ってきました
ゴール
2020年08月08日 08:52撮影 by  SCV46-u, samsung
5
8/8 8:52
ゴール

感想

先ずは訳あって登山日から日にちを置いてのレコアップとなってしまいました。
今年でなんとか百高山を90座台に乗せるためにも一気に効率よく数を稼ぎたいということで、笹山、大籠、広河内、農鳥岳の4座を取るべく、平日を利用し奈良田まで出向きました。ここの周回ルートは大門沢IN笹山ダイレクトOUTが一般的なようですが、大門沢の状況があまり良くない風に捉えていたので最初は笹山ダイレクトからのピストンで考えていましたが、直前に大門沢が行けそうだったので大門沢へ下山することに決めました。
今季初めてのテント泊ということもあって、ろくに歩荷トレもしてないしおかげで初日の笹山ダイレクトの登りはまさに地獄のような時間でした。特に水場を越えてからが水補充で荷重が増え50mや100mの標高を上げるのがしんどくて、それでも小刻みにまず100m頑張って登ろうを繰り返しなんとか17時過ぎに幕営地の笹山にたどり着くことが出来ました。到着時は眺望はありませんでしたが日没に近くなると周囲のガスも取れ南アルプスの景色や富士山を見ることが出来ました。
明日の快適な稜線歩きに期待を膨らませつつ20時頃には就寝しましたが23時頃には風の音で目が覚めます。その後も風の音でしばしば起こされて4時くらいには出発の準備をするべく食事をしたり荷物をまとめ始めました。その最中にテントが揺れ始め焦りの中テントを撤収するために外に出たら、石に括り付けていたロープが全てほどけていました(-_-;)
そんなこともありましたが視界は良く周囲の山が見渡せました。2日目は大門沢小屋までの行程です。5時半にスタートしまずは笹山北峰へ。ここはまだ天気も良かったので大展望でした。その後北上するにしたがい周囲の山もガスに隠れ常に風を受けながら大籠、広河内と百高山をゲットしてゆきます。大門沢下降点に着き、近くの窪地に腰を下ろし温かいコーヒーを飲んで小休止。ここからは西農鳥岳まで空荷でピストン。ここからはいわゆる「白根三山」エリアに入る訳だがどうもこのエリアでは白い世界しか見たことがない。最初の北岳、二度目の北岳と間ノ岳も全てガスの中で、どうもこのエリアから嫌われているようだ。
さすがに下降点から北側は大門沢から入山した登山者とすれ違うようになってきた。
下降点からからは急下降が続き途中で2名ほどテントを張ってた方がいた。ヘトヘトになりながらも大門沢小屋に到着。小屋が開放されてたのは驚いたが、迷わずテントを設営した。小屋泊は4〜5人位だったか、テントは自分とソロ男性の二張りでした。
そして最終日は土曜日ということもあって10数名ほど登って来られる方とすれ違った。大門沢の渡渉はそれほど難易度も高くなくスムーズに通過でき、取り越し苦労でした。
ともあれハードな山行でしたが無事に終える事が出来ました。
そして中一週間置いて鋸岳へと向かうのでした。

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コメント

百高山
syousan、こんにちは。
百高山、がんばっていらっしゃいますね。私はとりあえず百名山をせっせと登っていますが、ヤマレコのフォロワーの皆さんの百高山レコが頻繁に上がるので、百高山も非常に気になっています。また、この笹山とか鋸岳は、山梨百名山でもあり、山梨百名山も地味に気にして登っているので、いろんな方のレコに惑わされています笑。
大門沢の渡渉は本ルートの最後の最後で、こういうレコを見ると、私が北海道で最後の最後に沢を横断できなったことを思い出し、最後に渡渉コースを持ってくることに今もすごく不安を感じますよね。
これからも百高山レコ、楽しみにしています。頑張ってください!
2020/9/1 10:13
Re: 百高山
Murphyさんこんばんは。
百名にしても百高にしてもお互いリスト系の山は気になる性分のようですね😁
山に行くにも日程などの縛りもあり、アルプスの百名山は登ったけど百高山は気にしなくて取りこぼしてまた同じ山域に行き直したりで効率悪い所が多々ありました。
また長野の女性のhさんの動向が気になり、けっこうプレッシャーを感じてたりしてます(笑)
北海道の一件は胸を撫で下ろしてますが、自分も気を引き締めないといけないなと感じました。お互い目標に向かって頑張りましょう‼️
2020/9/1 19:57
待ってました〜(^^)
syousanさん、お待ちしてましたよー笑
大変参考になりました♬
大門沢は白峰三山日帰りの時に下山で使いましたが、その時のイメージしか無くて登るのも恐怖、2度目の下りも絶対にヤダ😂って思ってきましたが、そろそろ通過する覚悟を決めないとですね。。。通らないと終わらない😅ピストンもありだけど、せっかくなら赤線も伸ばしたいので私もsyousanさんと同じく大門沢を活用すると思います。お互いに残り少ない百高山を満喫しましょうね〜✨お疲れ様でした!

PS.タッチの差で上のコメント見ましたよ〜(^^) 私も来年が完登になると思いまーす 笑
2020/9/1 20:05
Re: 待ってました〜(^^)
こんばんはー
haruboさんならきっと日帰りで回られるでしょうね❗
台風も発生してますし、沢が荒れる前に済ませておきたいところですね。
頑張ってください👊
2020/9/2 0:44
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